[悔しいです!]('16/12.4)「悔しいです!」このフレーズを聴いて、みなさんは何を思い出すだろうか? きっと、若い子たちなら、お笑いコンビザブングルのギャクを思い浮かべるかも? この元ネタはドラマ『スクール☆ウォーズ』(1984年)に出てくる森田光男のセリフだと知っている人は、 かなり年を取っているだろうな?(笑) 『スクール☆ウォーズ』は、当時大ヒットしたドラマで、オープニングの主題歌「ヒーロー」(by麻倉未稀)は 今でも歌い継がれている名曲なんだ。 (オープニングのナレーションより) 「この物語は、ある学園の荒廃に闘いを挑んだ熱血教師たちの記録である。 高校ラグビー界において全く無名の弱体チームが、荒廃の中から健全な精神を培い、 わずか数年で全国優勝を成し遂げた軌跡を通じて、その原動力となった信頼と愛を、余す所なくドラマ化した物である。」 1980年代当時は、非行や校内暴力が社会問題化しており、 オープニング映像では、校舎内の廊下をバイクで走ったり、窓ガラスを破るなどの場が表現されているが、 今の若い子たちからは、信じられないだろうが、当時の高校では、本当にあったことなんだな。 (このドラマは、京都市立伏見工業高等学校ラグビー部とその監督で元日本代の山口先生をモデルとしている) そんな時代を生き抜いてきた?父ちゃんたちから見れば、今の若者たちは、ホント良い子が多いぞ! (青少年の凶悪犯罪や暴力事件は、戦後一貫して減り続けている) この頃の暴力やいじめなんて、今なら即、ニュースになっているようなものばかりだ。 ヤンキーたちが、あちこちでヤンキー座りをしていて、 目が合っただけで「ガン付けたな!」とイチャモンを付けて喧嘩になったり、カツアゲしたりしていた。 まぁ、当時は、バブルに向かって社会全体に勢いがあった時代でもあったし、 不良だけではなく、先生や他の生徒たちもエネルギッシュだった気がする。 今の若者たちには、信じられないだろうが、そんな時代だったんですよ。 「悔しいです!」 そんな落ちこぼれたちが集うラグビー部が、 県大会にて相模一高に109-0で敗れ、滝沢先生(山下真司)に叱咤された際、 生徒の一人(森田光男)が「悔しいです!」と叫んだことがラグビー部を奮起させる原動力となった有名な場面なんだ。 今では、ギャグで使われるこの場面だが、当時はみんな感動して涙を流していたんだぞ! ちなみにこの頃の不良は、ヤンキー座り(通称ウンコ座り)なんかしていない。 だいたい、地面にベタッと座っていることが多い。 やってみると分かると思うが、ヤンキー座りってけっこう大変なんだな。 でも、当時は、便座は和風式がほとんどで、ヤンキーだろうが、妊婦だろうが、 みんな和式で毎日踏ん張っていた。 生まれたときから様式で座ってウンコしてきた若者とは、足腰の鍛錬が違うんですよ(笑) もうひとつ言わせてもらえれば、子どもたちの手でひねる力も落ちている。 水道の蛇口が回すものから、レバー式や自動になってしまったからなんだな。 だから今の子たちがダメなんだではなく、生きてきた社会によって人間って変わっていくと言うことなんだ。 それぞれの生きてきた社会によって、伸びている部分や落ち込んでいる部分が違うと言うことだ。 もうひとつ「ガン付けたな!」のうんちくをひとつ。 子育てで悩むひとつが、生後半年頃から始まる赤ちゃんの「人見知り」。 お母さん以外の人を見ると泣いてしまって預けることも出来ない。 でも、これは、お母さんとお母さん以外を見分ける能力が発達した証拠。 どうして、赤ちゃんは人見知りするのか? 人見知りをしている赤ちゃんを調べてみると実は、人見知りしている人の顔をよく見ている。 それも目をよく見ているんですね。 お母さん以外の人に興味を持っているから、人の顔(それも目)を見てしまう。 しかし、動物は、本来相手の目を見るときは、相手を威嚇するとき。 (人間に一番近い猿さえ、見つめ合うことは、ほとんどないそうだ) 動物の本能がまだ残っている赤ちゃんは、 お母さん以外の人に興味を持つようになって相手の目を見るが、 そのことによって、恐怖を覚えてしまうと言うジレンマが人見知りだと分かってきた。 