[ゴールデンウイーク(GW)からゴールデンマンス(GM)に!]('10/4)
      
 
       またまた調子にのって社会への提言をしてしまうぞ。
      民主党の「ゴールデンウィーク分散化案」を聞いて
      なにかピントがずれていると感じたので、対案を考えてみた。
日本は、長らく世界第2の経済大国にも関わらず、
      それに見合った幸福度が感じられない気がしている。
フランスのバカンスだけではなく、
ドイツやベルギー、オーストリアもフランスと同程度の有給休暇が保障されていて、
フィンランド、ポルトガル、スペイン、イタリアなどの休暇水準は、フランスを上回っているんですね。
これらの国と日本の幸福度の違いや自殺率の違いはどうなんだろう?
      もし、明確な差があるようなら、日本型のバカンスを考えても良い時期だと思ぞ。
      そのひとつの答えが「ゴールデンウィーク(GW)からゴールデンマンス(GM)への転換」になると思う。
      日本は、まだ世界第2の経済大国なのに(今年中には中国に抜かれるそうだが・・)
それに見合った幸福度も感じられず、年間自殺者数が毎年3万人以上もいるなんて
      どう考えてもおかしいと思う。
      (2009年の自殺者数は、3万2753人で1998年以来12年連続で年間3万人を超えた)
*自殺率の国際比較では、先進国の中ではロシアに続いて2位!
*『日本の子供は「先進国の中で最も孤独」−。
国連児童基金(ユニセフ)が14日発表した先進国に住む子供たちの「幸福度」に関する調査報告書で、
こんな実態が浮き彫りになった。
報告書は経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち25カ国について各種指標を比較。
子供の意識に関する項目の中で「孤独 を感じる」と答えた日本の15歳の割合は29.8%で、
2位のアイスランド(10.3%)以下、フランス(6.4%)や英国(5.4%)などに比べ飛び抜 けて高かった。
「自分が気まずく感じる」との回答も、日本が18.1%とトップだった。
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[ゴールデンウイーク(GW)からゴールデンマンス(GM)に!]
       ゴールデンウイーク(GW)などに集中している連休を分散させる政府の原案が3月3日、
      観光立国推進本部の分科会で示された。
      日本を五つのブロックにわけ、春と秋の2回、週末を絡めて順番に5連休にする案だそうだ。
      混雑を緩和し、観光需要を引き出すことが狙いのようだが、圧倒的に反対意見の方が多い気がする。 
      一番の問題点は、地域ごとに休みが違う上で生じる数々の問題点だ。
      これらを解決しない限り政府のいう利点も生きてこないのではないか。
      
      そこで、ひとつ提案がある。昭和の日(4月29日)、憲法記念日(5月3日)、みどりの日(同4日)、こどもの日(同5日)
      の祝日を「休み」でなくす変わりに、この祝日分を5月の4回の月曜日に当てる。
      これで5月には、日・月(祝日)2連休が4回出来る。
      土曜日まで入れれば3連休が4回だ。
      
      それだけではなく、政府として有給をもっと使いやすい社会基盤も推し進める。
      もし、5月に4回有休を取り、これを金か火に当てはめれば、ひと月に4回の
4連休が出
来る。
      
4回の有給を火〜金に連続して取れば、土〜翌週の月までの
10連休も出来る。
      現在のGWは、毎年、祝日の曜日が違うので、年によって連休の出来方が違うが、こうすれば毎年同じ連休になり、
      計画も立てやすくなるし、何より日本全国同一の連休になる。
      ゴールデンウイーク(GW)という考え方から、ゴールデンマンス(GM)への転換である。
      
      これなら、政府案のように分散化の効果もでて、渋滞の緩和や観光需要を引き出すことにも繋がる。
      これをうまく育てれば、フランスのバカンスのように長期休暇を取り、
      仕事や学業から完全に解放されて思い思いの休暇を過ごしたり、
      家族で楽しく過ごす月(GM)とする人も出てくると思うがどうだろうか。