それでもボクは
やってない


満 足 度
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★★★★★
From: (NO MAIL) 3月 24日(土)23時23分37秒
法廷も仕事の現場もそのまんま。ありがちな演出がないおかげで、裁判の流れ自体に集中できた。事実の認定は難しい。それを教えてくれる映画となった。「事実」とは何なのか。裁判はドラマでも小説でもない。何が本当で本当でないのか、本当に分かることは絶対にない。それを伝えられる映画だと思った。こんな映画が日本で作られたこと自体がすばらしい。あれを弁護士側から見れば血が騒ぐであろうし、裁判官側で見れば歯がゆく、検察側で見れば・・ちょっと検察の書き方が雑すぎたがw<ネタバレ>友人が勾留の要件と保釈の要件を間違えてるところ、動きの鈍い修習生、瀬戸の下手さと役所の熟達さの対比、あたりが実に上手くできてると思った。
★★
From: RIRI(NO MAIL) 3月 12日(月)15時48分04秒
てもさ、私はあえて言いたい。映画の出来不出来に関係ないかもしれないけど。観客は、加瀬クンの目線で、加瀬クンの独白で、観ているのだから、加瀬クンが冤罪だということでとてもやりきれない思いをするのだろうけど、この作品の中では、実際の痴漢行為が行われた現場はあえて撮影していないんだよね。エビデンスが無い。だから、本当に加瀬クンが「やらなかったかさえも」判らない。これがこの作品の怖さだと思います。私は正直、加瀬クンは有罪だと思います。
★★★★★
From: たけうち(NO MAIL) 3月 12日(月)15時16分34秒
主人公の部屋にあったとされる夏目ナナの「痴漢地獄」は僕も見たことあったので怖かった
★★★★★
From: 記者(NO MAIL) 3月 4日(日)06時21分28秒
怖い。本当に怖い映画だと思う。ぼくは現実に対してあまりに無知だった。これ、賛否両論はあるだろうけど、できれば見たほうがいいと思う。周防監督作品なので、テーマは重いが、テンポはいいので、最後までまったく飽きずに見られる。
★★★★★
From: ヒロ(NO MAIL) 3月 3日(土)14時33分41秒
素晴らしい出来だった。日本の裁判システムの問題点をここまで描ききった作品はないのではないだろうか。情け容赦もなく、我々一般人にできる事は何もない、国の内部で発生している胸糞悪くなるような合法的な談合の、我々は被害者側に立つしかないという絶望的な事実を認識させてくれる。だからこそ、現在検察官・裁判官を目指している人にこそ見て欲しい映画だ。ところで、以前書き込みされた方が「三権分立ではないのか」という意見をされていた。実際には検察は行政機関で、裁判官は司法機関の人間だ。しかし、検察は「準司法」という扱いになっている。指揮系統はもちろん違うのだろうが、「準司法機関」が出した証拠を「司法機関」が吟味する・・・そういう構図だ。番号ポータビリティが登場して簡単に携帯電話の会社を変更できるようになったように、もし簡単に住む国を乗り換える事ができるのであれば、こんなクソみたいなシステムの国から別の新天地にポータビリティした方がいいのではないだろうか。日本で始まる陪審員制度も、良く分からないしな。
From: ここあ(NO MAIL) 2月 25日(日)02時38分21秒
評価の高さに期待して行きましたが、正直がっかりでした。確かに痴漢冤罪事件の特徴として、この映画で描かれているように99.9%の有罪率や裁判で闘っても勝ち目はないという事実はあるが、その根本的な問題は、判事や検事の痴漢事件に対する無気力化・手抜き姿勢にあるのではないか?だとすれば、この映画においては、あのような結末で終わらせることなく、安易な妥協はせず真剣に闘えば無罪の可能性があることを示し、少しづつでも司法の意識改革を図って行こうという点を伝えるべきではなかったのか。少なくとも、この映画を観た人間が主人公と同じ立場に置かれた時、闘う意識を持てるとは思えない。結局、製作者はこの映画を通じて何が言いたかったのだろうか。ハッピーエンドで終わらせると作品の質を下げるというような、製作者側の変なプライドが垣間見えた気がして、何とも後味の悪い思いをしました。
★★★★
From: アイシャ(NO MAIL) 2月 24日(土)00時22分31秒
淡々と進むのに、一切飽きない2時間半でした。随所に挟み込まれたユーモアも良かった。映画館でもかなりの笑い声が沸きあがりました。自分も警察で調書を取られたことがあって(交通事故の同乗者として)、内容修正を求めたりして、かなり慎重に署名を行った経験があります。(署名って怖いですよね〜)なので、事実と違うことが書かれているのにサインをしてしまった主人公は、ナイーブだなという感想です。ニートという設定が、ナイーブさを裏付けているのでしょうが。面白かったし、何よりも勉強になりました。
