Self Introduction

NAME 岩松 走 Soh Iwamatsu
HOBBY 映画制作 Making films 現在、「箱」の撮影監督として頑張ってます!
詩・絵本づくり Writing the Sentence 気が向く,と子ども向けに書きます.
美術鑑賞 Apprecation of Pictures 恥ずかしながら,数作品ほど彫刻をつくったことも...
HOMEPAGE制作 Making the homepage 雑誌で紹介された記事はこちら


Filmography

1984 RUN 45min. 監督・撮影(部分)
受験スキャンダル〜10秒死なせて - 原案 ※監督・桜井毅
1985 RUN(完全版) 60min. 監督・脚本(追加部分)・撮影(追加部分)
1986 夢中 20min. 監督・脚本・撮影・音楽
1987 私がいない 60min. 監督・脚本・撮影・音楽
人殺しをしないために - 撮影(部分) ※監督・伊藤実奈子
1988 Cheers! 36min. 監督・脚本・撮影・音楽
信号 - 助手 ※監督・安達祐子
The Lossing - 助手 ※監督・菅沼匠子
1989 MIKI 4min. 脚本・撮影
猫は信号を渡れない - 助手 ※監督・仙道伸徳
1990 ロマンティックじゃない?!<PART1> 45min. 監督・脚本・撮影・音楽
ロマンティックじゃない?!<PART2> 48min. 監督・脚本・撮影・音楽
1990 オ・ハ・ヨ
※第3回インディーズ・ムービー・フェスティバル 短編部門入選(2000.7.15)
14min. 監督・脚本・撮影(部分)
1991 目羅博士の不思議な犯罪 30min. 撮影(部分) ※監督・仙道伸徳
1995 ひとり。
102min,
監督・脚本・撮影・編集
律子。<「ひとり。」Shortcut Version>
※東京ビデオフェスティバル ビデオケーション賞入賞(1996.1.20)
17min. 監督・脚本・撮影・編集
2005 IMOMUSHI
※シネクエスト映画祭2006(USA)
 ヴュアーズ・ボイス・コンテスト招待作品 シネクエスト・コレクション選出作品

※イメージフォーラム・フェスティバル2006
  イメージ・ワンダーランド 名古屋特別プログラム 招待作品
※「Jaman.com(インディ映画専門の鑑賞・共有サービス)」でオンライン配信中
21min. 監督・脚本・撮影・編集
朝未き 15min. 制作協力 ※監督・平川祐樹
2007 昨日の町で、
※SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2007 短編部門 正式ノミネート作品
※第10回インディーズ・ムービー・フェスティバル 短編部門入選作品
※山形国際ムービーフェスティバル 2007 正式ノミネート作品
20min. 監督・脚本・撮影・編集

※宝塚映画祭2007 入選
55min. 制作・撮影 ※監督・清水雅人
2008 カササギの惑星 撮影中 制作・照明助手 ※監督・伴野悠吏
お別れだ ハイジャンプしよう!(仮題) 脚本執筆中 制作・監督




