私の山行の原点は小学校の時、伯父に連れられて登った本宮山にあるような気がする。 伯父は仕事一本でなく家族と楽しむことが好きなタイプだったので、甥っこも誘ってくれた。 本宮山での記憶に残っている残象は樹林の薄暗い坂道と石碑だけ。 その代わり少年の深層心理には無意識のうちに山への傾斜を記してくれた。 この後林間学校での鳳来寺山登山も快適に登り、競走では遅い少年に山登りでは 負けない自信もそっと記した。 2002年に豊橋から行った日帰りの登山です。 写真入りの方は http://www.tcp-ip.or.jp/~skinpara/yama02/02yama0.htm にあります ================================================================ 2002年1月1日(火) 本宮山 単独 晴天 無風 温暖 ================================================================ というわけで、今年も初登りは、昨年同様地元の本宮山。 それも午後3時から登る遅いスタート。 もたもた登ると下りに陽が落ちてしまうのでスタートから飛ばした。 年末に酒も飲まず早寝したせいか、足も腰も快調で4時10分には到着。 奥の院で親バカの合格祈願を行い、薄暗くなった登山道を駆け降りた。 駆け降りたつもりでも50分、登りとそんなに時間差が無かった。 今年が明るい年であるよう祈らずにいられないのは年をとったせいなのか? ================================================================ 2002年1月30日(水) 本宮山 単独 晴 微風  ================================================================ 天気がいいのでまた、午後3時から本宮山に登ってきた。 今回も私が最後と思い気や後から軽快に日々のトレーニングといった 感じの人に追い越されました。馬の背から上は陽の当たらない場所に 雪が残ってた。更に山姥の足跡から上部はしっかり積雪してた。 足下は滑るけども予定どおり4時ちょいで登頂、下りに時間をとられそうなので 早々下山。 凍った雪のため下りは予定以上時間がかかってしまった。馬の背で既に5時に近く 正月よりも暗くなりだした。馬の背からは登っても15分ぐらいなので、ここから 小走りで下山。それでもこの時間にまだ登る人のいるのには驚く。 下りを急がなかったので、ひざに負担も無く翌日は足腰に異常が無かった。 あの程度の登りにではひざや腿に負担がかかってないようなので、次回登るときは もう少し飛ばすことにしよう。 ================================================================ 2002年2月13日(水) 明神山 1016m 単独 晴 微風  ================================================================ 例年この時期は幕張でマックワールドが定番の様に開催されていたのに 今年は3月に延期された。天気も良いし身体も良いし、予定もないので出かけよう! 昨日までの厳しい冷たさもなく晴天だったので、 トレーニングに明神山ヘ行った。 湯谷を過ぎた辺りから曇だし、時折雪もチラチラ。 乳岩の駐車場に車を置き、直ぐに出発。 修理した靴はどうも足にしっくりこなく、微妙に位置が以前とはずれているようで痛い。 12時出発、15分で一服の岩を過ぎ、13時に鬼岩を通過。 かなり広々としてクライマーがいれば一休みして見物するも楽しそうだ。 この辺りから雪が多くなる。チンタラ進とやがて今日の期待、胸突き八丁が始まる。 時々陽の当たる場所があるので汗をかくけども大半は陽の当たらない登りで、 この時期だから気持ち良く登れるけど春過ぎからは暑いだろうと思う。体力の消耗もなく 気分的にはもうお仕舞?って感じで終了。 胸突八丁が終わり尾根の登りを繰り返すと見慣れた六合目の分岐点に到着。 陽が当たり気持ちのいい馬の背を過ぎ結局ノン休憩で14時35分到着。 直ぐに来た道をゆっくりゆっくり下山。ゆっくり下りたのだけれど急なせいか 山が低いせいかあっというまに鬼岩まで下山。爪がどうにも痛いので靴下を履き替えた。 薄暗くなった山道をゆっくり歩いているうちに駐車場に到着。16時完了。 昔子供達が幼稚園の頃、ここ駐車場の横のきれいな河原で水遊びをして半日楽しんだ当時を 懐かしむ。 トレーニングとしては全然物足りなかったけど、低い山歩きとしてはこの時期は最高だ。 夏には鬱陶しい草木も枯れて視界の妨げにならないし、ハエや蚊や蜂などもおらず快適に歩ける。 また、今回のように雪山歩きも楽しめるし滑落だけ注意して歩けば熟年も楽しめる。 ================================================================ 2002年2月20日(水) 明神山 1016m 単独 晴 微風  ================================================================ 二日前に雪が降ったし昨日も低温だったし、今週も明神は又雪が楽しめそうだと思い 出発。天気は快晴、前回と異なり山間部も快晴、温暖。 先週は下山時間に追われて山を楽しめなかったので一時間早く家を出て10時50分頃乳岩口駐車場到着。 今回は1台だけしか車が止まっていない。(前回は3台) 歩き初めて直ぐに、先週と違って緑が目立つのに気づいた。シダ類や低潅木が既に元気になってる。 まだ小さいけど蝿も所によって飛んでいた。いよいよ日々鬱陶しくなりだした。 予定通りに鬼岩を通過し胸突き八丁を登り六合目分岐に先週と全く同じタイムで通過。 自分のリズムにビックリ。残念ながら今回はもう雪は全く無い。六合目からも 前回より伸びた笹の間をすすみ、暑い日差しの中前回とほぼ同様のタイムで到着。(2分誤差) 当然ノン休憩、トレーニングとしては最適だったと思う。直前で来れなくなった嫁さんと一緒だと 教科書通りの3時間タイムになったと思う。 入れ替わりに一組下山し今回は2組だけの静かな山歩きを楽しめた。 山頂は風が通り抜け少々肌寒かった。日差しは強く赤石山系から御嶽乗鞍まで積雪の山々が 遠望できた。 