★★★★★
From: noritama5(NO MAIL) 2月 19日(月)09時32分22秒
うねりましたね。周防監督なのでという期待をして行ったら期待以上でした。まるで本当の裁判をみているよう。映画なのに、こんなにも裁判官の一言一言に集中したのは初めて。生々しい映画です。台詞と芝居で今の裁判制度のみならずこの国のあり方をリアルに時として皮肉に描いていると思いました。検察側のボールペンをまわす仕草、裁判官の高慢な態度など「なるほど〜」と思う所多数。いろいろ感じる所は違うと思いますが、大切なのは見ていろいろ考えさせられる事だと思うので、多くの人に見てもらいたい映画です。
★★★
From: やきいも(NO MAIL) 2月 18日(日)23時27分13秒
3年位前なら、「これってやばいよ」とも思いつつ見れたと思うが、どっかの教授の再犯の話や「絶対やってない」と言っていたちかん冤罪を阻止する会か何かの会長の盗撮(又つかまった)をみてると、ここまでやんないと無くならないんだろなぁと反対目線で観てしまった。警察や裁判の進行に対して意義申し立ての映画を作りたかったのなら他の題材でやれば良かったのに。女は冷めた目で見てるし、海外でも「痴漢行為」そのものに興味をもたれる気がする。
★★★★
From: さば(NO MAIL) 2月 18日(日)18時13分18秒
面白いというより…女から見てもホラーより怖い寒い映画。が、日本の司法制度の問題は本当にそこか??とも思った。社会派ドラマを歌ってる割にそのへんの書き込みが浅いのと、主人公や周りの葛藤も浅いので恐怖しか伝わってこないし。詰め込みたいことはとりあえずいれとけでいっぱいいっぱいな印象があって、消化不良なのでマイナス1で。加瀬亮は硫黄島とはまた違っててよかった。他の俳優さんもそれぞれ味があって、キャストに助けられて長丁場乗り切ったって感じ。
★★★
From: 銀幕三十郎(NO MAIL) 2月 16日(金)22時36分26秒
日本の刑事裁判の実態を告発するという目的がはっきりしているので、リアリティのある恐怖映画になっているが、その反面、普遍的なテーマを掘りさげていない印象が残る。普通の人が損得を度外視して勝ち目のない闘争に突き進むこともあれば、組織に染まって平気で悪事をはたらくこともある。こういった糸口をしっかり活かせば、長く心に残る作品となったであろう。
★★★★
From: 招き猫(NO MAIL) 2月 16日(金)20時13分51秒
ま、確かに無意味な糾弾というところもなくはなかったですね。裁判官は無罪判決を書いたからといって左遷はされません。結局作っているのは素人ですから・・。と法曹関係者の私は思います。しかし刑事訴訟のリアルな側面は描いていますし、何より裁判官というものに着眼したのは面白いと思います。結局人間が人間を裁く以上限界があるわけで、裁判官も神ではない(優秀な人が多いのは事実ですが)。その現実を「司法の悪弊」と呼ぶのはおかしいですね。ただこの映画はそういう変なメッセージを送っているのではなく、(不完全ながら)裁判の現実、生々しさを皆に見せようという姿勢があると思います。その点で意義はあると思います。
From: arser(NO MAIL) 2月 16日(金)11時12分59秒
周防監督のテーマ(話題が取れることが予想される)への嗅覚のいやらしさが感じられました。一般人は司法なんて遠い存在だから、料理の仕方で良くも悪くも見せられる。数年後に施行される裁判員制度のネガイメージの波にうまく乗っかって、司法を悪者に仕立てて不気味な存在として演出すれば観客はそりゃ、ぞっとするでしょ。そんなところが鼻について、どうもこの映画メッセージ性のある社会派とは考えられないし、だとするとどこで楽しんだらいいの?っていう、底の浅い人間ドラマにしか感じられない。作り手の巧妙な受けねらいの演出を感じてしまう(そう感じてしまったもので・・・)と感性は受け付けないですね。役者さんはみんなよかったのに。
★★★★★
From: おとまる(NO MAIL) 2月 16日(金)01時39分29秒
名作、傑作どころの騒ぎではない。一部の人のやっかみや揶揄で、どうにかなる映画でもない。2時間以上のランタイムを、全く飽きさせないのは、題材の斬新さや、役者の際立ち以上に、周防カントクの語り口の巧さだ。抜群のテクニックだ。厳めしい顔で観る、社会派だなんて、とんでもない。心が揺さぶられ続ける極上のエンタテインメント。あまりの面白さに興奮しました。
★★★★★
From: まさと(NO MAIL) 2月 12日(月)21時22分59秒
男の立場から見ると、正直むかむかする映画でした。娯楽作としては、見れませんが、題材が社会派にも関わらず、最後まで飽きることなく見れました。あと、加瀬亮は、サラリーマンっぽいので、キャスティングは正しいと思う。