in 2003
My BEST20

1 トーク・トゥ・ハー  年に1本か2本は、私の感性にはまる傑作があるものなのだが、今年は1本もなかったという悲しい年になってしまった。というわけで、決め手に欠けるベスト10の選出となった。1位から5位までは、正直言って順不同。どれが1位になってもいい。逆を言えば、悲しい哉、どれも1位でなかったりする。
 その1位から5位までだが、「トーク・トゥ・ハー」は、究極の恋愛映画というより、変態の恋愛をいかに肯定するかという点で優れている。「アダプテーション」は、ハリウッド映画への愛憎が見事に描けて共感させられた。「イン・アメリカ」は、辛い現実を生きるためにファンタジーが必要なこと。そして、そのファンタジーの在り方を示してくれたことが素晴らしい。「インファナル・アフェア」は、映像の持つ緊張感はCGによって生まれるのではなく、人間ドラマによって生まれることを思い出させてくれたことに大きな価値がある。「ボウリング・フォー・コロンバイン」は、もっと深く鋭くえぐって欲しいという不満も残るが、マイケル・ムーアの勇気とトボけたキャラクターは特異な魅力であり、次回作も楽しみになってくる。
 続いて6位以降。「レッド・ドラゴン」は、レクター博士の魅力でなく、犯人像の深い掘り下げに惹きつけられた。「パイレーツ・オブ・カリビアン」は、ただただジョニー・デップの怪演に酔いしれる。「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」は、スピルバーグの作家性が非常に表れた作品であり、彼の孤独感には胸に迫るものがある。「シティ・オブ・ゴッド」は、強烈で生々しい作品であり、必ずや観る者に衝撃を与えるであろう。本来であれば、9位にとどまるような作品ではないのだが、個人的には、激しいタイプの作品が苦手なので、この順位に甘んじて頂きたい。10位の「戦場のピアニスト」は、感傷よりもリアルを追求した点が評価に値する。ポランスキー入魂の作品だ。
 「シカゴ」は、アカデミー賞受賞作品だが、舞台で観てもいいのではないかという思いが、ベスト10圏外へと押しやったのかも知れない。「ファインディング・ニモ」だが、そろそろ毒のないファミリー映画にも飽きてきたのは私だけだろうか。「ヘヴン」は、キエシロフスキーの遺稿を見事に映像化。これによって「ラン・ローラ・ラン」がアイディア勝負の作品ではなく、力のある監督の作品であったことが証明された。「めぐりあう時間たち」の凝った話法は魅力的だったが、描かれる内容が心に届きにくかったのが残念。「スコルピオンの恋まじない」は、さすがに年老いたウッディ・アレンがヘレン・ハントやシャリーズ・セロンにモテるというのは、観ていて無理があるが、熟成されたワインを味わうような雰囲気を堪能できる。
 「ラスト サムライ」は、ハリウッド・スタイル全開でありながら、作り手の志の高さを評価したい。日本人を描いて日本人を気持ちよくさせられた洋画は他にはないのではないか。「8Mile」は、「ロッキー」のような行き場のない絶望感を抱えた負け犬の闘いが描かれており秀逸だが、人の悪口を言い合うのが格好いいと思えなかったり、やはりラップ対決より肉体対決の方がカタルシスが大きい気がしたのでマイナス。「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」は、アラン・パーカーらしい硬派な社会派ドラマであり、この絵空事の中には、確実に人間の真実が描かれる瞬間が存在している。「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」は、こんなとてつもない大作をつくりあげるピーター・ジャクソンの体力を賞賛したい。こんなマッチョな作品をつくれるのは、ピーター・ジャクソンか、ジェームズ・キャメロンしかいないであろう。回を重ねるごとに、どんどん魅力が落ちていくマトリックス・シリーズだが、「マトリックス リローデッド」は、主役が主役らしく振る舞っているだけ、まだましである。「レボリューション」に至っては、完全に何のシリーズだったか忘れてしまった。圏外の21位の「猟奇的な彼女」は、コミカルな味付けによって受け入れやすいラブストーリーだが、美人であれば我が儘が通るというパターンは何とかならないものか。
 アクションは「CG」、ドラマは「喪失感」、サスペンス・スリラーは「どんでん返し」。昨年に続き、まだまだこれらがキーワードとなる作品が主流だった2003年であったが、もうそろそろマンネリだ。
2 アダプテーション
3 イン・アメリカ 三つの小さな願いごと
4 インファナル・アフェア
5 ボウリング・フォー・コロンバイン
6 レッド・ドラゴン
7 パイレーツ・オブ・カリビアン
8 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
9 シティ・オブ・ゴッド
10 戦場のピアニスト
11 シカゴ
12 ファインディング・ニモ
13 ヘヴン
14 めぐりあう時間たち
15 スコルピオンの恋まじない
16 ラスト サムライ
17 8Mile
18 ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
19 ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔
20 マトリックス リローデッド





