【美杉ボーイ】
父ちゃんファミリーは中部選手権や多度チャンピョンシップをメインにあちこちに出没している。
コースやレースを管理している方たちには、いつも感謝感謝しているのだ。
そんな中で楽しいことや素敵なことに出会う。今回は、そんな中の変わり種?の話なのだ。
先日、 初めて「オフロードランド美杉」のレースに参加させてもらった。
あいにくの雨だったが、コース設計も良く楽しんで走ることが出来た。
残念だったのは、長男のKX80のエンジンがイカれてしまい、
レースに出られなかったことぐらいかな。
(コース管理人の芝山さんには原因を一緒に調べてもらい、ありがたかった)
でも、川でさんざん遊んで喜んでたが・・。
そういえば、かあちゃんがレースが終わった父ちゃんの所に走ってきて変なことを言ってた。
(あのかあちゃんが走るくらいだからよほどのことだ)
「エンジョイ80のクラスに変な人が出ていた」
「観客に泥を掻けて喜んでいるかと思うと、ウィリーを失敗して後ろに吹っ飛んだり・・」
「目が飛び出ているの、ふる〜いKX80に乗っていてね・・」
「発煙筒がバイクに付いていて、アクセルをあおると火を噴くの」
父ちゃんは、すぐ前のレーサーオープンに出ていて見ることが出来なかったので
「???」
「ひょっとしたら、それが噂の美杉ボーイっちゅうやつだら?
だったら、芝山さん(長男)じゃない?」
(このオフロードランド美杉には「美杉ボーイ」というものが出没するという噂は聞いていた)
嫁さんは興奮さめやらぬように 「いいえ、あれはタダ者じゃないのよ」
「とにかく普通じゃないのよ」と言い張っていた。
あのヒャックマンさえ見抜いた嫁さんが言うのだから、
よほど謎に包まれたヤツだったのだろう。
ダートトラックレースにも出場してみた。
美杉ボーイに触発された父ちゃんは、ウケを狙ってカウンターを切りまくったが、
(あげくに最後は転倒)
「みんな喜んでいた?」という問いにかあちゃん曰く
「みんな引いちゃっていたわよ、なんか近寄らない方がいい人って感じで見てた」そうだ。
トホホ・・。
こうして楽しい一日が過ぎていったのだった。
最後にみんなの一言。
父ちゃん 「ダートトラックは、グリップ走行したらアカンのや!」
かあちゃん 「美杉ボーイのファンになっちゃった」
長男 「美杉ボーイは僕がやっつける!」
次男 「ちょっとジャンプできたよ」
長女 「なほちゃん、川で泳いで楽しかった」。