★★★★★
From: きっしー(NO MAIL) 2月 12日(月)16時52分13秒
毎日超満員電車で通勤している僕からすれば戦慄さえ感じた。ホラー映画なんて比じゃない恐怖を覚えました。「男性専用車両」を作ってほしいくらいです。しかし「無罪判決は裁判官にとって国家権力への挑戦であって、そんな裁判官は出世できない」なんて狂っています。三権分立ではないのでしょうか。もはや日本は法治国家ではなくなっているのかも。この映画が軌道修正できるキッカケになってほしい。切に願います。
★★★★
From: たかっぱ(NO MAIL) 2月 12日(月)12時27分14秒
結果云々はわかってるんやけど、何か腹立つ。スッキリ感はありませんが、冤罪について考えされられる作品でした。
★★★★
From: 通行人改(NO MAIL) 2月 11日(日)19時02分03秒
楽しかったかと聞かれたら首を横に振ります。また見たいかと聞かれたら、やっぱり首を横に振ります。こんな胃の痛くなるような映画、何度も見たくないっす。ただ、未知の世界を知る面白さ(興味深さ)がてんこ盛り。失踪日記の読後感に少し似ているかな。あとは緊迫感。息を詰めて成り行きを見守ってしまいます。見て損はないですが劇場で見る価値は低いかも(^^;)DVDで議論好きな人と一緒に鑑賞したら面白いかもです。主人公デブでムサかったらどうだろうとかくだらんこと考えたりもしましたが。神ならぬ身で人を裁くことの難しさを突きつけられました。裁判員招致来たら断りたいですね。こんなしょっぱいテーマとストーリーをよく飽きさせずに見せることができるなあと周防監督をただただ尊敬。
★★★★
From: けいすけ(NO MAIL) 2月 8日(木)00時36分37秒
 最初から最後までとてもリアリティが感じられる映画でした。拘束から裁判、判決までの流れや、日本の裁判制度の問題点まで、本当によく調べられているなあ、と。 テレビも映画もあまり観る方じゃないけれど、被疑者が主役の作品って、実はあんまりなかったのでは?!とふと思いました。 折りしもニュースで「法制審議会」が、刑事事件の被害者や遺族が法廷で容疑者に対して質問が出来るようにする「被害者参加人制度」を提言、といった様な報道を耳にし、被害者のことを考えれば納得、でもこの映画の様な冤罪をきせられた容疑者がますます不利な立場に追い込まれるのでは?!と、訳がわからなくなりました。 それにしても、本当に裁判って大変だなあ、と思い知らされました。しばらくは満員電車で、若い女性の(いや、若くなくても・・・)近くになるのが怖くなりそうです・・・・。
★★★★★
From: リオン(NO MAIL) 2月 5日(月)02時36分06秒
知的好奇心を満たしてくれるタイプの映画かと思いきや、意外にもそうではなく、むしろ普段は眠っている正義の心と言うヤツが、観てて心の中に沸々と湧き上がってくるタイプの映画です。つまり、これが日本の裁判の現実だとすれば、それほどまでに日本の司法制度は非道い。そんな義憤を感じる映画です。決して映画的ではない語り口で、ドキュメンタリーっぽく淡々と進むが、観る者の義憤を掻き立てる上手さと、当代随一の豪華な演技達者陣で、3時間の長丁場が全く飽きずに観られます。今年は「不都合な真実」といい「ダーウィンの悪夢」といい、映画っぽくない映画が面白い当たり年だなぁ。<以下、ネタばれ>観客は主人公目線で観てるので主人公が無実(無罪ではなく、無実ね)だと分かり、最後の判決が不当だと憤るのですが、裁判官の述べる判決文はよく新聞で見る判決の主旨とあまり変わらなく、「極めて不当で、映画的でありえない結末」という感じはない。むしろ現実的ですらあり、「現実に誰もが、いつ冤罪で裁かれてもおかしくない」恐怖を感じました。
★★★★★
From: リチャードまる(NO MAIL) 2月 3日(土)10時07分01秒
映画は見る人のその時の体調とか置かれている状況とか、その日の気分で、感じ方が変わるものだから、評価はその時のその場の印象をただ数値化したものに過ぎないのは、皆さんもよくよくわかっていることだと思うが、そんなこと前提として考えても、80%の満足度を得られているということは、やっぱり映画としての完成度は高いと思える。そして自分の評価も☆5つだ。(ネタバレ)監督はこの映画に随分大きなメッセージを込めたなぁというのが見終わった印象。「誰かが何かをしなければ、何も変わらない」っていう基本的なことを考えれば、この映画が何の役にも立たないっていう意見には賛成できないし、この映画で誰かが何かを感じる事ができれば、それだけで監督としてはOKということになるのかもしれないなぁという感想。主に行政と司法の問題点を描いていて、もっと具体的に言えば、警察の先入観や供述だけを頼りにするずさんな捜査による逮捕。