in 2002
My BEST20

1 マルホランド・ドライブ  「ストレイト・ストーリー」を観たときは、一瞬、デビッド・リンチは普通の人になってしまったのではないかと思ったが、「マルホランド・ドライブ」で一気にその不安を払拭してくれたことに祝杯をあげたい。チャン・イーモウは、一大叙情詩となると苦手なのだが、小粒でまとめた少女三部作は、大いに共感させられる。「至福のとき」で完結してしまうことが残念でならない。もちろん、ベスト10からこぼれた「活きる」も、弱々しい人間が増え続ける現在、人間の強さと人間賛歌を高らかに謳い上げた佳作である。
 「アモーレス・ペロス」「鬼が来た!」は、癒しの時代に目が覚めるような一撃を与えてくれる。特に前者は、孤独を激しいストーリーで描いているのが新鮮であった。「ジョンQ」「アイ・アム・サム」は、素直に感動できる人情ものとして評価したい。「チョコレート」「息子の部屋」「まぼろし」は、喪失感とともにささやかな希望を描いた渋い佳作だ。個人的には、勝手に「2002年 喪失感三部作」とくくっている。選外だが、「イン・ザ・ベッドルーム」もこの種の作品かと思いきや、ラスト近くになって、急に着地点を思いも寄らぬ場所に変更してしまい、共感できない惜しい作品となってしまった。
 「エネミーライン」は、2002年の荒唐無稽ハリウッド娯楽作の頂点ではないか。「ロード・トゥ・パーディション」は、ポール・ニューマンとの再会を祝したいところだが、蓋を開けたらジュード・ロウの格好良さに酔うばかりだった。「モンスターズ・インク」は、ピクサーの信頼度をさらに上げる作品となったが、少々目新しさが薄れてきた感もある。
 「ギャング・オブ・ニューヨーク」は、まだまだパワフルなスコセッシの映画魂を感じるには十分な作品であった。「ブラックホーク・ダウン」は、「プライベート・ライアン」の二番煎じと言われても致し方ないないが、決して悪い出来ではない。「ブラッド・ワーク」「パニック・ルーム」と正統派サスペンスとして、十分に楽しめるが、後者のヒチコック・サスペンスは、テンポが速い映画に慣れた若者たちのリズムには合わないらしい。
 「スパイダーマン」は、悪玉の描き方を修正すれば、続編も期待大。「ノー・マンズ・ランド」は、戦争という政治戦略をコミカルな視点で描いたのが出色。「マイノリティ・リポート」は、世界観をそれなりに堪能できるのだが、健康的なスピルバーグにダークな世界は向いていなかった。
 左のリストを見て、「ロード・オブ・ザ・リング」「ハリー・ポッターと秘密の部屋」が入っていないっ!とお怒りの方も多いだろう。リストから外す気はさらさらなかったのだが、気がついたら圏外にはみ出してしまった。ファンの方にはご容赦願いたい。
2 至福のとき
3 アモーレス・ペロス
4 鬼が来た!
5 ジョンQ 最後の決断
6 アイ・アム・サム
7 チョコレート  
8 エネミーライン
9 ロード・トゥ・パーディション
10 モンスターズ・インク
11 息子の部屋
12 ギャング・オブ・ニューヨーク
13 ブラックホーク・ダウン
14 活きる
15 ブラッド・ワーク
16 パニック・ルーム
17 スパイダーマン
18 まぼろし
19 ノー・マンズ・ランド
20 マイノリティ・リポート