2002年2月20日 水曜 11:02 駐車場出発 11:14 乳岩分岐通過 11:36 一服の岩通過 11:57 河原を渡る 12:08 鬼岩通過 12:18 鬼岩乗越通過 12:26 胸付八丁取付通過 12:52 胸付八丁の頭通過 13:02 六合目分岐通過 13:26 馬の背岩通過 13:37 明神山山頂1016m 13:56 下山開始 14:25 六合目分岐通過 14:31 胸付八丁の頭通過 14:46 胸付八丁取付通過 14:52 鬼岩乗越通過 14:58 鬼岩通過 15:20 一服の岩通過 15:35 乳岩分岐通過 15:47 駐車場到着 ================================================================ 2002年3月13日(水) 宇連山  929.4m 単独 晴 無風  ================================================================ 南アルプスの北沢峠から甲斐駒、仙丈岳への登高差は約7,800m。 先の明神山も約800m。ただどちらも等高線に余裕があるのでそれなりにしか感じない。 去年の春は仏坂峠から入ったが、天候が悪く途中で引き返した。秋は 下石の滝から西尾根に出てタイムオーバー。後一時間足りなかった。 この山はとにかく奥に位置しており、仏坂から入るにしても棚山高原からにしても 県民の森からにしても最奥にあって遠い。 昨秋よりも一時間早く現地に着き、下石の滝から登るつもりで歩き出したが、ふと 直接尾根に出てそのまま登って行く方が手っ取り早いじゃないかと思い駐車場から Bキャンプ場へ。そこから直ぐ南尾根への急な登山道が始まる。 足下にバンガローを見ながら真直ぐ登りやがて西尾根との分岐に出る。このあたりから 陰がなくなり暑い岩盤尾根の登りが始まる。東屋風の展望台を過ぎ、暑い日差しの中 足下にテニスコートや国道を遠望しながら、十数回の登り下りを繰り返しながら、やがて しゃくなげ自生林からの分岐に出る。この辺りから、下った後の登りが長い急登になる。 岩場の尾根歩きから、松や椎の木立の旧街道のような登りを繰り返すうち、やっと 下石の滝からの分岐と出会い一息つく。 (昨秋の時、もし西尾根を下っていたらとんでもない状態になってたことだろう。) 草付尾根を陽に当たりながら急登し、亀石の滝分岐を通過し急登するとやがて北尾根分岐に出る。 さらに急登を続け、登りきると又次の急登と繰り返し、樹林の中に入ると棚山高原との 分岐に出る。さらに樹林の急登を3回ほど繰り返すと、やっと展望台付の山頂に到着。 とにかくひたすら登る登る登るの急登だった。トレーニングとしては満足。 帰路は亀石の滝分岐から下山。この滝尾根も急な下りとなっており登りに利用するには 下石コースも滝尾根コースもどっちもきつそうだ。下石コースの方が急登ではあるが 段差が少ない分歩き安いかもしれない。 途中の分岐で下石の滝に回り、やがて林道にでてロッジへと向かう。 せきれい橋のとこで出発してから初めて人に出会った。 本日も静かで穏やかな登山日和であった。 帰路既に5時をまわった頃、石巻三上橋を過ぎたところで突然レーダー警報器が鳴りだした。 スピードを落したら、薮の中にレーダーが隠してあり、土手の下に警官が隠れていた。 ほっとしてアクセルを踏んだら又鳴りだした。ふとダブル検問の話を聞いたことを思い出し 慌てて急ブレーキを踏んだら目の前に又隠しレーダーと警官がおり危うくセーフ。 前回明神行きの時、賀茂の東名下と今回で去年捕まった後に購入した器械は元を取った。 2002年3月13日 水曜 宇連山タイム 10:54 愛知県民の森駐車場出発 11:25 南尾根西尾根分通過 340m 11:37 東屋展望台通過 12:18 シャクナゲ自生林通過 12:59 下石の滝分岐 13:09 亀石の滝分岐通過 650m 13:20 北尾根分岐通過 730m 13:39 棚山高原分岐通過 13:54 宇連山山頂 929.4m 14:00-14:05 下山開始 14:05-14:15 09棚山高原分岐通過 14:15-14:20 18北尾根分岐通過 14:20-14:45 22亀石の滝分岐通過 14:45-14:55 49亀石,下石分岐通過 14:55-15:40 下石の滝通過 15:40-16:00 下山完了 16:00-16:00 帰路へ 東屋展望台までは快適な登りと尾根歩きが続く、夏は相当暑そうだ。 シャクナゲ自生林分岐までの40分は登ったり下ったりうんざりするけど標高差はまだない。 シャクナゲ自生林分岐手前のピークが390mなので分岐から始まる登りが本格的に高度を稼ぐ 急登となる。下石の滝分岐までの40分はかなり長く感じた。登りも長く一つ越えると又次の登りと いった繰り返しが続く。下石の滝分岐から山頂まで約300m差があり、ほぼ一時間の急登でした。 出発から約80分過ぎた辺りから急登が始まるので体力の配分を心掛けておいたほうがいいでしょう。 西尾根を下山路に選ぶと体調によっては体力の消耗が激しいので要注意。 ================================================================ 2002年4月3日(水) 本宮山 単独 晴 微風  ================================================================ 午後4時から登る、身体の切れが悪くリズムに乗れなかった。いわゆるだるい。 5時に奥の院の下の手洗い場間でしか登れなかったので引き返す。 冬と違ってこれからは暑さとの調整もしないといけない。 ================================================================ 2002年4月10日(水) 段戸山 1152m 岩岳 1050m 単独 曇 無風 ================================================================ 曇ではあるけど、9時少し前に家を出る。 田口を過ぎて、道の駅名倉を通過(茶臼山有料道路入口)し、少し行くと 駒が原口というバス停がある。そこに駒が原山荘と設楽山荘という小さい看板がある。 左折して道なりに10分も行くと駒が原山荘前の三差路にでる。