[目指せ早寝早起き!]('07/8)

(保育園保護者のメーリングリストより)

隊長です。
盛り上がっていますね〜、早寝早起き!
本園も7〜8年前より生活リズムの大切さをことある毎にやっています、

統計では、日本の2才児は世界でもダントツに遅寝とか。
5年ほどの前の保育園のアンケートでは、午前中、機嫌が悪かったり、
友だちとトラブルを起こしている子が遅寝だったりと分かったこともあります。
ですから生活リズムの講演会を開いたり、
早寝早起きが出来たら子ども自身が○を付ける「早寝早起きカレンダー」も配布したりしています。
(一月に1回、一週間分)
もちろん、親へのプレッシャーのためではなく(笑)子ども自身が遊びながら早寝早起きが出来るようにです。
ただし、それぞれの家庭にはそれぞれの環境があります。
無理なく、続けられるように結果を急がず、親子で楽しみながら出来るようになると良いですね。
(だから一月に一週間分なのです)

親にプレッシャーを与えずに、、
子どもにとって良いことを提案し続けるのが保育園の勤めだと思っています。
この早寝早起きカレンダーには、○を付けるだけではなく、感想を書くところもあります。
これを読むととっても楽しいんですよ〜。
ひとりひとりに主任が返事を書いていて、今では交換日記のようになっている人も沢山!(笑)
旦那の愚痴から自分のダメさ加減まで素直に書いてくれる姿勢には、頭が下がります。

だって、うちだって三人の子育てでは反省することばかり。
保育園が終わって子どもたちを連れて家に帰れば、毎日8時過ぎ。
朝は、出勤の車の中で家族5人で朝御飯と子どもの本読みの練習。
当時は大変だったけど、今思い返すと楽しい思い出がいっぱいですね〜。
急ブレーキ掛けてみそ汁が吹っ飛んだり、
兄ちゃんの本読みで下の二人を始め僕たちまで教科書暗記しちゃったり・・。
うちの子たちが良い子に育ったのも(親バカ!)保育園のおかげですよ。(笑)

冗談ではなくホントそうです。
だって、保育園にいるだけで実は、規則正しい生活が出来るのです。
保育園では、昼食やおやつ、お昼寝が決まった時間にあります。
これが家庭では、とっても難しいんですね。
始めに2才児さんの遅寝について書きましたが、
保育園に行っている子より家庭の子の方が、もちろん遅寝です。

ちなみに2才児さんの運動量を調べたら、
保育園にいる子は、家庭にいる子の3倍程度動いているそうですよ。
この結果を聞いて一番驚いたのは、僕たち自身ですが(笑)
考えてみれば分かる気も・・。

まず、一緒にいるのがお母さんか友だちかの違い。
トイレに行くのだって家より余程歩かなければいけない。
広い園庭で友だちといれば知らず知らずに走り回ってしまいます。
保育園では、お菓子を探してもないし(笑)
いっぱい動いて、お腹が空いて、給食食べて、お昼寝して、また動いて・・・。
こんな当たり前のことが家庭では難しくなっている時代なんですよ。

もちろん、個人差がありますので、
保育園に行っていれば即生活リズムが出来るわけではないのですが、
少なくとも保育園にいる間は、生活リズムに関しては、結構理想的な生活が出来ます。
これに家庭での生活リズムが出来れば鬼に金棒。

<○○>さんのように
>子供が9時30分に寝てくれると、その後本当に楽です・・・

後は、自分の時間を楽しむもよし、夫婦で仲良くするもよし・・。
少子化も止められるかも?(笑)
僕は、子どもと一緒に寝ちゃいましたけど・・。

子どもに良いことは、各家庭で各家庭なりのやり方でやっていけばいいと思いますよ。
すべてをやろうとすると大変なので、何を大切にしたいかも考えてね。
うちの場合は、家族が揃う時は、とにかく一緒にいること。
ほとんどワンルームのような小さな家なので
家族5人で一緒にテレビ見て、一緒にお風呂入って
一緒に寝て、休みの日も一緒にバイクの練習して・・。
保護者の方にも全然偉そうなことを言えない子育てですが、楽しかったな〜。
上の子も高3になってすっかり自立してしまいましたが(泣)
当時の思い出があるから、今も楽しいし、
これからもどんなことがあっても楽しい気がします。

大変なこともあるけれど、何年か経てば、楽しい思い出に変わるのが子育てです。
その時々の子どもたちに振り回されながらも
一緒に笑って一緒に泣いて、一緒に考えていければ良いのでは?
その“一緒”の中に保育園も入れて貰えば僕たちも幸せです。