ノーカントリー

満 足 度
77.7%
回答者数28


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★★★★
From: けんどー(NO MAIL) 6月 10日(火)12時08分47秒
(みんな書いていることだけど)ハビエル・バルデムがとにかく凄い。単に恐ろしいと言うだけでなく、自分自身の実存を脅かすという意味においておぞましいまでの存在感を醸し出している。この映画の核が、それぞれの登場人物が悪との遭遇を通じて己の存在に立ち返る(ある者はベトナム兵としての自分へと、ある者は父を誇りとする保安官としての自分へと)ことにあるのだとすれば、彼なくしてこの映画はあり得なかったろう。確かに後半の展開は問題アリだが、これはこれでそれなりに味わい深くて良いかな、と思う。
★★★★
From: うとうと(NO MAIL) 6月 8日(日)18時13分48秒
ハビエル・バルデムはまさに死神という感じで超怖い! 観ているうちに悪役のほうが主人公よりも重要になっちゃうのではないかと、少し危惧もしたけどそこは流石コーエン監督、配役のズレを後半で見事に修正してバランスの良いシナリオに仕立てた。最初は主役のトミー・リー・ジョーンズがイマイチ本筋と絡んでないような感じがしたけど。どっちかと言うとジョシュ・ブローリンのほうが主役に見えた。しかし彼は後半アッサリ殺される。そして話はどんどん哲学的な方向へ・・・・。ラストシーンは不可解だがこの世の真理を突いている。
★★★
From: 辛口(NO MAIL) 5月 22日(木)23時40分54秒
悪くはないけどねコーエンならこの程度はやるだろう。しかし、この程度ね? という感じは残る。
★★★★
From: ぽちお(NO MAIL) 5月 13日(火)22時43分59秒
やっぱり重かった。原作読んでから行ったので、読まなかったら映画単体でどれくらい理解できて面白く感じるかはわからないけど、シガーに狙われる恐怖感はあった。また、ささいなことで思わない方向にすすんだり、情けが裏目に出たりする不条理感とか、しっかり出てたのではないかと思う。<ネタバレ>ひとつ、これは個人的な見解だがモスの妻がシガーに何度催促されてもコイントスに賭けなかったところは、人間が生きるうえでの覚悟を描いているのではないかと思う。ばかにするんじゃない。わたしはコインなんかに賭けない意味は分からないけれど上手く当たれば生きたいという、小ずるい考えや賭けに負けたから殺されるのはしょうがないというあきらめで生きることはしたくない。意味がわからないものはわからないと言いたい。あなたが不条理な存在なのはわかっている。それでも、そして、たとえ無力だとしても理性をもった人間としてそれは不条理であるとわたしはあなたに宣言する。いまから、わたしは殺されるけれども最後までわたしは理性と覚悟をもった人間として生きることを選ぶ。と言っているような気がした。
★★★★★
From: (NO MAIL) 4月 27日(日)21時05分33秒
殆どBGMを使わないことによる緊張感がハンパない。テキサスの荒野と殺伐としたストーリーにやられた。シガーは近年まれに見る見事な悪役。「レオン」のスタンフィールド以来の凶悪さ。最高です。コーエン兄弟ひさびさの快作!
