[緊急提言だ〜!]('09/8)
 

 ということでモトクロス界に向けての緊急提言だ〜。
と言っても恥をまき散らしながら細〜く長〜くモトクロスをやっているだけのみすぼらしいオヤジのひとりごとだが・・。

実は、長らく全日本を見てきたオヤジ達からここ何年か言われていることがある。
「全日本が面白くない!」

父ちゃんも自慢じゃないがもう30年近くこのバイク業界を見てきた。
GS650で峠を攻め、ハスラー250で河原を走り回り、TLR200で山奥に分け入った。
現在とは比べものにならないくらい一般道にもバイクがあふれ、ロードの8耐の盛り上がりを始め、
モトクロスだってスーパークロスがあちこちで開かれ、リックジョンソンやマクグラスだって毎年のように日本に来ていた。
日本で初めて観客がウェーブをやったと言われている神宮球場でのスーパークロスでも
まだ結婚前の母ちゃんと一緒に見て、バイクにも母ちゃんにも興奮した。(ショウゴも50のころ西ノ宮のスーパークロスに出たことがある)

テレビでもパリダカやら8耐やらスーパークロスやらスーパーバイカーズ(モタード)やらとバイクがらみの番組が毎日のようにあった。
ロードの平忠彦が資生堂のCMにもバンバン出ていた!
関東選手権の予選が10組もあったという話も書いたが、ホント、今より社会にバイクという乗り物が認知されていたし、注目もされていた。
渡辺明さんが世界選手権125クラスでチャンピョンを取ったことをどのくらいの人が知っているだろうか?
トライアルでも藤波君が世界チャンピョンをとったしな。

でも、そんな時代と今を比べても意味がないと思う。
もちろん「全日本が面白くない!」という原因の中には、時代的な背景もあるだろう。

でもでも、父ちゃんにはそれだけではないような気がするのだ。
むしろ、時代や環境が変化しているのにも関わらず、昔と一緒のやり方で工夫や努力の跡が見えない気がするのだ。
もちろん当事者の人たちは、一生懸命に努力しているのかもしれない。
しかし、それが回りにいるファンや父ちゃん達に伝わってこないのだ。
伝わっていないと言うことは、ひょっとすると自己満足で終わってしまっていることも多いと思うのだ。

IAライダーの走りは昔も今も凄い!
バイクの進歩もあって、今のライダーの方が走りやジャンプだって凄いことだってある。
初期のスーパークロスでは、今ならIBだって飛ぶような二連をIAのトップライダーがなかなか飛べず、
フロントフェンダーに“死ぬ気で飛べ!”って書いて、ホント、イチかバチかで飛んでいたもんな〜。

ただ、やはりレース内容で言うと昔の方が面白かった。
理由としては、決勝を走るライダーのタイム差がありすぎることが大きいと思う。(IAライダーの層が薄くなった!)
この頃の全日本で調べてもコースやコース状態にもよるがIA1で15秒以上、IA2でも10秒ほどのタイム差がある。
こうなってしまうとスタートしてもあっという間に集団もばらけてしまい、
コーナーやジャンプ事に順位が入れ替わるというモトクロスの醍醐味が少なくなってしまう。

IA1に至っては、予選どころかフルグリッとにさえ遠く及ばない有様。
レースも中盤を過ぎる当たりから周遅れが出てきてしまい
ラップされるライダーだって気を遣いながら走っているのが手に取るように分かるし(父ちゃんもいつもそうだから・・)
ラップするトップグループの邪魔にもなってしまう。

そんな状態でレースが進むからよほど白熱したバトルがない限りレース自体が間延びしてしまうのだ。
昔より30分というレース時間が長く感じられるのは父ちゃんだけではないと思う。
(その昔は、国際A級のレース時間は40分!だった)

ここでひとつ言っておきたいのだが、トップライダーの走りは確かに凄いが、下位を走っているライダーだって走り自体は凄いのだ。
嘘だと思うのなら一緒にコースを走ってみな、そのすごさにビックリするぞ。

