ミスト

満 足 度
75.0%
回答者数25


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★★★★
From: シド(NO MAIL) 6月 29日(日)23時10分41秒
キング原作ホラーのみで言うと1位シャイニング これはもうダントツに。2位ミザリー これはもう↑の次にダントツに。3位ペットセメタリー 俺個人としてはここに入る。ラモーンズの曲はやっぱりのラジー賞ものだけど。4位に今作のミストかな。これは久々にガツンときたキングホラーでした。モンスターが出た時のCGのショボさとタイミングに”ああ、ランゴリアーズやITの再来か。やっぱり映像化するとこうなるか・・”と思ったんですが・・・いや〜その後の展開に見事に引き込まれましたね。ダラボン巧いです。このままホラー路線で復活なさってみては?ちなみに5位はデッドゾーン6位がキャリーITやランゴリアーズなんかメチャクチャ面白いのに最後が・・・・最後の出てくる物が・・残念。            
★★
From: てそ(NO MAIL) 6月 6日(金)17時37分02秒
危険なのは確かだが少々大きくて人を襲う虫がいるだけで人間はあんなに追い込まれるだろうか?野生動物同様噛まれないようにすればいいだけの相手であってそれほど驚異には見えなかったし、積極的に攻撃を受けているわけでもない。食料も潤沢にある。その程度の環境でほんの数日の間に人々が殺人を犯す程の狂気に走るのはちょっと行き過ぎた展開な気がする。ラストの主人公の行動も狂気のなせる業なら理解できるが、どうも彼らにはまだ余裕があったように見えるし、車で走った以外の努力もあまり見せず終わっているのがどうも納得いかない。もう少し人間の心理をリアルに見せる演出があったらと思う。
★★★★★
From: やぼ(NO MAIL) 6月 2日(月)22時49分51秒
人々の心の弱さと強さを描いたヒューマンドラマですね。スピルバーグのリメイク作品の宇宙戦争と重なる部分も多かったけども、題材が同じでも味付けの違いでこうも変わるものなんですね。気分が晴れる映画ではないにしろ、見所は多い。・日常から狂気世界に入り込む世界観・人間の理性と本能の入り混じった感情・映画を見る人に現実を突きつけるラスト・世界感を演出するCG人間の内面を深く描いていて、途中飽きることもない人間ドラマが時間を忘れさせてくれました。合間合間にハラハラさせる怪物クリチャーがいなかったら、一昔前の表現に留まっていたが、始終クリチャーが襲ってくるから、ハラハラしっぱなしでした。映画のCMも観てて映画を観るまで、クリチャーは最後と途中チラッチラッとしか出てこないかと思っていましたが。出し惜しみしないから、恐怖が最高潮に達しますね。細かい突っ込みを入れると少々ありますが、映画を破綻させない程度です。好き嫌いがでそうな点があるので、世界中で話題になる大作ではないにしろ、素晴しい映画であると感じました。観客のツボをしっかりと押えている骨太作品間違いないです!親子間の感情にもう少し動機が必要だったとは思いますが、私は最後の結末に関しては、映画を印象付ける点では良かったに、一票。でも映画館から出た後、辛くてため息が出ましたけど。。。「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」「マジェスティック」に続くフランク・ダラボン監督の四作目(!?)ですが、次は明るい映画にならないかな〜〜
★★★
From: デイウォーカー(NO MAIL) 6月 2日(月)02時21分36秒
この映画の人間達の行動には、イライラしっぱなしでした。でもこれが素の人間のとる行動なんだと思いました。信じられない状況になれば、神頼みになってしまうのは、ある種当然のように思えてしまいます。しかしそれを悪い方へ導く奴がいて、マインドコントロールをしてしまうから恐ろしい。スーパーに篭城してサバイバルで生き残れると思ったが、結局は人間の内面の弱い部分が自分たちを窮地に追い込んでしまった。あのまま篭城しても、次の生贄は誰だ?とかで殺し合いが起きてもおかしくない。本当に恐ろしいのはクリーチャーより人間?ラストは、救いが無いですね。もう少し限界まで苦悩して欲しかったけど、すでに絶望の淵にいたから、悩む時間はいらなかったのかな。