★★★
From: タイガードライバー(NO MAIL) 4月 26日(土)17時01分34秒
ちょっと自分には深すぎて難しい。何も考えずに見ていると「なんじゃこりゃ?」という感じで終わり、アカデミー賞と知らなければ「駄作じゃん」で終わっていたと思う。あとでネット情報をいろいろ見ていると、なるほど深い映画なんだなぁと。。というか皆さんかなり深い映画の見方するんですね。
★★★
From: Stephanie(NO MAIL) 4月 15日(火)00時18分44秒
とにかくハビエル・バルデムの演技は気持ち悪くて最高でした。 でも内容は結末が一体どうなったかさっぱり判らず、もう少し工夫が欲しかったです。
★★★★★
From: まっさ(NO MAIL) 4月 12日(土)01時00分21秒
国際線の飛行機の中で三回も観てしまった。これらの暴力は実は普遍的なもので、どんな人物にも降りかかってくる可能性がある。この暴力はあるものには正義であり、あるものには悪である。殺されるであろう人々とシガーとの少し離れたところからの視点が最後に場面が変わるところは良い間だった。あと病衣とブーツでの国境越えも良かった。
★★★★★
From: かーたつ(NO MAIL) 4月 10日(木)11時28分19秒
ガスボンベ持ってる人みたら・・・即、逃げよう!!メッチャ怖すぎる
★★★★★
From: シガーびいき(NO MAIL) 4月 10日(木)11時11分54秒
うーん、深い。ただアカデミー賞ってだけで見に行く方は60%くらいは楽しめないかも・・・時間枠が足りなかったのか一部ストーリーが原作より省略されてるらしく、若干判りにくかったが、DVDが出たらまた見てみたいと思う。松ちゃんが保安官はいらなかったと言ってるらしいが、だからああいう映画しか作れないんだろうなぁ^^;
★★★★★
From: この星の住民(NO MAIL) 4月 8日(火)19時33分34秒
みたい映画の時間があわなくて仕方なく観た。アカデミー賞受賞も、トミーリージョーンズがでてることもまったく知らなかった。が、面白くて、「いい映画」でびびった。おかっぱとボンベは後引きそうです。
★★★
From: ドラえもんの友人(NO MAIL) 4月 6日(日)14時41分07秒
>最後の交通事故の件の意味は??>純粋悪は交通事故程度にゃ負けないぞってことか?それともまさか、天罰が下ったなんてことは…「現実」という意味。現実は突然にやってきます。当事者の都合など関係ないですし、また嘆いたところで何も問題は前進しません。殺し屋であるシガーと同じ。交渉は通用しませんし、出合ったら理不尽なまでの死あるのみ。マフィアの会計士はその現実に会うと、現実に対して「私を殺すのか?」と質問するだけ。目前で人が殺されたのに、こんな会話で助かろうとしている。現実を受け入れる気がまるでない。やれやれ。だから殺されるし、映画ではそんなのは当たり前のことだと言わんばかりに殺されるシーンは省略される始末。血と暴力の国アメリカなんだから、疫病シガー自身が「交通事故(=現実)」に負けてどうする?生き残るシーンは省略されない。それは彼らが理不尽な現実と戦っているという意味だから。
★★★★
From: unnun(NO MAIL) 4月 6日(日)08時39分59秒
コーエン兄弟は、“今”の異常な犯罪を描き、老保安官に「昔はよかった…」と呟かせているが、では、そのよかった“昔”というのは、一体いつのことなのかと問いかける。この保安官の父も、祖父も、「昔はよかった」とつぶやきながら生きてきたに違いない。しかし、よかった昔など、実は存在せず、昔から今に至るまで連綿として受け継がれてきた『血と暴力の国』、それがアメリカなのだ、という暗いメッセージが心に重くのしかかる。恐い映画でした。
★★★★★
From: ドラえもんの友人(NO MAIL) 4月 4日(金)13時35分26秒