モトクロスというスポーツの“華”はバトルだ。コースのあちこちで当たり合い、ラインがクロスし、駆け引きがある。
これがトップグループだけではなく、コースのあちこちで見られるのが理想だ。
その為には、ある程度の実力伯仲が必要なのだ。

IA1もIA2もエントリー数が激減しているなかでは、解決策はひとつしかない!
IAクラスのオープン化だ。


言うなればIBオープンみたいなモノだな。
もうIA1とかIA2とかというクラス分けは止める。
その代わりにIAライダーは全員赤ゼッケンで、全員で予選をやる。(栄光の赤ゼッケンの復活だ!)
バイクは250でも良いし、450でも良い。自分の得意なバイクで出ればいいと思うし、コースによって変えても良い。

IAライダー全員の予選なら現在のエントリー数だけでも3クラスの予選が出来る。
上位10台が予選通過でA決勝を走り、11位から20位までは、B決勝に進む。
もちろん、その時点のランキング15位まではA決勝のシード選手だ。
このA・B決勝に進んだライダーには、全員ポイントが付き、現在のように2ヒート走る。
(A決勝の方がポイントが高い)

そして、実をいうとIA1とIA2のタイム差というものは、全日本のコースといえどもそんなにない。
IA2ライダーの上位10台は、IA1クラスで走っても十分通用するタイムをだいたい出している。
IA2を予選落ちしたライダーの方が、IA1の決勝ライダーより速いタイムを出しているのは今では当たり前のことだ。

確かにIA1の成田くんや熱田くんのようなトップライダーは、凄いと思う。
ではIA2の優くんやコジタクが全然かなわないのかというとそんなことはないと思う。むしろ良い勝負をするのではないか?と父ちゃんは睨んでいる。
自分の得意なバイクで名実ともに日本一を決める方が、見ている方も本人にとっても良いのではないか?
ゼッケンも希望ゼッケンなんて止めて、1番から99番くらいまで付ける。
一目で前年度の順位が分かるようにするのだ。(その方がIAライダーにとっても励みになるはず)

このIAクラスのオープン化が出来れば、A決勝もB決勝もライダーのレベルが均等化され、白熱したレースが行われるのは目に見えている。
同レベルでのライダーのレースなら今よりもっと白熱したバトルがコース上のあちこちで見られ、周遅れになるライダーも減るだろう。
これは、それぞれのライダーにとってのメリットがあると思うぞ。

IAが一本化されれば、“IAライダー=赤ゼッケン”ということになり、昔のような栄光の赤ゼッケンの復活!になるのだ。
もちろんジュニアの赤ゼッケンは止める。エンデューロだろうが草レースだろうが、赤ゼッケンは使えないのだ。柔道の黒帯のようなモノだな。
IAのオープン化が出来れば、もうIBもNA・NBもオープンだ。(地方選は、2ヒ−トにするか、または1ヒートにしてエンジョイや65、50を入れ込む))

オープン化がダメなようならもう世界選手権のようにIA2に年齢制限を掛けるしかないな。


2番目の改革としては、コースだ。
モトクロスの“華”は、ジャンプだ!
名阪の二連、弘楽園のラムソンジャンプ。それぞれのコースには、見所のジャンプがある。
モトクロスを始めて見た人がとにかくビックリするのがこのジャンプだ。

近年、ジャンプの安全性を上げる努力もしていると感じるが、このジャンプをもっと見所があり、安全にする方法があると思う。
まずジャンプをショートした場合でも吹っ飛ぶようなことにならないようにして欲しい。
そして飛べるラインも出来るだけ多くなるようにして欲しい。ジャンプ中の接触は大変危険だからだ。
スーパークロスで2台のライダーがジャンプ中に目を見合ったり、威嚇しあったりしている姿には痺れてしまうぞ。
全日本でもこんな姿がもっと見たい!