ここで既に923m。 左に曲り南の方へ向かう。左に農場鉄柵があり、ちょっと行くと川沿いに少し開けた広場があった。 南が段戸山への林道、もう一つが岩岳方面への林道だ。 身支度をしてる駐車してるもう一台の主が今段戸山を終え、今から岩岳と行って登って行った。 11時丁度出発。林道を10分ぐらい歩いたらやっと段戸山入り口の案内板を見つけた。 直ぐに笹の中を軽く登りだす。いくつか沢渡りを繰り返してるとやがて少しづつ急になる。 最後の小さい沢を越えると急登始まる。歩きやすく、登りやすいリズムのいい登りだ。 数日前に雨が降ったようで滑りやすいのが欠点。30分ほどで尾根に出る。出たと思ったら 直ぐにあっけないほど簡単に山頂に到着。曇天で展望はあまりない。 一呼吸於て下山開始。笹林の広い道幅の登山路を足場もよく、快適に駆け降りた。20分ほどで 林道へ到着。車のところで一呼吸。靴下を履き直し、12時30分岩岳への林道を上る。 林道に岩岳登山路の案内板があるとこをみると多分私有地を通らせないようにしたのだと思われる。 (登山書には農場のところから鉄塔へ登りそこから登山路が始まるとある) ひたすら林道を昇っていくと、登山案内にあるように伐採跡に出た。先行者とすれ違い約30分で林道が終わった。 直ぐに尾根へ出て案内板に従って登っていくと、大きな岩がありそれを越えるとこちらもあっけなく山頂に到着。 3坪程度の小さな山頂だ。小休憩して下山、途中道を探して遊んでたため少し時間を費やしたが14時30分頃下山完了。 静かな高原だ。 帰路、碁盤石山の登山口を確認した。もう一時間早く家を出てればここにも登山できたようだ。 また地名「納庫」をなぐらと呼ぶのも初めて知った。 10:50  駒が原山荘前923m 11:00  出発 11:13  段戸山登山口通過 11:43  尾根出会い通過 11:45  段戸山山頂1152m 11:50 下山開始 12:14  下山完了 12:25  車のところまで 12:30  岩岳へ出発 13:03  林道終点 13:19  岩岳山頂1050m 13:28 下山開始 14:16  下山完了 ================================================================ 2002年5月15日(水) 碁盤石山 1189.4m  夫婦で 曇 無風 ================================================================ 雨の谷間、5時までは曇なので近場の山に行く。 9時に家を出て、前回確認した碁盤石山に行くことにした。道の駅「なぐら」で小憩して登山口へ。 257号を少し戻り案内板に従って笹暮峠方向に向かう。左に入る林道を過ぎると登山口の案内板がある。 ここは車を置くスペースがないので先客があるかどうか心配したけど、登山口横の一台分空きに 置くことができた。後で確認したらこのすぐ先にも2ヶ所二台分は止めるところが合った。 薄暗いけどしっかり整地された階段状の道を行く。直ぐに胸突坂に出てやっと気持ちのいい登りとなる。 中途半端な急登のあと林道に出る。目の前の鉄塔と七尋岩を通過し少し登ると岩の鎮座した広場に出る。 雲って見晴らしは悪いけど遠足などには最適な場所だ。碁盤石山の盤石の所以の看板前で小憩。 ヒモで歩道が作られてるとこを見ると、季節には花畑になるのだろうか?近くに矢作川水源の一つという看板もある。 ここから小鞍部のトイレ小屋、休憩所後、見晴らしのいい岩等を通過し直ぐに山頂に到着。 ウンカ、蝿、蚊が多くとてもゆっくり出来る状態ではない。盤石の広場に戻り小憩することにした。 ここだけは風が通るののか小虫もいなくゆっくり寝ころんで休めた。 雲ってきたので下山。それこそアッというまに下山完了。下山と同時に雨が降り出した。 今回も鉄塔を過ぎた先で下りてくる一組と出会っただけの静かな山歩きでした。 山登りというより山歩きに近い、登山道は徹底的に整備され迷うことなど不可能。 ここも段戸山、岩岳と同じくここだけで終えるのは物足りないので、岩木山や天狗棚、井山、仏庫裡等と併山 したほうが楽しいかも。 下山してから道を笹暮峠方面に上り、峠手前で左に入って行き舗装が途切れた所が先程の鉄塔前の広場だった。 地図を見るとこの林道が登って来るときに左に入って行った林道に繋がってる。 2002年5月15日 水曜 11:17  登山口出発 11:29  胸突坂通過 11:43  林道超え鉄塔と七尋岩通過 11:58  碁盤石の盤座前 12:14  出発 12:25  碁盤石山1189.4m 12:35  山頂出 12:44  盤石の座 12:57  出発 13:24  下山完了 ================================================================ 2002年5月22日(水) 富士山 3776m 単独 晴 山頂のみ微風 ================================================================ やっとうまく水曜日が晴予想になったので、仕事が終わってから出発。 富士SAで仮眠し、薄明に貼り付けられた青暗いシルエットが今日の好天気を予想させる。 5時表富士五合目駐車場到着。 快調だったのは元七合目までだった。八合目からはいつもどおりキツイ。でもここからは残雪の登りになるので 夏に比べればリズムは取りやすかった。残雪はバーが埋もれているところから50cm〜1mというとこか。 風もなく暑くも寒くもない穏やかな陽射しが雪面に映える。 サングラスと日焼け止めクリームを忘れ目を保護しながら腕と首を隠しながら九合五勺までは普通に登り、小屋の屋根でアイゼンを着ける。 久しぶりのアイゼンなので四本爪を着けて最後の登りに備え長休憩し歩き出すとちっとも引っ掛からないのであわてて八本(未だに)爪 に付け直した。おかげでたっぷり時間を消耗した。 雪原をトラバースし最後の登りをゆっくりステップを刻み頂上浅間神社に到着。 雪に埋もれた土産物屋と神社の間を抜け雪原を剣が峰に向かう。上は曇ってはいるが視界は良好。 気持ちのいい火口登りで山頂到着。レーダーの外された観測所の前は風もなく陽気な昼時をしばし楽しむ。 積雪状態もよいのでスノーボード、ショートスキーを担いだ若者いる。 雪原を一気に下り神社まで戻り小憩して下山開始。