ちなみに相手の表情を知る(コミュニケーションをする)ために相手の表情や目を見ることを選んだ人間は、 白目も発達した。 ほとんどの動物が、視線を隠すために白目はない。 (チンパンジーの目も白目はない) 白目があると相手にどこを見ているのかが分かってしまい、生存競争では明らかに不利。 (逃げたり攻撃したりするときに相手に分かってしまうから) 人間は、そんな不利な状況でも、コミュニケーションをするためにあえて白目になったと言われている。 人間は、コミュニケーションを選択して生き残ってきた動物なんだな。 だからヤンキーがガンを付けるのは、動物の本能がまだ残っている証拠か?(笑) (動物は、目を見ることが相手を威嚇すること!) うんちくついでにもうひとつ・・。 子育て中のお母さんたちを悩ますもうひとつが「夜泣き」 うちのショウゴとナホもひどかった! 特にショウゴは、初めての子育てだったので、夫婦二人で大あらわ。 泣き止まないショウゴを車に乗せての夜中のドライブは、父ちゃんの仕事。 不思議と30分くらいドライブすると寝てくれたんだな。 タカは、「三年寝太郎!」と言われたくらいよく寝た子。 長男で手が掛かった分、どこでもいつでも丸くなって寝ているタカは、 手が掛からなくって育てやすかった。 おかげで知らない間に大きくなってしまった感じだな(笑)。 しかし、三年寝太郎(タカ)は、高校までなかなか一人で起きられず、何回遅刻をしたことか! 人間の性格って、良い方に出ることもあれば、悪い方に出ることもあるんですよ! 75歳の現役保育士の牧野先生が言うには、 「子育てって一生で見れば、どの子も掛かる手の量は一緒。 小さいときに手が掛かった子は、大きくなったらあまり掛からなくて、 小さいときに手が掛からなかった子は、大きくなったら手が掛かる!」そうだ・・。 今現在、子育てで悩んでいるお母さんには、たまにこの話をして 「大丈夫、今は手が掛かるけど、大きくなったら掛からない子になるから・・」と慰めているんだな(笑)。 この「三年寝太郎」という昔話・・。 もう、今回は「うんちくシリーズ」としよう!(笑) 実は、似たような話が、日本中にあって、それぞれにシチュエーションが違うが 「役立たずで寝てばかりいた三年寝太郎が、村の危機の時にすくっと起き上がり村を危機から救う」 という骨格部分は同じだそうだ。 昔話というものは、子育てのあり方を示しているものも多く、 この「三年寝太郎」は、「どんな子どもでもいつかは社会の役に立つ。焦らずに子どもを信じて待つ必要!」 を問うているという説もあるんだ。 「わらしべ長者」も日本全国どころか世界中にも似た話があり 「ワラを拾ったとこから最終的に長者になる」という骨格は一緒で、 (地方によって「ワラ」→「アブ」→「みかん」等々といろいろなパターンがあるようだ) これも「子どもというものは、一段一段と育っていくものだから、 いっきにワラから長者にはなれない、焦って子育てしない方が良いよ!」というメッセージが隠されているんだな。 話を元に戻そう・・。 タカですっかり安心した父ちゃんと母ちゃんだったが、ナホはショウゴの上をいく夜泣きの女王! 三歳くらいまで夜中に急に「ギャー!」と叫び声を上げて、 寝ながらクルクルと回転して周りのものを蹴り倒す!ということを毎晩のように続けていた。 これは「ナホの回転乱舞!」と恐れられていたんだな。 親子五人で川の字で寝ていたが、これが始まると父ちゃんとショウゴは、部屋の隅で丸くなり、 三年寝太郎のタカは、どんなにナホに蹴られても指をしゃぶりながらじっと耐えて寝ていた。 最後は、母ちゃんに「痛いじゃん!」って怒られて我に返って寝たんだな。 睡眠中の脳は、記憶の整理整頓をしていると言われているが、 扁桃体というところも活発に活動することも分かってきた。 この扁桃体は、不安等の情動と記憶をつかさどる神経核なので、 様々な記憶と不安や心配事が結びついて 何者かに追いかけられたり、上手くいかなくて焦ったりする夢を見ることが多いそうだ。 