99%という高い有罪率が前提になって、裁判官だけじゃなく検事や弁護士の判断までも狂わせている点。疑わしきは罰せずという基本理念が崩壊している司法の現状。こういう問題点をひっくるめて、どうにかならんもんかな?ってことだよね。たまたま痴漢事件を取り上げて、わかりやすく描いていたけど、他の事件でも当てはまることだよね。映画では主人公が冤罪だと言っているし、第三者からの視点だけじゃなく、主人公の視点でも描いているから、見ている方も「冤罪だ」という気持ちで見ていて、「もしかしたらこいつは本当はやっているのかも」という気持ちで見る人が少ない描き方になっているよね。だから「本当にやったのかどうか?」という点を弁護士からの視点中心に描いて、観客にもそこを推理して楽しんでもらうような、ハリウッドによくある法廷推理映画とは、全く違った内容となっている。いかに無罪の人が外的要因で有罪になってしまうのか?という、その点だけを丹念に描いていて、過剰な演出も押さえ気味で、弁護士や検事も大して熱弁を振るうわけでもなく、そういう点では、ドキュメンタリーに近い映画だなぁと思った。ちなみに自分は、実際の痴漢裁判を傍聴した事があるが、笑ってしまうほど本当に現実と同じように撮っているのがすごい。よくよく取材して、実際に傍聴にも通ったんだろうというのがよくわかる。本当の裁判もあんな感じで、証言台に立つ人は、弁護士の質問に対して、裁判官の方を見て答えなければならないのに、ついつい質問する弁護士の方を見て答えて注意されてしまうとか、そういう細かい描写がすごくリアルだった。映画を評価に結びつける基準になるのは、自分の場合は、「感情移入」出来たかどうか。これに尽きる。映画が楽しい内容か、暗くて重い内容かで評価が上下することは無い。もちろん楽しいと感じる映画しか評価しないという人もいるだろうから、そういう楽しい部分だけ評価の基準にしている人からは、この映画は高い☆は得られないだろう。これは、そういう映画。自分は警察や裁判官や検事に対し、見ていて怒りを覚えてしまった。監督の狙い通りということかもしれないが、そういう感情を揺さぶられた時点で、この評価は決まったようなものだった。
From: jin(NO MAIL) 2月 2日(金)23時02分52秒
まさに、壮大な再現ドラマ。無知な人への見事な啓蒙としては皮肉たっぷりに評価できるけど、物語としては救いようがない。これを褒めると社会派っぽく見えて、非難すると浅はかっぽいと感じられそうな、まさに踏み絵的な作品ですね。でも、やっぱり物語としては全然物足りないし、映画館を出て良い気分だったかと言えば全然そんな事ないし、また何か心に残ったものがあるかと言えば、ある個人の強すぎるありきたりな体制批判だけが声高に主張されているだけで、特に考えさせられる問題提起があったわけでもなく。日本の警察や司法にたいして、いまさら期待してる人なんてホントにいるんだろうか。いや、よしんばそういう人がいるとして、それならば変える努力をしてほしい。少なくてもこの映画には、それを変えようと人々を喚起させるようなエモーションに満ちた勢いを感じる事は到底出来ませんでした。もし変わらないし、変えられないならば、楽しく過ごしたい映画だけを見たい私のような短絡的な人間と、この映画を褒める高尚な人々には、何ら変わりがないってことだ。とてもつまらなく、そして退屈な映画だった。
★★★★
From: けんどー(NO MAIL) 2月 2日(金)20時10分14秒
主人公が自分にとっての未知の世界の持つ「光(面白さ、奥深さ)」に触れていくのは周防映画の醍醐味の一つだが、この映画の主人公は逆に自分と関心にとっての未知の世界の「底知れぬ闇の領域」へと一歩一歩足を踏み込んでいく。その闇の言いしれぬ恐怖と不条理を2時間半の長丁場でありながら退屈させることなく描ききっているのは見事だと思う。でも司法への怒りや免罪被害者に対する監督の思いが(実際当事者の苦しみを知っているだろうし)前面に出ている分、全体に流れるメッセージ色が気になった。追伸:この映画の本田博太郎は本当に素晴らしいです。
★★★★★
From: まる(NO MAIL) 2月 2日(金)03時32分52秒
本当に色々考えさせる。リアルな裁判風景や主人公の心情など、胃がキリキリする思いだった。これは犯罪抑止にも繋がるだろうなぁ。こんな思いをしてまで裁判など受けたくないと芯から思いました
★★★★
From: シレン(NO MAIL) 2月 1日(木)23時41分06秒
なんかへこみました。でも、退屈しません。被告人というのはすごく身近な別世界なんだなあと。紙一重で連れて行かれてしまう、今の生活とはまったく違う世界がとても怖かったです。これは裁判制度の問題がわかるというより、人が人を裁くということの難しさを表しているのではないでしょうか。それは、主人公が本当にやったかどうかの判断も観客にゆだねている姿勢にも現れていると思います。すごい映画です。ただ楽しくはなりません。
