[タカ帰国!]('14/10.4)父ちゃんたちが、イナベスポーツランドでのんびりとしている日曜日、タカがついにマレーシアから帰ってきた。 すぐに母ちゃんからLINEで写真が送られてきた。 そこに写っていたのは、すっかりマレーシア人?になったタカ!(笑) そういえば、マレーシアもWi-Fiが通じるので、LINEができた。 母ちゃんは、せっせとLINEに猫の写真やメッセージを書いて送っていた。 タカからの返事はほとんどないが(笑) たまに「なんとかやっているよ!」なんて入れてくれる。 便利な世の中になったな〜。 下の写真が、母ちゃんのメッセージ。 「父ちゃんも書け!」と言われたので、タカがバイクのことを忘れないように 「バイク(KTM250EXC:タカ号)のセッティングはバッチリだ!」とか 「今度の土曜日は、全日本だ。 (名阪スポーツランドに)練習に行って、ショウゴは、ヘコんでいる!」とか書いてやった。 (母ちゃんが、せっせと書いて、LINEで送っているメッセージ、 父ちゃんのメッセージが長くて、「なんもかけね〜!」と後で怒られる!) (すっかりマレーシア人になって帰ってきたタカ) 久々にあったタカは、やっぱりタカだった! 口だけは達者で、ショウゴを見れば「出たな、妖怪はらくだし!」 「全日本で良かったぜ、JNCCならスタックしても臭くて誰も助けてくれんぞ!」 「OPP(お腹がピーピー)のバイキンマン!オレにうつすなよ! と言いたい放題。 もう、ひと月ぐらいマレーシアにいた方が良かったんじゃない? 幸い、月曜日(9/15)も祝日なので、タカを誘って、またまたイナベスポーツランドに行く。 「クラッチの位置も忘れてしまったのでは?」と心配していたタカは、 そこそこ走ってはいたが「スピードに目がついて行かん!」 「振られると体が硬くなってしまう!」と確実に遅くなっていた(笑) モトクロスコースの後は、作りかけのエンデューロクロスのコースで遊ぶ。 ウィリーが出来ない二人は、 石の上でフロントをあげて方向を変えるフロントターンが出来ずに四苦八苦。 練習に来ていた他に人に「こうして、ああして・・」と教えてもらっていた。 (なぜ、このウィリーキングと言われた父ちゃんに聞かぬのだ?) あまりの下手さ加減に「こうやるもんだ!」 とショウゴのバイクを借りてやったら少しもフロントが浮きませんでした・・(笑) 昔に乗っていたTLM200なら2〜300mくらいウィリー出来たのに・・。 ハスラー250では、信号のたびにウィリーで100mくらい走っていたのに・・。 不思議だ・・。 (アスファルトと石の上では、グリップ力が全然違うのね・・) (石ゴロゴロのところで遊ぶショウゴとタカ。父ちゃんは、バイクが壊れるのでこんなところは走りません!) (転び方も上手くなってきて、バイクを壊すことも少なくなってきたぞ!) 練習を早めに切り上げて、久々に家族5人で夕食を食べた。 やっぱり、みんなが揃うと楽しいな。 ずっと、家族であっちのレースに行ったり、こっちのレースに行ったりしていたからな。 母ちゃんは、「広島に行っても仙台に行っても、どこに行っても山の中で一緒!」 と嘆いていたが、地元の名物を食べたりして、結構楽しんでいた。 子どもたちがIBに上がるまでは、 レースよりもあっちこっちに一緒に行けることの方が楽しかった気がする。 仙台からの帰り道で7時間ずっと“しりとり”をやっていたこともあるし・・。 高速道路では、路肩にある緊急電話を「誰が一番先に見つけるか?」ゲームで大盛り上がり。 遠くに行くときには、DVDを大量に借りてきて「○○まつりだ〜!」と ずっと大騒ぎしながら見ていった。 そんな盛り上がりを運転席で聞きながら、父ちゃんは幸せだったな〜。 