そのためにもジャンプ付近のコース幅を十分にとり、助走区間やジャンプ斜面を硬い土で固めて荒れないようにして欲しい。
デコボコに荒れていても深い轍があってもアクセル戻さずに飛んでいくIAライダーは確かに凄いと思う。
名阪の二連もすぐにジャンプ斜面に轍が出来るのだが、その轍に上手くあわせながらジャンプするする姿を見るたびに“IAライダーって凄い!”って思う。
でも、あの道路沿いにいる観客のどのくらいが轍の中で飛んでいることを気付いているんだろうか?
ほとんどの観客は、あのジャンプの高さに見入っているだけだと思う。(そもそもジャンプ斜面や助走区間のコンディションなんか見えないし・・)

本来が山砂のコースなのだから荒れるのは当たり前だ。
コーナーやストレートが荒れるのはしょうがないと思う。むしろそういうところでテクニックの違いが出て面白いものだ。
ジャンプ等のコース整備に時間を掛けるくらいなら、ジャンプ周辺を硬い土で覆うか、どうせ砂地なのだからコンクリを混ぜて固めてしまっても良いと思うぞ。
(砂地の河川敷で水で薄めたコンクリをジャンプにかけたらいい感じになったぞ、一週間ぐらいでボロボロになって砂に戻ってしまったが・・)
スーパークロスのジャンプがあんなに凄いのは、堅い路面で綺麗に整地されているからだと思う。
アメリカ人は、観客がなにを求めているのかがよく分かっているのだ。
安全に気持ちよく飛べるジャンプが増えれば、ライダーも気持ちが乗るし、見ている観客だって面白いと思うぞ。

名阪のフィニッシュ前のブリジストンジャンプを知っているだろうか?
前回の4月の全日本では、北居くんと溝口くんが手前のジャンプからブリジストンジャンプまでをいっきに飛んでいた。
トンネルの手前で見ているとまるで観客の上を飛んでいるようで大迫力だった。ホント、二人が飛ぶ事にどよめきが上がっていたぞ。

あそこだってもう少しコース幅を広げて杭の位置を考えれば、他のライダーだって飛びだすだろう。
失敗した時の危険を考えて他のライダーが飛ばないだけだ。本当は飛べるライダーは多いと思う。
あれこそ見せるジャンプだと思う。ラムソンジャンプであれ、目の前をひねりながら飛ぶライダーは抜群に格好いい!
あとは、安全性だけの問題だ。ライダー仲間で唸るようなジャンプよりも素直に観客受けするようなジャンプこそ全日本は目指すべきなのだ。

悲しい現実だが、ジャンプで怪我をして選手生命が終わってしまう事もある。
これは、IAレベルだけでなく地方選レベルでも同じだ。
ジャンプでの怪我は、コースだけの問題ではなく、ライダー側にも問題がある場合が多い。
しかし、少しでも怪我を少なくし、見ていて面白くする努力をコース管理者は、これからも続けるべきだと思う。


モトクロスの“華”は、ゴールのフィニッシュジャンプだ。
この頃では、ゴール場面でのフィニッシュジャンプの危険性からジャンプを小さくしたりなくしたりしているが、
スーパークロスを見ても分かるとおり、やはりゴール場面でのジャンプは絶対に必要だ。(花火まで上げる必要はないが・・)
トップでゴールしたライダーがジャンプでひねりながらガッツポーズをする姿は文句なく格好いい。
パストラーナのようにフィニッシュジャンプでバックフリップをする必要はないが(笑)とにかく最後は、IAライダーらしく格好良く決めて欲しいのだ。

競い合った時のフィニッシュジャンプでの接触が心配ならゴール地点をフィニッシュジャンプ手前にすれば良いだけだ。
ゴールした後ならいくら競い合いながらでのゴールでもその後のフィニッシュジャンプには、余裕が生まれるだろう。
とにかく観客は、格好いいゴール場面が見たいのだ!
トップライダーだけではなく、全ライダーが最後のフィニッシュジャンプだけは、思いっきりワザを出す。

そうすれば最後の一人がゴールするまで眼が離せないぞ。

IAクラスの決勝を走ったというだけでも、素晴らしいことなんだ。最後の一人まで胸を張ってゴールして欲しい。
ジャパンスーパークロスの時だって、予選を通れそうもないライダーが、ジャンプごとにワザを出して大声援を浴びていたこともあった。
速いことも大切だが、それだけではプロではない。
観客を唸らせ、喜ばせるのが本当のプロだと思うぞ。
ライダーが思いっきり楽しめて観客が喜べるようなフィニッシュジャンプにして欲しい!!