★★★★
From: ui(NO MAIL) 2月 1日(木)18時48分14秒
決して面白い映画ではないですよね。すごく勉強になるし、考えさせられました。自分がこんなに刑事裁判について知らなかったのかと思うと恐ろしかったです。説明的な部分の多い映画だったと思いますが、全然飽きないし、2時間半があっという間でした。私は司法に興味があるので見に行きましたが、裁判員制度が始まる前に多くの人に見て欲しいですね。
★★★★
From: ちゃお(NO MAIL) 2月 1日(木)00時19分57秒
社会ネタの映画ということで、面白いとは聞いていたもののこれまで観に行ってませんでした。しかし食わず嫌いでした。これはホラー映画並みの恐ろしさ。今そこにある恐怖の世界を味わえます。。否認しているにもかかわらず、警察・検察・裁判所によって、刑務所へのレールをどんどん進まされる主人公。あまりにも不条理でカフカ的なものを感じました。この映画を観て、某女性タレントが「昔痴漢を捕まえた、そのうち何人かは違う人だった」などと発言していたと聞き、うすら寒いものを感じました。正直、電車恐怖症になりそうです。
★★★★★
From: トッチャンボーヤ(NO MAIL) 1月 30日(火)21時55分05秒
自分にとって、(身近なものかもしれないが)全く関心を払っていなかった犯罪と、「裁判」そのものに焦点をしぼって話をしてくれたが良かったです。テーマゆえに感じるところは多々あります。痴漢被害者を映さず、その証言を聞いている人間を、じ〜っと描写するところなんかも、迫力あります。役の肉づけのために、会話や回想場面が出てくるわけではありませんが、「きっと、こうなんだろうな。」と想像させてくれる演出と演技があります。洋画の中では…とか、邦画の中では…とかではなく、映画として大変興味深く、面白い作品でした。
★★★
From: ジャッジドレッド(NO MAIL) 1月 30日(火)11時16分52秒
まず、見せ方はほんとに巧い。序盤からグイグイ引き込まれ、2時間半があっという間だった。少し説明不足な点も否めなかったが、(鈴木蘭々とか)サイドストーリー的な部分を徹底的に省いたのは、正解だったと思う。お陰で、本筋を見失うことなく、かつ専門的な内容も難解になることはなく、集中して物語に浸ることができた。が、タイトルから結末もわかっていたが、やっぱりこの判決には納得いかない。刑事裁判の原則は、「疑わしきは罰せず」でしょ。こんなにも証拠があやふやな状況でこの結果は、いくら日本の司法制度が間違っているとしても、あり得ないと思う。こんなにも不公平な裁判官は、いくらなんでもいないと思う。そこで考えた。周防正行が本当に言いたかったことは、「痴漢は捕まったら言い逃れは不可能だよ」ということだろう。この主人公がほんとにやったかどうか明確に描かれてないしね。ホントはやってたっていう結末だったら最高だったのになあ。「作品」としては一級品だったが、肝心の部分が納得いかないからマイナス2点。
★★★★★
From: ウッチィ(NO MAIL) 1月 29日(月)23時05分19秒
まぁキャラ描写に物足りなさはあったが、客に対する甘えや媚びの無い展開に釘付けだった。ホント凄い作品だと思った。裁判員制度が導入され、裁判に市民のチェックが入り、少しはマシな社会になれば良いのにと切に願った。あと映画全体を覆うプロの仕事ぶりに、それを完璧にコントロールした周防監督に心からの尊敬を捧げたい。
★★★★★
From: コウタロウ(NO MAIL) 1月 28日(日)22時00分07秒
無駄なキャラクター描写を省いたおかげで話が拡散することなく、また中だるみすることもなくきわめて興味深い作品となっている。観客は主人公が無罪であることを知っているため、警察のやり方や後半の裁判官の態度に憤りを感じるかも知れない。しかし、自分が裁判員としてこの裁判に参加した場合、残念ながら裁判官と同じ判決をしたのではないだろうか。非常に優れた映画なので星5つとしたが、本当は星4.5ぐらいであろうか。残り0.5は非常に重要な場面での詰めの甘さである。
★★★★
From: プーさん(NO MAIL) 1月 28日(日)15時51分07秒
物語に起伏があるわけでもなく音楽が良いわけでもない。映画に娯楽性を求める人には失望させられる作品かもしれない。それでも見た者には流石、周妨監督と思わせる内容で現在の司法制度の矛盾を大いに考えさせられることは間違い無い。加えて最近の邦画の中では本作のキャスティングには特筆すべきものがあると感じた。主演の加瀬亮はもちろん脇を固める配役には素晴らしいものがある。個人的には特に小日向文世。彼にあのような役をやらせたら右に出る者はいないだろう。間違い無く一見の価値ありの作品だと思う。
★★★
