監督選定ベスト映画

各監督のお気に入り映画を10本紹介してもらいました.監督によっては,10本を越えている場合もありますが・・・
監督によっては,お気に入り映画を選出する際のコメントも載せてあります.



デニス・ホッパー

 沈黙のテロリスト(2001) 出演
 CHOKE チョーク(2001) 出演
 チャイルド・コレクター/溺死体<未>(2000) 出演
 アルゴノーツ 伝説の冒険者たち(2000) 出演
 LAPD 処刑分署(2000) 出演
 コールド・クロス<TVM>(1999) 出演
 プロフェッツ・ゲーム 殺人予告<未>(1999) 出演
 ビートニク(1999) 出演
 デニス・ホッパー in 狙×撃×者(1999) 出演
 レイク・フィアー(1999) 出演
 エドtv(1998) 出演
 タイカス<未>(1998) 出演
 ディードル・ブラザーズ/悪ノリ双子の大作戦(1998) 出演
 ブラックアウト(1997) 出演
 デッドエンド<未>(1997) 出演
 カジノ・ヒート<未>(1997) 出演
 フランキー・ザ・フライ(1996) 出演
 バスキア(1996) 出演
 スペース・トラッカー(1996) 出演
 リチャード・アヴェドン:闇と光(1996) ナレーション
 ウォーターワールド(1995) 出演
 サーチ&デストロイ(1995) 出演
 密会<未>(1995) 出演
 スピード(1994) 出演
 逃げる天使(1994) 監督/出演
 魔界世紀ハリウッド<未>(1994) 出演
 スーパーマリオ/魔界帝国の女神(1993) 出演
 トゥルー・ロマンス(1993) 出演
 ボイリング・ポイント(1993) 出演
 ネイルズ(1992) 出演
 レッドロック/裏切りの銃弾(1992) 出演
 ハート オブ ジャスティス<TVM>(1992) 出演
 アイ・オブ・ザ・ストーム(1991) 出演
 インディアン・ランナー(1991) 出演
 裏切りの代償<TVM>(1991) 出演
 ホット・スポット(1991) 監督
 ミッドナイトヒート(1991) 出演
 デニス・ホッパー/悪夢からの帰還<未>(1991) 出演
 パリス・トラウト(1990) 出演
 フラッシュバック<未>(1990) 出演
 理由なき発砲<未>(1990) 出演
 ハートに火をつけて(1989) 監督/出演
 BACKTRACK/バックトラック(1989) 監督/出演
 カラーズ/天使の消えた街(1988) 監督
 ブラッド・レッド/復讐の銃弾<未>(1988) 出演
 ストレート・トゥ・ヘル(1987) 出演
 ピックアップ・アーチスト(1987) 出演
 悪魔のいけにえ2(1986) 出演
 アメリカン・ウェイ(1986) 出演
 勝利への旅立ち(1986) 出演
 ブラック・ウィドー(1986) 出演
 ブルーベルベット(1986) 出演
 ラスベガス大捜査線<TVM>(1986) 出演
 リバース・エッジ(1986) 出演
 刑事スターク<TVM>(1985) 出演
 突撃!O・Cとスティッグス/お笑い黙示録<未>(1985) 出演
 マイ・サイエンス・プロジェクト<未>(1985) 出演
 謀殺の標的<未>(1984) 出演
 ランニン・アウト・オブ・ラック<未>(1984) 出演
 バイオレント・サタデー(1983) 出演
 ランブルフィッシュ(1983) 出演
 血の甦る時<未>(1981) 出演
 マルホランド・ラン/王者の道(1981) 出演
 アウト・オブ・ブルー<未>(1980) 監督/出演
 地獄の黙示録(1979) 出演
 アメリカの友人(1977) 出演
 トラックス<未>(1977) 出演
 デニス・ホッパーの マッド・ドッグ・モーガン/賞金首<未>(1976) 出演
 狂気の楽園<未>(1975) 出演
 おたずrね者キッド・ブルー/逃亡!列車強盗<未>(1973) 出演
 ラストムービー(1971) 監督/原案/出演
 イージー・ライダー(1969) 監督/脚本/出演
 勇気ある追跡(1969) 出演
 続・地獄の天使(1967) 出演
 白昼の幻想(1967) 出演
 暴力脱獄(1967) 出演
 四人の恐迫者(1960) 出演
 向う見ずの男(1958) 出演
 OK牧場の決斗(1957) 出演
 列車大襲撃(1957) 出演
 ジャイアンツ(1956) 出演
 理由なき反抗(1955) 出演
 大砂塵(1954) 出演