★★★★
From: オードリー(NO MAIL) 6月 1日(日)09時45分09秒
追い込まれ時、パニックになった時人間はこんな行動をとるのか 何にすがるのかどんな選択が良くて何が悪いのか?主人公のとった行動は良かったのか悪かったのか?映画を見た後でこんなに考えさされたのは今までなかった 
★★★★★
From: トラビス(NO MAIL) 5月 29日(木)22時32分57秒
映画は明るけりゃイイというものではないと思う。ストーリーテリングの力、見世物としての外連味、正に一級の視覚芸術。
★★★
From: ドンタコス(NO MAIL) 5月 28日(水)11時32分23秒
一言で言うなら不条理。正しい選択、正しい行為を選んだ為に得られた結果は最悪な代物でした。息子のセリフが胸をつきますね。そして主人公はそのセリフの約束を守った訳です、父として。
★★★★★
From: P(NO MAIL) 5月 28日(水)01時02分00秒
僕が言いたいことは下でいろんな方々が書いているのであえて詳しい感想は書きませんすっかり映画の世界にのめり込み主人公に感情移入していた僕は、映画を観終わってしばらく絶望してましたとんでもない鬱映画でしたが、かなり考えさせられました傑作です。
★★★★
From: かーぼ(NO MAIL) 5月 26日(月)01時49分16秒
閉鎖感と緊張感と不快感と嫌悪感が積み木のように重なって重なって・・・もう二度と見ないと思う。ヒトにすすめたりもしないと思う。でも、夢中になって観ていたのは確かです。ひたすらマイナスの方向へ向かうこの作品のエネルギーにはもう降参です・・・P.S.「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」の監督・原作コンビによる〜て感じのポスター、事実だろうけどさ。悪意を感じるよ?
★★★★
From: ka(NO MAIL) 5月 18日(日)20時15分57秒
原作のファンで公開前からきたいしていました。結果はどうかというと「かなり忠実に作られているなぁ」という感想でしょうか。以前のキング原作「ドリームキャッチャー」は忠実に作ろうとして逆に後半時間的制約の為かぐたぐたになって物語が散漫になってしまいましたが、今回はうまく端折れるとこは端折って、かつキャラクターもシンプルでわかりやすい人間に焦点を絞ったのが映画のテンポを良くしているんだと思います。 皆さん賛否両論のラストですがダラボンが考えた結果「原作ファンも驚かせ、なおかつ最近の映画にはない鑑賞後のカタルシスを味合せるには…」と考えた結果だったのではないかと思います。原作通りであれば原作ファンには物足りないでしょうし、ハリウッド映画の定石に当てはめてしまうとアーティストとしてのプライドが許さないでしょうし、未読の観客には今まで味わった事のない斬新なラストを用意しなくてはならない。その結果が「あれ」だったのではないでしょうか。別に製作者に悪意があったとか奇を衒う訳ではなく、ダラボンなりの冷静な選択の結果だったのではないかと思います。 なんだか製作者擁護みたいなコメントになってしまいましたが素直に面白かったです。ただ文句を言わせてもらうとタコのCGが安っぽすぎるのと最後のラストはやっぱ矛盾が多すぎかなぁというとこでしょうか(笑)B級って言われてもしょうがないかな。
★★★
From: mako(NO MAIL) 5月 18日(日)09時40分13秒
