展覧会の絵その1

入口を入ると、ずらりと並ぶ絵

じっくり見られるはずが、
河戸さんはまさに片付け始めるところだった。

「ちょっと待ってください!」
と、慌ててシャッターを切る。

まとめ始めたいま、
ここでじっくり見ることができる
   窓辺 向日葵

窓辺 向日葵

 
窓辺の向日葵2点に続き、

花瓶一杯の紫陽花の花
 紫陽花

 紫陽花

 
その先に、

港の海辺に日が沈むシーンが続く

刻一刻と沈みかけていく太陽

真昼の陽光とは異なり、

切なさを帯びた温かみが感じられる
 

落陽

 
落陽 ー真鶴港ー

 
その先には、

再び花瓶に飾られた薔薇、

そして、向日葵

窓越しの風景で、雰囲気ががらりと変わる。
 落陽

  薔薇

 
 窓辺 向日葵A

 窓辺 向日葵B

 窓辺 向日葵(観覧車)

その先には、

ホーロー看板がびっしりと並ぶ豊川稲荷の

表参道。

時の流れで、立ち並ぶ店々の雰囲気が

ずいぶん変わってきたが、

昔ながらの雰囲気も残っているのだ。
   豊川稲荷表参道

 ライトアップ ー函館元町教会群ー

函館元町教会群のライトアップと、

豊橋市電が走る風景。

夕空にくっきり浮かび上がる電信柱、

そして、冬木立。
 豊橋市電が走る風景 ー前畑電停あたりー

  豊橋市電が走る風景 ー前畑電停あたりー

 
     赤富士は、今回初めてお目にかかった。

くっきりと照らし出された山頂の

なんとまぶしいことか。

田貫湖から眺める富士の絵は大作だが、

その迫力は、この写真では伝え切れない。
 三国峠から富士と山中湖を望む

 赤富士 田貫湖からの眺望

 
新宿界隈の作品が2点並ぶ。

 
雨上がりという共通なテーマを持ちながらも

時間と光により風景は様変わりする。
   
   雨上り 新橋駅前商店街

雨上り 新宿大通り

 
  何年か前に聞いた話だが、

「今年は、豊橋市電の絵はないのですか?」

と、会場を訪れた人に問われたとのこと。

ゴッホといえば「ひまわり」、

モネといえば「睡蓮」というように、

河戸さんといえば「豊橋市電」なのかも。 
 
 豊橋市電が走る風景

   東田坂上暮色

 ずらりと並んだ、

豊橋市電と夕景。

この光景には、

やはりレトロな市電が似合う。
   
   東田坂上暮色

 東田坂上暮色

  目をこらすと、

電車の顔も様々で、

茜色に染められたあたりの風景も

それぞれの味がある。


その色が、

上野の駅通りへとつながっていく。 
 
 豊橋市電が走る風景
 ーカスタムハウジング号ー


 
上野駅裏通り

 
 東京中野北口一番街

河戸さんは、

ごちゃごちゃした風景が好きだ。

それを見事に描ききっている。
   
   東京中野北口一番街

 ふれあいロード ー中野北口一番街ー

 MENU   その2 へ