>「現代の犯罪は理解できない」昔はよかった、と懐古的に思って仕事をしていた保安官が、後半の保安官の叔父との>会話で、アメリカは昔から血と暴力で造られた国であり、昔も今もそれは変わらない、今が最悪ではなく、昔から最悪なんだ、>と気付くというさらに絶望的なエピソードがこの映画を象徴している。東雲氏のこの一節は、この映画の完璧な批評じゃないですかね。正直、僕は最後のこの夢の話が出るまで、「ジジイの昔は良かった発言」にはウンザリしてましたが、夢という逃避世界で現実を目の当たりにさせられるというこのエピソードに、ようやく胸のつかえが取れた気がしました。(頭の悪い回顧主義のオッサンは、親父の言うことしか受け入れられないというのが秀逸です)ここらは個人的な映画に対する見解ですが、この映画で繰り返される「殺す必要はない」というセリフが僕には非常に滑稽に感じてしまいました。殺し屋ウィディハレルソンも、モスの妻もこうなることは織り込み済みなのに、戦おうとせずに説得という「命乞い」をしだす。話せば分かり合えるなどとの幻想を信じている。愚かだ。逆にモスは最後の最後までシガーと戦うことを決意し、病院を抜け出し、ベトナム戦争で生き残ったというネタで再びアメリカに戻ります。ここでは戦う者と逃げる者の対比が行われていると思うのです。シガーはガソリン給油に立ち寄った店で、コイントスをおもむろにします。店主は何を賭けるんだと恐る恐る聞き、シガーは「全てだ」と答えます。結果、店主は正解し、事なきを得ます。おそらくコイントスで店主が間違っていたら殺されていたでしょう。これはシガー流のユーモアではありません。「一瞬を真剣に生きよ!」というメッセージなのです。殺し屋なんだから、こんなメッセージがあるわけないと思いますか?善か悪ではないのです。快か不快でもないのです。損か得でもないのです。シガーにあるのは「自分の流儀」のみ。この流儀に反するものは、全て映画では殺されます。たとえ、ヤクザのボスでも。そして、シガーの流儀の正体は『すべての現実』なのです。映画の最後に訪れる、車両事故。シガーはモス同様に瀕死でしたが、生きることを諦めませんでした。そして、この後モスと同じことをするのです。モスが殺されたかどうかは映画では語られませんが、ゆえに私は逃げ切ったと解釈します。この映画は死を扱う死神からの、現実に対するメッセージなのです・・・現実を受け入れ、戦えとの!!ジジイは昔は良かったといいますが、紀元前からそんなことは繰り返し言われていたネタです。真剣に生きてないトミーリー・ジョーンズ警官には、それが分からないからグチを言うだけ。夢の中にしか救いを見出せない彼に、それが分かったのかは分かりませんが、私には伝わりました。
↑ あっ、ゴメン、モス殺されてたね。すいません。生き残ったとか嘘言っちゃって。
★★★
From: けいすけ(NO MAIL) 3月 31日(月)01時41分11秒
 ある程度覚悟していましたが、後味はあまり良くない作品でした。 モスの逃走劇には引き込まれましたが、終盤は若干、冗長に感じてしまいました(^-^; シガーとは別のもう一人の殺し屋、カーソンが意外とあっさり退場してしまったのも残念・・・
★★★★
From: おさ(NO MAIL) 3月 29日(土)22時09分24秒
この映画がアカデミー賞を取ったのは、アメリカもテロに遭ったりして、少しずつ成熟してきたからじゃないでしょうか。消音散弾銃とかの、暴力性の表現が強烈でした。正義が勝つわけじゃない事を、アメリカ人も理解してきたのでしょう。
★★★★★
From: ゆきいろ(NO MAIL) 3月 24日(月)14時51分51秒
この映画を観た3日たったが、まだ私の頭には荒野の乾いた風が吹いている。あまりに影響を受けてハッとすることがあるくらいだ。そのくらい衝撃的な映画だ。多分今年度ナンバーワンと言う事になるだろう。全て観終わったあと、結局この映画はストーリーなんかどうでもいいんだ、と思った。無機質な純粋悪シガー、こいつは本当に恐ろしいヤツだ。こんなに恐ろしい気持ちになったのは久しぶりじゃないか?並みのホラー映画やソンビなんかヤツの敵じゃない。片や、シガーに追われるモスもなかなかのキャラだ。ベトナム戦争を2度生還しているだけあって、妙な自信があり、この負のスパイラルから逃げられない。ラストシーンは賛否があるだろうが、はっきり言ってここまで来るとどんな終わり方をしたっていいのだ。ただシガーが原因で保安官を辞めた彼にとって自分の前を灯りを持って待っていてくれる実父は「癒し」の存在になるのだろう。
★★★★★
From: みみ(NO MAIL) 3月 24日(月)14時50分30秒
