Noise Generator

回路

 本モジュールは、FMラジオを利用したノイズジェネレータです。
ラジオは、手元にあった100円ラジオを使用しました。
不要部品を取り除き、局間ノイズを発生させるようにしましたが、現実にはMPX出力もないためにピンクノイズに近いノイズしか得られません。
気になる方は、高級なラジオ(ジャンクでも構いません)を利用した方が良いでしょう。
その場合、中間周波増幅からFM復調回路までが生きていれば十分です。
それがステレオ受信機であるなら、なお結構です。
普段使用しているラジオを使う場合には、外部からの接続という形態をとった方が良いでしょう。
しかし、新品のラジオをシンセのノイズジェネレータのために用意するのは、得策ではありません。
何故なら、コストを上げてしまうからです。
その場合には、従前のトランジスタまたはツェナーダイオード(ZD)をしようしたブレイクダウン方式を採用した方が良いでしょう。
実際、moogなどでは3VのZDを使用していますので、本モジュールのラジオへの電源供給部だけで作れてしまうことになります。
 本モジュールでは、ローパスフィルタとハイパスフィルタを内蔵しています。
他機種のようなホワイトノイズが必要な時には、ハイパスフィルタに通せば十分に使えます。
その場合には、若干の増幅が必要であると考えます。

調整

 ピーク出力が、10V前後になるようにレベル調整を行います。
調整は、この1箇所のみです。

 

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