親を悩ます「夜泣き」は、胎児の睡眠パターンと関係していることも分かってきた。 お母さんのおなかの中にいる胎児の睡眠パターンを調べてみると、 お母さんが活動しているときには寝ていて、お母さんが寝ているときに起きていることが多いと言うことが分かってきた。 これは、胎児が起きているときには、お母さんの血中の酸素を多く使うので、 出来るだけお母さんが活動していないとき(寝ているとき)に起きていているそうだ。 お母さんの体のことを気遣っている?胎児の睡眠パターンが、やがて生まれてきてしまうと、 昼夜が逆転してしまってお母さんを困らせることになってしまうんだな。 そう思うと、少しは赤ちゃんの夜泣きも許せるでしょう? そう考えるとナホの回転乱舞もそうだったのか? でも、あいつは、三歳くらいまで夜中に急にギャーと騒いで回転乱舞していたぞ?? 余程、胎児の睡眠パターンが抜けられなかったのか?悪夢でも見ていたのか?? 「悪魔払いをした方が良いのか?」と悩んでいた頃が懐かしいぞ! ということで・・やっと本題に戻って(笑) そんなこんなで始まった最終戦爺が岳ラウンド(AAGP)。 この最終戦だけは、毎年「選抜ワイルドクロス」という地域対抗のリレーレースみたいなものが、土曜日に開かれる。 確か3年ほど前から開かれ、 第1回の時には、父ちゃんがFUNクラスでショウゴがCOMPクラスで選ばれたが、 保育園の行事と重なってしまい辞退。 昨年の第2回は、ショウゴは選ばれたが父ちゃんは選ばれなかった。 そして、3回目の今年は、何とか二人とも選ばれて出場することになったんだ。 選抜「東海-C」(愛知・三重)のメンバーは、WAはチャンピョンのユカちゃん、 FUNクラスにトヨハシ友の会のハシモトさんに父ちゃん。 COMPクラスは、ショウゴとリョウスケというほとんど身内!という構成。 昨年は2位だったので、今年こそは!とみんな燃えている。 今年もダメダメだった父ちゃんとショウゴもこのワイルドクロスに燃えていた。 だって、1周が2kmほどで、ゲレンデ部分も多く、何より4周というスプリントレース。 モトクロスライダーに有利なレースなんだな。 (じぃさんはモトクロスライダーじゃないだろう!byショウゴ) (お前だってもう誰もモトクロスライダーって思ってないぞ!by父ちゃん) ただ、気持ちだけは燃えている父ちゃんにも不安が・・。 それは、二週間前に重い荷物を持って歩いているときに、段差で捻挫をしてしまったんだな。 ホント、顔が青くなるくらい痛かったぞ。 いつもバイクで捻挫慣れしている父ちゃんでさえ、その激痛と腫れにビビって次の日に病院に行ったくらいなんだ。 結果は、骨には異常がないようで一安心。 でも、もう靱帯は、両足ともボロボロですよ!(笑) 日常生活もバイクに負けないくらい危険だってことが、よく分かったぞ! 実は、もうひとつの不安がバイク。 やっと200EXCにも慣れてきたかと思った矢先にサスが故障。 修理が間に合わなかったので、今回はタカの慣れない300EXCで出場することになったんだ。 腫れがひかない足首と慣れないバイクでワイルドクロスに立ち向かう父ちゃん。 しかし、ピンチになればなるほど力を発揮するのが父ちゃんという男だ! (腫れた父ちゃんの足を母ちゃんが一晩冷やしてくれました!) (一晩冷やしてもこの腫れ具合。父ちゃんがビビるのも分かるでしょ?) (医者に行ったらやっぱりギブス。でも、取り外しが出来るので、すぐにバイクに乗れますぜ!) 金曜日の夜に家を出たので、爺が岳に着いたのは、明け方。 少し仮眠を取ってパドックに入り、準備をすればワイルドクロスの時間が迫ってくる。 下見をする時間も充分ないままにレースがスタート。 と言っても、コースの多くが、観客が見渡せるゲレンデなので下見なんかする必要もないのだが、 見えないウッズやロックンロールリバーが今年も勝負所になるはず。 それともうひとつやっかいなのがジャンプセクション。 