トラバースが終わった辺りから雪渓を直接下る。 八合目まで一気に下ることが出来て非常に助かった。途中で帽子を神社の前に忘れたことに気づいたが 時遅しでしっかり太陽を浴びながらの下山となった。 六合目から下は天気につられて行楽客で賑わっていた。 富士山はこの時期が一番楽しいシーズン。人は少なく、積雪は豊富、夏のように極端な暑さはなく秋のような冷たさもなく快適だ。 反省の覚え 前回の反省と学習もなく、しっかり日焼けで顰蹙を買う。 登りが時間がかかってるが休み時間も各タイム場所毎にかなりある。 但、九合目からは雪上の登りとなるので実際に夏コースだと、もっとタイムを消費するかも知れない。 それにつけてもyoung coupleは早かった。若さには勝てない。 2002年5月22日 水曜 4:00 富士SA出 5:00 表富士五合目駐車場 5:33 出発 5:52 六合目通過 6:56 新七合目 7:52 元七合目 8:43 八合目 9:37 九合目 10:22 九合五勺 10:53 九合五勺出発 11:44 頂上浅間神社 12:14 剣ケ峰3776m 12:21 下山開始 13:05 九合五勺通過 13:22 九合通過 13:44 八合目通過 14:15 元七合通過 14:40 新匕合目通過 15:14 六合目通過 15:30 下山完了 15:52 帰路へ 19:15 帰宅 写真入りの方は http://www.tcp-ip.or.jp/~skinpara/yama02/02yama0.htm にあります ================================================================ 2002年7月3日(水) 本宮山 単独 晴 微風  ================================================================ 約50日ぶりに、暑さ対策もあって本宮山へ。 山姥の足跡まではいつもと変わらなかったけど、後半が辛く感じた。 ブランクが長くなると体力が落ちるし、順応性もなくなるし、無理は利かない年齢だ。 ================================================================ 2002年7月17日(水) 針ノ木岳 2821m 単独 雨 微風  ================================================================ ネット上の天気予報では大町市も芦安村も穂高町も水曜だけ晴になっており、しかも道路は異常ないので 扇沢へ行くことにした。他の広河原方面も中房温泉も導入道路が台風で封鎖中。 豊科インターからはオリンピック道路が出来ており一気に大町まで着いてしまう。 真っ暗で駐車場がよく分からなかったので下の未舗装の市営駐車場に置き仮眠、私一台だけなので やはり台風中にくる馬鹿は私だけだなと反省した。 明るくなったので扇沢の駅の方へ移動したら、何のことはないちゃんと駐車場があり十数台の車が すでに駐車されていた。当然反省など直ぐ忘れた。 曇ってはいるが明るいので身支度を開始し朝食をすませ5時14分に出発しようとしたところ雨が軽く降りだした。 車に入って少しすると本格的に振り始めやがて光るものがはしり遠くで厭な音が鳴りだした。 諦めて再び仮眠に入るも凄まじい本格的な山の雷のため車ごとの振動に眠気を妨げられた。 すでに2時間の狂いがあるので山頂までは無理かもしれないが7時頃小康状態になったので出発。 大沢小屋までの各沢筋は増水しており渡るにちょっと躊躇した。 小屋を過ぎ雪渓に入りアイゼンを着け終わった時、問題が起きた。 今回は懐かしさもあり当時のリュックを使用していた。サイドの取っ手を持って持ち上げようとしたら サイドがとれてしまった。おまけに生地もとれてしまった。それでもアイゼンバンドを横締めして昇りだした。 簡易アイゼンで十分ひっかかるので快適に歩ける。そしてついに登り1時間の岩のところで休憩し、 リュックのベルトを締め上げたところ今度は留め金と一緒に底が抜け裂けててしまった。 おまけにここで雨が再び降りだした。まだ稜線まではキツイ登りが残ってるし、 万一架継ぎ手が切れたらシャレにならないので下山することにした。 残ったアイゼンバンドで縦に締めつけはれ物を触るような感じで担ぎ下山を開始。 散々な登山となってしまった。 面白いもので、数時間しか違わないのに登りに苦労した沢は水量が一気に減っていた。 帰路は高速費用が高い(豊川〜豊科6150円、豊科〜飯田2800円)ので飯田から151を 走ってみたけど2時間30分くらいで着いた。眠気と体力が持ちそうなら次回も下から行くか? 9:34 自宅出発 9:54 豊川IC入る 10:37 小牧JC 11:53 駒ケ根SA 1:00 豊科IC下りる 1:55 扇沢駐車場 5:16 雷雨始まる 7:11 小雨の中出発 8:37 大沢小屋 9:38 アイゼン装着 10:12 雪渓下部の上部リュック破れる、雨降りだす。登山中止。 写真入りの方は http://www.tcp-ip.or.jp/~skinpara/yama02/02yama0.htm にあります ================================================================ 2002年7月17日(水) 針ノ木岳 2821m 単独 晴 微風  ================================================================ しつっこいけど再トライ。今回はR151を飯田まで利用して現地入り。 前回と全く同じ時間に到着。 朝5時18分出発。前回の記憶があるので快調に大沢小屋を通過し雪渓の取付へ。 大沢小屋ヘはブナ林の中、沢を5つ渡る。最後の沢から約10分。4つ目の沢に鎖が渡してある。 この沢の数を行きも帰りも目安に歩いた。 アイゼンを装着し雪渓を登る。時折熱風が沢筋を吹抜けるけどそれまでの暑さが嘘のような涼しい。 雪面が急になり左折するあたりからガスにつつまれた。ガスの中を雪面の目印に添って登る。 大岩までは快適なピッチで登り続けることが出来た。 大岩手前で再びガスが晴れ早朝の下山者の一群が大岩辺りから掃出される様に見えた。 そこで私も大岩を目指しアイゼンを外すことにした。 右岸を高巻きやがて左岸に移るあたりから、急峻な登りとなった。