レーシック手術の記録    

 小学校4年生よりメガネをかけ、40数年。肩こりに悩まされ、存分にスポーツできない日々を送っていた。特に車の運転では、1時間もすると肩こりがひどくなり、休憩ばかり、ドライブは好きなのに、長時間運転できないでいた。


2002/3/7(木)

 新聞記事の中に、近視の治療法としてレーシックのことがくわしく載っていた。そこで、さっそくインターネット検索。資料を送ってもらうように申し込む。南青山アイクリニック(リンク許可済)のホームページで手術のことについて十分に調査。


3/30(土)

 資料の中に講演会の案内があり、参加。坪田一男教授の話を聞き、直接質問もした。老眼は残るとのこと。検査の予約。


4/13(土)

 午後5時から約2時間かけて検査。費用は5000円だが、講演会参加で予約なので無料。手術を予約。


5/11(土)

 1週間前の検査。目そのものに異常はないとのこと。


5/13(月)

 手術代48万円+消費税として50万4千円を銀行へ入金。


5/18(土)

 午後6時より手術。両眼で20分間ほど。麻酔目薬のせいでいたくない。目の前がややまぶしいだけ。手術終了後かなり前がみえる。10分ほど休憩して病院を出る。タクシーで予約してあるホテルに向かうが、前を走っている自動車のナンバーが読み取れる。ホテルでやや手近なところが見にくいが、普通に食事をとる。目がしょぼつくので目薬を何度もさす。風呂に入れないので、シャワーを浴び、午後9時就寝。手術で緊張したため、疲れた。早く寝るに限る。


5/19(日)

 8時目覚める。窓から外を見ると、向こうのビルの屋上にかかっている看板の文字がよく見える。しかし、新聞や鏡で自分の顔はよく見えない。老眼がこんなに進んでいるとは。11時より術後の検診。右1.0 左0.8の視力。老眼+2.0の眼鏡を借りる。


5/20(月)

 自動車を運転して出勤。朝の光が多少まぶしいが、運転にさしつかえるほどではない。朝本校の職員に話したが、みんなびっくり。手術2日後に運転してくるなんて信じられないといった様子。かりた老眼鏡ではやや見にくいので、授業がしづらい。階段を上がる時は気にならないが、下る時には、見えすぎるような気がして、こわい。目が回るような感じ。夜、やはり対向車のライトがまぶしい。帰宅途中、ホームセンターに寄り、視力確定までの間、つなぎ用として+3.0の安い眼鏡を購入。新聞などはよく見える。しかし、テレビを見たりするには不必要。


5/25(土)

 1週間検診。順調に回復しているとのこと。メガネなしでバス、電車を乗り継いで名古屋まで来るなんて大感動。検診終了後、名古屋駅のツインタワー展望台に行ってみる。遠くの景色が鮮やかに見え、またまた感動。この1週間で、職場の同僚に手術のことについてずいぶん聞かれる。しかし、興味は持ってくれるが、1歩踏み出そうという人はいない。確かに目を手術するということは、相当の覚悟がいるのも事実である。


6/6(木)

 目の乾きが徐々に減りつつある。目薬をさす回数が減ってきた。夜間の対向車のライトのまぶしさは変化なし。ふと気が付くと、肩こりの自覚がない。体がずいぶんと楽だ。


6/9(日)

 サッカーワールドカップをテレビで1日中観戦。長時間テレビを見ていても疲れを感じない。


6/15(土)

 交通量のきわめて多い国道1号線の夜間の運転(約1時間)を経験。ワゴン車に乗っており、遠方が高い運転席から見渡せるので、手術前より余裕をもって運転できる。この様子なら長時間運転も大丈夫だと思う。


6/22(土)

 1ヶ月検診。左右それぞれ1.0。両眼で1.2。老眼の方は+3.02.5へ。やや回復。見ることに慣れてきたせいもあるだろう。


7/1(月)

 目の乾きもほとんど感じなくなる。しかし、冷房のきいている部屋や、自動車の運転時にはやや気になる。運転時には、冷房の風が直接目に当たらないように、風向をかえたり、サングラスをかけたりすると楽になる。