From: karasu(NO MAIL) 1月 27日(土)11時38分05秒
これは壮大な再現ドラマに過ぎないのではないか。役者陣は豪華だし、演技もカメラワークもなにもかも破綻しないけれど、決して突出もしない。何故なら、それらの突出は「再現」を妨げるから。重要なキャラクターである母(もたいまさこ)、元恋人(鈴木蘭々)の描写が薄っぺらい。母は全世代に通じる“象徴的母”から一歩も出ようとしないし、元恋人は、その特異ともとれる献身的行動の動機が見えてこない。実際「有罪かもしれない」主人公に、彼女らやニートの友人(山本)、その他10人以上の友人がどうして私生活を犠牲にしてまで協力したのかがわからない(あれこれ想像はできるだろうが)。この映画の勇気は素晴らしいし、裁判のリアリティも、実際に傍聴や体験をした人によると、上出来だという。しかしその2点を外して見たとき、この映画にはどれだけのものが残るのだろうか?もしそこに「人間」の描写が残るのならば、まさしく「☆5つ」の映画になったように思うのだが。
★★★
From: 陪審員(NO MAIL) 1月 26日(金)21時24分01秒
かなりハードルを上げて鑑賞してしまったせいか正直期待していたほどではなかったです。邦画としては及第点だと思いますが、自分はあまりドキドキワクワクはできませんでした。創造の産物である映画を鑑賞していると言うより「日本の裁判制度はこんな感じなんですよ。再現するとこんな感じです。」的ハウツーノンフィクション映像を観た様でした。それが証拠に説明的長台詞があまりにも多すぎて辟易しました。しまいには一般人の立ち話の中にも説明的台詞が入り込んでくる始末です。映像的面白さがないのです。だから試しに暫く目を閉じて台詞を聴いているだけでも十分ストーリーは把握できました。でもキャスト等は適切で主演の加瀬亮さんをはじめとても良かったと思います。いろいろ苦言を記してしまいましたが、本編を観た結論として「君子危うきに近寄らず」という格言が思い出されました。
★★★★
From: ネコバ(NO MAIL) 1月 24日(水)15時01分27秒
人間の作ったものに完璧なものなどない。そして裁判とて当然その例外ではない。そんなことはよくわかっているつもりでした。それこそ世間を騒がす大きな刑事裁判などで、明らかに判断に苦しむ判決は過去いろいろ見聞きしてきたし。でも本人にその意識がなくても、ある意味いつでも誰でも簡単に犯罪人にされてしまうということの理不尽さ、そしてそう言った危険はごく普通にそのへんに転がっていて、現在の刑事裁判制度ではそういったことは当り前のように起きてしまうという現実を、この映画で改めて強く思い知らされました。この作品の中で自分の印象に一番残っているのは、主人公が初めて護送車で検察に身柄を送致されていく場面。主人公が車の窓から外の街を見ているシーンがありますが、彼の視線の先には女子高生たちが何の屈託もなく談笑している見慣れた当り前の世界が描かれます。たったそれだけのことですが、そこからは、ガラス一枚を隔てているだけなのに、彼のいる車中と外の世界では天と地ほどの違いがあることが伝わってきます。そしてその絶望的な世界の転換が、それこそ日常の些細なことからいとも簡単に起きてしまうことの恐ろしさ。何気ないカットではありますが、あのシーンにはそういったものが凝縮されているように感じました。これまでの周防監督作品とはかなり傾向の違う映画ではありますが、刑事裁判の抱える問題点をこれでもかと詰め込んだ社会派作品であるにもかかわらず、この映画が変に肩肘張ったものではなく非常に観やすいものとして成立しているのは見事。その面白さの由来が、周防監督の力量に依るものであることは言うまでもありませんが、それ以外にも、もともと痴漢冤罪事件それ自体の構造が、この国の刑事裁判システムの滑稽さを如実に表わしていると言うこともあるのかもしれません。
★★★★
From: ワタシ(NO MAIL) 1月 24日(水)12時07分53秒
こ、怖い・・・。自分は、女性なのですが、なるべく男性の立場になって考えながら、鑑賞しました。もしや日本の司法って杜撰?と、少しは実感させられていたとしても、なかなか自分事には、出来なかったりしますが、わかりやすく、かつリアルに、体感させてもらった気がします。増えている痴漢を撃退しなければ、と言う表の運動に便乗して、裏目に出ている制度もある。 嫌味ですよね・・・現実は映画より恐い、です。何かを目撃して、少しでも助けになるなら、協力しようとも、思わさせられました。ちなみに、加瀬亮さんって、主役でもイイ!ですね。監督が、何かのニュース番組のゲストに出ていた時、「警察をはっきり悪いと言っている様な内容ですが、大丈夫ですか?」という質問に、「そうですか?現実を映画にしただけです。」と笑いながら言った言葉が、無性に心に残っています。
★★★★★