黄金 1948 ジョン・ヒューストン
波止場 1954 エリア・カザン
陽のあたる場所 1951 ジョージ・スティーブンス
シェーン 1953 ジョージ・スティーブンス
理由なき反抗 1955 ニコラス・レイ
砂の女 1964 勅使河原宏
大人は判ってくれない 1959 フランソワ・トリュフォー
第七の封印 1956 イングマール・ベルイマン
愛のコリーダ 1976 大島渚
羅生門 1950 黒澤明


俺は長い間映画を撮りたいと思っていて,干されていた間ずっとヨーロッパの映画作家たちに興味を持ってきたんだ.
トリュフォー,ゴダール,デ・シーカ,パゾリーニ…ベルイマンもずいぶん観た.それと黒澤.とにかく外国映画ばかり観ていた.




ジョン・ウー 【1998年現在】

 M:I−2(2000) 監督
 リプレイスメント・キラー(1998) 製作総指揮
 ブラックジャック<未>(1998) 監督/製作総指揮
 ビッグ・ヒット(1998) 製作総指揮
 ジョン・ウー 狼たちの絆 MISSION:2<TVM>(1998) 製作総指揮
 フェイス/オフ(1997) 監督
 ジョン・ウー 狼たちの絆<TVM>(1997) 製作総指揮
 ジョン・ウー 狼たちの絆 MISSION:3(1997) 製作総指揮
 ジョン・ウー 狼たちの絆 FINAL MISSION(1997) 製作総指揮
 ブロークン・アロー(1996) 監督
 ブレイク・ダウン<TVM>(1996) 監督/製作総指揮
 大陸英雄伝(1995) 製作
 野獣の瞳(1995) 製作
 南京1937(1995) 製作
 ハード・ターゲット(1993) 監督
 ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌(1992) 監督/出演
 狼たちの絆(1991) 監督/脚本
 ワイルド・ブリット(1990) 監督/製作/脚本
 狼/男たちの挽歌・最終章(1989) 監督/脚本
 反逆の絆<未>(1989) 出演
 ワイルド・ヒーローズ/暗黒街の狼たち<未>(1989) 監督
 男たちの挽歌U(1987) 監督/脚本
 男たちの挽歌(1986) 監督/脚本
 ソルジャー・ドッグス(1986) 監督/脚本
 ゴースト・バスティン<未>(1983) 製作総指揮
 アーメン・オーメン・カンフーメン!<未>(1981) 監督
 滑稽時代/モダン・タイム・キッド<未>(1980) 監督/脚本
 ジャッキー・チェンの秘龍拳/少林門<未>(1975) 監督/出演
 カラテ愚連隊(1973) 監督/脚本

大人は判ってくれない 1959 フランソワ・トリュフォー
シェルブールの雨傘 1964 ジャック・ドゥミ
サムライ 1967 ジョン・ピエール・メルヴィル
アラビアのロレンス 1962 デヴィッド・リーン
七人の侍 1954 黒澤明
ウエスト・サイド物語 1961 ロバート・ワイズ
ワイルド・バンチ 1969 サム・ペキンパー
ミーン・ストリート 1973 マーティン・スコセッシ
ゴッドファーザー 1972 フランシス・フォード・コッポラ
サイコ 1960 アルフレッド・ヒッチコック
エクソシスト 1973 ウィリアム・フリードキン


 「大人は判ってくれない」を観る度に,真の芸術家の心の中にある”真実”と”純粋さ”と”愛”を見つけることができる.これは,創作に携わったことのない者には理解しにくいことだが,本来,芸術家とは孤独な存在であり,孤独の中に自らを閉じこめなければ,”真実”や”想像力”や”美”は見いだせない.つまり芸術家にとっては孤独こそが本当に重要なものなのだ.これは私自身が経験してきたことであり,また,トリュフォーの作品を観る度に再認識させられることである.トリュフォーは,詩人がペンをとって詩を書くように,キャメラを回し映画を撮る.彼は新しい映画言語のみでなく,愛を分け与えることの大切さを教えてくれた.映画が詩になり得るという事実を証明してくれたのだ.

 「シェルブールの雨傘」のロマンティズムはほとんど完璧だ.この映画は観客に”夢”と”希望”と”美”を与えてくれる.そして,実現不可能な夢などではなく,探し求めるものはいつも我々の心の奥にあると教えてくれる.”愛”も”美”もいつかは成熟する,と.彼の映画世界は,カラフルで,音楽に溢れ,平和で,理解に満ちている.流れ出る歌や音楽が,一瞬一瞬の美しさを紡ぎ,印象派の画家のような色遣いが映画の美しさを際立たせる.ドゥミの作品が,いつも観客に初恋の頃を思い出させるのはそのためだろう.