ただ、スイッチバッグ式で段差はないので 一歩一歩ゆっくりでもひたすら鈍い歩みを繰り返すうち稜線のまぶしい青空と自家発電の音が聞こえるようになり 針ノ木峠に到着した。思ったより早く到着した。 小憩したあと針ノ木岳に向かった。陽射しを浴びながらの稜線歩きだ。 日や止めクリームを塗り直し山頂をひたすら目指した。 とにかく一歩を前に出さないことには進まない。時間はあるのでゆっくり急ぐことなく約300mの高度をつめた。 時々休みながらもゆっくりと山頂に到着。 そんなに広くはないけどゆったりと休憩するには十分。他には二人の縦走者がいるだけの静かな山頂。 所謂百名山ではないし、縦走してくるには奥すぎるし、単独に登るには稜線間際の登りがキツイので人気が少ないかも。 扇沢の方面白馬の方面はガスが少々かかってるけど、黒部立山方面はくっきり認識できた。 残念なことに槍穂高方面だけは雲の中に消えていた。 30分程して山頂を去り、峠小屋で小憩して下山にかかった。 長くかかった気がする厳しい登りをゆっくり下る途中でガスにつつまれ視界がなくなった。 大岩につきアイゼンを着け、視界の悪い雪渓を下る。登った時の感でトレース後を見つけ安心して下ることができた。 30分程下った頃からガスが晴れ下の方だけ視界が開いた。二本ストックで快調に下山。 下の取付地点が見えているだけについ足を早めてしまいそう。これが岩場の長い下りだとするとひざや腰に負担が くるけど、雪渓歩きはそれが少ないだけ助かる。 草着きに着きアイゼンを外し、最後の一歩きを開始した。草着きの高巻きから樹林に入ると突然蒸し暑くなった。 一歩きで大沢小屋に着く。通過しようとしたけど咽が渇いたのでジュースを購入時間もあるので最後の休憩。 小屋をあとにし五つの沢を渡りやがて林道に出会いほぼ完了。あんまり蒸暑いので林道を歩いた。 木陰が道路に沿ってできてるし、風がいい感じで吹抜けて気持ち良かった。最後だけまた登山コースに戻り扇沢に到着。 丁度うまい具合に一台も関係者の車とは出会わなかった。 扇沢ターミナルの売店でここだけの土産を買おうとしたが品切れ。 仕方なく前回と同様の土産を買い扇沢を後に。 再度薬師の湯につかり汗を流し、顔に密着してる日焼け止めをこすり落し帰路にとりかかった。 尚、この温泉前回と同様と思って中に入ったら女性しかいないので慌ててしまった。 ちゃんと入り口は確認しないといけませんね。 帰路は睡魔がきたので辰野で仮眠し往路と同様飯田から下を走り阿南町スーパーナピカ前でジュースを買い 家路を急いだ。 尚、家に着いて登山靴を持ち上げてよく見たら今度は底とゴム部分の繋ぎめが外れてしまっていた。又修理。 これはこれで買ったほうがいいのかなぁ。 9:31 自宅出発 23:26 阿南町スーパー「ナピカ」前通過 23:50 飯田IC入る 7/24 0:08 駒ケ根SA 0:50 松本IC通過 1:01 豊科IC下りる 1:50 扇沢到着 仮眠に入る 5:17 扇沢出発 6:18 大沢小屋手前の沢 6:24 大沢小屋通過 6:57 アイゼン装着点 7:05 アイゼン装着点出発 8:13 大岩上アイゼンはずす 8:23 大岩上アイゼン外し最後の登り 9:11 針ノ木峠小屋到着2536m 9:22 針ノ木峠小屋出発山頂へ向かう 10:39 針ノ木岳2821m到着 11:05 針ノ木岳下山 11:41 針ノ木峠小屋前 11:43 針ノ木峠小屋前下山開始 12:30 大岩アイゼン装着 13:16 アイゼン外す 13:26 アイゼン外し最後の樹林歩き 13:51 大沢小屋到着ジュースを飲む 13:58 大沢小屋出発 15:02 扇沢到着 15:19 扇沢出発 16:15 大町温泉郷で薬師の湯に入り、帰路に着く 17:08 豊科IC入る 18:41 辰野で仮眠し飯田ICを出た 19:30 阿南町ナピカ前丁度閉店、ジュースを買って帰る 21:30 帰宅完了ちょっと眠たい。 写真入りの方は http://www.tcp-ip.or.jp/~skinpara/yama02/02yama0.htm にあります ================================================================ 2002年8月7日(水) 燕岳 2763m 単独 晴 微風  ================================================================ いつも通り出発し豊科ICをおり、今回は中房温泉へと向かう。 登山靴は修理から戻ってこないので、ウオーキングシューズで決行。 前回と異なったのは梓川SAで仮眠したことだ。未明3時25分第一駐車場へ到着。 始め第二駐車場から河を渡って直ぐにあるのに気付かず温泉まで行ってしまい、又戻ってきて見つけた。 初めてのとこでしかも真っ暗の中ではしかたない。 明かりを消し爆睡。5時前から食事をとり準備開始。駐車場で動く人は一人しかいないので 静かな山行きと想像した。 5時25分駐車場を出て登山口に向かった。400m結構な坂を登り中房温泉前に着いてびっくり。 人人人で広場はいっぱい。次から次とタクシーが到着し登山者を掃出す。さすがに表銀座ということはある。 熟年団体登山、高校生大学生の縦走隊であふれまくっていた。 こんな団体と前後しては大変なのでさっさと出発。売店とトイレの横から登山道は始まる。 直ぐに温泉を足下に見るような感じの急登で高度を稼いで行く。 第一ベンチを通過し小一時間稼いだころ、荷揚げ用ケーブルの下をくぐると第二ベンチだ。小憩。 更に黙々と高度をひたすらかせぎ第三ベンチ、富士見ベンチと通過した。大体30分間隔で設置されてるようだ。 登山道はしっかりしかも歩きやすく整備され、北アルプスを代表するのキツイ登りコースに大勢の登山者が耐えるよう 考慮されてた。何も考えずヒタスラの登りに飽きたころに合戦小屋に到着する。(トイレあり) 約2時間半の登りだった。早い人は一時間30分ぐらいで登るようだ。 小屋で休憩しいよいよ陽の当たる暑い登りとなった。槍の穂が段々大きくなり尾根が見えるようなるころに合戦沢の頭2489mに着く。 眼前に燕山荘と燕岳、表銀座コースと大天井等が広がり一気に気分が上昇した。 ここから一時間弱の登りで9時33分に燕山荘に到着。 絵はがきのような風景画が広がり涼しい風とともに汗は気持ち良く今までの苦労を流し夢の世界へと誘う。 