ヴェネチア国際映画祭


 毎年9月に開催される世界で最も古い映画祭である.一時期は政治が介入し,受賞作品を変更するというようなスキャンダルが発覚し,その規模・華やかさとも次第に縮小されていくが,今でもその伝統は受け継がれ,国際映画祭としての地位は揺るぎ無いものとなっている.作品はヨーロッパを中心に,午前8時半くらいから,真夜中まで上映が続,く.各種の企画上映があるが,最も権威があるのは「国際批評家週間」である.


[金獅子賞受賞作品]


第1回〜第5回
第1回 1932年 最も楽しい映画賞 自由を我等に 【フランス】
最も感動的な映画賞 マデロンの悲劇 【アメリカ】
最も独創的な映画賞 ジキル博士とハイド氏 【アメリカ】
監督賞 ニコライ・エック『ジキル博士とハイド氏』
第2回 1934年 最優秀イタリア映画賞 テレサ・コンファロニエリ 【イタリア】
最優秀外国映画賞 アラン 【イギリス】
監督賞 グスタフ・マハティ『春の調べ』
ヨゼフ・ロヴェンスキ『ながれ』
第3回 1935年 最優秀イタリア映画賞 おもかげ 【イタリア】
最優秀外国映画賞 アンナ・カレーニナ 【アメリカ】
監督賞 キング・ヴィダー『結婚の夜』
第4回 1936年 ムッソリーニ杯自国映画 リビア白騎隊 【イタリア】
ムッソリーニ杯外国映画 Der Kaiser vor Kalfornien 【ドイツ】
監督賞 ジャック・フェデー『女だけの都』
第5回 1937年 最優秀イタリア映画賞 シピオネ 【イタリア】
最優秀外国映画賞 舞踏会の手帖 【フランス】
監督賞 ロバート・ルラハーティ,ゾルダン・コルダ『カラナグ』


第6回〜第10回
第6回 1938年 ムッソリーニ杯 民族の祭典 【ドイツ】
美の祭典 【ドイツ】
空征かば 【イタリア】
第7回 1939年 最優秀イタリア映画賞 荒野の抱擁 【イタリア】
第8回 1947年 グランプリ シレーナ 【チェコスロバキア】
監督賞 アンリ・ジョルジュ・クルーゾー『犯罪河岸』
第9回 1948年 グランプリ ハムレット 【イギリス】
監督賞 G・W・パプスト『審判』
第10回 1949年 金獅子賞 娼婦マノン 【フランス】
監督賞 アウグスト・ジェニーナ『沼地の上の空』


第11回〜第20回
第11回 1950年 金獅子賞 裁きは終りぬ 【フランス】
第12回 1951年 金獅子賞 羅生門 【日本】
第13回 1952年 金獅子賞 禁じられた遊び 【フランス】
第14回 1953年 金獅子賞 該当作品なし
第15回 1954年 金獅子賞 ロミオとジュリエット 【イタリア】
第16回 1955年 金獅子賞 奇 跡 【デンマーク】
第17回 1956年 金獅子賞 該当作品なし 
第18回 1957年 金獅子賞 大河のうた 【インド】
第19回 1958年 金獅子賞 無法松の一生 【日本】
第20回 1959年 金獅子賞 ロベレ将軍 【イタリア】
戦争 【イタリア】


第21回〜第30回
第21回 1960年 金獅子賞 ラインの仮橋 【フランス】
第22回 1961年 金獅子賞 去年マリエンバートで 【フランス】
第23回 1962年 金獅子賞 家族日誌 【イタリア】
第24回 1963年 金獅子賞 都会を動かす手 【イタリア】
第25回 1964年 金獅子賞 赤い砂漠 【イタリア】
第26回 1965年 金獅子賞 熊座の淡き星影 【イタリア】
第27回 1966年 金獅子賞 アルジェの戦い 【イタリア・アルジェリア】
第28回 1967年 金獅子賞 昼顔 【フランス】
第29回 1968年 金獅子賞 テントの下のサーカスの芸人たち 【西ドイツ】
第30回 1969年 金獅子賞 該当作品なし


第31回〜第40回
第31回 1970年 金獅子賞 該当作品なし
第32回 1971年 金獅子賞 該当作品なし
第33回 1972年 金獅子賞 該当作品なし
第34回 1973年 開催中止
第35回 1980年 金獅子賞 グロリア 【アメリカ】
アトランティック・シティ 【カナダ】
第38回 1981年 金獅子賞 鉛の時代 【西ドイツ】
第39回 1982年 金獅子賞 ことの次第 【西ドイツ】
第40回 1983年 金獅子賞 カルメンという名の女 【フランス・スイス】


第41回〜第50回
第41回 1984年 金獅子賞 太陽の年 【アメリカ・西ドイツ・ポーランド】
第42回 1985年 金獅子賞 冬の旅 【フランス】
第43回 1986年 金獅子賞 緑の光線 【フランス】
第44回 1987年 金獅子賞 さよなら子供たち 【フランス】
第45回 1988年 金獅子賞 聖なる酔っぱらいの伝説 【イタリア】
監督賞 テオ・アンゲロプロス『霧の中の風景』
第46回 1989年 金獅子賞 非情城市 【台湾】
第47回 1990年 金獅子賞 ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ 【イギリス】
監督賞 マーチン・スコセッシ『グッドフェローズ』
第48回 1991年 金獅子賞 ウルガ 【フランス】
第49回 1992年 金獅子賞 秋菊の物語 【中国】
第50回 1993年 金獅子賞 ショート・カッツ 【アメリカ】
トリコロール/青の愛 【フランス・スイス・ポーランド】


第51回〜
第51回 1994年 金獅子賞 ビフォー・ザ・レイン 【マケドニア】
愛情万歳 【台湾】
第52回 1995年 金獅子賞 シクロ 【フランス・ベトナム】
第53回 1996年 金獅子賞 マイケル・コリンズ 【アイルランド】
監督賞 アルトゥーロ・リプスタイン『ディープ・クリムゾン』
第54回 1997年 金獅子賞 HANA-BI 【日本】
第55回 1998年 金獅子賞 COSI' RIDEVANO 【イタリア】
監督賞 エミール・クストリッツァ『白猫・黒猫』
第56回 1999年 金獅子賞 Not One Less 【中国】
監督賞 張元(チャン・ユェン)『Seventeen Years』



資料提供:
ヴァネチア映画祭公式サイト http://www.labiennale.com/