いわく付き(訳あり)トミカコレクション

 いわく付きというと、なんかゾクゾクとするかと思いますが、世の中正しいもの
だけが存在するのではなく、時には異端児やトラブルで回収になった商品も
存在するということは良くあることです。このトミカにおいても例外ではなく、私の
手元に、現在2つの商品が保管されています。それをご紹介させていただきます。
他人からみれば、なあんだというようなことでも私の中では超貴重なものだと
確信しております。てな具合で早速紹介させていただきま〜す。(極力明るく)

2002年頃東急ハンズで販売されたトミカ缶
まだもったいなくて開封していない
さて、なぜ開封できないかは下記にてご説明します。
1.東急ハンズオリジナルトミカ缶
No.2(トミカ缶No.)のトヨタWILL Vi
なんと、この缶の中に入っているウエハースに問題があり、発売後
回収されてしまったので、世間では少量の商品のみしか存在しないと
言うのである。但し、この話は定かではありませんが私も発売日から
2,3日後に買いに行って、上記1缶のみしか購入できませんでした。
その時はトミカってものすごい人気があるなあとしか思いませんでしたが、
後から、そういったいきさつがあると知らされました。実は5種類販売され
ていたようです。いつか必ずコレクションしてやるぞ・・・と密かに思って
いるこのごろです。てなわけで、まあ自己満足の世界ですということです。
2.ブリスターパック仕様の車名印刷間違い
No.16−3トヨタカローラスパシオ
上の写真をよく見ていただきたいのですが、なんとスパシオに日産ディーゼルダンプトラックと明記してあります。
こんな、商品がチェックされずに世に出回ってしまったとは、トミーさんよくやってくれました。感謝、感謝。
さて、なぜこうなってしまったか推測してみたいと思います。では下記にてご解説します。(おおげさな!!)
まず、日産ディーゼルダンプトラックが、トミカの番号で何番かを確認
してみると、No.16−2です。スパシオが16−3なので、たぶんこの
表側のみ間違って、前回の車種である日産ディーゼルダンプトラック
と印刷してしまったと思われます。裏側が正常にスパシオになっている
ことから、表側と裏側の検査工程があったにしても怠慢であったのでは
と思われます。90年代から中国で製造されるようになったこともこのよ
うな商品が作られてしまった要因でもあるのではないでしょうか?
とは言っても、コレクターのはしくれである私にとっては願ったり、適ったり
で。トミーさん、様様です。今回は2パターンの商品をご紹介させていただき
ましたが、今後もこのテーマは継続していきたいと思います。トミーさん
頼みますよ!!!。おしまい。
3.幻の初回限定カラー仕様のトミカ
No.75−7−1スマートフォーツークーペ
上の写真は実際に発売された通常ラインナップのトミカで、No.は75です。しかし右のミニトミカニュースで予告されていたNo.は85でしかも車名はスマートクーペでした。また、予定では初回特別カラー(ブルー)も用意されているようでしたが、実際は販売されませんでした。
上の写真は、実際に予告されていたNo.85のスマートクーペが掲載されたミニトミカニュースです。
なぜ?!


いたって理由は明確ですが、この時期にスマートは4人乗り仕様のスマートフォーフォーをラインナップに加えたため2人乗り仕様のスマートクーペと差別化をはかるため、クーペをスマートフォーツークーペと車名を変更しました。このため発売を予定していたスマートクーペの発売日を若干遅らせて、車名変更に至ったと考えられます。
4.ディスニートミカコレクションD−16の箱に明記された番号
No.D−16ダイハツミジェット・チキン・リトル
左の写真は実際に発売された通常ラインナップのディズニートミカコレクションのD−16ダイハツミジェット・チキン・リトルであるが、どこかおかしい。そう、ナンバーがD−15である。タカラトミーさんからは再販にて修正されるとのコメントがホームページに掲載されていましたが、まだ再販はされていないようです。(2006年5月1日現在)
5.イオン特注トミカのパッケージ絵柄の色あいが3種存在?!
2008年〜2009年にかけて販売された捜査用パトカーコレクションの第4弾
の日産スカイライン・・・
パッケージの色あいが3種類存在しているが本体は全て同じで一番濃い黒色
下の写真は3種類を全て並べて比較した写真ですが、判りやすいように
2種を比較した写真をもう一枚お付けしますので比べてみて下さい。