せっかくエライ辛いキツイとインプットされたのに簡単にデリートだ。 こんな早い時間に目的の9割を終えてしまうと心なし物足りない。 休憩の後燕岳に向かう、砂礫の中にコマクサの群落が所々にあり、稜線歩きについつい時間をとられてしまう。 花崗岩と砂礫の白砂と奇岩群の間を少し登ると10時27分早早山頂に到着。 3000m弱ではあるが、それなりにキツイ登りと稜線上のコマクサ等の高山植物と奇岩、グルリとアルプスの連山がとりまき 暫し人は心を奪われる。これで最後にしようと思ったのにやめれなくなってしまう。 山頂は4〜5人もすわればいっぱい、石の表示板だけのすっきりしたものだ。 ここでこのまま東沢乗越から中房温泉コースを選ぶか迷った。けど靴が靴だけに往路を戻ることにした。 それでも時間があるので北燕岳に行った。この途中にもコマクサの群落がありこちらの方が存在感が強かった。 北燕岳も山頂には何もないただ展望が広がるばかりだ。 きた道を燕岳にゆっくり戻り時間潰し。12時まで山頂で遊ぶ。ふと槍穂高方面を見ると雲が張りだし始めたので渋々下山することにした。 下りだすとウオーキングシューズは踏ん張りが効かないのでゆっくり下るしかない。 30分ぐらいの下りで合戦沢の頭、途中今日の燕山荘止まりの登山者が大勢登ってきた。 稜線を見納め、10分ぐらいで合戦小屋に着く。小憩して下山開始、大体20分ぐらいの間隔で下り終える。 (あくまでもゆっくり下った場合。) 第三ベンチ辺りですれ違った登山者が今日の登りの最終だった。 持っていった水分類を第一ベンチまでに全部飲み干して15時頃温泉に下山完了。 下山入浴を申し込んで、荷物を置き車を取りに行く。ふと温泉でなく駐車場の横の沢で水浴びしたほうが気持ちいいカモと。 本館で入浴券を買い〔700円)長い廊下を歩いて湯殿へ。昔の湯治場の雰囲気を感じさせるたたづまいだ。 数人で一杯の湯殿だけど、汗を流し陽焼け止めを洗い流し、髪を洗い、やっと人心地ついた。 その代わりちょっと前の夢の世界を忘却の彼方へ、と。 気分を切替再び現実世界へと出発。駐車場係の「有難うございました」の声に送られ15時51分中房温泉出る。 豊科IC手前で気になっていた大王ワサビ園に立ち寄ってみた。 途中駒ケ根で仮眠し、飯田経由で帰宅。 21:19 豊橋自宅出る 23:37 飯田IC入る 02/8/7 0:48 梓川SA仮眠 2:22 梓川SA出発 3:25 中房温泉到着 5:25 駐車場出発 5:39 登山口出発1460m 6:11 第一ベンチ通過 6:35 第二ベンチ小憩1820m 6:40 第二ベンチ出発 7:08 第三ベンチ通過2000m 7:40 富士見ベンチ通過 8:10 合戦小屋小憩 8:25 合戦小屋出発 8:42 合戦沢の頭到着2489m 8:50 合戦沢の頭出発 9:33 燕山荘到着2700m 9:43 燕山荘出発 10:27 燕岳到着2763m 10:48 燕岳出発 11:02 北燕岳到着 11:08 北燕岳出 11:25 燕岳 12:00 燕岳下山開始 12:16 燕山荘前通過 12:44 合戦沢の頭 12:47 合戦沢の頭出 12:58 合戦小屋 13:05 合戦小屋出 13:28 富士見ベンチ通過 13:50 第三ベンチ通過 14:12 第二ベンチ 14:16 第二ベンチ出 14:35 第一ベンチ 14:39 第一ベンチ出 15:03 中房温泉前到着 15:22 温泉入る 15:51 中房温泉出発 17:00 豊科IC入る 17:54 駒ケ根SA仮眠 18:43 飯田IC下りる 19:25 阿南町ナピカで買い物 21:30 豊橋自宅到着 写真入りの方は http://www.tcp-ip.or.jp/~skinpara/yama02/02yama0.htm にあります ================================================================ 2002年 9月 4日(水) 空木岳 2864.4m 単独 曇 時々晴 微風  ================================================================ 体が無理の利く間に挑戦しておきたい登山コースの一つ中ア空木の池山尾根。 昨年の失敗にもめげず再度挑戦。 駒ケ根は時間がかからないのでゆっくり支度をして国道151を真面目に法定速度で運転した。 おかげで飯田まで一台の先行車、後続車にも会わず快適だった。 駒が岳SAで仮眠し菅の平バスセンター前で時間潰しを行い、池山に向かう。 前回車を置いた場所から道は10分以上先までのびており、もし前回登ってたら完全に失敗していたに違いない。 次に池山周辺が整備されてる事を知るまでは計画を立てることもなく諦めてたと思う。 寝坊も結果的には後悔を残さずにすんで正解だった。 池山駐車場周辺は池山周遊登山コースとして整備されていた。まったく変わってしまったということだ。 6時出発、周遊コースのため広い登山道を鷹打場までいく。道は徐々に急になり約一時間で新池山小屋水場に着く。 小憩して直ぐ、急な登りが始まる。考えてみれば駐車場1350mから今日は2860mまで1500m以上を登るわけで この先の急登が想像される。。すこしなだらかになり尻無への又急登が始まる。 この辺で浜松からきた親子登山者に追いつかれた。結果的には今日の日帰り登山者は私と彼らだけだった。 ここで約2000m。まだまだ登るわけだ。人によってはこの尾根を日本三大急登の一つに数える。 甲斐駒の黒戸尾根、谷川の西黒尾根、あと一つを烏帽子のブナ立尾根か池山尾根かと言うわけだ。こればっかりは 定説はないので槍の飛騨乗越や三伏峠、早川尾根、飯豊三国への急登の方が辛いと言う人もあるわけで、その時の 体調によっても感じ方は異なる。 単調にひたすら登りこの先大小地獄の看板のあるとこで小憩した。やがて梯子、桟道、鎖場等を繰り返してると あっけなく迷尾根の標識にぶつかった。この迷い尾根前後で昨夜上の小屋に泊まったパーティーとすれ違いだした。 再び桟道や梯子を通りながら高度を稼いでいくと尾根の上に出た。 ヤセた尾根上を登り、左側を巻ながら登り、やがて右側を巻くように登り続けると目の前にハイマツが見えた。 急坂をよじ登るとそこが空木平入り口分岐だった。やっと2500m台。 当然のように駒石方面の稜線登りを選び更なる急登に取りかかった。スタートして約4時間半、1月ぶりのせいか大分 へばりつつある。