決して傑作ではないけれど、ツボを心得たそこそこの佳作でした。始終だれることなく緊張感を持続させた展開は、充分鑑賞する価値はあります。ただところどころ、いちいち説教臭い台詞回しや、教訓めいた暗示の仕方など、妙にあざとい脚本だな〜と思ってると、スティーブンキング原作と聞いてなんとなく納得。世界の異変の原因など、いきなり突拍子もない話しをし出して、こちらを失笑させるとこは相変わらずのスティーブンキングです。緊張感はあるんだけれど、どこかお上品で浮ついた印象がぬぐえないのは、たぶん人物描写が記号的で丁寧に描かれてないからです。脚本に引っ張られすぎです。あとラストはそこまで必要なラストでなかったと思います。言いたいことも分かるんだけど…
★★★★★
From: ネコバ(NO MAIL) 5月 17日(土)15時10分39秒
ネタバレあります。(前の書き込みは無視して下さい)序盤からいいテンポでストーリーは進む。そして全編を通し、こちらに多大なストレスとプレッシャーを与えながら、物語はエンディングへ。そこまでイヤと言うほど溜め込まれた負のエネルギーを、ラストでどういったやり方で解放してくれるのかと思いながら観てたんだけど、まさかあんな形で終るとは…結局人間にとっては、自分の目で見たもの、あるいは自分の周りで起きていることが全て。極限状態に於ては、それがなおのこと顕著だ。散々彼らを苦しめ続け、また彼らを人間的にも崩壊させてしまった世界のあの絶望的状況も、結局は軍によって簡単に解決出来てしまう程度のものでしかなかった、と言うことを示すあのエンディングは見事。実際の世界と、当事者たちが恐怖にかられた果てにはまり込んでしまった閉じられた世界とのギャップを、強烈に描いているようにも思える。とは言え、この作品が正直こんな結末になるとは思ってもみなかった。どうやら自分の中には、最後には彼らの行動が報われるような、あるいはこちらがカタルシスを感じられるような結末が用意されているだろうと言う、勝手な思い込みがあったらしい。しかしそれらはものの見事にひっくり返された。終ってみれば、あの状況において考えうる最悪の、ある意味これ以上はないと言っても過言ではないほどのBad&鬱エンディング。これまでいろんな映画を観てきて、物語をハッピーに収束させるために行なわれる、安易な辻褄合わせに辟易としていたのは事実。「どうせ最後は力業でムリヤリ締めちゃうんだろう」とか「もう少し観てて無理のない結末にしてくれよ」みたいに。たまにはそう言ったご都合主義ではない、シビアに作られた作品を観てみたいとも思っていたけど、こんな救いのない形で映画を締められるくらいなら多少のご都合主義もいいかな、と今回は思わず日和ってしまった。でも本作も、よく考えたらリアルなようであって、結局はこれはこれで究極の鬱エンディングのためのご都合主義で構成された作品なんだけどね。(彼があの集団と遭遇するタイミングしかり、その中に含まれる人物しかり)。何だかんだ言ってこの作品、終ってみれば全編を通じて絶望を描き続けているようなもの。クリーチャーの使い方・極限状態における人間の脆さの表現・パニックものとしての緊迫感etc、本作がずば抜けた完成度を持つ作品であることは間違いない。でも正直言って、そうそう頻繁にお目にかかりたいタイプの映画だとは思わないな。
★★★★
From: キンカン(NO MAIL) 5月 16日(金)23時00分22秒
この衝撃度はヤバイ・・・。見ていて、手に汗握る映画は久しぶり。一見、安っぽい題材をあれだけの質の高い映画にするなんて、やっぱり原作のよさなのかな。ちゃんと人間の心理描写も描けてたのがよかった。個人的にはあのモンスターたちはもちろん、あの宗教女が一番恐かった。あの状況下では、人間は何が正しいかも判断できなくなるんだろうなぁ。。。そして、あのラストシーン。ああした意図はいまいちわからないけど、衝撃度としては、あれ以上はない。おもしろいか?といわれればおもしろいけど、好きか?といわれれば好きじゃない。でも観てよかったと、間違いなく思える作品。
★★★★
From: 流浪の民(NO MAIL) 5月 16日(金)13時30分26秒
