
ネムノキ(合歓の木:マメ科の落葉高木)の花が咲き始めてきました。梅雨の時期から盛夏にかけて見頃を迎え、淡い紅色に見えるのは長く伸びたオシベで、その姿は繊細で美しいですね。名前の由来は、夜になると小葉を閉じて垂れ下がり、その姿が眠っているように見えることから。
樹皮や若葉は生薬として用いられ、利尿、強壮、鎮痛、腫れ物、精神安定などに使われています。古くから民家の近くにも植栽されていたようで「この木を植えると人の怒りを除き、若葉を食べると五臓を安じ、気を和らげる」と江戸時代の草本学者貝原益軒(かいばらえきけん)は本に残しています。松平郷園地内にも数本、その周辺の山野にも自生のネムノキが開花を始めています。