in 2001
My BEST20

1 ギター弾きの恋  2001年。それは洋画において決め手の1本に欠けた年であった(実は、邦画も含めると、2001年のベスト1と2は、「千と千尋の神隠し」「リリイ・シュシュのすべて」なのである)。そんなわけで、ベスト1を何にしようかあれこれ悩み、結局、敬愛するウッディ・アレンに飾ってもらうことに落ち着いた。しかし、これでは何だか淋しいというのが正直なところ。心が躍った作品を上位に持ってこようとしたら、2位に悪評高い「アンブレイカブル」が浮上。しかし、ダークサイドのヒーローものが大好きな私にとって、この「バットマン」誕生秘話とでも呼びたくなるような作品は、「シックス・センス」よりもこっちの方が断然好みなのである。第3位は「蝶の舌」だ。ラストの衝撃も強烈だが、そこに至るまで、何気ない心の機微が丁寧に積み重ねられた本編が素晴らしい。珠玉の名作と呼ぶに相応しい作品だろう。第4位は「リトル・ダンサー」。これが一般的には第1位に輝くべき作品だが、「ショコラ」同様、完成度は高いもののありがちな内容なため、残念ながら強烈に胸を打つことはなかった。それに対して、第6位からの「メメント」「アメリ」「トレーニング デイ」の三本は、斬新で素晴らしい。「メメント」と「トレーニング デイ」の語り口は大収穫。特に後者には、アカデミー賞を取れなかったが私から脚本賞をあげたい。「アメリ」はお洒落な絵づくりに酔ったし、それまでのジュネ監督作品の暗さがないのもよい。「レクイエム・フォー・ドリーム」は、よくぞ前作「π」での反省を生かして撮ってくれたとアロノフスキー監督を褒めておきたい。「スナッチ」は秀作だが「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」の後では刺激が弱すぎた。
 惜しくもベスト10入からこぼれた「トラフィック」だが、ソダーバーグ監督は癖のないそれなりの演出なため、へそ曲がりの私にはそれなりに愛することしかできない。「JSA」は難はいろいろあるものの、よくできていた佳作。「花様年華」は、そこに映し出される人物や事物の佇まいの捉え方に惚れ惚れさせられた。内容がないのなら外見で勝負を挑むカーウェイに姿勢は好感が持てる。「アタック・ザ・ガス・ステーション」の若いパワーに圧倒され、「ヤンヤン 夏の想い出」の熟年のパワーに圧倒される。「ギャラクシー・クエスト」はパロディ作品の金字塔と言ってもいいくらいよくできている。「アタック・ナンバー・ハーフ」はスポ根ものの教科書通りのつくりに非の打ち所がないし、ヒッチコキアンである私には「ホワット・ライズ・ビニーズ」はたまらない。「ソードフィッシュ」はハリウッド製アクションの中ではよくできたのではないか。「彼女を見ればわかること」はアンチ・ハリウッド&大人向けだが、ハリウッド作品をうち負かすほどのパワーは内在していない。
 2001年の洋画を振り返って思うことは、今年もハリウッド作品は不調だったなということ。新鮮味や刺激もなければ、アカデミックでありながらも上質さもない。アジア映画の快進撃はなおも続く。
2 アンブレイカブル
3 蝶の舌
4 リトル・ダンサー
5 ショコラ
6 メメント
7 アメリ  
8 トレーニング デイ
9 レクイエム・フォー・ドリーム
10 スナッチ
11 トラフィック
12 JSA
13 花様年華
14 アタック・ザ・ガス・ステーション
15 ヤンヤン 夏の想い出
16 ギャラクシー・クエスト
17 アタック・ナンバー・ハーフ
18 ホワット・ライズ・ビニーズ
19 ソードフィッシュ
20 彼女を見ればわかること