モトクロスの“華”は、第一コーナーだ。
30台が突っ込んでくるだけでオシッコをチビリそうなくらいに迫力がある。
父ちゃんの携帯の待ち受け画面は、カーマイケルとスチュアートが第一コーナーをカウンター切りながら走っている写真だ。
ポスターやダートフリークのカタログにも使われていたから見た人もいると思う。
ホント格好いいのだ。
これもコース幅が十分にとってあるからこそ出来るワザだと思う。

そして、第1コーナーを間近で見る場所をたくさん作って欲しい。
もちろん、万が一のことを考えてバイクが観客席に突っ込まないようにする工夫は必要だぞ。
よくスタート時に「第1コーナーの外側のお客さんは、気をつけてください」とか「どいてください」ってアナウンスしているが、
そんなことを言わなければいけないコース管理にこそ問題があるのだ。網を張るなり、板で囲うなりして安全性を高めて欲しい。
モトクロスの場合は、観客自身にも自分を守る心構えが必要なのだが、その前に出来ることもまだまだ多いと思う。

そして、全日本のコースも今以上にコース幅を広げ、ひとつのコーナーでも何本ものラインが出来、抜きつ抜かれつのコースにして欲しい。
コース幅さえ十分にあれば、ブルを入れる必要もないのだ。
IAならレース中でもいろいろなラインを試す。荒れたら荒れたでラインを次々に変えていくのだ。(だからこそコーナーでの競い合いが面白い!)
今ぐらいのコーナー幅では、ラインも限られてしまい独創的なラインが取れないと思う。

もうコース幅自体は、世界選手権やAMAナショナルよりも広くしてしまおう。
そういうコースで走っていれば、ライダーも独自のライン取りが出来るようになる。新たなテクニックも生まれると思うぞ。ジャパンテクニックだ!
平均速度が上がりすぎるようなら、コースのどこかにスーパークロスのようなリズムセクションやサンドセクション(深い砂地など)を作ればいいと思う。

堅い路面のコースの一部が深い砂地なんて楽しいじゃないか!
砂地なら荒れ放題にしておけばいいし、アクセルの開け方も半端じゃない!盛大に砂をまき散らす様は見所だと思うぞ。
それに砂地なら水はけも良いし、転倒しても安全だしな。是非、川砂をコースに大量に入れ込んでコースにバリエーションを作って欲しい。

そしてコースに一カ所ぐらいは、4速全開で回れるようなコーナーを用意して欲しい。
ここでIAはカウンター切ったり、前後タイヤを滑らすようなドリフト走行を見せて観客を魅了して欲しい。

自然を生かした豪快な世界選手権のコースと見せることを重視した人工的なスーパークロスのコース。
日本のコースは、この二つの良いとこ取りをしていくべきだと思う。

コース幅を広げることを条件にAMAナショナルや世界選手権のように40台グリッドにするってのはどうだろうか?
(すべての大会が40台ではないようだが・・)
40台がいっきに第1コーナーに流れ込む迫力は凄いと思うぞ。もうこれだけでお金が取れる!
40台グリッドになれば、A・B決勝で80台のIAライダーが決勝を走れる。
予選落ちの台数が減れば、今よりもIAライダーのエントリー数も増えるだろう。

もちろん40台になればライダーのレベル差も広がるが、コース幅さえ今より広がれば問題はないはずだ。
狭いコースでラインが限られる中でのラップだから双方が気を遣うのだ。
十分なコース幅さえあれば、ラップされるだけのタイム差があるのだから無理しなくても簡単に抜いていくはずだ。