【注意】ネタばれしまくり【注意】いや、面白かった。キング原作の映画で、久しぶりにホラー系では成功した方では?『アイアムレジェンド』のような原作のテーマを粉砕するような腰砕けラストではなく、原作よりももっと不快指数を高めた本編はある意味あっぱれwむやみにバッドエンディングや後味の悪い終わりにする必要はないが、このエンディングはなかなか秀逸。そもそも得体の知れない何かが存在する霧に包まれたスーパーマーケットに立てこもると言うシチュエーションが私好み。ええ、立てこもり系好きです。そこで交わされる人間模様を見るのがまた好きです。ちなみに立てこもり系では、ロメロ監督の『ナイトオブザリビングデッド』は特に良い出来だと思います。あと、この映画は『蠅の王』を彷彿とするのね。恐怖から狂気の宗教に傾倒していくあたりはまさにそんな感じ。恐怖と言う感情の前には人は原始的にならざるを得ないのか。そんなこんなで外部の恐怖と内部の恐怖に板挟みにあう主人公という展開が非常によく描かれていて、面白かった。ただ、私、霧の中には実は何もいなかったと言う展開だと思いこんでいたので、実は『巨大生物の島』の如く、あんなにいっぱいクリチャーが登場するとは思わなかった。さらにそのクリチャーが「軍が異次元に穴開けちゃいました」なんて荒唐無稽な展開になるとは思わなかったので、「いくらなんでも、それはないよね。ちゃんと違うオチ用意してるよね?」って気分だったので、映画が終わった後も、「で、やっぱりあれは異次元の怪物なの?」と言う荒唐無稽な事実だけが残ったのは若干引っかかる。ま、この際怪物の出所なんてどうでも良い部分かもしれないが…。それにしても、まるで聖書に符号するかの如く、襲ってくる怪物、そして狂信者の女(マーシャ・ゲイ・ハーデン名演技!)の予言する偶然なのか、なんなのかわからない怪物の行動パターン。あれだけ凶暴なのに、何故ガラスを破ってさっさと襲ってこないのか(シャッターは押し破ろうとしたくせん、一行にガラスにはアクションを起こさない理由がいまいち…)。生け贄を出した直後の晩は何故狂信者の女の言う通り怪物の襲来が無かったか?などの疑問が残る。そういう意味ではこの物語の構造上あまりに狂信者の女が有利になるように仕掛けられ過ぎている感はある。確かに不快指数の高い女性だったし、正直途中で殺されてすっきりしてしまったが、むしろ、逆に生け贄を捧げたことで、怪物が勢いづいてスーパーマーケットを襲い、女のとった行動が間違いだと気づいた信者たちが女を袋叩きにして殺すとか言う展開の方が、もっとすっきりしただろうし、人間の恐怖があぶりだされたと思うのだが。なので女の末路は単純なカタルシスはあるもののいまいちあっけない。そう言えば、キングの処女作『キャリ』もキャリーの母親が狂信者だったっけ。キングの恐怖の対象者として登場するこの狂信者と言うのはある意味興味深い。また、一番最初に家に置いてきた子供を助けるために、自分を送って欲しいと言った女に対し、それを断った主人公だが、火傷した男に対しては高いリスクを背負って薬局に行くと言う行動も実はよくわからない。少々無謀にも思えるし、その結果がどんどん裏目に出ていることも否めない。果たしてスーパーマーケットに静かに立て籠もっているべきだったのか。生きる望みは最後まで絶対に捨ててはいけないのか。この世はまさにDead or Live…。と言うよりも、最善と思われた道も皮肉な結果に転じることもある。それこそがこの世の恐怖ってことだな…。主人公の絶叫はまさに「あ〜、へたこいた〜!」
★★★★
From: ドラえもんの友人(NO MAIL) 5月 16日(金)04時33分25秒
