ツバキの葉のように厚く光沢のある葉です。葉の縁には小さな尖った鋸歯があります。タラヨウ(多羅葉)
の葉の裏面を傷つけるとその部分が黒くなります。これを利用して文字が書けます。そこで経文を書くのに
使われたヤシ科のタラジュ(多羅樹)にあやかってタラヨウとしたようです。葉も大きく文字が書けるので
子どもの手習いにこの葉を使い、手習いの木とかはがきの木などと呼ばれ、現代のハガキ(葉書)の語源に
なったとも言われています。また、タラヨウの葉に文字を書くことはすでに戦国時代(500年ほど前)には武
士が便りに利用していたとも言われています。
郵政省では、緑化推進を目指してこのタラヨウを「郵便の木」に指定しています。この葉に宛名とお便りを書
いて切手をはり、ポストに入れると郵便としてあつかってもらえます。
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タラヨウ(ハガキの木) モチノキ科 モチノキ属 学名 Ilex latifolia
暖地の林下に生える常緑高木(樹高20m)、花期は4〜5月頃、雌雄異株、球形の果実は秋の終わり頃に赤く
熟します。
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