フリーマーケット(2002/6)

明日(6月5日)から8日(土)まで当園のフリーマーケットです。

今年で10回目となるこの行事は

交通安全集合訓練のオマケとして始まりました。

しかし、今では親御さんを始め、地域の方も巻き込みながら

子どもたち・先生も含めて異様な盛り上がりを見せています。


自分で品物を売る方法(卒園児の親や新旧役員さんたち30人ほど)と

先生に品物を依託する方法(96人、もちろん先生も含む)があります。

そして、その売り上げの1割を園に寄付して頂きます。

(毎年5万〜6万の寄付があり、保育に使わさせて頂いています)


この行事は売る方も買う方も参加自由の自己責任の世界です。

自分で値段を付け、自分で納得して買う。

売れ残ればそのまま待って帰るという緊張感が、

益々参加者の緊張感を高めます。

毎晩、子どもとおもちゃや品物を前に値段付けに悩んでいる親子もいるそうです。

「一週間前からうちは楽しんでいます」というメールも。


いよいよ昨日から品物の搬入が始まりました。

朝から大きな荷物を提げたお母さん、

その横でヨチヨチと袋を運ぶ子どもたち、

それを受け取る先生も気合いが入っています。


僕は、今年も10円ショップ(日本初上陸という看板が作ってあります)に

すべてを掛けています。

これは、お祭りごっこのおもちゃやさんコーナーの売れ残り、

バザーの売れ残り、廃品回収から拾ってきたもの、

近所のぬいぐるみオタクや漫画オタクからもらったものなどを

1年間掛けて集めた“訳あり品”です。

しかし、このコーナーは園児を始め小学校軍団に大人気なのです。

(大人にもファンあり)

子どもたちが10円玉を握りしめ、真剣に何を買おうか迷っていたり、

服もたくさん出ているので、自分なりにコーディネイトしたりする姿は

微笑ましいものです。

この値段なのでさすがに親も好きにさせています。


今日のお帰りには、ほとんどの準備が出来上がりました。

お迎えに来たお母さんたちは、遊戯室や廊下、テラスを

横目で見ながらチェックに大忙し。

その一方、園庭では“光る泥だんご”作りに真剣になってる親子も。

(何故か先生も混じっていた)


明日の朝に朝積み野菜が届けば準備OK!

いよいよフリーマーケットの始まり始まりー。

今年はどんな悲喜劇が起こるでしょうか?

楽しみ楽しみ!