['11全日本第4戦藤沢だ〜]('12/6.11)
 

今日は、'12の6月9日(土)。
すべてのバイク乗りなら、今日という日がどんな日か知っているだろう?
そうなのだ、中部選手権第6戦(天竜川)の前日なのだ!!!!!
そんな大切な日に父ちゃんは、保育園でパソコンに向かっている。
今頃は、みんな前日練習しているだろうな〜。
でかい2連ジャンプなんか作ってないだろうな?
天竜川は、ほとんど練習にも行かないので心配だぞ。

園児が帰った保育園は、静かだ。
羊のムフランちゃんのメェ〜〜〜という泣き声とカメのカサコソという音だけが聞こえるぞ。

で、話しは、昨年の全日本選手権東北大会。

 全日本選手権北海道大会が終わって二週間、
父ちゃんたちは、全日本選手権東北大会のために岩手県にある藤沢スポーツランドにいた。
ここの全日本に参加するのは始めてだが、聞いていたとおりの灼熱地獄。
(東北とはいえ、7月の中旬はどこも暑い!)

まぐれで取った固定ゼッケンの重みにうちひしがれているショウゴは、
ポイントどころか予選突破も出来ない有様。
でも、どう見てもショウゴもタカも速くなっている。
一緒に走っている父ちゃんを抜く速度だってすごいぞ!
(父ちゃんが遅くなっているだけか???)
もちろん、回りのみんなも速くなっているので、そう簡単には予選突破ができないのも分かっているが・・。

この藤沢は、北海道と違ってちゃんと事前練習ができた。
予選は三組。10位までが予選通過だ。
二人ともスタートさえ中盤で出られれば、なんとかなるだろう。
(父ちゃんは、お金の都合上エントリーなし)

しかし、世の中はそんなに甘くない。
IB2の予選では、タカはスタートで珍しく中盤あたりで出たのだが、
イン側で弾き飛ばされたバイクがブレーキペダルにあたり、
ブレーキペダルが信じられない曲がり方をしてしまい、そのまま走ったが全然ダメ。
まぁ、足に直撃しなかっただけ運があったと思うしかない。
ショウゴは、名阪のスタートバーに引っかかったトラウマから今だに抜け出せずに、相変わらずのベリスタート。
そこから15位くらいまで追い上げて終わり。

IBオープンでは、タカはいつものようにベリスタートで終わり。
しかし、ショウゴのCRF450がここでやっと火を噴いた。
スタートはあまり良くなかったが、450パワーでアウトから突っ込み、第1コーナーを回れば10位くらい。
よし、いける!と思った矢先にインからアウトから固定ゼッケン組に抜かれる。
ショウゴもなんちゃって固定ゼッケンだが、やはりホンモノは違う!

ここからなんとか粘って10位で最終ラップに。
でも、すぐ後ろには、あのユウトがすごい勢いで攻めてきている。
(ユウトは、名阪の決勝でも吹っ飛ぶ前は2位争いをしていたくらい速いライダーだ)
遠くから見ていてもコースのあちこちで当たり合っている。
ショウゴもよく頑張ったが役者が違う。
フィニッシュ前のテーブルトップで並ばれて、ゴールで抜かれてしまった。

''11シーズン初めての予選突破と思ったが、残念だった。
しかし、第1リザーブライダーということで決勝のサイティングラップに行けば
(リタイヤ等がなければ、ここでリザーブライダーは、トボトボとパドックに帰らなければならない)
なんと、昔、多度で一緒に走っていたジンペイがリタイヤ、棚ぼたで決勝を走れることになった。

決勝でも450パワーでスタートだけでも前に出られるかと思えば、
スタートバーが降りた瞬間に両サイドからつぶされる有様。
ほとんどベリで第1コーナー、何台かの転倒者がいて、気づけば24位。
よし、まだ15分くらいある!(IBの決勝は、20分+1周)
1,2台抜いて、ちょっと転んでくれれば20位、ポイントゲットじゃん!と思ったが、
やっぱり決勝に出るライダーはみんな速い!
転倒したライダーを抜けば、後ろから追い上げてきたライダーに抜かれる。
結局、24位でゴール。

でも、日曜日がいつものように観戦と応援だけにならなくて良かったぞ。
まだ、11月の全日本関東大会までは、3戦くらいはエントリーできそうだから、
ショウゴもタカもなんとか予選を通って、あわよくばポイントゲットして欲しいものだ。

しかし、この後の全日本には、信じられないことがおこったのだ!