7/5(金)

 勤務終了後、午後6時より娘のいる金沢市にむかう。東名・名神・北陸の高速道路を利用。目や肩こりを感じないので、音羽インターから賤ヶ岳サービスエリアまで約2時間、いっきに運転。ほとんど疲れを感じない。食事休憩を30分。その後金沢まで2時間。10時30分には娘の下宿に到着。今まで数回金沢まで来ているが、こんなに楽だったことは初めて。


7/6(土)

 金沢発18:0020:00賤ヶ岳サービスエリア20:3022:50豊橋着

 目や肩の疲れなし。100キロ走行中も前がよく見えるので余裕をもって運転できる。


8/3(土)

 ボランテア活動で郊外の山へ。山の緑の鮮やかさがまぶしい。暑さを忘れ、緑の美しさに感動して帰ってきた。


8/16(金)

 名古屋ドームでプロ野球観戦。最後尾の外野自由席で観戦。バッターボックスまで遠いが、よく見える。とても楽しい野球観戦だった。


8/17(土)

 3か月検診。両眼で見ると1.21.5は半分ほど確認できる。老眼鏡は+2.25でよいとのこと。近々正規の眼鏡を作る予定。


11/18
 6か月検診。特に異常なし。両眼とも1.2の視力


2003年5/17

 1年目検診。手術からちょうど1年。この間全く問題なし。めがねのない快適な生活であった。ただし、新聞や読書、パソコン等では老眼鏡を使うが、めがねをかけている時間が以前に比べると、極端に少ないので、負担がぐんと軽減されている。
 1年目検診を無事終えたので、今後は豊橋市内にある武内眼科で診察してもらうため、紹介状を書いてもらう。南青山アイクリニックと提携している眼科である。自宅や職場から15分ほどのところなので、今後通院するにも楽である。


2005年5月10日
 手術から3年。検診を受ける。視力は左右とも1.0。特に問題はないとのこと
好調。

2006年5月15日
 手術から4年目の検診。左右共に1.0は見える。他にも目の異常なし


2006年8月25日

 5年ぶりの自動車免許書き換え。メガネなしでイッパツ合格。ただし、各受付部署で今までの免許がメガネをかけた写真なので、メガネのことを聞かれる。実は、手術直後に免許センターへ行き、視力検査をし、合格しているので、そのことが免許証裏に記入済み。それを告げると係官も納得。


2007年5月

 手術から5年。特に異常なし。


2008年5月29日

 1年ぶりに検診。視力の衰えもなく。特に異常なしとのこと。よかった。


2009年5月

 1年検診異常なし

2010年5月

 手術から8年。異常なし。目だけは快調。
持久力にやや衰えを感じる。

2011年6月

 定期健診。視力異常なし。老眼が気持ち進んだような気もするが


2015年1月
 定期健診。視力は安定している。眼科医もこのままで行こうと言ってくれた。老眼も進んでいないようだ。きわめて快調。
仕事を退職してからはストレスがなくなり、目のためにはいいようだ。ただ、体重だけはもう少し落としたい。


2017年2月
 半年ほど前から左目の視力が悪くなっていることに気付いた。眼科で診てもらったとっころ、年齢相応に白内障が進行しているとのこと。そこで、思い切って手術を。
手術は10分ほどで終了。眼帯をしてすぐ帰宅。
 あくる日眼帯を外し、視力検査。0.7まで回復。4日目には1.0まで回復。自動車の運転もOK。1週間後、1.0。洗顔、洗髪、飲酒OK。
1ケ月検診、全く問題なし。通常の生活に戻る。夜間の車の運転が楽になった。
 現代医療の進歩には驚かされる。外科的分野だけでなく、内科的分野もこのように進歩してくれるとうれしいのだが。

2018年2月
 白内障手術からちょうど1年。眼科へ。視力両眼とも1.2。手術した眼科医も満足げに「大変順調ですよ。私の計算通りだ。」と言ってくれた。

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