
ニホンハッカ(日本薄荷:シソ科の多年草)は、古くから日本中で自生するハーブの一種で、沼地や湿地などの水辺に生え、松平郷園地では氷池の湿地で、およそ100株が自生しています。
茎の高さは50cm前後で、葉の脇には長さ5ミリほどの薄い紫色の花を半球状の咲かせます。葉や茎にメントールの成分が多く含まれ、葉を少し揉むと、あの爽やかな清涼感のある香りに包まれます。
日本では安政年間、広島や岡山などで栽培が始まり、明治初期からは開拓移住者と共に主産地は北海道へ。
昭和に入り、生産、加工、販売が組織化され、一時は世界の生産量の7割を占めるまでに。しかし戦争と共に生産は途絶し、戦後は安価なインド、ブラジル産や合成ハッカの登場でハッカの栽培は衰退したそうです。