地学領域

平成24年度の活動

平成23年5月18日 総会・懇親会(萩ノ茶屋)
 名理会会長の武藤守裕先生のご挨拶に続き,部会の組織・運営,年間計画等が提案通り了承され,部会の活動のねらいを達成するための研修を深めることを確認した。
 懇親会では,多数出席した若い会員の先生を中心に,普段職場で悩んでいることや研究の方法について話を交わしながら会員相互の親睦を深めることができた。また,科学館・理科教育研究会・研究員など,各方面で活躍している会員を紹介し,それぞれの立場から協力して欲しいことを伝えた。
平成23年8月27日(土)・28日(日) 宿泊研修会(瑞浪・屏風山方面)
 名古屋大学准教授氏原温先生を講師にお迎えして宿泊研修を実施した。今回は,子どもたちを引率して現地学習が可能な瑞浪化石博物館,松ヶ瀬の川原を取り上げ,地層の見学や化石採集の基本的な知識・技能の向上を図ることを目的とした。
 氏原先生の説明を受けながら,瑞浪化石博物館周辺の地層の見学を行った。火山灰層を基準とした地層の見方や層のつながりなど,子どもたちにどのように指導すると効果的かを教えていただいた。その後,川原で化石採集における指導のポイントを学んだ。あらかじめ採集できる化石について説明することや化石が多く集まっているところを中心に採集するとよいことなど,子どもたちが意欲的に野外活動するための方法を具体的に教えていただいた。
 2日目は,岐阜県恵那市の屏風山付近において,水晶を採取することのできる場所を紹介していただいた。山道を30分ほど進んだところに石英の岩脈を見つけ,鉛筆ほどの太さの水晶がいくつか見つかり,どの参加者も満足いくものとなった。
平成24年10月1日(土)・2日(日) 科学の祭典(名古屋市科学館)
 地学領域では,昨年に引き続き「化石のレプリカ作り・ぱたぱた星座早見作り」を行った。本物そっくりにできあがった三葉虫やアンモナイト,ビカリアなどのレプリカ作りに,子どもたちは満足そうであった。
 また,ぱたぱた星座早見では,ぱたぱたと折り返すたびに,見える星空の時刻や季節が変化する星座早見盤の不思議さに驚きの声が上がっていた。
平成24年2月17日(金) 反省会(萩ノ茶屋)