 ジョン・ピエール・メルヴィルの「サムライ」ほど,私が「男たちの挽歌」や「狼 男たちの挽歌・最終章」を作る際に影響を受けた映画はない.メルヴィルは,私にとって常に最大のアイドルなのだ.

 「アラビアのロレンス」は,歴史的超大作というばかりでなく,デヴィッド・リーンという映画作家の大いなる精神性を知らしめてくれる映画だ.観客に,世界の広大さと,人の心の中に”善”と”悪”が同居していることを教えてくれる.トリュフォーがキャメラをペンのように使うとすれば,リーンにとってのキャメラは絵筆だ.「アラビアのロレンス」を構成するすべての要素が,リーンの精神的絵画の一部分なのだ.演技も音楽も編集も撮影も完璧に指揮されている.

 黒澤明は,山のように巨大でありながら,人間的で,誰にでも理解できる映画を見せてくれる.「七人の侍」では,本物の騎士道精神を描いた.真の侍は,名誉,忠誠,そして自己犠牲の精神を生まれながらにして身につけている.誤解されようとも,迷うことなく自分自身の道を進み,人間性を重んじ,高貴ですらある.真の騎士道精神とは,真実の男の姿として具象化されるのだ.黒澤がこの映画で見せてくれた映画話法の斬新さは一生忘れないだろう.有名な雨中の合戦場面は,まさに傑作という言葉のためにあり,これを越える映画は未だない.

 あれから30年も経っているというのに,「ウエスト・サイド物語」のすべての旋律や歌詞を,まるで昨日の夜のことのように思い出せる.私の心の奥底で「ウエスト・サイド物語」に描かれた”人生”と”美”が韻を踏んでいて,アクションシーンを演出するときは必ず心に浮かぶのだ.この映画の素晴らしさは絵画の価値観に似ている.時とともに増殖していくのだ.ロバート・ワイズは,素晴らしいミュージカルに,憎しみは愛や美を破壊する,という重要なメッセージを託している.

 「ワイルドバンチ」でサム・ペキンパーは,ロマンティズムを全く新しい方法論で映像に表現している.スローモーションとノーマルスピードの画面が交互に現れる様は,まるでモーツァルトやワグナーを聞いているかのよう.それでいて,映像はミケランジャロの絵画のように力強い.私にとって「ワイルドバンチ」はギリシャ悲劇のごとき叙事詩である.ラストには,息の止まるような美しい銃撃シーンとともに滅びゆく栄光の記憶が構築される.

 「ミーン・ストリート」は,真実の芸術家の告白文である.スコセッシは,彼の信じるもの,愛,そして自己発見を赤裸々に観客に告白する.自分自身のみならず,周囲の世界そのものについても堂々と真実をさらけ出す.ここまで勇気ある映画作りを実践できる映画作家は少ない.だから,彼の映画は,純粋であると同時に特別なのだ.そのテクニックゆえ,スコセッシを映像の魔術師と呼ぶ人がいるが,むしろコンクリートジャングルの哀愁詩人,あるいは,街をオペラにしてしまう指揮者と呼ぶべきだ.彼の劇的なスローモーションの使い方はとても影響を受けた.私の作品「ワイルド・ブリット」は「ミーン・ストリート」の主要登場人物にインスパイアされている.

 フランシス・フォード・コッポラは,見事なテクニックで”腐った魂”を”崇高な魂”へ高めて見せた.あらゆる角度から”悲しみ”を描きつつ,それを”美しさ”へと昇華させた.家族愛や愛国心,モラルの問題において,全く新しい概念を提示し,それをスタンダードにしてしまったコッポラは,映画作家がある意味で,”職人”でなければならないことも世に知らしめる.詩人であり,建築家であり,画家であり,作曲家であり,彫刻家であり,夢想家…コッポラの技巧がすべて結集された「ゴッドファーザー」はまさに芸術品だ.

 「サイコ」でアンソニー・パーキンスが母親に話しかけている場面は忘れがたい.ヒッチコックは観客を登場人物に感情移入させ,戸惑わせ,そして悪夢へ引きずり込む.観客は恐怖を覚え,自分自身の”サイコ”を発見する.ヒッチコックは常に映画の中で実験を試みている.どれも映画をつくるときに参考になるものばかりだ.

