「バンブーカップ('20/2.7)
 
 ブルが来てからドンドン変わっていく竹やぶ。
それに伴い、中部地方のライダーたちも走りに来てくれるようになった。
そこで、前々から温めていた企画「バンブーカップ!(竹やぶ王決定戦!!)」
やることになったんだな。


(父ちゃん家とハシモト家だけの時もありますが、かなり豪華なメンバーで走ることもあります)

まずは、このバンブーカップの説明をしよう。
いくら竹やぶのコース幅が広くなってきたとはいえ、モトクロスコースのように
一斉スタートのレースは出来ない。
元々、JECのようなオンタイムエンデューロを意識して造ってあるので、
(ちゃんとルート部分もあるんですよ!)1台ずつのタイムアタックが主だ。
でも、それでだけでは、速いライダーが勝つのが当たり前なので、
速いライダーには、次々とハンディ(セクション)が与えられていくんだな。
だから、総合結果は誰が勝ってもおかしくない!ってことになるはず?
参加費は、一人500円。バーベキューと豪華賞品?が出る予定。

第1回は、12月21日(土)
父ちゃんとショウゴ、タカという中島家とリョウスケにノリくんという身内?と
お山系ライダーのヤマモトくん。
レディースライダーとしてJNCCやJECでも活躍しているカオリちゃんに
WEXで活躍しだしたモモちゃん。
そして、なんとあのケンジ監督!

どうして、こんな有名なライダーが竹やぶにいるのかというと、
シーズンオフの時間が空いたときに走りに来てくれたことがあったんだな。
その縁で、バンブーカップにも参加してくれたんだ。
ありがたいことだ。
ケンジ監督の走りを目の前で見ることが出来るだけでも価値があるぞ!

ケンジ監督が参加するとなると、
遊びで走っても、「初代竹やぶ王!」になると思うだろうが、そこはバンブーカップ。
ケンジ監督とはいえ、そう簡単には勝てないんですよ!
それもハンディがないときのヒート1のタイムアタックでさえ、油断していると勝てませんよ!

それは、ホームコースだけは速いショウゴがいるから!と言いたいところだが、
残念ながらショウゴでは相手にはならない。
この竹やぶには、眠れる獅子!と恐れられているリョウスケがいるんですよ。
もちろん、この獅子は、たいていは寝ているのだが、
ツボにハマるととてつもない速さを出すことがあるんだな。

リョウスケが得意なコースは、コチョコチョとしたコース。
まさしく、この竹やぶのコースなんだな。
それも、あいつは性格が悪いから?相手が名のあるライダーほど燃え上がる。
JECやJNCCでは、ケンジ監督に勝てないことは本人が一番分かっている。
(だから、はじめからあきらめて獅子も寝てしまう?)
しかし、ここは竹やぶ!
アクセル全開どころか、コーナーを抜ければコーナーというコチョコチョコースなんだ。
ホント、リョウスケはこういうコースが昔から速い!

バンブーカップのタイムスケジュールは、9時頃から10時頃までが練習走行。
午前中がハンディなしのヒート1、その後ハンディありのヒート2
お昼は、バーベキューをみんなで楽しんで、
午後からルートのタイムアタックで最後にエンデューロクロスって感じなんだ。

朝からコース整備をしていると、まずは8時前にケンジ監督が到着。
着くなり「何かお手伝い出来ることはありますか?」とケンジ監督。
「いやいや、参加者の、それもケンジ監督にお手伝いなんか・・」とオドオドしていると
「いえいえ、大丈夫ですよ!」笑顔で応える。
やっぱり、一流のライダーは、速いだけじゃないんだな!と納得。
その後、参加者が次々と到着してアタフタしている父ちゃんのお手伝いをしてくれる。
無駄な動きが多いと評判の父ちゃんは、受付も忘れてレーススタート。


(一番早く到着したケンジ監督が水抜きのお手伝い。
  やっぱり、一流のライダーは、人間力も一流!)

    (コースはベストコンディション!)      

まずは、ハンディなしのヒート1がスタート。
(途中に分岐点があるので、A・B・Cコースの三周タイムアタック)
ここでいきなりリョウスケが驚異的なタイムを叩き出す。
実際、リョウスケのタイムは、ケンジ監督よりも6秒も速かった!
焦るケンジ監督。
このタイムアタックは、2回チャンスがある。
リョウスケは、2回目もほぼ同タイムの4分43秒78。
しかし、二回目のケンジ監督は、明らかに1回目よりもエンジンが回っているのが分かる。
YZ125Xが悲鳴を上げているぜ!
タイムは、1回目よりも6秒以上縮めて4分43秒47!
やっぱり、ちょっと本気を出すと起きた獅子でもダメでした・・
でも、ケンジ監督をここまで本気にさせただけでも凄いぞ!

ショウゴは、5分00秒53なんで、この二人の速さが分かると思う。
タカが、5分06秒56で、父ちゃんが5分23秒70。
JECでは、父ちゃんが歯が立たないカオリちゃんが、5分36秒66なのだから
ホームコースは、ありがたいぜ!
ここで、JNCCやJECをやってくれないかな?
駐車場は、20台くらいしか止められないけど・・

(ヒート1タイムアタック)


(ヒート1の成績:モモちゃんは、2周))

ヒート2は、ケンジ監督・リョウスケ・ショウゴにハンディであるセクションが与えられ
(通称:セクション祭り!)
タイムが遅くなる人に従ってセクションが少なくなるって具合なんだな。
このヒート2での一番時計は、ショウゴ!
ショウゴは、ケンジ監督やリョウスケよりもセクションがひとつ少ないが、
やっぱり、セクションは“慣れ!”が大きいな。

その後は、ルートのタイムアタック(これもハンディあり!)があって、
結局総合1位は、同点でショウゴと父ちゃん。
(ハンディの付け方が父ちゃんに有利!と言う声もあり・・)
3位にケンジ監督で4位にノリくん。
カオリちゃんが5位で、モモちゃんとヤマモトくんがが同点の6位。
8位がリョウスケで9位がタカという結果になったが、
もともと遊びのレースなので、結果よりもいかに楽しめるか?
っていうのがバンブーカップなんだな。

(レース結果)

こんな感じで、第1回バンブーカップは無事終了しましたとさ。
めでたし・めでたし・・。

と言いたいところだが、実は、午後からエンデューロクロスのみに参加したハシモトさんが
ゴールのテーブルトップジャンプで父ちゃんを抜こうとして転倒。
鎖骨を折ってしまったんだな。
このコースでの初めての負傷者があの「いつも温和な!ハシモトさん」とは驚きだった。
でも、その後のバンブーランドの寄合
(バンブーランドでは、懇親会のことを寄合という:命名モモちゃん)では、
元気な姿を見せてくれたから一安心一安心。


レース後の集合写真:みんないい顔しています!ただ、ハシモトさんだけは、病院に直行:(泣)

(レース後の寄合には、ハシモトさんも参加出来ました。保育園の屋上で無邪気に遊ぶライダーたち)

PS1
思った以上に盛り上がったバンブーカップ。
やっぱり、ケンジ監督の参加が大きかったな。
ホント、忙しい中をこんな竹やぶに遊びに来てくれて感謝しかありません。
ありがとうございました!

PS2
お昼のバーべキューは、ワイワイガヤガヤと盛り上がって、
2時間も食べまくってしまった。
絶対、このレースでの消費カロリーよりもバーベキューのカロリーの方が何倍も多い気がする・・