【子育て掲示板から】

「子ども相手にめちゃカチンとくる時がある」というお母さんへのレスです。

隊長です。

めちゃカチンときたときは・・
もう「子育ては楽しい修行」と思って耐えるしかないですね〜（笑）

それも ○○ さんは、男の子三人！
これは、もうスペシャルステージの修行だと思って下さい！（爆）
子どもたちが自立する頃には、きっと悟りを開いていると思いますよ。
（その頃には、きっと”仏の○○さん”と呼ばれていると思います）

ただ、男の子は、手が掛かる分、かわいいですよ。
本園では、毎年6月にフリーマーケットをやります。（今年で19回目です！）
フリマにも楽しいエピソードがてんこ盛りなのですが（笑）
男のたちがいろいろとやってくれるんですよ。

このフリマは、園児だけではなく小学生たちも大挙して押しかけてくれます。
ぬいぐるみやおもちゃ、付録などの10円ショップもありますので、
小学生のお小遣いでも結構いろいろなものが買えます。

女の子（小学生）たちは、自分のお小遣いを考えて、
会場を何周も回って、本当に自分の欲しいものを、
より安く手に入れるべく考え抜きます。

それに比べて男のたちは、目に入ったもので気に入っていたら即買い！
「そのカードならあっちに同じのが安く売っていたぞ！」と言っても
「イヤこれが良い！」と買いあさって、
あげくにその後にもっと欲しいものが見つかり右往左往。（笑）

しかし、女の子たちがまずやらない行動を起こす男の子が毎年現れます。
自分のお小遣いをやりくりしながら、夫婦茶碗や女性用の服を買う子がいるのです。
「この茶碗どうするの？」と言えば、「お母さんにあげるんだ・・」。
「この服、誰が着るの？」と言えば、「かあちゃん、似合うかな？・・」。

フリフリがたくさんついたピンクのドレスが似合うか？はさておき（笑）
「このサイズで入るのか？」という心配までしちゃいますよ。
それらをホント、大切に持っていく姿を見ると
「園児の頃は、お母さんによく怒られて泣いていたのに・・」と
こちらまで温かい気持ちになっちゃいますよ。
家に帰ってから怒られないと良いのですが・・（笑）

ねぇ、男の子ってかわいいでしょう？
思春期になってどんなに生意気な口をきいても、
男の子にとってお母さんは、永遠の憧れなんですよ。

先日、あるお母さんから思い詰めた顔で相談がありました。
うちの子（二歳児さん、男の子）いつも見えない敵と戦っているんです。
そういえば、よく園庭の真ん中で「トー！」とか叫んで見えない敵と戦っている子でした。
そんなお母さんに私は応えました。
「お母さん、男には見えない敵がいるんですよ」
「僕なんて今でも見えない敵と戦っていますよ」
お母さん、おもわず吹き出しそうになって、あきらめた様子で帰って行きました（笑）

ねぇ、やっぱり男の子ってかわいいでしょ？


○○ さん、こんにちは。

> なんだか、隊長さんの保育園の様子が手に取るように浮かんできます！

ホント、普通の保育園ですよ。
ただ、一年中裸足で走り回っているちょっと変わった園長と
ちょっと変わった園長が連れてきた羊（ムフランちゃん）がいる園ですが・・。

> 男の子って優しいですよね〜。
（と、性別でこういう言い方して良いかどうかわかりませんが…）

うちの男性保育士やお父さんたちを見ても、今時の男は、確実に優しくなっていますよ。
もちろん、女性の保育士さんたちやお母さんたちも優しいですが・・（笑）

>（結局、私が悪者じゃん、みたいな）
> 毎日毎日、顔つき合わせてるのは私なのに〜

お気持ち、ごもっともでございます。
「楽しい修行」は、子育てだけではなく、ダンナにも当てはまるのです。
うちの嫁さんが言っていました。
「結婚ってボランティアよね〜！」

ですから、世の中のお母さんたちは、
子育てで修行して、結婚生活でボランティアをしているという、
たいへん立派な日々を送っているのです。
なので、たまにはカチーン！ときたって、罰は当たりませんよ（笑）

ただ、子どもやダンナにあたりすぎたと思ったときには、
素直に謝ってあげて下さいね。
その一言が円満な家庭生活の秘訣でございます。
もちろん、夫にも言えることですよ。
その一言が言えなくて、よく怒られている私です（笑）