昨年もあったのだが、自然の地形を利用したジャンプは、モトクロスライダーにとっては、 飛距離も角度もそんなにたいしたジャンプじゃない。(クネクネと走るエスケープもあり) ただし、白線が引いてあって、そこまで飛ばないとペナルティーで20秒間の停止。 昨年のショウゴが、1周目にこれを知らなくて?いきなり30秒のペナルティーを食らったんだな(笑)。 たいしたジャンプじゃないといっても、練習も出来ないし、着地地点は平坦だし (モトクロス場によくある台形ジャンプの斜面に着地する方が簡単なんですよ!) 何より土質が柔らかいので、掘れてきたりワダチが出来るはず。 そこを練習なしで飛ぶというのは、モトクロスライダー?の父ちゃんにとっても勇気がいるぞ。 (今年の爺が岳も晴天のベストコンディション!紅葉が綺麗でした。) (これが問題のジャンプ。モトクロスコースなら問題ないジャンプと飛距離ですが、 いきなり飛ぶとなると怖いです!) (次のライダーは、こんな感じで待ちます。) (周回数を間違えないためにライダーが周回ごとに自分で貼り替える付箋) 父ちゃんたちの最大のライバルは、昨年優勝している「東海-A」(静岡-A)。 .近藤香織(WA)..神馬 健(FA)・.井端ノリオ(FA)・.内山裕太郎(AA1)・鈴木健二(AA2) WAのカオリちゃんやジンバさんもまだまだ速い!イバタさんだって中部戦のIBクラスで活躍していたし、 なんと言ってもCOMPクラスのユウタロウくんとケンジ監督はズルいくらいだぞ? 次にマークをしているのが、「中部信越」.(岐阜・長野)だな。 石榑瑠花(WA)・宇津野地(FA)・瀧村剛(FB)・和田卓也( A )・小池田 猛(AA1) このチームもみなんさん速いし、最終ランナーのコイケダさんは核弾頭! WAのユカちゃんがおそらく今年も独走してくるだろうから、 あとは、そのリードを後に続く男四人がどれだけ守れるか?だな。 うちのCOMPクラスのショウゴとリョウスケは、他のチームと比べると少し小粒(笑)。 ショウゴは、COMP-Aでさえランキングも低迷しているし、AA2クラスのリョウスケもJNCCは、第2戦のプラザ阪下以来の参戦だし・・。 (それならユカちゃん以外は、全員小粒じゃない?byショウゴ・リョウスケ) ショウゴとリョウスケは、すでにレースが始まる前から言い訳探し・・。 「昨年みたいにトップでタスキを渡されると後は抜かれるだけだからショウゴで抜かれないかな?」とリョウスケ。 このリョウスケ、「眠れる獅子!」と言われているくらいに潜在能力はあるのだが、 結婚して人生の守りに入ってしまったし、何より獅子でも寝ていることが多い!(笑) 「それならじぃさんで抜かれた方が気が楽だな!」と「背もちっちゃいが人間もちっちゃい!」ショウゴが言う。 真面目なハシモトさんは、ジャンプを飛ぶべきか?エスケープすべきか?で悩んでいる。 そんな頼りない男四人を気にもとめない頼もしいユカちゃん。 そして、ワイルドクロスのスタート。 予想通り1周目にしてユカちゃんが独走。 その後、2番手に3分のリードでハシモトさんがスタート。 最後までジャンプを飛ぶかどうかで悩んでいたハシモトさんもジャ〜ンプ! 白線にぎりぎり届いてリードを守ろうとするが、2周目のジャンプで距離が足らずに20秒の停止。 2分ほどのリードで父ちゃんにバトンタッチ。 久々に乗る300EXCは、思ったよりも重く感じられるが、パワーが違う! ジャンプも何とかクリヤして、ウッズセクションに向かう。 当初は、真っ直ぐにロックンロールリバーを逆走するだけと思っていたが、 いきなり左側のウッズにコースが設定されており、すでに周遅れがウジャウジャ。 下見をしなかったのでどこのラインを走って良いのかが全然分からず、 とにかく前走者がいないラインを行けば、木の根っ子で引っかかってしまう。 ここの脱出で30秒くらい後れを取ってしまった。 ジャンプは、前走者がいる3周目以外は、全部飛べたし、ゲレンデも有り余るパワーで頑張り、 ショウゴに2位に1分差ぐらいでバトンタッチ。 2位は、「中部信越」.(岐阜・長野)。 