監督のダラボンは脚本家時代は「エルム街の悪夢3」や「フライ2(佳作)」「ブロブ(傑作)」などのホラーというか、化け物系の作品を主に手がけていたが、それが監督になるや「ショーシャンクの空に」や「グリーンマイル」などのヒューマンドラマ系の作品を手がけるようになってしまい、サム・ライミ同様に低予算時代の過去には戻りたくない、「成功したからホラーはもう卒業」組かと思っていたら、なんと本作で帰ってきてくれましたよ。ナイス・カムバック!!霧を利用したホラー映画はいくつかあるので、本作のプロットを読んだ時点で私はスルーしてたんだけど、なかなかの良作に仕上がってます。傑作というのは言いすぎですがね。個人的に凄いと思ったのが、短編小説をほぼ改変なしで脚本化したこと。「アイアムレジェンド」もそうですが、ホラー、SF小説にはバッドエンド的なラストは別にめずらしい事ではありません。予算がそれほどかかってないことも要因でしょうが、こんなラストではアメリカでヒットするのは、まず不可能でしょう。ダラボンの映画魂を感じましたよ。では、映画の批評をば。私が残念だと思ったのは二点。一つはスーパーに閉じ込められた人が超常的な化け物群を目にして、簡単に思考停止し、ユダヤ教的な「神の贖罪」を信じるようになるとこまでの過程が性急すぎること。化け物が夜襲ってきて、虫が光に集まるのは常識でしょ。そして大量の化け物に襲われれば犠牲者が出るのも、またしかり!!田舎の人間はアホで信心深かったとしても、マーシャ・ゲイ・ハーデン扮する、ただ旧約聖書をそらんじているだけのキチガイを妄信するに至るまで、たった「1日」というのは無理がありすぎ。彼女は地元でもキチガイで通っていて、言ってることはようするに神にそむくな・・・つまりは化け物相手に無抵抗をつらぬき、全てを受け入れろ(=殺されろ)ってことなんだから、なおさらだ。現実逃避するにしても、せめて現実に対処しまくって絶望してからにしてくれないと。このキチガイ女は実際には何もやってないんだからよ!監督の真意は読める。恐怖ゆえに判断力を失った人間の集団が、外部の化け物より怖ろしいものに変貌していくというのは面白い。しかし、霧が入れない場所には化け物は入れないという安心ルールがある以上は、この映画から発せられる絶望感は意外に薄いのだ。スーパーゆえに食料もたっぷりあるし、篭城する選択肢を主人公達が放棄する過程を描いてないと、彼らの「ここから脱出したい」という気持ちに共感できない。そもそも、この主人公はスーパーを出るなったり、出るったり行動にちっとも一貫性がない。宗教女に扇動される集団が恐ろしくてスーパーから出るというが、いやいやいや、外にいる化け物軍団のがはるかに恐ろしいだろ。常識的に考えて。随所に見られる理性を持っている人間側の談話も、あまりに状況を言葉で説明しすぎで失笑。ホラー映画の体裁があるので化け物とのバトルを描かなければならないのは分かるが、上映時間が足りないのなら、薬局のシークエンスを全部削ってでも、ここらへんの群集心理は丁寧に描くべきだった。せっかく現実主義者の黒人弁護士というキャラがいるのに、何の絡みもないままさっさと殺しちまうし(勿体ねぇな)、主人公側の理性ある人間との対立がほぼなく(仲間が主人公を制止して対立にならない、理性ありすぎ)、マーシャの暴走そのものが群集扇動の原因として、彼女が死んで密室ドラマオシマイというのはゲンナリ。これじゃ密室ドラマというよりも、単にホラー映画に必ず一人はいるムカツクキャラがお約束でむごく死んだってのとかわんねぇじゃん。肝心な部分で「ただのホラー映画」で終るから、この映画は傑作足りえないんだよねぇ〜。この上っ面的な人物描写に不満を抱いていた俺は、この映画のラストは到底受け入れられない。事前に「化け物に殺させないで」と子供言わす薄っぺらい伏線はあるが、霧の拡散状況が分からないにしても、主人公が接した程度の化け物は現代レベルの武器で十分に対応可能だろ。現に車に乗ってる程度で殆ど化け物の脅威をシカト出来るというのなら、ガソリンが切れた程度で即自殺というのは短絡的すぎる。(だいたい、まだ霧が出て3日目じゃねーかよ。人類全体が死滅したと考えるには、あまりにもアホ)この映画オリジナルのラストは衝撃的であるが、俺には単なるアホな父親の「はやとちり」以外の何物でもない。つーか、同じ一児の親として、主人公の選択はあありえないし、キリスト教権的にも自殺はご法度だろが。子供が終始、化け物を恐怖の対象としていたのも残念。車中も寝てるしよ。巨大な化け物は悠然としてて、俺すら神を連想した。このエピソードとユダヤのいけにえ論をおりまぜて、子供自身が自殺を望むという方向に持っていってほしかった。子供の死によって救われる父というオチだったら、傑作だったのに。あ、そうそう、もう一つは化け物にCGIクオリティが低いこと。最初の遭遇から、羽虫に至るまで実写映像と不和がありすぎる。なめとんのかと思った。動きが滑らかすぎるんだよ。
