なかよし保育
以前からあった「なかよし保育」がパワーアップしました。
「なかよし保育」とは、子どもたちは園内の好きなところで、好きなあそびをします。
屋上だったり、木工だったり、園庭だったり・・ (天候等その日によって遊べる所を、当日お知らせします)
小さな子の部屋では、大きな子が小さな子とかかわってあそんだりします。
その中に、親御さんを始めおじいちゃんやおばあちゃん、 地域の方(更生保護婦人会の方や未入園児の子たち)が
入っていただき子どもたちといっしょに遊んでいただくものです。
(園関係者以外で「なかよし保育」の趣旨に賛同していただき、参加したい方は、メールや電話でお知らせ下さい。)

4月に親御さんに出したお手紙です。
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「なかよし保育」

おうちのみなさん、いっしょに保育をしてみませんか?  
今どきの子どもったら・・・なんてため息まじりの言葉を、 雑誌やテレビなどから聞きますが、
保育園の中の子どもの生活を見ている限りでは、昔の子どもと比べて、
声を大にしていうほどの大きな違いは見られないように思います。
友だちや保育者とのかかわりの中で、よろこんだり悔しがったり、
夢中になって汗をかいたり、ほめられて自信を持ったり、 友だちの様子を見ていろいろ工夫したり・・・。
子どもの根っこにある純粋で素直な心は変わらないと思います。
表面的に変わったように見えるのは、 まわりの環境や大人のかかわりが変わったからかな、とも感じます。
子どもが心も体もよりよい成長をしていくためには、 まわりの人や環境はどうあればいいのか、
今、子どもを取りまく私たち保育者、家族、地域ぐるみで考える必要があります。
その第一歩として、保育園を保護者におじいちゃんおばあちゃんに (ゆくゆくは地域に)開放し、
みんなで保育をしようという日を設けたいと思います。
   日 程  第1回目……4月15日(土)◯大体月1回、第1・3・5いずれかの土曜日
   一日の流れ ◇9時頃までには来て下さい。軽装で、持ち物は特にいりません。
             記名し、名札をつけます。 (必要に応じてオリエンテーション)
◇なかよし保育
  自分の子どもさんと話し合ってあれば、いっしょに遊んでも別行動でもいいです。
◇なかよし保育終了(約11:00)
◇とりあえず、第1回目は、保護者の方はお帰りとなります。
◎園児の昼食は、持ち帰れるようになっていますので、 なかよし保育後、親子で一緒に帰ってもらっても結構です。
他の園児の降園は1時です。

※自分の子どもさんだけでなく、他の子どもさんとも保育の中でかかわっていただきたいと思います。
※わからないところ、困ったときは保育者が補助するようにします。

☆自分の子育てに悩む方、子どもとのかかわり方に不安を持っている方
☆自分の子しかわからない、他の子の様子を知り、視野を広げたいと思う方
☆保育園の様子を知りたい方
☆単純に子どもとかかわりたい方  などなど 私たちといっしょに、 園で、保育をしてみませんか?

※保護者全員参加ではありません。希望される方のみです。
第1回目は、なにぶん試みです。それによって、今後、あそびの内容などいろいろやり方が変わっていくと思います。
よろしくお願いします。
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                              以上が第1回目の手紙でした。
親御さんたちが帰るときに、親が来ていない子たちの一部が泣けてしまったという第1回目の反省がありました。
2回目(5月20日)は、親御さんたちは朝来ていただいた方から、
名札を作って、各お部屋に行ってもらい、
その後、11時頃からお片付けをし、遊戯室に上がってもらい、親御さんたちだけが先に帰ってもらいます。
そして1時に子どもたちは全員お帰りということになりました。

1回目は雨だったので、2回目は園庭や屋上(人工芝が張ってあります)でも思いっきりお家の方や地域の方と遊びたいと思います。