 「エクソシスト」のドキュメンタリータッチのキャメラワークとシャープな編集を観るにつけ,恐怖と演出するには自然さこそが重要だということがよく分かる.フリードキンは,観客が映画を観ていることを忘れ,まさに”善”と”悪”に直面しているような感じにさせる.人の心の奥に棲む邪悪さや恐怖は簡単には破壊できない,という重要なメッセージも最後に提示される.が,生き残るためには恐怖から目を背けてはいけない.道徳観さえ失わなければ,いかに困難であろうとも,最後には正義が勝つのである.




アレックス・コックス【1998年現在】

 ラスベガスをやっつけろ(1998) 脚本
 スリー・ビジネスメン<未>(1997) 監督/出演
 デス&コンパス(1996) 監督/脚本
 ザ・ウィナー(1996) 監督
 PNDCエル・パトレイロ(1991) 監督
 BACKTRACK/バックトラック(1989) 脚本
 ウォーカー(1987) 監督
 ストレート・トゥ・ヘル(1987) 監督/脚本
 シド・アンド・ナンシー(1986) 監督/脚本
 レポマン(1984) 監督/脚本

ロリータ 1962 スタンリー・キューブリック
市民ケーン 1941 オーソン・ウェルズ
恐怖の報酬 1952 アンリ・ジョルジュ・クルーゾー
世にも奇妙な物語 悪魔の首飾り 1967 フェデリコ・フェリーニ
黒い砂漠 1971 フランチェスコ・ロージ
蜘蛛巣城 1957 黒澤明
ゴジラ 1954 本多猪四郎
パンドラの箱 1928 G・W・パプスト
エル 1952 ルイス・ブニュエル
夕陽のガンマン 1965 セルジオ・レオーネ


 「ロリータ」は,ピーター・セラーズの素晴らしい一人三役(いや,四役か),ジェームズ・メイスンが演じた見事なまでにみっともないセックス強迫症中年男ハンバート!演技もいいけど,脚本も凄い.キューブリックにしては珍しく女性が重要な役割を果たしてもいる.シェリー・ウィンタースの見事な偏執者ぶりにはびっくりだし,何と言っても爆弾10代娘スー・リオン!面白いこと請け合いだ.

 「市民ケーン」は映画史上最高の作品!画期的な映像技術のみならず,50年前にこんな政治的な映画をつくっていたってことに驚かされる.映画を構成する全要素が,名演出,名脚本のもとにまさに完璧に調和して出来上がった名作.

 「恐怖の報酬」は,決してセンチメンタルに流れないし,最初から最後まで悪い奴しか出てこないもの画期的だ.スリラーとしても,冒険アクション映画としても世界最高の一本だろう.アンリ・ジョルジュ・クルーゾーがこの映画で見せた超クローズアップを多用するハラハラドキドキの編集テクニックは,後のアクション映画の基礎になっている.セルジオ・レオーネもサム・ペキンパーもジェームズ・キャメロンもジョン・ウーも,みんなこの映画から学んだのだ!

 「悪魔の首飾り」は,ゾクゾクするほどシュールで恐ろしいホラー映画だ.この映画の中のローマは,後にフェリーニ自身が「フェリーニのローマ」で描こうとしたローマよりも奇妙で不気味だ.

 「黒い砂漠」は,最近滅多に作られなくなった感動の社会派ドラマ.こうしたジャンルの始祖と言えるフランチェスコ・ロージは本当に尊敬に値する.

 「蜘蛛巣城」は,俳優の演技はもちろん,城のセット,録音技術(あのヒステリックな声!),衣装,すべてが絡み合って,ほぼ完璧なホラー映画を作り上げている.

 怪獣映画史上で「キングコング」も対抗できるのは,「ゴジラ」だけだろう.「キングコング」のコマ撮りによる特撮は確かに凄いが,私にとっては前世紀の遺物で,「ゴジラ」の「人間が怪獣の衣装を着て暴れる」という凄い発想こそが少年時代の私を熱狂させた.さらに言えば,同じ白黒映画でありながら,「ゴジラ」の白黒画面には「キングコング」のようなロマンティックな雰囲気は微塵もない.表現主義の画家が描いた悪夢のような感触.コングはたまたま棲むべき場所でない都市に放り込まれた友好的な猿だったが,ゴジラは放射能の炎を吐く,わからずやの恐竜版フランケンシュタインなのだ.こんな恐ろしい映画の主人公はほかにはいない.

