ホントに赤ちゃん?(2005/1)
今日は、赤組(0,1歳児)さんの園外保育。
園バスで“カブトムシ公園”にお出かけです。
9時までに集合のはずですが、みんないつもより早く来ていました。
「もう、いつもはグズグズしているくせに、今日は朝からハイなんですよ」
ミィちゃんのお母さんが笑いながら先生に説明しています。
「みんな、ブロックやお人形さんで遊んで良いのよ」
いつもは、お部屋中がオモチャだらけのくせに何故かよそよそしくこぢんまりと遊んでいる赤組さんたちです。
どうやらすぐに片づけ出来るようにと考えているようです。
「まだお片づけには時間があるのよ」という先生の言葉も信用してない様子。
お片づけの時間がくればサッサと片づけ「やれば出来るじゃん!」と先生たちを驚かし、
靴を履こうと玄関に向かったところでミナちゃんが登園してきました。
ミナちゃんは、赤組さんのリーダー的存在。
一目で自分が遅れたしまったと気付いたようです。
(ホントはまだ9時ちょっと前だったんですけど・・)
いつもは自分がリードしているのに遅れを取ったからさぁ大変!
ひどくプライドを傷つけられたミナちゃんは、お母さんからおカバンを剥ぎ取ると急いで自分のロッカーへダッシュ!
でも、一度傷ついたプライドは直らず、結局半日怒っていました。
まだまだ赤ちゃんのような赤組さんですが、保育園では、お母さんたちには見せない一面を見せてくれます。
家では食べない野菜も何故か保育園では、進んで食べてしまうトシくん、
家ではおしゃぶりがないと生きていけないくせに、
保育園で先生が「いる?」とおしゃぶりを差し出しても絶対に受け取らないさっちゃん。
2歳のミズキちゃんは「大丈夫、3歳になったらお便所でするから」と先生に宣言。
ホントに3歳の誕生日からおむつが取れて自分でトイレに行くようになったそうです。
ベテランの時子先生がしみじみと言いました。
「この子たち、朝お母さんに抱かれてやってくる姿は、本当に赤ちゃんだな〜って思うけど、
保育園で一緒にいる時は、とても小さな子とは思えない。
先生たちが、何を考えどんな気持ちかもちゃんと感じ取っている。
ホント、一人の人間だなぁ〜って感心することばっかり!」
赤組のみんな、保育園では頑張っているんだから、お家ではしっかりと赤ちゃんのフリして甘えてきなよ!!
