丹羽郡大口町の田に毎年「ホテイアオイの花」が咲きます。本年も水田に狭しと咲きました。
場所は、よしづや大口店南交差点から西方1Km道路南側に面した水田です。

ホテイアオイは、熱帯アメリカ原産の多年生の水草。葉柄が膨れて浮き袋のようになっています。
これを布袋様のおなかにたとえてつけられた名前だそうです。
花は8〜10月に高さ12〜15cmほどの花序につき、直径約3cm。花びらは淡い紫色で内片は幅広く、
上側の一片が大きく中央に黄色の斑点がありとても綺麗な花です。

7月〜8月に毎年このように咲き誇っています。

雲間から太陽が顔を出した瞬間のワンショットは如何・・・

布袋葵の花は我が住む「布袋」にちなんで親しみやすい花です。

しかし、ホテイアオイは、用水路や池,水田などに殖え、繁殖力が旺盛のため、
水の流れを妨げたり、水中に届く日光を遮断することなどから、害草とみなされています。

一方で、旺盛な繁殖力を活かして水質浄化への利用も試みられているそうですが、
繁殖した植物体を定期的に回収する必要があり、いまだ試験的な段階だそうです。

上は順光、下は逆光で撮影しました。

花びらは淡い紫色で、内片は幅広く、上側の一片が大きく、
中央に黄色の斑点があり、アップすると、神秘的です。

ホテイアオイの花堪能されましたか。