 「パンドラの箱」は,ルイーズ・ブルックスと,彼女のおかげで破滅させられていく男たちの姿しか覚えていない.どんな結末だったかすら思い出せないが,それもルイーズ・ブルックスのせいだ.彼女こそ,すべてを兼ね備えた女優,まさにカルトだ.信者が世界中に大勢いるというのも全くうなずける.

 潔癖性で敬虔なクリスチャンの40男が,女性に猛烈な一目惚れをする.「エル」はルイス・ブニュエルがメキシコで撮ったシュールなコメディだ.主人公が本来の場所へ戻っていくという展開は,ブニュエルの作品ではとても珍しい例である.

 「夕陽のガンマン」は,その練り上げられた物語構成ゆえにセルジオ・レオーネの最高傑作と言える.ヒーローであるクリント・イーストウッド,そのライバルとしてリー・ヴァン・クリーフ,そしてイタリアを代表とする名優ジャン・マリア・ヴォロンテが敵役として,それぞれ全く遜色のなく屹立しあっている.このキャラクター構成がまず見事としか言いようがない.そして,何しろ正確無比で無駄がない物語展開.悪役たちが街にやってくると,マッシモ・ダラマーノの移動撮影によって,舞台となる街の様子が一目で分かるように説明される.セット及び衣装までもデザインしてしまったカルロ・シーミの仕事ぶりも本当に凄い.脇役も見逃せない.「夕陽のガンマン」は全く素晴らしい,忠誠と裏切りと銀行強盗と復讐の物語なのだ.




ジャン・ピエール・ジュネ&マルク・キャロ

 アメリ(2001) 監督/脚本
 エイリアン4(1997) 監督
 ロスト・チルドレン(1995) 監督/脚本
 デリカテッセン(1991) 監督/脚本

1931 フリッツ・ラング
ピノキオ 1940 ベン・シャープスティン
狩人の夜 1955 チャールズ・ロートン
霧の波止場 1938 マルセル・カルネ
北ホテル 1938 マルセル・カルネ
ZOO 1985 ピーター・グリーナウェイ
エレメント・オブ・クライム 1984 ラース・フォン・トリアー
未来世紀ブラジル 1985 テリー・ギリアム




ヴィム・ヴェンダース

 ミリオンダラー・ホテル(2000) 監督/製作
 ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999) 監督
 エンド・オブ・バイオレンス(1997) 監督/製作
 リスボン物語(1995) 監督/脚本
 愛のめぐりあい(1995) 監督/脚本
 キング・オブ・フィルム/巨匠たちの60秒<未>(1995) 監督
 映画を作ることが生きることだ<未>(1995) 出演
 時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!(1993) 監督/製作/脚本
 夢の涯てまでも(1991) 監督/脚本
 都市とモードのビデオノート(1989) 監督/脚本/撮影/出演
 鉄の大地、銅の空(1987) 製作
 ベルリン・天使の詩(1987) 監督/製作/脚本
 東京画(1985) 監督/脚本
 パリ、テキサス(1984) 監督
 ハメット(1982) 監督
 ことの次第(1981) 監督/脚本
 ニックス・ムービー/水上の稲妻<未>(1980) 監督
 アメリカの友人(1977) 監督/脚本
 さすらい(1975) 監督/脚本
 まわり道(1974) 監督
 都会のアリス(1973) 監督/脚本
 緋r文字<未>(1972) 監督/脚本
 ゴールキーパーの不安(1971) 監督/脚本
 都市の夏<未>(1970) 監督/脚本

ユリシーズの瞳 1995 テオ・アンゲロプロス
暗くなるまでこの恋を 1969 フランソワ・トリュフォー
ラスト・スリーパー 1991 ポール・シュレイダー
パリ,18区,夜. 1994 クレール・ドゥニ
晩秋 1949 小津安二郎
地の塩 1953 ハーバート・ピバーマン
キング・オブ・コメディ 1983 マーティン・スコセッシ
キートンのカメラマン 1928 エドワード・セジウィック
捜索者 1956 ジョン・フォード
レッドライン7000 1965 ハワード・ホークス


 「ユリシーズの瞳」は,間違いなくアンゲロプロスの映画の中では,ベストだと思う.
カイテルの演技は最高だし,ギリシャのテサロニキからサラエボまでの遍歴の旅は,本当に驚くべきものだ.
 「キング・オブ・コメディ」は,アメリカの芸能界をインテリジェンス豊かに描いた映画だ.
 「レッドライン7000」はとてもファンタスティックな映画だけど,滅多に観られないんが残念.
何なら代わりに「エル・ドラド」を選んでもいい.
 




資料提供: 
「BRUTUS CINEMA なにしろ映画好きなもので.(マガジンハウス)」