['11全日本終盤戦]('12/6.9)
 

気がつけばあっという間に全日本も最終戦の関東大会。
終盤の全日本には、信じられないことがおこったのだ!

信じられないこと(その1)
10月の広島大会(弘楽園)からSUGO大会、九州大会、
そして、この関東大会まで、前日または当日が雨でぜ〜んぶドロドロヌチャヌチャ大会だったのだ。

このうち父ちゃんたちがエントリー出来たのは、SUGO大会と最終戦の関東大会。
特にSUGOは酷かった。
練習走行からして帰ってこられないライダーが続出。
ショウゴも1周だけ走ってきて、「バイクが壊れるから一周でいい!」とさっさと帰ってきてしまったくらいだ。
タカは、頑張って二周目に突入してそのまま終わり。
泥沼から抜け出せなくなり、ショートカットしてなんとかパドックに帰り着いた。

ドロドロのバイクを洗車しているとヒロシの父ちゃんが隣で洗車していて
なんでエントリーしなかったの?今日なら予選通過できるよ
これこそエンデューロライダー向きなのに・・」と言う。
「エントリーする時に雨だと分かっていればエントリーしましたよ」と笑いながら答えたが、
俺ってエンデューロライダー?

この同じ会話を最終戦の関東大会でもタイチの父ちゃんに言われた。
みんな父ちゃんのことをモトクロスライダーではなく、エンデューロライダーと思っているようだ。
困ったオヤジたちである。

信じられないこと(その2)
しかし、ヒロシやタイチの父ちゃんの読み通り、このSUGOで奇跡を起こしたオヤジがいた。
そう、我らが中年の星、トクチさんだ。
数年前まで父ちゃんと一緒に中部選や全日本モトクロスに出ていたが、
この頃は、エンデューロに主戦場を移していた。
ほぼ同年代なので、父ちゃんの目標みたいな人なのだ。
そのトクチさんがドロドロヌチャヌチャのコースをスイスイと走って、なんと予選を2位で通過。

日曜のIB2決勝でもなんとなんと19位で2ポイントゲット。
49歳で全日本でポイント取るんですよ。スゴイの一言です。
’12シーズンは、50歳にして固定ゼッケン(34番)ですよ。
もし、全日本にエントリーしていたら応援してください。ホント、スゴイ人です。

信じられないこと(その3)
父ちゃん・ショウゴ・タカと’11シーズンは、全員全日本の予選が通らなかったこと。
(ショウゴは、一度だけ藤沢でリザーブライダー)
当たり前だ!という声も聞こえてきそうだが、’11シーズンは、北海道まで遠征したんですよ。
父ちゃんの予選突破祝賀パーティーも幻ですよ。

身も心もお金もすっかりすり減ってしまいましたが、’11シーズンも大きな怪我もなく、
家族仲良く無事に終わったことに感謝です。
’12シーズンも全国あちこちに出没すると思いますが、
このドタバタ一家をどうぞ暖かい目で見てください。
よろしくお願いします。