全日本の運営についても一言、言わせてもらおう。

もう、全日本は、バイクの祭典にしてしまう。
フリースタイルのヤツらを全大会で呼ぼう。
昼休みの時間を使ってギンギンにワザを出してもらおう。着地は、最終ジャンプだ。それくらいの最終ジャンプを作るべきなのだ。

レースとレースの合間には、トライアルのヤツらにも第1コーナーまでのストレートやジャンプ壁面でワザを見せてもらおう。
あいつらは、どんなところでも走ってしまうし、ワザも出来る。フロントをロックしたままでの360°ターンや平地での人間5人飛びなんて朝飯前。
ジャックナイフで何メートルも走るなんてこともお手のものなのだ。

コースマーシャルをトライアルライダーにやってもらうというのはどうだろうか?(今でもたまに楽しいコースマーシャルがいるが・・)
もう全周ウィリーで回るとか(笑)ジャンプの下りは、ジャックナイフで降りるとか、2,3台でいろいろなワザを出しながら回ってもらうのだ。
こうなればレースの合間が楽しくなるぞ!あいつらならどんなコース状況でもワザが出せる!

こういう機会を全日本事に作れば、彼らの出番も増えるし、何より観客が喜ぶ。
モトクロスだけではなく、広い意味でのバイク人口やバイクファンを増やすのだ。

現在、全日本では、全日本クラス以外では、50ccクラスやジュニアクラスしか走れない。
これではもったいない。
NB、NAクラスだけではなく、エンデューロやエンジョイライセンスも走らせて全日本の恐ろしさを身にしみてもらう。
(35歳以上のマスターズやこの頃盛り上がってきたマイティーウィールも良いかも?)
お昼休みには、観客にもコースを歩いても良い時間を作る。あのコースを歩けば、如何にモトクロスが凄いモノかが実感できるぞ。
こうすればどうして父ちゃんがあんなに遅く走っているのかも分かってもらえるだろう。
ディズニーランドの“シンデレラ城ミステリーツアー”のように元IAなり、うんちくオヤジをガイドに付けてモトクロスコース1周をツアーするのも良いぞ。
IAのラインどりや過去の名勝負なんかをおもしろおかしくしゃべくり回ってもらおう。

では、たださえタイトなスケジュールをどうするか?
もう割り切ってIAクラスの決勝を1ヒートにしてしまうのだ。(これだけでもレース時間で60分、実際は1時間半くらいの余裕が出来る)
午後の一番良い時間帯をIAクラスのA・B決勝にあて、午前中にNB・NA・エンジョイ・マスター・マイティーウィールを10分レースで入れ込む。
フルコースでなくても良いので、楽しく安全に走れればいいのだ。
5クラスやってもレース時間で50分、前のクラスが終わったらすぐにスタートするようにすれば、今までよりも余裕が出来るだろう。
とにかくいろんなレベルのライダーに全日本を走ってもらう。そうすればますますIAのすごさが分かると思う。
エントリー台数が少ない時は、混走にすればいいわけだし、何よりひとりの新しいライダーが全日本に出れば、自ずと家族や友だちがやってくる。
観客の動員にも繋がるぞ。

全日本を大会運営者とスタッフ、そしてライダーが一体になって行って欲しい。
この三者のうちどれが欠けても全日本は行えないのだ。この三者間に上下関係はないと思う。三者がよく話し合って運営して欲しい。
気持ちの良い大会もあれば、やけにスタッフが威張っている大会もあるのが現状だ。
三者が一体になって頑張ってこそ、そこに来る観客も喜んでくれる。そして、もう一度来たいと思うのだ。

ライダーだっていろいろとやっているがまだまだ足りない。
まずは、IA・IBライダーは、パドックやコースを上半身裸で歩き回る。IAライダーは、走りも凄いが肉体も凄い!
彼らの鍛え抜かれた肉体をほっておいては、資源の無駄使い?だぞ。

包み隠さず誇らしげに筋肉を見せびらかせて、肉食系女子を呼び込むのだ!
こうなると美杉の次男の出番だ。上半身裸で大胸筋をピクピクさせながらピットサインを出して女子を喜ばせろ!

