ブリュッセル (ベルギー)


  ブリュッセル、グランブラスはスリが多い。知らない人に取り囲まれたら危険信号。
 小便小僧でも被害者続出。写真を撮っても貴重品を取られるな!
 ガイドブックにも、添乗員からも、くどく注意されて、警戒をしながらの街巡りだった。
 しかし、やはり素晴らしいところで、
 GRAND PLACE(グラン プラス)と命名されたのも道理だと感じた。
       


ブリュッセルの街に入る  
 いつもなら混み合うバス駐車場も、クリスマスイブだということで空いていた。中心街へ向かうとき、最初に迎えてくれたのがドンキホーテとサンチョパンサ。

 だんだん人で混んでくる。ブリュッセルに入ったのだと気を引き締める。

もっとも美しい広場 グランプラス  
 グランプラスには多くの人が出ていた。建物は縦のラインがはっきり出ている。金色に装飾されていて、華麗な感じだ。

 キリストの生まれた馬小屋が再現されていたり、クリスマスマーケットが並んでいたりして、本場のクリスマス気分が味わえる。


いざ小便小僧へ  
 「小便小僧まで行きます。」と、添乗さんはどんどん進む。ますます人が増えていく感じだ。

 建物は、屋根の高さがそろっていたり、色の基調が合わせてあったりして、とても美しい街並みを生み出している。

 しかし、付いていくのに必死で、どこまで行くんだという思いばかりが募る。
 添乗さんが止まったと思ったら、振り返るとそこに小さな像があった。「これがそうなの?」といった感じだった。

 衣装はクリスマスに合わせて、サンタバージョン。確かに水は出ているが、小便小僧らしくない出で立ちであった。
 像の前には、ポーズを取る人や写真を撮る人で埋め尽くされている。
 「写真を撮るのに気を取られていると危ないです!」と、くどくどと言われたのも、なるほどとうなずける。

 振り向くと、マネッケンという看板がある。何でも、「マネキン」発祥の店だそうだ。
  チョコレートの店や土産物屋をのぞく。(チョコレート屋さんについては別のところで。)
 我々の団体は38人。その殆どが日本人パティシエの店に入ったものだから身動きとれないほどだった。

 その後の土産物屋でも、けっこう時間がかかり、どこかでお茶の一杯も飲みたいといった心境だった。
   

グランプラスのライトアップ  
 再びグランプラスに戻る。ライトアップが神秘的だった。様々な表情を次々と見せていて、いつの間にか見入っていた。同じような写真を何枚も撮った。それでも見飽きない。

 カラー照明が終わって市庁舎が白く照らされたとき、それがとても新鮮に感じられた。