From: ドラえもんの友人(NO MAIL) 1月 24日(水)06時17分22秒
痴漢えん罪という、しみったれた小裁判ネタを扱っているにもかかわらず、非常に優れた映画に仕上がっている。それは司法制度そのものに映画がメスを入れており、真実の追求が裁判において実は殆ど関係ないという「現実」を描いているからだ。刑事事件というのは証拠あってのモノダネなのだが、こと痴漢になると、それが被害者証言のみで成りたってしまうので、いくらでも捏造可能なのである(事実、電車内で女子大生の携帯電話を注意しただけで「痴漢」として逮捕され、不起訴となった63歳の男性が民事裁判では一転敗訴し「痴漢認定」されるという判決があった)。いわく、女性が勇気を振り絞って自分の身に起こった破廉恥行為を語っているのだ、嘘をつくハズがないと・・・。『疑わしきは罰せず』の精神はここにはなく、「どうせやったんだろう・・」との、有罪ありきの裁判が行われるのだ。男性が裁判に勝てる可能性は1%。絶望的な数字だ。電車という身近な場所で起こりうる、この魔女(痴漢)狩りは女性にとっては頼もしいと思うだろうが男性にとっては、例えそれがえん罪であろうとも、社会的信用は失墜し、死刑宣告を受けたにも等しい。周防監督はそんな中で、抜群のさじ加減をもって事件を描写する。男性側にも無罪であることの確固たる証拠を出さないのである。映画を素直に見れば、確かに無罪よりの演出が多々目に付くであろうが、時間的に余裕のない被疑者男性が、わざわざ履歴書の確認を電車を降りてまでする必要があったのか? また、真犯人はいったいどうやって女性を触ったのか、更に男性側の配慮の足りない電車の乗り方などだ。こういった落ち度を描写することにより、第三者である観客(裁判官)に有罪立証可能なネタを提供している。しかし、有罪、無罪どちらにしても、その証拠能力はたいしたものではない。にもかかわらず、長期拘留(植草教授は131日間)される、現在の司法のやり方にこそ周防監督は注目する。そこには裁判所と検察庁の癒着があり、案件数をいかにこなすかという評価システムのため作業的にならざるえない裁判の現実がある。それらが中立でなくてならいハズの裁判官を、いかに偏見たらしめる要因になるかを。説明セリフが目立つ本作だが、それでも退屈にならないのは、裁判の結果ではなく、その過程を拘留所にまで、こと細かに描写しているからだ。ありていの作品では社会的信用を失う被疑者を描いて、お涙ちょうだいするのが常套なのに、そういった逃げをせずに、社会的にたいした地位もない者を主役に置くことで、事件への注目度を下げない構成も見事。配役配置も、あまり感情を表に出さない加瀬を補うために(こういう人間が一番イモを引く)、山本や瀬戸を配置したり見事というほかない。全てにおいてがテーマの主張のために機能している。完璧な作品だ。それゆえストレートすぎるフシもあるのだが、人間ドラマでお茶を濁すよりかは、俺は真摯な態度だと思うね。
★★★★★
From: うに(NO MAIL) 1月 23日(火)22時21分41秒
これを、映画にしようと思い立って、つくってしまう。そして、それがとてもスゴイものだってこと。どんどん、引き込まれていきました。「民事の“弁護士”はただの“調停人”だ」が妙に頭に残りました。そう、刑事はやりたがらないんだよなー。
★★★
From: IK(NO MAIL) 1月 23日(火)12時49分09秒
(ネタばれあり)いろいろ考えました。1、自分だったら、2、これから始まる裁判員制度、3、植○元教授のこと、など作品を通じて頻出する高有罪率の情報とこの映画のタイトルで、ラストは予見できるので、逆に何か引っ掛けやメッセージがあるかと期待しましたが、そのまんまでした。1、自分だったら、ですが、まず主人公の電車での行動が甘いので感情移入できませんでした。(女性にはなるべく背を向けるようにするし、「やめてください」という声がすれば自分では無いのだから周りの男性をじろじろ見る、そして自分が誤解されないようにさらに気をつける、なんてことは当たり前です。)なので、なまじ裁判官の判決理由のほうも単にインチキともいえず、「推定有罪」を糾弾するというより、弁護側がもっとやりようがあったでしょうに。と思いました。2,3、 案外この教授に関しては多くの人が「どうせ、やったんだろ!」と思っているのではないでしょうか?しかし、一生懸命「やっていない」ことをアピールしているようです。 われわれが裁判員制度ののち裁く立場になってあの教授と映画の主人公が被告なら 何をもって真実を判断するのでしょうか?と考えると女子高生が一生懸命訴えかけてくるので、それを信じましょう、と映画の裁判官と同じジャッジを下すかもしれませんね。主人公の演技はよかったです。警察の事情を暴露したのもよかったと思います。結論としては裁判よりも、警察のほうを何とかしないといけない、という映画だったのではないでしょうか?