思ったことはすでに皆さんに書かれてしまっているのですが、逃亡劇を中心に据えつつも、昔も今も将来も「血と暴力の国」であるアメリカを描いているのだと思いました。おそらく「保安官」でありたい大多数のアメリカ人は、手に追えない世の中の不条理(悪)に頭を抱えるトミー・リー・ジョーンズに深く共感するだろうと感じました。そういう意味でオスカーなのかも。昔はよかったと思っていたら、実は昔も今も変わってないんだという事実に打ちのめされながらも、それでも前の世代から受け継いだもの、あるいは、はかない希望をかかげて、この世の中を生きていかなくてはならない、ということを訴えているような気もします。人によって解釈はさまざまだと思いますが。
★★★★★
From: フラワー(NO MAIL) 3月 23日(日)23時19分47秒
個人的にはとても気に入りましたが、賞を取るとなると・・・、ちょっと違うような気がします。作風がマニアックすぎるのではないでしょうか。ミニシアター系ですよね、完全な。作品のコアの部分がはっきり明示されていないだけに、見る側のイマジネーションが求められるという、作品を受容するために普段とは違うバイアスがかかる、少々面倒くさいストーリー展開がツボにはまれば、かなり楽しめると思います。
★★★★
From: ラフン(NO MAIL) 3月 22日(土)02時42分12秒
皆さん凄い深く映画を見てますな・・・関心しました。自分は逃亡劇としてとても面白かったなぁと。終わり方はおや?と思いましたが、アントン・シガーの存在感が強烈でこれだけでも観に行った甲斐があるわーなんて思いました。
★★★★
From: 地主(NO MAIL) 3月 20日(木)14時13分39秒
「賞をとったから」という理由で観にいった一人です。確かに最後はあっけに取られてしまいましたが、登場人物の言動やストーリーの進み方が後半から深みにはまる感じがしました。謎なところもありましたけど・・。「逃げるモスと、追うシガー、シガーを追う保安官」というストーリーがどう完結するのかという事だけをポイントとして観てしまうと面白くないのかもしれません。1回観るだけではすべてを理解できませんね。シガーの行動はすごく面白かったです。シガーが言葉を発するごとにびくびくしてました。自分の髪型に似ててちょっと微妙ですけど・・・
★★★★★
From: どうなんでしょう(NO MAIL) 3月 19日(水)22時56分27秒
シガーだけで普通におもしろかったような気がします。(以下ネタバレです)原作読んだんですが、モスを殺したのってメキシコ人なんですね。そりゃそうか。オカンに行き先聞いてた怪しいおっさんいたもんな。
★★
From: シュウ(NO MAIL) 3月 19日(水)19時02分38秒
いやーコーエン兄弟は「ミラーズ・クロッシング」が一番面白かったんやないいくら漫画チックが持ち味のこの兄弟でも今回の殺し屋は漫画チックすぎないか
★★★★
From: 慣れ親しんでない人(NO MAIL) 3月 18日(火)15時33分55秒
ネタバレあり。面白かった。逃走劇もさることながら、要所に入るモスの話も哲学染みていて考えさせられる内容だった。しかし、肝心要の、芯となるメッセージがどうも見えてこない。この世には(アメリカには)純粋な悪(シガー)が存在し、その力には例え正義(保安官)をもってしても立ち向かえない。悪は自分の信念のままに他人の命を弄ぶことができ、人々はその存在に恐怖するしかない。しかし人々の心には希望(最後の夢の話)がある。というようなことが話の核なんだろうなと思うけど、どうもわからないシーンがいくつかある。モスがモーテルに踏み込んだときに隠れていたシガーはどこへ行った?逃げた?逃げたとしても、純粋悪が正義から逃げるというのはストーリー上矛盾しているような…最後の交通事故の件の意味は??純粋悪は交通事故程度にゃ負けないぞってことか?それともまさか、天罰が下ったなんてことは…このへんのシーンの意味が見えてこないせいで、結局何が言いたかったのかがぼやけてしまう。原作(コーマック・マッカーシー著「血と暴力の国」)を読めば解決されるのであろうか。それとも、日本人では到底理解不能なことなのであろうか。ここが理解できたら5点満点あげれる映画だった。蛇足だが、なんとなく荒野版ファーゴって感じがした。空気感が似てたし、トミー・リー・ジョーンズとフランシス・マクドーマンドの役柄が似てたからかな?