in 2000
My BEST20

1 初恋のきた道  私にとって、2000年は何と言っても、チャン・イーモウの年だった。ドキュメンタリー色濃厚な「あの子を探して」とノスタルジックな「初恋のきた道」という、全く異なるタイプの作品でありながら、何と1位と2位を独占してしまったのは我ながら驚きである(「初恋のきた道」は12月公開だったので、本来なら来年に回すべき作品なのだが)。「ファイト・クラブ」は、我々世代の感覚を見事に映像化してくれたことに感謝するとともに、フィンチャーを見直す機会となった記念すべき作品。「チャーリーズ・エンジェル」は、ハリウッドらしい脳天気な娯楽作品をずっと待っていた私にとって待望の作品である。
 「アメリカン・ビューティ」は、今が旬な小品で時代と共に存在感が薄くなっていく予感がする作品。「アイアン・ジャイアント」「ターザン」「スチュアート・リトル」「トイ・ストーリー2」のアニメーション&CG作品群は、純然たる劇映画への刺激を与えてくれる良質な作品であったことはうれしい限りである。「インサイダー」のアル・パチーノとラッセル・クロウの複合フェロモンは、かなり刺激的であったが、アル・パチーノとデ・ニーロの複合フェロモン(「ヒート」)にはかなわなかった。「サイダーハウス・ルール」のハルストレム監督は、外さない監督の一人だが、「マイ・ライフ・アズ・ドッグ」を超える作品に出会えることを期待してのベスト10入りである。
 「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」は、エセ・ドキュメンタリーというスタイルでありながら、筋金入りの劇映画のつくりに感動させられての11位。普通、もっと評価が低いんでしょうね・・・(続編は間違いなくヒットしないでしょう)。「マグノリア」のポール・トーマス・アンダーソン監督は、作品を短くするテクニックを身につければ一流監督に仲間入りできること間違いなし。チョウ・ユンファは、「グリーン・デスティニー」よりも「アンナと王様」で評価されるべし。「U-571」は、都合の良すぎる強引な展開がなければ「Uボート」に迫れたところが惜しい。「ストレイト・ストーリー」でD・リンチは、変態もちょっとズラせばまともな人間に見えることを身をもって示したのが偉い。「ミッション・インポッシブル2」は手厳しい批判にさらされていたが、時を重ねるごとに評価を上げていくことは間違いない。馬鹿も思いっきり馬鹿になれば評価されるのです。「アメリカン・ヒストリーX」と「パトリオット」は完成度の高さは認めるが、内容に多少の難あり。
 こうして振り返ると、やっぱりベスト10を外れた作品はあまり勧められないかなという気がするのが少々淋しいですね(でも、ベスト5まではDVDを買っちゃうぞ!)。
2 あの子を探して
3 ファイト・クラブ
4 チャーリーズ・エンジェル
5 遠い空の向こうに
6 アメリカン・ビューティー
7 アイアン・ジャイアント  
8 インサイダー
9 サイダーハウス・ルール
10 ターザン
11 ブレア・ウィッチ・プロジェクト
12 マグノリア
13 スチュアート・リトル
14 アンナと王様
15 U-571
16 トイ・ストーリー2
17 ストレイト・ストーリー
18 ミッション・インポッシブル2
19 アメリカン・ヒストリーX
20 パトリオット





