ジャンル別 ベスト映画


ここでは,このサイトの管理者の独断と偏見で選出した各ジャンルのベスト映画を紹介しています.
選出したい作品数が多いジャンルは10本, そうでないジャンルは5本選んであります.
ジャンルをまたがって同作品がダブって選出されないように配慮してあることをご了承ください.
なお, リストアップしたタイトルは, 五十音順に並べてあり, 作品の良し悪しには関係ありません.

あまり個人的趣味に走らずに万人受けする作品を選出しようと努力しましたが, 結果的には,うまくはいきませんでした.
作品の完成度はどれも高いものばかりなので, 今後の映画鑑賞の参考にしていただければ幸いです.



戦争編 BEST5
U・ボート  戦争映画というのも結構幅が広いジャンルなんですよね。娯楽志向の強い作品から、深い人間ドラマまであります。
 そんな中で、戦争という極限状態で人間が狂っていく様子をじっくり描いた作品としては、「ディア・ハンター」と「フルメタル・ジャケット」が素晴らしいです。「ディア・ハンター」のロシアン・ルーレットのシーンの迫力とピアノのテーマ曲は一度観たら忘れないだろう。
 極限状態での人間同士の対立を描いた作品と言えば、「Uボート」と「戦場にかける橋」を挙げておきたい(「Uボート」と同系列の「レッド・オクトーバーを追え!」も見応えあります)。前者は、密室での狂気の世界を描いた息苦しい作品であり、後者は、イギリス人、アメリカ人、日本人の文化の違いを浮き彫りにした作品に仕上がっている。
 「プライベート・ライアン」は、戦争のリアリティを追求した、戦争体験アトラクションとなっている。よって、ジェットコースターの好き嫌いと同様な感覚で、この作品の好き嫌いが語られるのも珍しくないわけです。
戦場にかける橋
ディア・ハンター
プライベート・ライアン
フルメタル・ジャケット
次点
「シンドラーのリスト」「大脱走」

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ミュージカル編 BEST5
雨に唄えば  往年のハリウッドのミュージカルって、どれを観ても楽しいんです。リアル志向の強い作品がヒットする中、自ずとミュージカル作品は姿を消す運命をたどっていますが、音楽と踊りという人間の本能を刺激する快楽を持ち合わせた作品が少なくなってきているのは残念なことです。そんな傾向の反動として、最近、インド映画が流行っているのかも知れませんね。
 「恋をしましょう」などマリリン・モンローが出演している一連のミュージカルは結構好きだが(ハワード・ホークスの作品が特にいい)、楽しいミュージカルの筆頭に、「雨に唄えば」「オズの魔法使い」「サウンド・オブ・ミュージック」を挙げておきたい。「雨に唄えば」では、タップの楽しさを存分に味わえる(私は、フレッド・アステア派ではなく、ジーン・ケリー派なので、アステアの作品がリストになくてごめんなさい)。「サウンド・オブ・ミュージック」は、冒頭の空撮から一気に引き込まれてしまう名作だし、「オズの魔法使い」は、ジュディ・ガーランドのパフォーマンスに魅了されること間違いなしです。
 格好いいミュージカルとしては、「ウエストサイド物語」と「ストリート・オブ・ファイヤー」をお勧めします。「ストリート・オブ・ファイヤー」はMTV的な作品で、正統なミュージカルとは言えないかも知れないが、アクションシーンもなかなかよくてベスト5に入れちゃいました。
 「ウエストサイド物語」は、「ロミオとジュリエット」をベースによくぞここまでつくったもんだと感心してしまう出来で、シャープな振り付けが印象的です。
ウエスト・サイド物語
オズの魔法使い
サウンド・オブ・ミュージック
ストリート・オブ・ファイヤー
次点
「略奪された七人の花嫁」
恋をしましょう

