[開かれた園を目指して・・]('10/6)
 

 昨日、あるお母さんから「うちの子、○○先生(実習生)が好き!って言っていましたよ」と声を掛けられました。
現在、岡短大の実習生が3人(3週間実習)、創造大の実習生が2人(2週間実習)、
そして、南陽中の職場体験が2人(三日間)の子たちがいます。
本園では、実習や職場体験を積極的に受け入れていることもあり、こういうことが珍しくありません。
もう14.5年続いている恒例の牟呂中3年生全員(240名近く)との交流、
夏休みを中心とした西高生の子たちとの交流も続いています。
これらの活動を経験した子が、本園の先生(5人)になってもいます。
岡短大の2人は、西高時代に絵本の読み聞かせ等に来てくれた子たちです。
もちろん、園庭解放・年齢別の子育て広場を初めとした未入園の人たちや地域の方が園に来ることも多いです。
(来週からは、聾学校のお友達も花組さんに来ますよ)

本園の方針のひとつは、「開かれた保育園」です。
保育園を閉ざされた環境にはしたくありません。

子どもたちにとって保育園は、初めて経験する社会です。
社会には、いろいろな人といろいろな価値観が存在するものです。
いろいろな方の視点や価値観が子どもの周りにあることが、その子の成長に必要だと思います。
また、いろいろな方の視点や価値観が保育園や先生たちにも自分たちの保育を振り返る機会にもなります。

子どもの回りにいろいろな価値観が存在することで、
子どもは取捨選択・整理しながら自分自身の人間性を作り上げていきます。
その子らしく成長するためには、その子のことを大切に思う、いろいろな人たちに見守られながら成長することが大切だと思います。