松平郷は、今朝から冷たい雨が降り続いていますが、雨に濡れたキイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑:ユリ科の多年草)だけは、より一層艶やかさを増しているようです。
自生は紀伊半島の限られた一部のみといわれ、絶滅危惧種にも指定されているそうですが、松平郷園地では、開園時に園芸種が数十株植栽されており、間もなく見頃を迎えようとしています。
別名「山里の貴婦人」とも呼ばれ、長く垂れ下がった茎に咲く釣鐘形の黄色い花は、とても上品な雰囲気があります。名前の由来は、自生地の「紀伊」と、「上臈」は江戸幕府の大奥の職名とされ、貴婦人を想わせるその姿からこの名があるようです。
