驚きました!

驚きました。

昨日(10月20日)の朝刊で、西村真悟防衛政務次官が週間プレイボーイ誌の対談で、

「日本も核武装検討を」と発言したと書いてあったからです。 (夜のニュースでは、辞任が確定したとか)

みなさんは、どう思われましたか?

非核三原則に反するのはもちろんですが、 問題なのは、いくら個人的な見解だと言っても、

防衛政務次官である人物が発言したことが

「国際社会でどう思われるか、アジアの人たちに、 日本という国がどういう国なのか」 と思われるのかという自覚が全くないことです。

また、信じられないのが、西村次官の論理の展開の仕方です。

「集団的自衛権は『強姦されている女を男が助ける』という原理ですわ」

「征服とは、『その国の男を排除し、征服した国の女を強姦し、 自分の子供を産ませる』ということです」

呆れたのが、

「核とは抑止力なんですよ。強姦してもなんにも罰せられんのやったら、 オレらみんな強姦魔になってるやん。

けど、罰の抑止力があるからそうならない・・・」 という発言です。

こんな考え方をしている人物が、政治家をやっていて、 子どもたちの将来に関与しているなんて不幸としか言いようがありません。

(次官は辞任しても、まだ政治家としてやっていける。)

人間は、罰があるから、強姦魔にならないわけではありません。

人を傷つけてはいけないこと、やってはいけないことを 自分が生きていく中で見つけだしていくからです。

世の中には、法律で罰する、規制するという以前の問題がほとんどです。

法律は、生活上の最低限のルールを言っているに過ぎません。

罰があるから、ルールを守ると考えている教育者がいたら、 生徒たちが可哀想ですよね。

でも、西村次官は、満足していると思いますよ。

彼の過去の発言や行動から考えると明らかに「確信犯」ですから。

何故、せっかくなった次官を失う危険があったからにもかかわらず、

(実際は、そこまでならないと踏んでいたような気がしますが・・) こういう発言を繰り返すのか?

かっこよく言えば、彼の信念でしょうが、 本音は、票や政治資金として帰ってくるからだと思います。

彼が常々言っているような考え方を指示している人たち、 団体、企業がいるからなんですね。

彼は、それらの代表者なのです。

ですから、注目される次官になったときこそが、 自分たちの主張を唱えるチャンスなのです。

今回の一件で、「よくぞ言った!!」という人たち・団体・企業が また、彼の応援をするわけです。

しかし、よく考えてみれば政治家というのは、誰かしらの代表なんですね。

企業であったり、労組であったり、宗教だったり (市民の代表なんてのもあるな)。

多くの政治家には、そうした後ろ盾があり、 その特定集団に利益を与えるために活動しているわけです。

そして、選挙になれば、そのよう団体等の票が動くわけです。

まして、この頃は、選挙に行かない人たちが増えているので、 このような団体等の票の重みはますます増しています。

僕は、ずっと考えていました。

「選挙に行っても入れたい人がいない。 誰か、子どもたちのための党を作ってくれないかな!」と。

もっと、政治に携わる人に、子どものことが分かっている人、 子どものことを真剣に考えてくれる人、

「そんな人が集まった党が出来ないかな」 と思っていました。

企業に応援してもらったり、労組や宗教などの後ろ盾に頼ることなく、

自由な発想で行動でき、政治慣れによる裏取引に走ることもないような人たちの集 団。

どんなことも、子どもたちを中心に考えて、

この子たちが大きくなったときに、 後悔しないようにするためには、現在どうすべきかを考える党。

子どもたちにとって、このダムは必要なのか?

子どもたちにとって、この政策は今やるべきなのか?

子どもたちにとって、この法律は今作るべきなのか?

言うなれば「日本子ども党」「子どもの未来党」みたいなものが出来ないかなー。

候補者の一番は、「お母さんたち」です。

だって、子どもたちのことをよく分かっているのは、 お母さんを初めとした親御さんたちでしょうし、

何より子どもたちの将来を真剣に考えている。

どんなもんでしょう?

誰かそんな党を作ってくれないかなー。

僕も、次の市議選では、よく知らないおっさんではなく、

父母の会の役員さんでいい人がいるので「出てみては?」 と話し合っている最中です。

今の市議って、村の代表みたいな人が多く、 実際にどのくらい子どもたちのことを考えてくれているのか分かりません。

選挙の時以外は、全然知らないし。 市議会でどういう発言をしているのかも伝わってこない。

子育てなんかしたことの無いようなおじさんやおじいさんばかりだし。

「身近な政治から変えていかなくては」と思っているのです。

誰か、国政レベルでも「日本子ども党」みたいなものを作ってくれないかな。

そんな、政党が出来れば、応援しちゃうのになー。

みなさん、どう思いますか? よろしければ、ご意見お願いします。