204:今期のマシンは?('14/4.22)  

 みなさん〜ん、生きていますか?
私は、何とか生きていますよ〜!
久々の更新になってしまいました。(昨年の12月31日以来かな)
ホント、保育園の年度末は忙しい〜〜。

その上、本園の園児数は、3月時点で273名!
ちょっとした小学校ですよ。
小学校なら担任を持っていない先生が、
校長先生を始め、副校長・教頭・ 校務主任・教務主任・生徒指導主事・保健主事等々。
それが保育園になると園長と主任だけ・・。
用務員さんもいないし、事務員さんは週三日の6時間パートだけ。

結局、園長兼 用務員兼 事務員なんですね。(私の場合は、飼育当番も兼ねていますが・・)

職員なんてパートさんを入れれば50人ですよ。
1000人規模の高校より多いじゃないんですか?
どんなに小さな学校でも保健の先生がいますが、
保育園には、0歳児が17人(3月時点)いても看護師さんもいないんですよ。
老人福祉施設と比べてみてください。
老人も大切ですが、今後の日本を背負っていく子どもたちの環境も考えてください。
子どもたちへの援助は、“負担”なのではなく未来の日本への“投資”なんですよ。
(ちゃんとした乳幼児教育を受けた子たちは、その後にちゃんとした大人に育ち、
受けた補助金の何倍もの税金を納めているといったデータもあります)

開所時間だって朝7時から夜7時の12時間。
乳児保育やって障害児保育やって延長保育やって子育て支援やって学童保育やって・・
それだけやっても保育士の給料は全産業平均の約7割ぐらい。
高校の先生の半額程度って言われています。
保育士不足になるわけですよ。

保育士資格を持っていながら保育園に勤めていない潜在保育士数が
厚労省の調べだと約57万人とも言われています。
その人たちが何故現場に帰ってこないのかをよく考える必要がありますよ。
(現在の保育士不足は、偶然なのではなく必然なんですよ!)

幸い、本園の平均勤続年数は、正規職員で19年、契約保育士を入れても13年以上、
パート職員を入れると不思議なことにグンとアップします。
だって、定年退職した先生たちが、パートで勤めていますからね。
牧野先生なんか78歳の現役保育士ですよ。
もう、保育園で死ぬ!」って言ってますよ!(笑)

なんか久々の更新で愚痴ばかりになってしまいました。
だいぶストレスがたまっているな?

一つ自慢を言いますと保育園って保育士を始め男性がほとんどいない女性の職場なんですが、
うちは、園長以下3人の男性保育士と2人の男性調理員がいます。
主任のみなこ先生を始めとしたそうそうたる女性メンバーの中でも頑張っていますよ。
特に男の子たちにとっては、やぱり男性保育士は必要だと思います。

本当に忙しかった年度末・年度当初でしたが、レースは待ってくれません。
中部選は、2月23日から(お遊戯会でお休み!)JNCCも3月9日のプラザから今シーズンが始まりました。
全日本モトクロスは4月6日の九州(父ちゃんたちのエントリーは、早くて8月2.3日のSUGOからでしょうね)からです。

しかし、仕事に追われながらも・・
いやいや、追われれば追われるほど考えていたことは来期のバイクのことばかり・・。
え、父ちゃんには、スクーターもどきKTM200EXCがあるじゃないかって?
はい、ありますよ、良いバイクですよ。何か問題でも?

実際、ショウゴの’10CRF250Rがだいぶヤバイ状態になっているんですよ。
エンジンは大丈夫なんですが、ラジエターが曲がり(いつ漏れ出すか分からない)
エキパイはへこみ、フレームにも小さなクラックが二カ所。
クラッチカバーにもひび割れが・・(ホームセンターで買った硬化ゴムみたいなもので修理)
全日本の車検ならまず通らないでしょう(笑)(よい子はマネをしないでね!)

一部の初心者クラス以外は車検がないJNCCなので、自己責任でやるのが基本。
毎回、危ないところはチェックしているので、今シーズンもこのバイクで頑張ります。
(まだ一回もマシントラブルでリタイヤしたことがないのが自慢!偶然かもしれませんが・・)

まぁ、ショウゴには、モトクロス用の’12CRF250R があるので、
いざとなったらサスとタンクを入れ替えれば何とかなります。
ホント、最終手段なんですが・・。

だから常に先の先を考えている父ちゃんは、すでにショウゴの時期マシンに思いをはせているのでした。
ホント、子ども思いの父ちゃんです。
ショウゴのためにショウゴに合うマシンを日夜探しているんですね。


と言っても、お金を出すのは、ショウゴですよ。
ほとんど引きこもりのショウゴは、夜な夜なネットワーク対戦型のゲームを
大学の同級生だったかっちゃんとやっているだけなので、
薄給の中でセコセコと小銭を貯めているんですよ。(本人は、バイク貯金と呼んでいる)