女の子が集まるスポーツには、絶対に男が集まる。
こうなったら(どうなったらだ?)IAライダーのカレンダーも全員裸だ〜〜〜。
たくましい胸板の大胸筋や力強い力こぶの上腕二頭筋、割れた腹筋を肉食系女子に見せつけろ〜〜〜〜。
おしりの大臀筋、大腿二頭筋を誇る後ろ姿も良いぞ!
この頃のライダーはみんなおしゃれでジャニーズ系も多いので、こんな半裸カレンダーを売り出すのはどうだ?
選手会長の友也君、是非実現させてくれ!
パドックでもライダーの顔写真が張ってあるが、それだけではダメだ。ボディービルのような筋肉ポーズも一緒に張り出そう。
もちろんメカニックの筋肉ポーズも良いぞ(笑)←マッチョポーズ見本

ただし、女の子が増えると言うことは、それに見合うだけの施設も必要だ。
特に女子トイレだけには、お金を掛けてくれ。男子はもういい。その辺でやらせておけ。

ビーチバレーはどうしてビキニでやるのだろうか?
なぜ、アニマル浜口はあんなにいっちゃってるのか?
マイナーなスポーツは、人を集めるために、マスコミに取り上げてもらうために、みんな努力と汗を流しているのだ。
露出度の高いビキニでやるからこそ人が集まり、
アニマル浜口があんなにいかれているからこそ女子レスリングという地味なスポーツにマスコミが集まるのだ。
父ちゃんは、昔からアニマル浜口を尊敬している。
彼は、自分がどう見られているか分かっていながら女子レスリング界のために頑張っていると思う。(美杉三兄弟も頑張っているぞ!)
だからやっぱり美杉次男の出番でしょ!(笑)


IBライダーも全員固定ゼッケンにしてくれ!
IBで実際にレースに出ているライダーなんて日本中でも999人もいないはずだ。
だったら1番から999番まで固定ゼッケンにしてくれれば、中部戦・近畿戦・全日本といちいちゼッケン張り替えなくっても良いし、
そうなれば格好いいゼッケン付きのデカールだって張れるし、IAライダーのようにジャージにゼッケンと名前だって入れられる。
格好いいライダーやバイクが増えれば、それに憧れる子どもも増え、モトクロス人口の普及にも繋がるだろう。

レースの集計だって全日本は、トランスポンダーだし、地方選のIBライダーのエントリー数だってしれているし、三桁ゼッケンになっても問題ないだろう。
地方選のIBクラスなんて集計しなくても見ているオヤジ達に聞けば順位なんて分かってしまうぞ。
その程度しか今は走っていないのが現状なんだ。

こうやってとにかく全日本に人を集めるのだ。
どんな動機でも良いので全日本に来てもらってモトクロスってモノを見てもらうのだ。
そうすればきっとファンになってくれる子も増える。
モトクロスは、それだけの魅力があるスポーツなのだ。

父ちゃんもモトクロスと出会ってずいぶんと楽しませてもらった。
老後は、少しでも恩返しが出来たらと思う。
こんな貧相でみすぼらしいオヤジに出来ることなんてしれていると思う。
でも、そんな一人一人の小さな努力こそが今必要な気がする。

とにかく、みんなで全日本を盛り上げる方法を考えよう。
全日本が盛り上がれば、地方選だって盛り上がる。
全日本が盛り上がれば、マスコミだって注目してくれる。
全日本が盛り上がれば、スターだって生まれる。
スターが生まれればみんなが注目してくれる。

みんなで自分が出来ることを考えよう!
あんなに凄いIAライダー達にそれに見合った収入と誇りを持てるようにしよう!
みんなで少しでも安全に楽しめる方法を考えよう!
社会にもっと受け入れられる方法を考えよう!


だって、こんなに素晴らしいスポーツなのだから・・


ここにきて(8月10日)
2009モトクロスオブネーションズ日本代表チーム出場休止という情報が入ってきた。
本当にこれで良いのか?モトクロス!
メーカーもバイクを売るだけで良いのか?