母べえ

満 足 度
50.0%
回答者数10


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★★★★
From: けんどー(NO MAIL) 4月 8日(火)23時42分24秒
一人の女が愛する人と共に暮らすこともできずに次々と先立たれていく様を戦争時代を背景に描いた作品。役者を巧みに動かせるのが山田洋次の強さだと思うが、今作では見た目熟女エロスと縁遠い(笑)がゆえに普通の女として演じさせにくい吉永小百合の立ち位置を逆手にとって、男と結ばれることを許されない一人の女として上手く演じさせている(少なくともここ数年の底抜け映画よりは全然良い仕事)。「ラストが蛇足」とか「母べえモテ過ぎ」とかツッコミどころは多々あるが、表立って反戦的メッセージを押し出すよりも、普通の人が戦争に巻き込まれ、価値観も人生も一変させていくことの意味を何気ない描写で描いているのが良いと思った。
★★★
From: ちゅん(NO MAIL) 3月 19日(水)00時08分24秒
泣けた。とにかく悲しすぎる映画。展望もへったくれも無い。エンターテイメント性は皆無。その中で、浅野忠信の好演が光っていた。真田にせよキムタクにせよ、宮沢りえにせよ松たか子にせよ、山田洋次監督の役者を活かす力は高いと思う。ただし、映画全体の出来としては、日本の大御所ともいうべきこの監督にしては、批判されても仕方がない内容。海外の映画祭に出展するには、細部のリアリティーにも欠けるし、映画としての新味が無い。あの戦争と、その時代に起こっていた事を風化させない為、そして同じ過ちを繰り替えさせない為の教育的映画と思うしかないのだろうか。敢えて今、こういった映画を撮っておきたかったという監督個人の思いは解るが、普遍性は低い。ただただ悲しすぎて、とにかく泣けた。それだけ。
★★
From: タケル(NO MAIL) 2月 24日(日)17時48分16秒
吉永小百合の美しさと鶴瓶出演場面の気味の良さを評価して★2つというところですね。決定的にどうしようもないのは、いくら神がかり的に美しいとは言え、60過ぎの婆さんに小学生の母親役は無理だということです。あまりにも落ち着きすぎ。30前後と思われる山ちゃんの恋心に対象になるってのはもう気持ちが悪いですよ。決定的なキャスティングミスですね。映画を貫くテーマも弱すぎ。主題が見えないです。母を描くんだったら、そう描かないと〜・・・。戦争に対する強い怒りなら、「夕凪の街」の方がよほどいい。あと最後の現代のシーンがあまりにも酷い。何を言いたいのかさっぱり判らんです。多分、「死んでからじゃなく、生きてる父べえに会いたい」という台詞が原作にもあって、それがいいんだろうと想像しますが、その良さがまるっきり生きていません。サッカーシーンは明らかに現代だけど、現役教師の戸田恵子が50歳ですから多分1980年代じゃなきゃおかしい筈。吉永小百合も70代だと思うのにメークは90歳くらいのイメージ。計算間違っていますね。「たそがれ清兵衛」でもそうでしたが、この監督はホントに蛇足シーンが好きですね。もしこの映画を、20年前の山田洋次と吉永小百合で撮っていたら、すごい名作になったんじゃないかと思います。非常に残念です。
★★
From: ネコ好き(NO MAIL) 2月 20日(水)09時15分07秒
ベルリン映画祭出品作品で期待してましたが、正直がっかりでした。あまりに当たり前に起こっていた戦前の事件。世界に向けて反戦を訴えるなら、もっとアピール度が強くないと。。画像はきれいです。役者も上手でした。しかし、脚本がだめでは。。。ベルリン映画祭で落選したのも納得です。ヒトラー政権下のドイツを身をもって体験した人からは、戦時中のあの程度の普通の思想弾圧、人権侵害事件などなぜ話題にするのか不思議と思ったのではないでしょうか。日本の平成世代には少しでも戦争を知ってもらうにはいい映画だとは思いますが。
★★
From: しゃーらっく(NO MAIL) 2月 20日(水)01時54分44秒
まあ、タイトルからして予想できたけど、いかにも母べえ=「普遍的な日本の聖母」という感じ。還暦を過ぎた永遠のアイドル・吉永小百合が若い母べえを演じる事によって見事にディフォルメされた役になっている。でも、母性信仰もいきすぎると白けるな。
★★★★★
From: けいすけ(NO MAIL) 2月 11日(月)00時41分41秒
 笑って、泣いて、実に充実した2時間12分を過ごすことが出来た、ということで★5つです。 母べえ一家はもちろんのこと、山ちゃん、チャコちゃん、そして仙吉おじさんなど、母べえ一家を取り巻く周りの人々も魅力的に描かれていました。 浅野忠信さん演じる山ちゃんは、予想通り良かったんだけれど、鶴瓶さんの仙吉おじさんは、予想以上に愛すべきキャラクターで・・・壇れいさんのチャコちゃんも美しく、魅力的な女性でした。 個人的に吉永小百合さんをスクリーンで見るのは、たぶん初めてなのですが・・・吉永さんを大きなスクリーンで見ることが出来たのは良かった。 初べえ、照べえも可愛らしかったです。 ラストの父べえ、坂東三津五郎さんの”詩”の朗読には、胸を締めつけられました!
★★★★
From: クルンテープ(NO MAIL) 2月 7日(木)21時40分49秒
山田洋次監督が放つ、会心の反戦映画だと思う。母べえが、死に際に、「愛しい人にあの世ではなく、この世で会いたかった」と言うが、これほど、戦争の惨さを端的に表現した台詞を私は知らない。
From: シュウ(NO MAIL) 2月 4日(月)18時28分01秒
良心作なのだろうが良心作という位置に安住し作り手が思考停止に陥っていないか山田洋次監督が良かったのは「息子」までだったそれ以降は安易にすぎる
★★★
From: 幾つかの点で厳しい(NO MAIL) 1月 31日(木)12時42分34秒
吉永小百合ファンにはたまらないかも知れないが、もういい加減に神話に拘るのはやめて欲しい。例えば舞台ならば山田五十鈴が小娘役をやっても仕方ない。女形だっているのだから。しかし60を越えている女優が20代を演じる事は本人にとっても辛い事ではないか?話の内容は、ある意味進歩的文化人が見た戦時体制そのまま。全体主義の中で踊る人、抵抗する人様々あるが、すべからく「悪の時代」と言い切ってしまう事に、逆の意味で一つの価値観しか認めない恐ろしさを感じる。
★★★★
From: マーマ(NO MAIL) 1月 30日(水)18時04分04秒
面白かったのではありません。良かったです。治安維持法の時代ですからね。今の人はどうして反対と言わなかったかといいますが、そんな人に見て欲しいです。何にも言えなかった時代がほんの六十数年前にはあったことを知っていて欲しいです