(かっちゃんとチャットをしながらネットワーク対戦ゲームをやるショウゴと毎晩遅くまで仕事をしている母ちゃん)

来期のマシン第1候補は、なんといっても KTM フリーライド 250 R

ホイールベース 1,418±10o
最低地上高(無負荷) 380o
シート高 915o
燃料タンク容量 約7L
半乾燥重量 (燃料含まず) 92.5s
メーカー希望小売価格 (本体価格:8%消費税込)  843,429円

え???と思う方もいると思います。
はい、このバイク、エンデューロマシンじゃありません。
KTMが新たに出した野山を気持ち良く駆け巡るために生み出された、完全ニュージャンルのモデルなんです。
(先行して350ccが出ていましたが・・)
KTMのホームページにも「レースでガンガンに乗るマシンではありません!」てな事が書いてありました。
でも、ひと目みたときから父ちゃんの心を鷲掴みにしたんですね。
一目惚れってヤツです。

しかし、このマシンにはレースで使うには致命的な欠陥があります。
キックペダルがないんですよ。
レース中に何回かセル回してバッテリーが上がれば、即リタイヤなんですね。
押しがけが出来ればいいですけど、
だいたいレース中にエンジンが止まってしまうような場所は、押しがけなんか出来ませんよ。

タンク容量も7リットルなので、2ストローク250ccということを考えると、
レースならもって1時間半?ってところ。(そんなには持たない可能性の方が高い)
COMPクラスは、3時間なので、2回の給油が必要になるでしょう。
(シートとタンクの作りを見るとビッグタンクも出来ないでしょうね)

前後にトライアルタイヤを履いていることからも分かるようにエンデューロマシンよりもトライアルマシン寄りです。
半乾燥重量 も 92.5sしかありません。
試乗記を読んでも取り回しの良さと軽さを評価しているものが多いです。

しかし、取り回しの良さと直進安定性は相反するもの。
写真で見ただけでもキャスター角(フロントフォークの取り付け角度)が立っていることが分かります。
野山をゆっくり走るのだったら、この取り回しの良さは武器になるでしょうが、
うねっているゲレンデや砂利道を全開で走ることがあるJNCCだとどうでしょうか?

エンジンも同社のエンデューロマシン250 EXCからエキゾーストシステムを省いて軽量化してあります。
その分、低速よりなエンジンと言うことでしょうね。(伸びはあまり期待できない?)
パワーも250 EXCよりもだいぶ落としてあります。
ギアレシオもレースで使うような感じではなく、だいぶ低めに設定されているようです。

車体も大変コンパクトで、そのためにラジエターもシングルです。
ファンが付いているようですが、実際レースで使うとどうでしょうか?

等々・・心配な点も多々あるのですが、一目惚れしちゃったんですからしょうがありません。
それよりも難易度が年々上がっているJNCCを考えれば、このバイクなら楽しくレースが出来る気がします。

キックがなくてもバッテリーをリチウムイオンのより容量の大きなものに換えれば、
2ストロークの始動性の良さを考えれば、1レースならなんとかなるでしょう。

タンク容量だって、みんなより1回給油が多いだけだと割り切れば良いんです。
その分、取り回しは軽いし、疲れないですし・・。

直進安定性だって、リアサスを1.5cm下げるキットがあるので、
リアだけ下げれば、その分キャスター角も寝て直進安定性が増すでしょう。

それに他のエンデューロマシンのシート高は、だいたい960mmぐらいありますから、
キットとシートのあんこ抜きで3cm位は、楽にシート高を下げることも出来ます。
背もちっちゃいが人間もちっちゃいショウゴにとっては、このシート高は武器になるでしょうね。
(ショウゴの身長は、160cmちょっと、その上、手も足も短い!)

ラジエターもシングルな分、張り出してなくて転倒でも有利です。(リザーバタンクを付けても良いし・・)
キックがないので、そこにチャンバーが通っていて、
2ストロークの宿命であるチャンバーの破損やへこみの心配もぐっと減ります。

あ〜乗ってみたいなフリーライド250・・、見てみたいなフリーライド250・・。

こんなにうんちくをたれたのに見たこともないかって?
はい、ないですよ。見たことも触ったこともないです。何か問題でも?
写真で一目惚れしただけですから・・。

新しいマシンと言うこともあり、ほとんどエンデューロレースにも出てないようなので、
数少ないフリーライド250所有者のみなさん、情報をお待ちしております。
なにせ、一目惚れしちゃったもんですから・・

第2候補は、キング・オブ・ハードエンデューロと呼ばれているKTM 300XC-W。
半乾燥重量(燃料含まず)約102s メーカー希望小売価格(本体価格:8%消費税込)1,110,857円

