なかよし保育(2)
保護者に出した手紙です。 (レイアウトが若干変わってしまいました)

平成12年5月29日
保 護 者 殿
明 照 保 育 園

「なかよし保育について」


なかよし保育のここまで、そしてここから  

4月、5月となかよし保育を行ってまいりました。

どちらも試みということで、方法を若干変え、園児の様子、 参加者の様子を見させていただくことができました。

今後に向けて、少しまとめてみたいと思います。

第1回なかよし保育(4/15)
参加保護者84名
◯遊んだ後は、昼食を持って親子で帰る

第2回なかよし保育(5/20)
参加保護者72名  
◯遊んだ後は、保護者のみ帰る  

1回目の時はオリエンテーションを行い、 なかよし保育についての思いを少しお話しして始めました。

保護者の方からいろいろな感想を頂き、2回目を行いました。  

2回目の後、保護者の方からは、
「楽しかった」
「この企画をもっと早くしてほしかった」
「いろいろな子がいた」
「子どもの元気さがよくわかった」
「子育ての視野が広がりそう」
「不安そうな子が気になる」
「子どもがせがむからどうしても参加しなくてはならなくなる」
「親子とも休んではいけないか」等々の声や手紙を頂き、 家庭の事情によりいろいろな思いがあることも伺うことができました。

なかよし保育を始めた思い(主旨)  

◎いろいろな子どもの様子を知ることで、 子育てへの不安や悩みを解消の方向へ向けたり、

子育て意識の向上を図りたいため  

◎親子または家族のみでの子育てに対する負担から、親も子も脱却し、

もう一度、近隣地域の人と関わりながら、 親子共に育ち合える場のあり方を保育者・保護者・地域で考え合いたいため

市からの提示  

学校は今、毎月第2・4土曜日を休業日とし、 再来年の2002年からは、全ての土曜日を休業とする方向を提示しています。

これに沿って、また、保護者の就労状況も考慮して、

市も、別途の手紙を保護者に発信することを数年前より各園に要請しています。
 注:(土曜日を家庭保育の日とし、出来るだけ家族で過ごして下さいという内容)

ただ、明照としては、この方針を簡単に受け入れることに戸惑いがありました。

なぜかというと、はっきり言えば、 その分の、

つまり子どもたちを全ての土曜日半日を 受け入れるだけの受け皿が家庭や地域に整っているか、

明らかになっていないからでした。

子育てに悩む方もいれば、仕事で疲れている方もいらっしゃるでしょう。

よりよい子育てを目指して、 同じ大人として園と家庭が手をとりあってできることはないか・・・ というところから始めた、

なかよし保育でもありました。  


ここまでの経緯をお話しした上で、 6月のなかよし保育は、下記のように実施したいと思います。

6月のなかよし保育 6/3(土)  

※なかよし保育は自由参加です。

当日仕事がお休みで、家庭での保育を希望する方は、 ふれあいの日同様、登園しなくても欠席扱いにはなりません。
(市からの要請通り)  

※仕事のある方は、子どもさんのみ登園させてください。  

※参加される方へ     

◎あそびの流れは5月のなかよし保育と同じです。

子どもさんを送った後、遊戯室で受け付けをすませ、 園内の好きな場所へ行ってください。

子どもたちは、自分の持ち物を整理した後、 9時頃より好きな場所へ遊びに行きます。 一緒に遊びましょう!

☆雪・赤組は、午前中のおやつをすませた後、10時よりあそびを始めます。

◎あそんだ後、子どもたちと昼食をとり、一緒に降園します。

◎昼食は…
子ども…園の昼食
参加者…弁当持参でも、園の昼食(300円の実費となります) を申し込んでいただいてもいいです。
(弁当の方は、子どもの給食とみあったものと飲み物を持ってきて下さい)

※準備のため、下の用紙を5月31日(水)までに、全員提出してくださるようお願 いいたします。

以上が出した手紙です。

今回は、子どもたちも慣れてきたようなので、先生や親御さん有志によるアトラクション的なことを入れようと思います。

現在決まっているものは、

まさと先生によるパネルシアター、お母さんによるミニコンサート(ピアノの先生だそうです)

みなこ先生の昔話、その他紙芝居、絵本の読み聞かせ、子ども人形劇場の視聴

園庭でのフォークダンス(みんなで踊りまくりましょう!)などなど。

さて、どうなりますか?

今後は、地域の方によるものを増やしていく予定です。

結果は、またご報告します。(6月1日:記)