ショウゴの相手は、COMP-Aクラス表彰台の常連で、来シーズンからAAクラス昇格が決定しているワダさん。 しかし、ショウゴは、2周目までそんなに詰められていない。 「背もちっちゃいが人間もちっちゃい!」ショウゴが頑張っているぞ。 もし、1分のリードでリョウスケにバトン出来れば、ひょっとして逃げ切れるかも? だが、3周目で急に30秒ほどの差になり、ラストでは、ほとんど同着でアンカーのリョウスケに! リョウスケとコイケダさんがほぼ同時にスタート。 ジャンプまでのゲレンデ部分でコイケダさんが前に出る。 帰ってきたショウゴに「始めの2周は良かったのに、転んだのか?」と聞けば、 「3周目に入ったところで急にクラッチの具合がおかしくなってエンストばかりするようになった!」とのこと。 「それじゃ、しょうがないな!」とリョウスケの応援に切り替える。 1周目に帰ってきたリョウスケは、コイケダさんに僅か10mほどの差の2位。 すごいぞ!リョウスケ!! 世界のコイケダさんに付いて行っている。 2周目に帰ってきたときも少し離れたが、それでも一度ミスをすれば逆転できるだけの距離。 どうしたリョウスケ?ついに眠れる獅子が起きてしまったのか?? しかし、リョウスケの頑張りもここまで。 結局、5周を走って1分ほど差が開いて2位でゴール。 1位は、「中部信越」.(岐阜・長野)で父ちゃんたちの「東海-C」(愛知・三重)が2位だった。 (スタートは、ユカちゃん。例年のようにぶっちぎりで2番手のハシモトさんに!) (ハシモトさんも頑張り2位に2分差で父ちゃんに!) (ジャンプを飛ぶ父ちゃん!2位に1分差でショウゴに・・) (アクセルを開けすぎるとこうなって怖いです!でも、距離が足らないと20秒のペナルティーが!!) (出番を待つアンカーの選手たち。手前からリョウスケ・ケンジ監督・コイケダさん・・) (ショウゴで、2位との差はなくなり、コイケダさんと同時スタートのリョウスケ) (世界のコイケダさんは、やっぱりスゴイ!) このワイルドクロスは、昨年1位しか表彰されなかったということだったので、 さっさとパドックに帰ってショウゴのバイクの調子を見る。 チェンジは出来るが、ニュートラルに入れてもリヤタイヤは回り続ける。 クラッチを切ってもちゃんと切れていない。 これじゃ、エンストばかりするわけだ! クラッチのオイルを変えてみたり(KTMは油圧クラッチ)エア抜きをしてみたり・・。 少し良くなった気がしたので、パドックをゆっくりと走ってみれば、それなりに走る。 気になるのは、ニュートラルに入れてもリヤタイヤが回り続けること。 リクルスが壊れてしまったのか? この原因が分からない・・。 「ショウゴは、エンストさえしなければいいや!」と言うが、やはり3時間走ると心配なので、 ショウゴが、タカのバイクで3時間に、父ちゃんがショウゴのバイクでFUNクラスに出ることにした。 爺が岳の日の入りは早い。あっという間に薄暗くなってきた。 今回は、なんと2位まで表彰するというので、みんなで表彰式に出ることに。 1位「中部信越」.(岐阜・長野)のメンバー 一人一人にインタビューがあった。 すっかり暗くなり、寒さが身にしみる。 2位は、スルーかと思いきや、なんと2位のメンバーまで一人一人に簡単なインタビュー。 ここで父ちゃんは、必死に考えた。 この寒さを吹き飛ばすような洒落たコメントを必死に考えた。 ユカちゃん・ハシモトさんが終わり、父ちゃんの番が来た。 父ちゃんは、必死になって考えた寒さを吹き飛ばすギャクを炸裂させる。 「せっかくユカちゃんが築いてくれた3分のリードを男4人でダメにしてしまいました! 悔しいです!!」 ホントは、顔もザブングルの加藤のようにするつもりだったのだが、恥ずかしくて下を向いてしまった・・。 寒さを吹き飛ばすギャクのつもりだったが、クスクス・・と少しウケただけだった・・。 こうやってAAGPの一日目(土曜日)が終わりましたとさ。 めでたし?めでたし?? (ワイルドクロスの表彰式) (寒さを吹き飛ばすはずのギャグも不発に・・) |