みにばいパニック!('21/8.31)
 
 みなさん、お久しぶりです。生きていましたか?
私も何とかヘロヘロ・ヨボヨボながら生きていますよ。

それにしても、新型コロナが大変なことになっていますよね。
一年前も大変でしたが、感染力が高いデルタ株になってから、
子どもたちへの感染もいよいよ広がってきて心配です。
それでも、園児たちは毎日元気いっぱいに夏の遊びを満喫していますよ。

このブログも半年以上のブランクがありましたが、再開です!
まずは、12月に行われた「みにばいパニック!」から・


12月13日にいなべモータースポーツランドで開催されたミニバイ・びじばいのレース。
エンデューロというよりも、ただ今大人気のハードエンデューロのレースだった。
それも、ホイール径が19/16以下のミニバイとカブなどのビジネスバイクのレース。
ハードエンデューロのコースをミニバイとビジネスバイクで走って何が楽しいの?

父ちゃんは、あまり乗り気でなかったが、
タカが自分のバイク(KTM300EXC)にも乗らずにTTR110ばかりで遊んでいて、
「じぃさん、一緒に出よう!」と誘うから渋々エントリーしたんだな。
もちろん、フルサイズのバイクしかないので、ナイトウさんの大昔のCRF125をレンタル。
父ちゃんは、午前中の緩やかなレースにエントリーで、
タカは、午前中と午後のダブルエントリー。
「オレは、午後の方がいいんじゃない?」と言えば、
午後は、ハードだからじぃさんじゃ無理だ!」という。
難所ならタカよりも父ちゃんの方が上手いはずだが、
「借り物のバイクを壊しちゃいけないからね!」と渋々承知。

通いなれたイナベなので、当日の朝に到着。
見ればパドックが車でいっぱい!(エントリー台数は、230台超え!)
モトクロスの中部選やエンデューロの全日本よりもすごいじゃん!
ハードエンデューロが盛り上がっていたのは知っていたが、
こんなお遊びのレースも人気があるんだな!とまずは朝一でビックリ!

パドックを見渡せば、85ccのモトクロッサーやCRF125は分かるが、
カブやスクーターもたくさんあるではないか。
こんなバイクで本当にハードエンデューロのコースを走るの?とまたビックリ!!
そして、パドックをうろつくサンタやトナカイ・マリオといったコスプレライダーと
今から会社や学校に行くんかい!とツッコみたくなる背広や学生服の人たちにまたまたビックリ!
でも、みんな足元はしっかりとブーツを履いているぞ(笑)

いったい、今から何が始まるんだ?
しかし、参加者には、モトクロス・エンデューロ・トライアル・FMXのかなりの人たちもいるようだ。
みんなは、いったいこのレースに何を求めているんだ?


 (パドックの様子です。ほんの一部です。)     (タカのTTRと借り物のCRF125)

(参加賞は、このゼッケン。名前なんかも入れてくれます。バンブーライダー3号がタカで1号が父ちゃん)

(バイクの練習もせずにTTRばかりに乗るタカと久々のスモールバイクの父ちゃん)

スタートは早いもの順の一列づつのスタート。
父ちゃんは7~8列ぐらいか?
すぐ後ろの列には、タカもいるぞ。

そして、スタート。
コース序盤のキッズコースでは、ちっこいバイクやカブをグイグイ抜いていく。
パワーがないので、本当のアクセル全開だぜ!
ただ、こんな小さなバイクを乗ったのは、ショウゴやタカの85以来なので、
乗り方が分からない。
でも、両足ベタづきだし、パワーもないので何をやっても怖くないぞ。

最初の難関はガレの登り。
このガレは、その昔はエンデューロクロスのコースの一部だった。
タイチくんやレンくんたちとレースをしていた頃が懐かしい・・。
今では、ハードエンデューロ界で有名になってしまったアヤトくんもいたんだな。

このガレは、フルサイズだとアクセルワークやライン取りに気を使うが、
こんな小さなバイクなので、アクセル全開で突っ込む。
しかし、ラスト1mぐらいのところでガチャンっと音がしてバイクが止まる。
見ればチェーンが外れている。車高が低いので、石にスプロケットが当たってしまった!
急いでバイクから降りてチェーンをハメていると
「じぃさん、何やってんだ!」とタカが嬉しそうに抜いていく。
結構、いいところを走っていたのに、これでほとんどべりの方。

ハードエンデューロなので、そこそこの難所はあるが、
バイクが小さいのでそこそこ走れるし、いざとなったらバイクを持ち上げることだって出来るぞ。
(午後のレースは、さすがにやばかったようだが・・)


 (午前の部のスタートシーン) 

(序盤のキッズコースで素人さんを相手にブイブイ言わせる父ちゃん。
     まさかこの年でカブとレースをするなんて夢にも思いませんでした)

 
 (嬉しそうにTTRに乗るタカ。お前には、こっちの方が合っているのか?)

コース上では、あちこちでいろいろなバイクやコスプレたちがもがいている。
そりゃ、スクーターやカブでこんなコースを走っているんだもの!
何が楽しいの? 変な人たち・・。
でも、もがいている顔を見ると何故かみんな嬉しそう・・?

結局、父ちゃんは5位ぐらい?でゴール。
タカは、1番だった。
しかし、このレースは、順位なんて関係ないな。
こんなにライダーやバイクのレベル差の大きなレースを走ったのも初めてだった。
変わったレースもあるもんだ。
そんな父ちゃんを見てタカが叫ぶ。「これが文化なんだ!」
じぃさん、分かるか?ハードエンデューロには、すでに文化があるんだ!!

そういえば、父ちゃんたちが長らくやっているモトクロスやエンデューロはスポーツとしては認められている。
でも、文化にまでなっているだろうか?

コース上で楽し気にのたうち回っている人たち。
スクーターやカブで難所をせめて何が楽しいのか?
バイクを押して何が楽しいのか?
コスプレをして何が楽しいのか?

しかし、みんながそれぞれの楽しみ方をひとつのレースでしている。
これが文化か?

でも、こんな変わったレースに出てみて分かったことがあるぞ。
意外と面白いじゃん!
次は、コスプレして出ちゃおかな?

めでたし?めでたし??



     (午後のレースは、こんな難所がいっぱい!みなさん、楽しいですか?)


      (最後の難所でバイクを押し上げるダイキくん、楽しそう・・)



(午後のレースのトップ争い。エンデューロとロードの某有名ライダー。みなさん、楽しんでいました・・)

(午前のレースで1位を取ったタカは、午後のレースでは疲れてリタイヤ・・笑)