「もう一度・・」(2002.1)

 今日、月組さん(年長児)のゴミ当番の子たちが事務所にやってきた時のことです。

僕は親しみを込めて「ゴミやさん」と呼んでいるのですが・・(笑)。


年長さんになると色々なお仕事(当番活動)があります。

給食当番、お掃除当番、小さい子の世話係、ゴミ当番・・などなど。

子どもたちは、お当番が大好きです。

人生賭けているのかと思うくらいのヤツまでいます。

お当番バッチはまるで勲章のようです。

でも、成長するに連れて、いつからか”やらされるもの”と変わってしまいます。

本当に残念ですね。


そのゴミ屋さんが言うのです。

「ねえ隊長、もう一度お泊まり保育やってくれん?」

「そんなに楽しかったの?」と聞くと

「うん」と嬉しそうに頷きます。


「みんなで寝たのが楽しかった」とあずちゃん。

「みんなで入ったお風呂も良かったよ」とはるちゃん。

「みんなでやった花火も」とこうちゃん。


その笑顔を見ていたらこの子たちが入園してきた時を思い出しました。

初めてお母さんと離れての集団生活。

どの子も不安そうで何日も泣いていた子も・・。

そんな子どもたちがみんなでやる素晴らしさに気づき、

友だちとの関係を心底楽しんでいる・・。


今日も子どもたちの「笑顔」で気持ちの良い一日を送ることが出来ました。