1 名前:父ちゃん 投稿日: 2006/11/20(月)
スタッフを始め参加したみなさん、SMTシリーズAZハウス杯お疲れ様でした!
一日雨だったのにもかかわらず楽しめましたよ〜。
我が家は、ついにレーサーオープンにCRF3台で参戦。
もちろん、狙うはホールショット賞!
一番期待がかかっている長男には、リアタイヤだけ新品、ベリになったら可哀想な次男には、1回使ったタイヤ、
老練なテクニックの父ちゃんは、一月以上代えていないツルツルタイヤで参戦。
しかし、今回のSMTシリーズは、何かかが違う!
本部前に積まれた魅力的な商品の数々。(その回りには人だかりが出来ていたぞ!)
そして、1ヒート1万円のホールショット賞。
何よりライダーやその家族の真剣な眼差しを通り越した殺気だった雰囲気。
そんな中、父ちゃんは一発狙いで一番イン側を選択。(雨でグチャグチャのコースでも、一番インが僅かだが荒れていなかった)
隣には、「今日は、全日本なみの突っ込みをやりますよ!」と'07CRFをひっさげたリョウスケ(長男と同学年)が鼻息を荒くしている。
そう言えば、「ホールショット賞は、マック13時間分!」とマックでバイトしているリョウスケは、朝から呪文のように唱えていた。
そしてスタート。
父ちゃんは、やったぞ。
明らかに他のライダーより頭ひとつ出られた。
しかし、グチャグチャの第1コーナーの一番イン側に慎重に入ろうとした時、リョウスケの赤いフェンダーが横から突っ込んでくるのが見えた。
「やられた!」と思った瞬間、そのフェンダーが鈍い音と共に傾いていった。
「さよなら、リョウスケ〜!まだまだ若いんだから今日の所は、このジィに譲ってくれ、バイトがんばれよ〜!!」
第1コーナーを曲がっていくと白いラインが見えた。
「やった1万円!!!」と思った瞬間、緑のバイクが一番アウトからすごい勢いでラインめがけて走り込んできた。
これまた長男と同学年のイワチューだ。
グチャグチャ路面でアクセル開けまくっているからバイクが揺れている。
もうライン上では、ハンドルが横を向いていた。
後で、母ちゃんが撮ってくれたビデオで見たらイワチューが父ちゃんよりも僅かに先に行っているのは、このライン上の時だけだった。チクショー!
気を取り直して午後からの第2ヒート。
またまた父ちゃんは、一番イン側をとった。
スタート直前になって、すぐ横の一つだけ残っていたスタート台の所に
バリバリのIA(全日本ランキング2位)の平田優くんがCRF(来期はホンダなんだ!)で入ってきた。
「え?IAも一緒にスタートするの?」悪い予感がした。
「まさかこんな草レースでIAが本気のスタートしないよね?」と思う間もなくスタートバーが降りた。
「今度も良いスタートだ!」
しかし、すでに優くんは、タイヤ一つ前にいた。「すげ〜!」
なんとか第1コーナーに入るまでは、優くんの斜めすぐ後ろに付いていた。
この時点では、ほぼ1番だった。
そこからが信じられない光景だった。
グチャグチャの第1コーナーに「ホントにブレーキを掛けているのか?」と思うくらいにすごい勢いで突っ込んだ優くんは、
これまた信じられないスピードでドリフトしながら曲がっていった。
そのリアタイヤからは泥水が、ジェットスキーが水しぶきを上げてコーナリングしている時のように吹き飛んでいた。
「すげ〜〜!」
一粒一粒の泥水がはっきりと見えた。ホントきれいだった。
泥水が「きれい!」なんて感動出来た瞬間は、生涯でもそんなにないだろう。
不思議なもので第1コーナーでは、普段見えないものまでも見える。
そろそろ老眼が入りかけている父ちゃんでさえそうなのだから、それだけ神経がとぎすまされるのか?
しかし、人生はそんなに甘いものじゃなかった。
そのきれいだった泥水が、今度は、父ちゃんのゴーグルにドバッとかかってきた。
「あかん、何にも見えない!」
急いでローフオフのひもを2回引っ張って前が見えたと思った瞬間、イワチューと長男がアウトからかぶせてきた。
「まぁ、しょうがない」と思いつつ、3番手で第2コーナーの深い轍に入っていけば一番で入ったイワチューが出口でエンスト。
すぐ裏にいた長男がそこに突っ込み、そのまたすぐ裏にいた父ちゃんが突っ込んだ。
「アヤヤヤ〜」と思っている間にすごい台数に抜かれてしまった。
この時、父ちゃん一家にとって最大の障害がイワチューだということが分かったぞ。
すごい量の泥水を浴びたゴーグルは役に立たなくなり、投げ捨てようとしたがコース上に落ちてしまった。
そしてみんなに轢かれまくってバラバラになっていた。なんてこった!
