2.2.1RELEASE

使用メディアは翔泳社のFeeBSD徹底入門付属のCDROM.
このバージョンはハードに対応しているので,全く問題なくインストール出来る.おまけにこの本には日本語対応のbootフロッピーまで付いているので親切この上ない.以前2.0.5R(98)と2.1.0R(98)をインストールしたときと比べてさらに楽になったような気がする.
特に注意することは無いが,ps/2マウスが標準では非活性なので活性にしなければいけないくらいである.
それからX86Setupでマウスの設定が終わるまでマウスに触れてはいけない.これはボタンだけでなく,転がすのもいけない.このことを知らずに何度も失敗をした.tabキーも使えるが,とっても面倒くさいのでマウスで設定をしたほうがいい.それからX86setupは日本語対応ではないのでインストール終了後/stan/sysinstallでやる.
インストール後も特に問題は起こらなかった.ただ次の2点が不満であった.
1点目はネットワークカードの警告が出ること.カードはIntel EtherExpesss Pro/100B互換であるが
fxp0: warning: unsupported PHY, type = 7, addr = 1
という警告が時々でる.別に無視していれば何の支障もないが,画面が一時乱れるのがちょっと気になる.この問題を解決する方法は,jp.freebsd.orgのホームページのQ&Aのページに載っている.新しいドライバと交換すれば良いのだが,結局良くわからなかった.
2点目はXwindowが16色しか出ないことである.色々やって見たがこのカードをサポートするのはVGAだけみたいなので仕方がない.別にグラフィックでバリバリと使うなんて事は全然考えていなかったので,このままでも良いのだが,やはり不満であった.Xを入れたらぜひ壁紙はXearth でと考えていたからである.Xearthはmac用もあるのだが,自宅のmacはpowerPCでないので動かない.XにはXearthと始めから決めていたのである.16色ではemiclockもさえない.
この色に対する不満から,このバージョンもすぐ捨てることにした.