in 1999
My BEST20

1 運動靴と赤い金魚  今年の悲劇は、期待をしていた話題の大作がことごとく外してくれたということ。「アイズ・ワイド・ショット」「シン・レッド・ライン」「スターウォーズ」「マトリックス」などは圏外こぼれるほどの満足度だったのだ。「アルマゲドン」みたいなのは、最初から期待していなかったから別にいいんだけど、キューブリックの遺作とルーカスの再出発には、無茶苦茶、期待してたんで、ショック大きかったです、ホント。
 だからと言って、今年の映画界は全体の出来が悪かったと言えば、そうでもない。つまりは、小粒の作品たちが健闘した年だと言えるだろう。特に、ハリウッド以外の外国映画が素晴らしかった。イラン映画「運動靴と赤い金魚」、ブラジル映画「セントラル・ステーション」、イタリア映画「ライフ・イズ・ビューティフル」、台湾映画「ラブゴーゴー」、スペイン映画「オープン・ユア・アイズ」、イギリス映画「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」、韓国映画「八月のクリスマス」、デンマーク映画「セレブレーション」、ドイツ映画「ラン・ローラ・ラン」、香港映画「WHO AM I ?」と半分近くがハリウッド映画以外の作品が名を連ねたことはうれしい限りだ。
 1位は、緻密で素朴な「運動靴と赤い金魚」。すさんだ心を温かな気持ちに変えてくれる傑作(「バッファロー'66」も同じ理由でお薦めです)。これはビデオでも問題ないから、未見の人は要チェックです。「カラー・オブ・ハート」が2位にまで食い込んでいるのは、私の好みだからで、大目に見ていただきたい。本来ならもう少し下の順位になる作品でしょうね(「ラブゴーゴー」もそういった意味でちょっと順位が甘いです)。「セントラル・ステーション」は、今はやりの「癒し」をテーマにしたヒーリング作品としてお薦めです。
 ハリウッドらしい作品「交渉人」が5位になってようやく登場。これが今年のハリウッド代表となろうとは思いも寄らなかったが・・・。この他に入っているハリウッドらしいものと言えば、「ロスト・イン・スペース」と「ハムナプトラ」だけ。やっぱ、今年はハリウッド映画の質が落ちてます。CGを使ったバーチャル映像に力を入れすぎて、作品全体のつくりが甘くなってきているのではないでしょうか。そんな中、ディズニーは、最近、ホント質の高い作品を投入してきますね。「俺たちゃ、CGだけじゃないぞっ!」ていう声が聞こえてきますもの。
 最後に、私が今年、もっと評価されるべきだと思っている作品を挙げておきましょう。それは、ズバリ「セレブリティ」です。毎回、意欲的なチャレンジを繰り返すウッディ・アレン。しかし、彼のチャレンジは、今ひとつ認知されません。今回は、完成度もかなり高いのに残念です・・・。
2 カラー・オブ・ハート
3 セントラル・ステーション
4 恋におちたシェイクスピア
5 交渉人
6 セレブリティ
7 バグズ・ライフ  
8 ラブゴーゴー
9 ライフ・イズ・ビューティフル
10 バッファロー’66
11 オープン・ユア・アイズ
12 ウェディング・シンガー
13 ロック、ストック&
トゥー・スモーキング・バレルズ
14 八月のクリスマス
15 セレブレーション
16 ロスト・イン・スペース
17 プリンス・オブ・エジプト
18 ハムナプトラ
失われた砂漠の都
19 ラン・ローラ・ラン
20 WHO AM I ?




in 1998
My BEST20

1 恋愛小説家    ベスト3はどれも完成度の高い作品で、なぜ「恋愛小説家」がベスト1なのかと言えば、好みとしか言いようがないですね。スピルバーグを再評価させることとなったお祝いの意味で、「プライベート・ライアン」を2位に。「河」は、映画表現を真面目に追求し、成功した作品。ハリウッド映画ばかり観ている人もたまにはこういっった作品も観て欲しい。
 4位から8位の順位のつけ方は悩んだが、観客へのサービス精神や映画制作の情熱という観点から、順位をつけた。バーホーベンは、当たりはずれが大きい監督ですが、「スターシップ・トゥルーパーズ」は「氷の微笑」に続いて表と出た作品。「ムトゥ」や「タイタニック」なんという大作は、並の根性じゃできないです。
 9位以降には、小品が並んだ。本当はこの中から、上位5位くらいまでに食い込んで欲しかったのだが、ハリウッドの大作たちに押し出されてしまった感じとなった。
 15位までは、人に勧められる作品かなと思う。人に勧められる作品が10本以上あったことはうれしい限りだ。そうでなくては、best10をつけても虚しい気がするし。

ラブ&ポップ
HANA-BI
愛を乞うひと
踊る大捜査線 THE MOVIE
リング
がんばっていきまっしょい


 邦画の方は、洋画と比べて観ている数が少なすぎるので、best10をつけるのには心苦しいので、お薦め作品として6本選出させてもらった。完成度とか関係なしに言わせてもらえば、「ラブ&ポップ」が私のお気に入りです。まあ、この作品を評価する人は少ないと思いますが・・・。
2 プライベート・ライアン
3
4 スターシップ・トゥルーパーズ
5 ムトゥ 踊るマハラジャ
6 タイタニック
7 リーサル・ウェポン4
8 エア・フォース・ワン
9 ブラス!
10 この森で天使はバスを降りた
11 ビヨンド・サイレンス
12 L.A.コンフィデンシャル
13 グッド*ウィル*ハンティング
14 キューブ
15 フル・モンティ
16 ライブ・フレッシュ
17 シティ・オブ・エンジェル
18 ピース・メーカー
19 ディープ・インパクト
20 トゥルーマン・ショー




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