表彰台では、イワチューが、総合5位にもかかわらず、2回のホールショット賞と3万円の商品券を手に入れててニタニタしていた。
イワチュー、覚えておけよ!
もし、IAになったらスポンサーから貰ったゴーグルにサインしてちょうだいね!!
(美杉管理人:芝山長男さん)
1 名前:shiba 1 投稿日: 2006/11/22(水) 23:33:47
最終戦、AZハウス杯皆様お疲れ様でした!
そして、スポンサーのAZハウス様ありがとうございました。
雨のレースにもかかわらず、皆さんに凄く楽しんでいただけました。
過去最高エントリーの180台!!
本当に嬉しく思い、感謝感激です。
晴れのレースでは味わえない感動もありました。
寒い中泥まみれで必死にゴールを目指すライダーに感動しました。(涙)
鼻時を流して走る子供、泣きながら走る子供、まともに走れず、立ち止まる
ちびっ子ライダー、それを見守る両親!
みんな好きな事を一生懸命頑張っている姿に感動しました。
雨の日のモトクロス人々の姿に感動しました!
1985年1月3日新春オールスターモトクロス!
今から21年前オヤジに連れられ、芝山3兄弟が始めてみたモトクロス!
その日も雪雨混じりのレースで爆音の加速で狂ったように走る姿に感動してモトクロスを始めた事を思い出しました。
トモヒロのB級時代マディーすぎて暗くなったゴールを思い出したり、Å級初優勝を逃したマディーレースも思い出しました。
レースを主催させて頂く立場として、人々の記憶に残るレースを今後もしていきたいと、再確認出来た一日でした。
初めて見たモトクロスから21年。
その時優勝したライダーは馬場善人さんでした。
いろんな意味でも内容の濃いAZハウス杯本当にありがとうございました。
そして、今後とも宜しくお願いします。
2 名前:父ちゃん 投稿日: 2006/11/23(木)
今回は、スタート以外は、全然ダメでしたが、優くんの第1コーナーを間近で見られただけでも良かったですよ。
>初めて見たモトクロスから21年。
>その時優勝したライダーは馬場善人さんでした。
実は、そのレース、父ちゃんも結婚する前の母ちゃんと見ていたんです。
そして、アメリカ帰りの馬場選手に「おめでとう!」って声を掛けて話もしたんですよ〜。
懐かしいな〜。
(美杉管理人:芝山長男さん)
1 名前:SHIBA1 投稿日: 2006/12/07(木) 23:58:47
こんばんは!
密かに約2年前から進めていた私の計画なんですが、12月10日のホノルルマラソンに出場してきます。
2年前妻とのダイエットの賭けがきっかけで走り始めたのですが、まさか、ホノルルを走るなんて夢にも思ってもおりませんでした。
一番嫌いなマラソンだけに・・・(悲)苦しいもん・・・
重たい体を引きずり始めて数日後・・・
思い出したのがトミーズの雅が子供の手をひっぱってホノルルマラソンを完走した
ドキュメントを10年位前に放送していた事でした。
そのときの感動が潜在意識に残っていて身の程知らずのチャレンジを計画してしまいました。(ヤバイ)
モトクロスを通じていつも周りの人々にいつも感動をもらい、家族で一生懸命取り組む姿に涙腺が緩むこともあります。
独立して10年、結婚して10年、みんなに支えてもらい10年の節目に少しでも自分の頑張りが、感動をくれた人々に恩返しできたら嬉しいと思います。
まだまだ、おっさんとは言わさん!!(デブ樹とも・・)エントリーbP8255番、約3万人が走ります!
色んなパワーを貰って、帰ってきますので応援していてください。
では!行って来ます。
2 名前:父ちゃん 投稿日: 2006/12/10(日) 09:16:49
shiba1さん、頑張ってくださいね。
年取っても夢ってあるんですよね。
そして、夢にむかって年甲斐もなく、回りに笑われながらもはりきっちゃう困ったオヤジもいるわけです。
私もそんな一人なので、shiba1さんのお気持ちは、よ〜く分かります(笑)
実は、うちの保育園の職員もひとりハワイに走りに行っています。
金・土・日って作品展なのにですよ!
ホント困った子です。
でも、何故か職員一同で激励会開いちゃったんですけどね〜(笑)