★★★★★
From: miumiu(NO MAIL) 5月 14日(水)01時54分04秒
ネタバレありです。スティーヴン・キング原作×フランク・ダラボン監督・脚本とくれば面白くないはずもなく、期待して観に行きましたが、予想以上の作品だと思います。モンスターが人間を襲うシーンだけでも十分見応えがありますが、この映画は、田舎町の結束の固かったはずの人間たちが恐怖に陥った途端、その結束がいとも簡単に崩壊し、判断力を失い狂気の沙汰と化していくところに重点を置いており、それがこの映画の本質だと思います。(とくにモンスターの生贄として兵隊さんを外に投げ出すシーンは忘れられないです。)また、ほとんどのシーンをスーパーマーケット内に限定した密室劇にしているため、登場人物一人一人のキャラクター描写が丁寧で、その中で狂気に陥っていく人間心理に非常に説得力があるなあと思いました。ラストのオチには賛否両論があると思いますが、あのようなラストにしていることで、より深い映画になったと思います。哲学的なセリフも所々にあり、見終わった後、とても考えさせられました。最後に、宗教狂いの女を演じたマーシャ・ゲイ・ハーデンは素晴らしいです。
★★★★★
From: 東雲(ネタバレあり!ご注意!)(NO MAIL) 5月 14日(水)00時24分49秒
 観賞後、(文字通り)開いた口がふさがらない傑作映画! 予告編は明らかに「ショーシャンクの空に」をイメージした親子の感動映画として作られている。確かに監督フランク・ダラボンは一緒だけど。詐欺だぜ! ほんと! 儲かれば良いのか!?  (実際映画館内はカップルだらけだった。そしてみんなひいてた) この映画はど真ん中のホラー映画ですよ! 暴風雨が過ぎ、家はめちゃくちゃ。息子を連れて街のディスカウントストアに買い物に行った主人公一行は突如発生した霧のために、ストア内に閉じ込められる。 この序盤も見事です。店員や主人公が会話する何気ないシーン。視線や話す内容で登場人物がどんな人間かどんな関係か分かる。すごすぎ。 そして地の底から聞こえる叫び声のようなサイレンが鳴り響く。膨大な量の霧が駐車場を覆う。そして血だらけの老人が「霧の中に何かいる!ドアを閉めろ!」と走ってやってくる!  全面ガラス張りのストアの中で客たちは立ち止まり、その霧の発生を見ているしかないのだ。 霧の中はモンスターだらけ! さすがに途中、タコみたいな化け物が出てきたときは「ダラボン。やっちまったな」と思ったけど、この映画はモンスターが主役じゃない! 人間たちの戦いが主役なんだ! と中盤で気づいてからは、ただ、ただ、映画が楽しかった。 この「映画を見ていると楽しい」という感覚は、そうそうお目にかかれるものじゃない。 映画が楽しいって感覚は、僕が今映画を見ているという実感を忘れさせてくれる感じ。主人公たちに対してエールを送り、悪役に対して、「早く死んでしまえよ!」と願う感覚。 この映画の悪役は「霧の中のモンスター」と「店内の宗教女」。ストアの外には異形の怪物。内には不安を扇動する宗教集団が構築される。 外の怪物はともかく、ストア内でも孤立していく主人公たち。 そして、怪物がやっつけられるたび、悪役女がひどい目に合うたび「やった!」と感じる観客の感情こそ! 傲慢なものなんだ! と言わんばかりの、ラストの主人公の選択! 宣伝でも「ラスト15分の衝撃」とありますが、こんなの誰にも想像できないよ!  