★★★★★
From: 東雲(ネタバレあり!ご注意!)(NO MAIL) 3月 18日(火)12時37分42秒
 「アカデミー賞とったから」という理由で普段から映画に慣れ親しんでないお客さんがたくさん見てしまい、結果、「つまんねー」という感想で溢れてしまいそうで涙が出そうなイメージです。 前半はシガーが人を殺しまくり、モスが逃げまくるというA級サスペンス映画としても十分見れます。(一般のお客さんもここは面白いと踏んでくれるはず) しかし、後半30分あたりから、映画が突然哲学的な内容になるる。 前半は金と追う暗殺者という対比だったが、後半、映画は「そんな金、どうでもいいじゃん」とばかりに「死」について考えさせられるエピソードが羅列される。(2ちゃんねるで金は誰が持っていたのか、で議論になってた! 信じられない! シガーに決まってんじゃん!! 映画見てたのかよ!!) 前半は上記のような、直接的な残酷描写があったが、後半からは、家から出たシガーが玄関マットで靴の裏を拭く(靴裏についた血を拭っている)というシーンで殺人が行われたことを表現したり、直接死を見せない間接的表現に変わって行く。 その表現もあいまって、後半は、あまりにも無敵(傷つきもするが)な殺し屋シガーは「幻覚じゃないのか」「幽霊?」と思えるようになる。シガーが繰り出す不条理な暴力は現実に起こる偶発的で突発的な死の象徴に思えてきて「金を持ち逃げした人間とそれを追う殺し屋の物語」が、いつのまにか「‘死’そのものに人間は打ち勝つ(立ち向かう)ことができるのか」という物語へ変節していく。  そして、ラストは、なんとこの映画、保安官の「昨日見た夢」の話。本題からはいくぶん離れたような印象をうける会話シーンで終わる。 観客は、心がもやもやしたまま、映画館から放り出される。 ここで去年見た映画が「どろろ」と「HERO」と「パイレーツ」くらいかなぁ、ってお客さんは「分からない=つまらない」と感じて家に帰ってしまうだろう。残念。見ないで結構ですわ。 原題は「No Country For Old Men(年寄りに居場所はない)」という意味。 シガーという男は誰しも逃れようのない死そのものであり、この男を観客が「怖い」と思うのは、こいつが起こす「死」に意味がないこと。突発的にある日突然、なんの意味もなく自分が死んでしまう、ということを想像し、恐怖してしまうから。  捜査官の筆頭は老トミーリー・ジョーンズ。この人が「今の犯罪は理解できない」と言いながらも、シガーを積極的に追わない(実際にほとんど事務仕事や喫茶店にいて、ただクダまいてるだけ)、というところがこのお話のミソで、彼は自分に忍び寄る死と向き合うことができないでいる、のではないかと。 だからラスト付近で踏み出す彼の一歩が貴重なんだ。こわいし。 「現代の犯罪は理解できない」昔はよかった、と懐古的に思って仕事をしていた保安官が、後半の保安官の叔父との会話で、アメリカは昔から血と暴力で造られた国であり、昔も今もそれは変わらない、今が最悪ではなく、昔から最悪なんだ、と気付くというさらに絶望的なエピソードがこの映画を象徴している。 僕はラストのあの夢の話は、希望のお話だとして解釈したんだけど。 あの最後のセリフはそれこそ、個人で解釈して楽しんだらいいと思う。個人で解釈ってコトは、その人の人生観がその解釈にあらわれるので、ネットでこの人の意見を見るといろいろ楽しい。 ビッグ・リボウスキの中の人だとは思えない、ハードな映画で、なぜこんな難解で暗黒のように暗い映画がアカデミー賞をとったのか分からない、というのが率直な感想。賞なんてとるから人の目につくんだ。まったく。 とはいえ、「後半20〜30分は目をこらせ」と忠告しておけば、けっこう誰しも楽しめる映画ではないかと思うけど。 傑作。(この映画事態がアメリカを象徴しているみたいなんだけど、そこまでは僕にはわかりませんでした) 
★★★★
From: ダグ(NO MAIL) 3月 17日(月)23時22分58秒
ぶっちゃけストーリーもそうだけど大した映画じゃないような気がします。でもなぜかいろいろ考えさせられちゃうあとからじわじわ来る作品ですね。音楽が無いことによる緊張感や人間離れした殺し屋シガーの行動や表情などインパクトはなかなかありました。
★★★★
From: トラビス(NO MAIL) 3月 17日(月)22時38分51秒
“老い”や“死”の普遍的な意味を考えさせられる作品。とんでもないスリラーなのにどこか惚けた味わいはヒッチコックを彷彿とさせる。音響効果でここまで痛さを感じた映画は初めて。(そこに居たら絶対あれが飛んでくるってば・・・)荒涼としたテキサスの風景も美しい。
★★★
From: にゃあ(NO MAIL) 3月 17日(月)22時17分29秒
よく分からない。コーエン兄弟のどの辺がすごいのか。評価するには知識もセンスもないので誰か教えて。