★★★★★
From: hiro(NO MAIL) 1月 22日(月)20時18分47秒
作品を長いとは全く感じることなく終始ストーリに釘付けでした。ほんまにAすんごい映画見た気がします(*´∀`*)「裁判」っていう一見取っつきにくい分野だけど、内容は非常にわかりやすいものにしてくれてるし、かといって作品の質を落とすことなく、"痴漢"という身近な事例について原告、被告両者の立場について非常に深く考えさせられました。「真実」とはどういったものなのか?その答えに興味がある人はゼヒ見にいくことをオススメします(。→∀←。)
★★★★★
From: gen(NO MAIL) 1月 22日(月)10時56分35秒
映画の中で、当番弁護士が接見に来た際に、「認めて示談をすれば、罰金5万円、否認を続けると拘束されたまま裁判が続けられる。無罪になる保障もない」という趣旨の説明をした。これは日本の刑事裁判の真実なのである。この映画は、そういう病んでいる(平野龍一教授がそう指摘してからも、状況は一向に改善されていない)日本の刑事裁判を誰にでも分かるように浮き彫りにした点で極めて意義のあるものになっている。そして、逮捕、勾留されている間の処遇の実態もリアルに再現されている。ずっと、代用監獄に置いたまま22日間も身柄拘束を続ける(起訴されても被害者証人尋問が終わるまで保釈も認められないのが実情だから、身柄拘束は数ヶ月は少なくとも続く)というのは、先進国では他に例がない。この映画をアメリカで試写したら、冗談だと思われて失笑されたそうだが、そういう恥ずかしい裁判制度をいまだにそのままにしているのが、日本という国だということをこの映画が分かりやすく教えてくれたという点で歓迎する。
★★★★★
From: kon(NO MAIL) 1月 21日(日)16時06分49秒
物語に大きな盛り上がりは無く、淡々と綴られていますが、ほんとに見入ってしまい、あっという間に終わりました。役者の一言一句、言動や行動、心の動きが本当にリアルで、その世界に自分がいるような感覚でした。結末も評価を示す星はもちろん満点の5つ星、いや、満点の星空にしたいぐらいですスイマセン。とにかくみなさん見てください。
★★★★★
From: らーめん(NO MAIL) 1月 21日(日)14時28分34秒
傑作誕生ですよ。2時間半は絶対必要だった内容量。まさにプロ集団が結集して作った作品です。裁判制度に異議を唱えるとかそういう次元ではなく、誰にも答えが出せず、ただただ見た者は苦悩する。ドデカイ力でねじ伏せられる気分です。ただ、筋は何てことないので、「監督力」を見せ付けたかった映画だと言われればそれまで。いやーでも俺はスゴイ映画だと思ったよ。
★★★★★
From: ふじこ(NO MAIL) 1月 21日(日)00時19分53秒
 私はすごく面白かったし、考えさせられました。2時間半ほどまったく飽きることなく無駄な台詞、場面がまったく無い感じで・・・あっという間でした。結末は言えませんが・・・とにかく主人公と同じくドキドキしながら判決を待っていました。 それにしても周防監督はこの作品を作るのに裁判制度についてどれほどの取材、勉強をされたのでしょう・・・その労力にだけでも頭が下がります。前の方も書かれていましたが、司法を志す方にはぜひ見ていただきたいと思います。というか、近い将来裁判員制度も始まるわけですからたくさんの方に見てもらいたい秀作だと思いました。
★★★★
From: そら(NO MAIL) 1月 20日(土)23時28分11秒
それ程テンポが速いわけではないのに、長時間を感じさせない映画でした。加瀬くんがはまり役!冤罪をかけられた一般人の苦悩が伝わってきて、これは他人事ではないなと感じさせられました。ただ、ひとことで「面白い!!」といえる作品ではないです。終わった後、劇場全体がしーん・・・。強いて言えば、裁判官、弁護士、検察官を目指している方々にぜひ観て頂きたいと思いました。