東日本大震災で被災にあった人が、 「何気ない日常生活こそが、一番幸せだったと分かった!」って言っていたけど、 三人の子どもたちが独り立ちしていく中で、ホントにそう思う。 (一人になったばあちゃんの家に居候しているショウゴや大学の寮に入ることになったタカやナホ) 父ちゃんちの冷蔵庫には、三人の子どもたちが学校で書いた「夢」が貼ってある。 (母ちゃんが、貼っておいてくれた) 小学校5年生の時にショウゴが書いた「夢」は、 「モトクロスバイクで国際A級になって、外国で強い人に勝って、 明照保育園チームを大きくできる人になりたい!」と書いてあった。 これを読んだとき、父ちゃんは嬉しかったな〜。 もちろん、「夢」で終わろうとしているが(笑) そんなことよりも25歳になってもまだバイクに乗って楽しんでいることが嬉しいぞ。 「頑張れば、夢は叶うもの!」と言う人もいるが、 そんなことを言えるのも中学ぐらいまでだろう。 頑張っても頑張っても出来ないものがあることが段々と分かってきてしまう。 父ちゃんは、一応園長なので、子育て講演みたいな事もやっている。 その時には、「“がんばれ!”って子どもを励ますことも大切ですが、 “がんばってるね!”と“過程を認めてあげること”の方がずっと大切ですよ!」 と話している。 現代は、「褒める子育て」が大流行だが、 いつも結果ばかりを褒めていると結果のみで判断してしまうようになる。 過程でいくらがんばっても結果が付いてこなければダメだと親も子どもも思い込む。 人間って成長すればするほど、目標を高く持てば持つほど、 がんばっても出来ないことが増えてくる。 がんばっている過程を認めることこそが、 失敗しても前向きに進んでいける子に育つんだな。 と園児(270名近く)や児童クラブ(64名)の子たちを見ていると思うぞ。 タカが4年生の時に書いた「夢」は、 「金子みすゞのように、そうぞう力のある人になりたい!」だった。 ナホが3年生の時に書いた「夢」は、 「早ね早おきをしっかりする!」だった(笑) 5年生の時の夢は、「モトクロスバイクで国際A級になって、外国で強い人に勝って、 明照保育園チームを大きくできる人になりたい!」だったショウゴ。 「夢」は「実現するもの」ではなく、「追いかける」ものだと思う。 これからもいつまでも「夢」を追いかけ続けられると良いな〜。 父ちゃんだって、まだまだ「夢」を追いかけ続けているぞ!(笑) (父ちゃんは、夢ばかりで、現実がないのよ!by母ちゃん) タカが4年生の時に書いた「夢」は、「金子みすゞのように、そうぞう力のある人になりたい!」だった。 ナホが3年生の時に書いた「夢」は、「早ね早おきをしっかりする!」だった(笑) 「母ちゃん、けっこん18周年おめでとう!」と書いたのは、ナホが5年生の頃だ! (なぜ、“父ちゃん”という言葉がないのだ?) PS やっと、タカも帰国して、いつもの父ちゃん一家に戻った。 その時に「爺ヶ岳でフリーライドがある!」という情報が入る。 絶対に行きたいというショウゴだったが、10月12日(日)は、保育園の運動会。 しっかりと手伝ってもらわなければならないぞ! 「タカ、お前なら昨年みたいに行けるんじゃない?」と聞けば、 「その時は、ラオスに行っているわ!」とタカ。 え?ラオスってどこ??どんな国??? 次に会うときには、ラオス人か???? (またまた、バイクの乗り方を忘れてしまうだろうな〜) ということで、 一人になったばあちゃんの家に居候しているショウゴや大学の寮に入ることになったタカやナホのおかげで 母ちゃんと二人きりになってしまう父ちゃん。 「父ちゃんと二人きりでやっていけるかしら?」と真剣に悩む母ちゃんと、 「本当の幸せは、何気ない日常だったな〜!」と思い出に浸る父ちゃんだった。 |