【長男がキタ!次男はイッタ!!】03/4

今年(03)の父ちゃん一家の年賀状には、
フープスの最初の4個を一気飛びしながら片手でピースサインを出しているショウゴ(長男)の写真と
テープルトップで両足を高々と挙げているタカ(次男)、淡々と走るナホ、
デカイ2連を格好良くビビリながら飛んでいる父ちゃんの写真が使ってある。
かあちゃんが、12月に買ったばかりのデジカメで撮ってくれたのだ。
なかなかの出来なので気に入って壁にも飾ってあるのだ。
しかし、この写真を撮った日は大変な日になってしまった。
まず、めったに写真なんか撮ってもらえない子どもたちは、やけに張り切ってしまった。
ショウゴなどは、ジャンプで片手も放せない父ちゃんを嘲笑うかのようにカメラ目線で楽々とピースサインを出しながら飛んでいった。
しかし、さすがは几帳面で真面目な長男だ。
決して遅くなるような飛び方はしていなかった。
ついにショウゴが迫ってきた!キテしまった!!と焦ったぞ。
それに比べて人生なめているタカ(次男)は、80に乗り始めたばかりだというのに、
どうしたら足を広げられるかとピョコピョコとジャンプしては、そのたびに写真をチェックしていた。
後ろについて走っていると単純な頭の中が透けて見えるような走りだった。
そんな時、180°ターンをしてすぐにあるジャンプを飛んだらビックリ!
着地点にタカのバイクが転がっているではないか。
何とか転倒を免れたのだがタカのバイクを轢いてしまい、あちこちが壊れてしまった。
「オレは、転けたらすぐにコース脇に逃げたんだ」と威張っているタカに「どうして転んだんだ」と聞けば
「ナックナックをやってみたら転んだ」と応えやがった。
それも良く聞くとコーナーを曲がりながらすでに足をシートに掛けていたというのだ。
なんでわざわざこんなコーナー出口のジャンプでやるの?
それも今までやったこともないナックナックを・・。それも片足でジャンプした?
止まっているバイクの上でやってみたら出来る気がした?だと。
う〜ん、お前はそっちの方面(フリ−スタイル)にイッテしまうのか!!

そういえば、02年の最後の全日本(SUGO)のアトラクションで父ちゃん一家は始めて生のフリースタイルを見た。
父ちゃんの感想は「こいつらアホや!」だったがショウゴは「スゲ−!」タカは「オレにも出来そうな気がする!」だった。
ナホは地面に絵を描いていた。
バイクが好きならどんな楽しみ方でも良いと考えている父ちゃんだが、みんな体を大切にしてくれよ。