女の戦い?(2005/1)
今日は、土曜日。
いつものようにタカにいちゃんが赤組(0,1歳児)さんに遊びに来ています。
その膝をあきちゃん(1歳8ヶ月)とゆなちゃん(1歳10ヶ月)がこれまたいつものように奪い合っています。
タカにいちゃんは、中学1年生の卒園児。
小学校3年生の時から夏休みや土曜日に赤組に遊びに来てくれています。
今では、先生たちに「ホントに助かるわ、バイト代をあげたいくらいよ」と
言われるくらいに子どもたちの世話が上手です。
そんなタカにいちゃんを奪い合うのがあきちゃんとゆなちゃんなのです。
一見するとタカにいちゃんの膝の上で二人仲良く絵本を読んでもらっているようですが、
よく見るとお互いに相手を押し出そうとつばぜり合いをしています。
ついに、あきちゃんが膝の真ん中を奪いました。
押し出されたゆなちゃんは、もう一度挑戦しますが、
あきちゃんも一度奪ったベストボジションを明け渡す気はありません。
ゆなちゃんは、諦めて近くの窓際に行ってしまいました。
しかし、これで諦めるゆなちゃんではありません。
窓の外を見ながら「ひ〜ん、ひ〜ん」と悲しい声を上げています。
先生が心配して「どうしたのゆなちゃん?」と聞けば、急に泣き声を止めて手で「シッシ」とやります。
しばらくするとまた「ひ〜ん、ひ〜ん」と言う声が・・。
先生が近づくとまたまた泣きやみシッシです。
その様子を見ていた先生たちは「もう女よね〜」と呆れています。
「ゆなちゃん、一緒に絵本読も!」とタカにいちゃんが言えば、ニッコリして膝の上に乗ります。
そして、またまた二人で押し合いが始まります。
「なかよくね」と優しく語りかけるタカにいちゃんですが、二人の間には激しい火花が散っているのでした。
そして、タカにいちゃんが気付いていないもう一つの熱い視線が・・。
タカにいちゃんが机を並べれば、ブロックで遊んでいるフリをしながらも熱い視線を送り、
子どものお便所に着いていけば、カーテンの隙間から覗いているストーカーのようなまりちゃんの存在です!
この女の戦いは、まだまだ続きそうですよ。
タカにいちゃん、きっと将来に役立つ?からこれからもガンバってね!!
