【名阪だー!(01)】
父ちゃんの01年全日本は4月21,22日の近畿大会で始まった。
今年40歳になる父ちゃんは燃えていた。
この日のために、CRも整備していた。
当たり前のことで恥ずかしいのだが、走る時間を作るだけでも大変なのでなかなかちゃんと整備できなかったのだ。
今回は、ショウゴ(長男)もジュニア85で出るのだが、
子どものバイクよりまず父ちゃんのCRに全力をかけたのだ。
しかし、心配な事もあった。
クラッチのアウターの段差を削り削り使っていたのが、そろそろ限界に来ていた。
しかし、新品をすぐに買う金もない。
全日本の予選は、たった4周だ。そのくらいはもつと楽観していた。
公式練習を走った感触は良かった。
明らかに去年より抜かれる台数が少なく感じた。
父ちゃんは、まだまだ進化しているのだ。
気を良くしてパドックに帰ってきてから、プログラムを見て驚いた。
いつのまにかエントリー最年長になってしまっていた。
(5月からは介護保険を払わなくてはいけない)
確か去年まではもっと年寄りも出ていたはずなのだが、IA・IBの中でもついに最も年寄りになってしまった。
「年寄りで賞」を作って欲しいものだ。
15歳の子も走っているのだから(これがまた速いのだ!)ハンデくらいくれてもいいくらいだ。
おかげで、「中島さん、何してんの?」と子どもがIAのおやじには言われるし
(このIAの子が、80の頃はよく助けてやったのに)
「まだ、走ってんの!」とこれまた知り合いのおやじには言われるし、
とどめは、コースの下見をしていれば内小場:母(ダートスポーツ元編集長の奥さん)に
「中島さん、スタッフ?」と言われる始末だ。
モトクロスパンツにブーツを履いていてもスタッフにしか見えないところが悲しい・・。
しかし、今回は密かに自信があったのだ。
去年の名阪では、ラストチャンスで17位だったし・・。
(少しもたいしたことではないが・・)
あのときより速くなっている気がしていたし・・。
(周りは思い過ごしだと言うが・・)
だから、数々の失礼な発言にもめげず見返してやろうと思っていたのだ。
「結果はどうだった?」って。
内小場さん、奥さんに言っておいてください。
「父ちゃんは、やっぱりスタッフやっていたって」
PS
6月のSUGOで見返してやるぜ!
「もうやめとき!!」←母ちゃんの声
教訓
部品は早めに変えましょう。
またまたPS
SUGO、ぜんぜんダメでした。
教訓
スタートをがんばりましょう。