映画見ながら、先の展開を想像したりするじゃん。「どうなるんだろう?」って。 あまりにも最悪の展開ばかりなので、「きっと辛辣なラストだろう」と思っていたんだけど、そのラストは想像の遥か3千メートル上空の最悪の展開だった。 (中にはこの程度想像の範囲内だぜ、という残念な方もいるかもしれないけど、映画は楽しんだもん勝ちだぜ) 「あー!」っと声が出そうだったのを我慢して、口があんぐり開いたまましばらく画面を見ていたよ。  しかし、残念ながら、この映画は全米初登場9位と、見事にずっこけてしまった。原因はいろいろあるんだろうけど。そんなことは、ともかく僕は半期ベスト映画です。この映画。おすすめ。 まぁ、映画の感想なんて主観だ! この映画は最高に面白いのだ!! いや、ほんと! というわけで、長くなりましたが、最後にラストシーンに直接的にかかわる内容を書いているので、未見の方は見ないほうが吉。面白さが半減します。↓↓↓ ラストシーンは、「ライフイズビューティフル」と同じことが起きているのに、あっちは希望。こっちは超絶望、と印象を受けるのがすごい面白いなぁ、と思ったよ。
★★★★
From: すずき(NO MAIL) 5月 13日(火)01時05分31秒
ネタバレしてますので、ご注意。切ないない・・・。あまりにも切ないラストですね。極限状態になると、人間の信頼関係も崩れ、小社会も機能しなくなる。そんな中、ずっと観客の主観的な立場であり支持者であった主人公の最後があんな終わり方で、見ている人にはあまりにも切ない。その分インパクトはすごかった。でもなあ。やっぱり「なぜ建物の中に入ってこないのか」というのは、ずっと気になる。「仕切られていればOK」のような設定が延々続くが、最後には謎が解けるのかと思えば何も無い。「霧の範囲でしか動けないのか?」なんて良心的に考えても、途中シャッターの隙間や割れた窓からガンガン入ってくるので、矛盾してしまう。人が表に出たとたん、30秒もしないで襲ってきて、人を持ち上げるくらいの力があるのなら、ガラスドアなんてさっさと壊して、人間の獲物を食べてもよさそうなもんでしょ。結局閉じ込められたコミュニティーを表現するためのご都合主義感が、まさに霧のように全体を覆っているので、どうしても最後の感動が薄い。ここまで都合よく作るなら、宗教家が撃たれても生き返って神になったり、魔法を使ったり、すき放題してよって気持ちになる。それでも、サスペンス感は途中でだれる事がないので、最後まで一気に見る事ができました。そういう意味も含めて、★3つかな。
★★★
From: ゆん(NO MAIL) 5月 12日(月)23時31分33秒
中盤までは、おもしろかったと思います。パニック物から、徐々に人間心理の恐怖を描いてるあたりはおもしろいのですが、ここらあたりは28日後の方がよかった気がします。ただ・・・、ラストは頂けませんでした。正直言って、奇をてらったことをして、観客を驚かしたいだけにしかとれませんでした。無理矢理、ポジティブに解釈すると、どんな絶望な状況にあっても、最後まであきらめるなっ、ってとこでしょうが、父親の感情を考えると、そうも言ってられないような。
★★★★★
From: トスミ(NO MAIL) 5月 12日(月)23時18分02秒
ネタバレです。あのラストがあってこそ、だと思いました。だれが正しいのか、何が正義なのか、わからない。ラスト、ドレイトンは選択を間違ったことを知り、恐ろしい絶望におそわれることになります。が、それまでも、正義感からとった行動で、逆に、人が死んでいます。やけどで瀕死の青年1人を助けるために、薬局へ行きましたが、同行した2人が薬局で死にました。やけどの青年も、手遅れで死にました。スーパーから逃げ出す時も犠牲者がいました。そもそもスーパーからの脱出するという行為は、自分たちだけは助かろうという行為です。あの宗教かぶれの女性、撃たれましたが、それは正義だったのでしょうか。彼女に、多くの人が洗脳されますが、現実に、絶望の淵で宗教に出会い、信じることで救われたと感じている人々は、世界中、たくさんいます。私自身は無宗教だし、信仰をもつ気はありませんが、宗教で精神的に救われている人がいるという現実は、否定できません。彼女を信じなかったドレイトンがいけなかった、信じるべきだったと言っているのではありません。恐怖は、人間こそが作り出し、それは、絶望に追いやってしまうということ。誰が正しく、何が正義なのか、決して一面的には決められないということ。けれど、人が人の命を奪うことだけは、決して正義ではないということ。そんなことを、あのラストに思うのでした。