実証するようにここまでも少しづつコースタイムをオーバーしてきていた。 駒石の登りまではずっと視界のない樹林帯を歩き続け、ここからやっと明るい太陽の下でのアルプスらしい稜線上の 急登となった。足下に空木平と空木小屋を見、正面に駒石と空木岳、南駒ヶ岳がガスの切れ間に見え隠れしていた。 急がないと谷から上昇しているガスで視界が無くなりそうだ。追いかけられるように駒石を登り切り次の急登にかかるも 両足のふくらはぎ、太股前後の筋肉が引きつけを起こし苦痛。腰もへたりだしてるようで最悪だ。 静かな駒峰ヒュッテ前を過ぎ後100mの看板を頼りに一歩一歩誰かの言葉ではないがたゆまず足を出し続ければ到達すると。 正午ジャスト登頂。浜松の方達は30分以上前に登頂したようで私の到着を待っててくれたようだ。 視界は池山尾根方面だけ、後は全てガスの中。雷が出ないだけマシと思った。 しばし登頂の余韻を楽しんで下山開始する。まだ長い下りがまってる。 今度は空木平を回って下山した。登りに15分もかかるザレ場を2、3分で下り、空木平へ沢筋に下ると旧びた避難小屋があった。 中はきれいに片づけられており利用者の資質が感じられた。 再び空木平口2528mの尾根へ巻くようにつけれた登りに。途中倒木を越すときにまた太股をひきつけてしまい苦闘。 それでも尾根に出れば、登りが苦労した分一気の下りとなる訳で40分ぐらいで迷尾根到着。小憩。 大小地獄を越え梯子を登るのには閉口するけど20分ぐらいで尻無を通過しここから45分の下りで池山小屋水場ヘ到着。 浜松の方には途中あんまり間があくと気を配っていただいて感謝。はた目にみても多分私は相当ばてていたと思われる。 水場でゆっくり休憩し最後の下りをする。タカウチバを過ぎ下り続けると林道がそして車止めが見えて完了。 タカウチバから下でギャーギャー聞こえたのは猿の集団かな? 駐車場で浜松の方にこまゆり荘の温泉を紹介して別れた。しばらく身支度をし、出発しようとしたら一人登山者が 下山してきたのでさそって菅の平まで同乗させた。昔は私も現地の人達に載せてもらい助けられたので繰り返し。 菅の平で登山者を降ろし目の前を見ると、同じ温泉郷でこまくさ荘とあった。間違いやすい名称だと思ったけど 私は橋を渡ってこまゆり荘で温泉に入り身ぎれいにした。温泉で体重を量ったら3.5kも減っていた。 やはり浜松の方達は向こうに行ってしまったようでお礼を言いそびれたので改めて今回は感謝。 時々弱い夕立を通過しながら飯田から151に入り21時30分頃豊橋自宅到着。 自宅で体重を量ったら、帰路の飲料水や食い物でほとんど元に戻っていた。 初めての山に登るとき下山するときに合目とか要所のポイント名等の表示があると 地図を深く読む必要なく現在場所の確認が容易である、と言う利点がある。それにより精神的な安心感が得られる。 しかし山の状況、尾根のやせ細りや崩壊等によっては設置するのが困難な山もある。また目安目安で休憩を取ることが多い ので登山リズムを壊すような場所に設置されても代えって迷惑になることもある。 空木岳の場合、池山周遊分岐を過ぎると尻無から空木平口の間には迷尾根の表示だけだ。地図にあるヨナサワ頭、マセナギとか 合目とかの表示はない。それらしいポイントは歩いてると分かる。そして多分その場所でしか休息を取るに安心する場所はない。 尾根は案外と細いものなのだ。自然はそれだけで自身を崩壊させている。消滅に拍車をかけるような百名山ブームさえなければ、 南アと同様静かで深い自然と長いアプローチで登山者を拒み中央アルプスの明峰として岳人の憧憬をもっと集めたのに。 9/3 22:11 豊橋自宅出発 9/4 1:23 駒が岳SAにて仮眠 4:19 5:30 池山駐車場到着 6:00 池山駐車場出発 6:24 タカウチバ通過 7:06 池山小屋水場 7:10 7:49 尻無1970m マセナギやや下あたりかな? 8:27 2080mのやや先?大小地獄の500m手前 8:30 8:59 迷尾根通過 10:00 ヨナサワの頭?通過 10:20 空木平口2528m通過 11:09 駒石先 11:15 11:43 駒峰ヒュッテ前通過 12:00 空木岳 2864.4m山頂 12:22 12:25 駒峰ヒュッテ前通過 12:58 空木小屋 13:00 13:14 空木平口通過 13:55 迷尾根 14:00 14:24 尻無通過 14:39 池山周遊分岐通過 15:14 池山小屋水場 15:30 15:54 タカウチバ通過 16:13 池山駐車場到着 16:40 駐車場去る 17:24 こまゆき荘を去る 21:30 飯田経由151で帰宅 ============================================================================ 2002年 9月25日(水) 唐松岳 2696.4m 単独 曇 時々晴 やや強風 やや寒い  ============================================================================ 黒菱林道への分岐を間違えて猿倉まで行ってしまった。目の前に雪渓が立ち上がってはいるが この季節は登りたくない。灯を必要としなくなったころにカフェテリア黒菱前に到着。数台先着あり。 8時のリフト開始まで食事と仮眠をする。7時頃気付いたら登ってきた車の人達はリフトが動きだす前に 既に登って行ってしまってた。リフトを利用しての唐松岳登山はあまりに物足りないだろうからリフト分を 歩くと時間的に登山した気分になる。 何と言っても八方尾根は昔岡田君と3時間弱の下りを6時間かけてゆっくり下った快適尾根の記憶がある。 天気がよければ登山というよりハイキング気分でいける初心者コース。 八方池前後の稜線歩きは横風が強く歩いていても汗をかかない。尾根の巻道を登り、残雪あとから丸山ケルンにでると 池の前では見れなかった白馬三山、不帰の剣がそびえ立ち圧倒した。 ここからは尾根上のテンポのいい登りが続き、あっさりと唐松小屋に着く。小屋の周囲は初霜でおおわれていた。 小屋から10分ぐらいで山頂に立つ。陽は射しているが、風が強く寒く岩陰に隠れても風よけになるとこがない。 白馬方面だけははっきり見えるが五竜方面、劍方面はガスっていて残念。 寒さを我慢して粘っていたけど全体にガスりだしたので下山。 再び尾根をゆっくり下山。