高いものが好き。
見るだけでなく、登れるのならなおよい。
大雁塔も、見れば登りたくなる塔の一つだ。
街を車で走っていると、この塔は目を引く。
同じような写真を何枚も撮ってしまう。
その塔に、いよいよ登ることができるのだ。お寺のなまえは、大慈恩寺。
寺という以上、境内にはいろいろな堂がある。
お寺の由緒をいろいろ聞いて、やっと大雁塔に登る。
ここには、玄奘がインドから持ち帰った教典などが収められている。窓に近づくと、西安市内が見渡せる。
正面に、ちょうど通りが延びている。
この塔が、街の中心のようにも見える。途中の階に展示してある模型や、その他の展示物などを見ながら、それぞれの階からの景色を楽しむ。息を切らしながら登る。
最上階は7階。こんなアングルでとらえた塔もおもしろい。
境内にあった灯籠にも見る塔は、いわくのあるもののようだったが、詳しいことは覚えていない。