「チキ・チキ・バン・バン」
ブルース・ブラザーズ
「シェルブールの雨傘」

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SF編 BEST5
GHOST IN THE SHELL
攻殻機動隊
 SF映画というと、世界観の良し悪しが作品全体の良し悪しに大きく関わってくると言っても過言ではないだろう。ここで挙げている5本も、すべて見事な世界観の構築に成功している。
 虚構と現実の曖昧さを描いた「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」、洗脳をテーマに機械化されていく人間を描いた「時計じかけのオレンジ」、記憶をテーマに人間と機械の違い(違いのなさ)を描いた「ブレードランナー」。そして、人類の進化という雄大なテーマまで挑んだ「2001年 宇宙の旅」。いずれも、人間の機械化、もしくは機械の人間化をモチーフにし、「人間とは何か」「自分とは何か」を再確認させられる傑作ばかりなのです。BGVとしてお勧めできるのもこれらの作品で、特に、「2001年 宇宙の旅」では、宇宙空間とクラシックの結合の心地よさを体感させてくれます。
 「2001年 宇宙の旅」のようなリアルなSFとは逆に、おとぎ話の面白さを味わわせてくれるのが、「スターウォーズ」と「未来世紀ブラジル」です。どちらも人間の想像力に心から感謝したくなる作品です。「スターウォーズ」が全9話のうち、6話しか映画化されないようだが、私にとって、それは何とも悲しい現実なのです。
スター・ウォーズ
帝国の逆襲
時計じかけのオレンジ
2001年 宇宙の旅
ブレードランナー
未来世紀ブラジル


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ファンタジー編 BEST10
愛が微笑む時  このジャンルは、かなりSF編とシンクロしているのですが、最も私好みの分野ですので、ジャッジがかなり甘くなっていることをご承知おき願いたいです。
 人間と非人間の生物との交流を描いた、「E.T.」「スプラッシュ」「シザーハンズ」は、どれも大人のおとぎ話と言っていいもので、私のように大人になりきれない大人には必見です。人間社会での生活に疲れると、人間以外の生き物をピュアに描いて、逃避してしまうんですねえ。
 「時をかける少女」と「さびしんぼう」は、ノスタルジーかつ、センチメンタル全開の大林節の作品。臭さを逆手にとって、それを貫くことで、観客を圧倒する手腕には脱帽です。何事も貫くことが大事なのですねえ。
 人生をやり直すというファンタジーで出色なのが、「愛が微笑むとき」「トワイライト・ゾーン 第二話」「バック・トゥー・ザ・フューチャー」でしょうか。感動を望むなら「愛が微笑むとき」、スカッとしたいなら「バック・トゥー・ザ・フューチャー」。「トワイライト・ゾーン 第二話」は、単なるノスタルジーですけど。
 「カラー・オブ・ハート」は、不幸を幸福に変えるマジックを持った作品。現実を不幸だと感じている人は、一度観てみてはいかがでしょうか。
 「銀河鉄道の夜」は、観ているうちにどんどん孤独感に包まれていってしまうという、悲しきファンタジー。孤独を知ってこそ、人は幸福になれるとするならば、これぞ真のファンタジーと言えるかも知れません。
E.T.
カラー・オブ・ハート
銀河鉄道の夜
さびしんぼう
シザーハンズ
スプラッシュ
時をかける少女
トワイライト・ゾーン 第二話
バック・トゥー・ザ・フューチャー
次点
紅の豚」「長靴をはいた猫」


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KIDS編 BEST5
打ち上げ花火、下から見るか? 横か見るか?  子供の映画というのは、子役の演技が重要になってくるが、その点、「ミツバチのささやき」のヒロインの表情は特に素晴らしく、胸にグッと来るのです。
 子供の頃の気持ちを思い出す方法として、最も効果的なのが「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」を観ることでしょう(主人公の相手役のボーイッシュな女の子も良かったです)。
 子供心理を見事にサスペンスに仕立てた「運動靴と赤い金魚」の面白さはただものではありません。
 「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は、瑞々しい初恋の思いを再体験させてくれるような短編です。
 「となりのトトロ」は、日本人の原風景はここにあり!っといった感じのファンタジーです。そこで描かれる世界が美化され過ぎているという批判がありますが、ドラマティックなことではなく、何気ない仕草ややりとりが胸に染みる傑作です。
 しかし、このベスト5の作品を立て続けで観たら、さぞかしピュアな気持ちになることでしょうね。珠玉の名作ばかりです。
運動靴と赤い金魚
となりのトトロ
マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
ミツバチのささやき
次点
キッド
「僕の村は戦場だった」
「天空の城 ラピュタ」

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