★★★★
From: ゆき(NO MAIL) 5月 12日(月)16時34分57秒
ネタバレホラーミステリーだと思い観に行ったら冒頭でモンスターパニックものだと思いがっかり・・・でも観ているうちにただ人がモンスターの餌食になるのではなく恐怖や何かにすがりたくなり狂気に満ちていく様がよく描かれていた。結局1番怖いのは人間なんだよなーって感じラストはヒエ〜ってなりましたがこれはこれでいい。後味悪いけど嫌いではない。
★★★★★
From: シガーびいき(NO MAIL) 5月 11日(日)08時38分04秒
最初はモンスターパニック系と思ってましたが、後半からは 人間社会(アメリカ)を見せる映画だと思いました。日本人はともかくとなりに座ってた高校生3人には多少難しかった気もします(笑−−−−−以下多少ネタバレします−−−−−ざっくり分けて、宗教(ユダヤ/キリスト)、銃社会、告訴、低所得層、資本主義(富裕層)が極限状態で何が正しいか??で、どれに偏ってもいけないけど、あきらめない心は持った方が良いという事を言いたいのかなと思いました。ノアの箱舟(最後のジープ)は沈没したが、乗り遅れたスーパーの店員が助かったのは考えさせられます。
★★★★
From: masu(NO MAIL) 5月 11日(日)02時04分34秒
誰かの感想で「キリスト教観がわかんないと、このラスト意味わかんないよね」って言葉がありました。あまりに日本人の情緒に寄った表現されると「これ海外の人見て意味わかるかな?」と不安になるのと似たところがあるのかも。勝手に絶望してはいけませんってことか。
From: シネマツルギー(NO MAIL) 5月 11日(日)00時35分22秒
久々の0点映画でした…※この映画批評の最後にとんでもないネタバレがあります、ご注意ください!!!ウィル・スミスもビックリです!※私の中では、スティーブン・キングの原作モノは大体0点か5点のどちらかです(何点満点かはあえて言いませんが100点満点で無いことを祈りましょう…ちなみに5点は『シャイニング』『ショーシャンクの空に』『スタンド・バイ・ミー』辺りで0点は『ニードフル・シングス』『ナイトフライヤー』『ドリームキャッチャー』etc、etc)。この映画の描くべき世界の中では“なぜ?”と言う事を考える事は無意味です。つまり“それ”が原作の言いたい事なのでしょう。(原作は読んでません、ないしは読んだけど忘れたか??)本来主題であるべき大切な“その辺り”が、全く映画では描ききれていません!!(先に述べた0点映画の多くがこのパターンで、“びっくりさせる”事のみを主眼に置くあまり芯が無くなってしまっているのです。)あとラストも最悪で、何の含蓄も寓話も意味合いもありません(“心が震える”など持っての外です…)。あえて一つだけ救いを上げるとしたら、神憑りババァがあっさりと撃ち殺されてスキッとした事くらいかな…
★★★★★
From: タイヤ(NO MAIL) 5月 10日(土)21時14分06秒
 最期にぐわ〜っと、自分の現実の中で思ってる事が、押し寄せてきました。 最期がなければ、タダのモンスターパニック映画、ただの密室劇。 抗う事の出来ない、理解も出来ない状況でどれだけ希望を信じ、何を正しいと思うべきか。 意見も色々割れるんだろな。色んな意見が楽しみです。 私は様々な国で、政治や紛争のただ中にいる人々に想いを馳せました。