将来AAクラスでやっていこうと思えば、間違いなく第1候補です。
ただし、これを選ぶと激戦のAA1クラスになってしまいますが、
ショウゴ曰く「どうせAAクラスを走るんだったらAA1だ!」だそうです。
(フリーライド250でも2ストロークの250ccなのでAA1クラスですが・・)



世界のエンデューロを制し続けるキング・オブ・ハードエンデューロ (KTM HPより)
エルズベルグロデオやルーマニアックスなど、エクストリームエンデューロでは
ウイナーの代名詞ともなっている2ストローク最大排気量マシン。
アイドリングのままでも急坂を登りきってしまう圧倒的なトルクと、高回転での弾ける パワーが魅力のマシンだ。
2014モデルでは、リードバルブ(Boysen製)をリニューアル、シリンダーヘッドも 燃焼室の形状を見直すことにより、
とくにパーシャル時の性能を向上させている。
さらに、バッテリーも3Ahから4Ahにパワーアップし、エクストリームエンデューロでの エンジン停止時の信頼性を向上。
エンジンのマップも見直し、全てのシーンで乗りやすさ、 速さをよりい次元へと引き上げている。

すごい、マシンです!
あの田中太一選手も乗っているすごいマシンです。
触ったことはあるけれど乗ったことはありません。
でも、見ているだけでその凄さが伝わってくるようなマシンです。
父ちゃんと同じFUN-Aクラスで常に上位争いをしている~馬さんも今シーズンはこのマシンです。

第3候補は、HONDA CRF250X
こちらは、みなさんご存じのマシン。
08モデルのCRF250Rのエンジンをデチューン(馬力を落として)エンデューロ向きにしたものです。
これなら今までのCRFのパーツの多くがそのまま使えて経済的です。

(HONDA HPより)
 「CRF250X」は、より快適にオフロードライディングを楽しみたいというユーザーの要望に応え、
国内市場に新たに投入するエンデューロレース専用車です。
ベースマシンは、高い戦闘能力で支持されているモトクロスマシン「CRF250R」。
長時間・長距離で競うエンデューロレースを考慮し、使い勝手に優れたセルフスターターや、
大型のフューエルタンク、トリップメーターなどの専用装備を採用しています。
エンジンは、水冷・4ストローク・4バルブ単気筒250ccを搭載。
Honda独創のユニカムバルブトレインを採用し、軽量・コンパクト化を実現しています。
出力特性は、低・中速域でトルクフルなセッティングとし、ワイドなギアレシオの採用などにより扱いやすさを追求しています。
車体は、軽量・コンパクトで剛性に優れるアルミツインチューブフレームを採用。
剛性を維持しながら適度なしなりを持たせることで、安定したコーナリング特性を実現しています。
リアタイヤは、ショックの吸収性に優れた18インチサイズを採用しています。
 CRF250Xは、オフロードの入門者からベテランまで、幅広い層にオフロードライディングの楽しさを提供いたします。

メーカー希望小売価格¥719,280(消費税抜本体価格¥666,000) 排気量:249.4cm3 車両重量 115kg

最後は、モトクロスにきっぱり別れを告げて’12CRF250Rにビッグタンクとリクルスを付けての参戦でしょう。
まぁ、現在の’10CRF250Rとほぼ同じなので安心感もあります。
まだまだ、候補車が何台もありますが、JNCCでは試乗会もありますので、
いっぱい試乗しながらいっぱい悩みたいと思います。あ〜、楽しい悩みや〜〜〜!

え?結局、ショウゴのためと言いながら父ちゃんが乗りたいだけのバイクではないか?
そんな鋭い読者にそっとお教えしましょう。
「そうですよ、それで何か問題でも?

あとは、ショウゴをどう誘導して、バイクを買わせるかですね。

これを買え!って言っても逆効果。(親子ってそんなもんです)
幸い、ショウゴは小さな頃から回りにある本を何でも読んでしまうという習性があります。
ドラゴンボールを読んでいてもその隣に母ちゃんの園芸の本が置いてあれば読んでしまう。
そんな習性を利用して、ショウゴの回りにフリーライド250が載っているバイク雑誌ばかり置いておきましたよ。
案の定、「ふむふむ・・」とか言いながら読んでいましたよ。

それに近くの河原のモトクロスコースに行かなくなった分、
ショウゴは、一人でコソコソと’10CRF250Rを持ち出しては、山にあるトライアルコースに行って練習しているんですが、
あんな岩場を登るものだから転倒したあげくにクランクケースを割ったり、ラジエターに穴を開けて帰ってきています。
それだったらもうフリーライド250でしょう!
山遊びはお手の物です。やっぱり、フリーライド250しかありませんね。
早く乗りたいな〜〜〜!

あ〜、バイクのことを考えていると楽しいですね。
みなさんも仕事とか人生に追い詰められたらバイクのことを考えましょうね!
その後、どうなっても責任は持てませんが・・