途中15名ぐらいの団体登山とすれ違う、なんで5名ぐらいで時間をあけて登らないのか? これが北ア夏場の人災の元。 八方池で缶詰めを食べたり時間を使って遊ぶ。公衆トイレ前からは尾根道を下山する。 30年前とは季節が違うけど、尾根全体に緑が減り岩土の露出が目立ってる気がする。 30年前の地図をみるとリフトは黒菱平までになってる。冬期オリンピック等で開発され八方池山荘までリフトができ、 ハイキングコースとしてしっかり整備されてるので相当数の人達がここを訪れるのではないだろうかと思う。 疲労感は全くなく下山完了、麓の第二郷の湯(400円)に入って帰路に着く。今回は距離が長いので運転疲れだ。 また登山中風がつめたく汗をあまりかかなかったので水分も渇望しない。やたら眠かっただけ。 仮眠中は非常に寒く毛布にくるまって寝た。 夜家に着いてからもビアホールの階段を2段登りできるぐらい体は快調だった。 9/24 21:45 豊橋自宅出発 9/25 0:25 飯田IC入る 1:30 梓川SA仮眠 3:50 5:40 黒菱第3リフト前着 8:06 リフトに乗って出発 8:16 グラートクワッドリフト 8:20 八方池山荘出 8:50 尾根上公衆トイレ前通過 9:05 八方池通過 9:48 扇沢残雪前通過 10:14 丸山ケルン 11:02 唐松山荘通過 11:26 唐松岳2696.4m  12:00 12:21 唐松山荘前通過 13:07 丸山ケルン 14:06 八方池 14:58 八方池山荘通過 15:08 黒菱平通過 15:18 黒菱着下山完了 15:30 16:43 第二郷の湯出 17:58 豊科IC入る 18:17 みどり湖SA仮眠 19:45 23:06 豊橋自宅到着 ============================================================================ 2002年 10月16日(水) 北岳 3192m 単独 晴 所により強風 所により寒い  ============================================================================ 北岳のHPはhttp://www.tcp-ip.or.jp/~skinpara/yama02/02yama11.htm 昨年より2週間はやいけど行ってみることにした。10回目の北岳。21:29豊橋自宅出発。 天気予報を信じ雷雨と豪雨の中出発。東名高速走行中は常時雷雨と豪雨の繰り返しなので 三方原と牧ノ原で休息退避を繰り返し、52号の道の駅富沢まで行きココでちょっと仮眠。 雨は既に止んでおり天気予報通り今日は好天になりそうだ。 最後のデイリーストアで恒例通り買い足し、3時頃夜叉神峠に到着。広河原まで行かずココで仮眠にしたのは 先日知人が誰もいないとこでバッテリーが上がって苦労したという話しを聞いたので、確実に人手のあるこの場所で 仮眠することにした。 夜叉神トンネルを抜けて夜明け前の山並みを見てびっくり。白鳳三山が冠雪してるではないか。私はアイゼンを机の上に 忘れてきてるし焦った。 あとで話しを聞くと昨晩10まで雷交じりの豪雨でその後雪が降り出したそうだ。 食事をしてるうちに気付くと既に6時を回っており慌てて出発した。昨年の慌ただしい登山でも6時22分には出発してるし それ以上遅くなると日帰りに支障が生じる。 御池尾根分岐を過ぎ崩壊地の辺りまで風が沢伝いに通り抜け時々木の葉を巻き上げた。最後の崩壊地を過ぎ右岸に移り 支尾根へのいつもの登りが新道ができて巻いており楽になっていた。再び左岸に戻り一登りで二俣へ到着。 ここで3パーティ休息を取ったが肩の小屋コースは私だけだった。 昨年同様既に低木類は枯れてしまっており見晴らしのよい登りをひたすら詰める。この登りで昨年よりペースダウンしてしまった。 御池小屋分岐を通過し巻くように小太郎尾根へと出た。(崩壊のもとになる直登コースには柵がしてあった。) 予想通り強い風が殴りつけた。冠雪もここから始まった。既に斜面の積雪は溶け出し感じの良いステップで歩きやすかった。 仙丈岳、甲斐駒、鳳凰三山もはっきり見え。八が岳、富士山、中ア、御嶽、遠くは北アの槍の穂まではっきりと見えた。 積雪の見えるのは白根三山と北ア中アの3000m以上だけでまわりの山は肉眼では冠雪を確認できなかった。 小太郎尾根に出たときには時間内に山頂に着けるかどうか不安だったけど、思ったより早く到達できた。 山頂だけは風もなく陽光の下3パーティだけの静かな会食タイム。 わずか10分あまりだけども快適な山頂ライフを楽しみ下山。昔登ってコリゴリの八本歯コースで下山することにした。 山頂から南側へのコースは汗をかく陽気だ。八本歯への分岐を経て岩だらけの池山尾根を汗をかきながら下山。 このコースの利点は北岳のパットレスを景観できることだ。また普段と見慣れぬ間ノ岳と北沢を望むこともできた。 大樺沢分岐で小憩し足下に見えてる二俣、更にその先に見えてる広河原まで最後の下りにかかった。 大樺沢の取っ付きは梯子、梯子の連続で昔は雪渓終了点より尾根目指してのひたすらの急登だったけど、今では梯子の連続急登だ。 最盛期に北ア並に人出があるとこのコースは大渋滞が予想されけど、北岳もそんな人気コースになってしまってるだろうか?不安だ。 雪渓の無い岩場をゆっくり下山してると小一時間で二俣に着く。下ってる間ずーと見えてはいるけどやっと着いたって感じ。 ここで小憩。 ホンの数時間前に登ってきた蹊を戻る。どう考えても三時台には着きそうもないが慌てることもないのでゆっくり下山。 途中沢筋で休憩し16時20分下山完了した。 御池尾根コースよりタイムオーバーではあるが歩きやすいので下山路としては楽だった。 御池コースは途中のベンチで全部休憩しても、御池小屋から下降地点までの尾根の巻道の上り下りを入れても早いということは 御池尾根がそれだけ急だということだ。今でこそ二俣コースでしか登らないが始めの三回は御池尾根を当たり前で利用してたのは 単に若さゆえの驕りなのか途中に小屋があるという安心感を求めた臆病者の小心さだったのか。 たまたま今回は冠雪してたけど紅葉はまだ少なかった。、今後の好天でまた雪はなくなり凍った箇所は増えるだろうけど 山腹は本格的に鮮やかに燃え出しいよいよ本格的に冬を迎える態勢に入る。 16時30分早川町経由で帰路に着く、対岸から見ると夜叉神峠から走ってる林道の下の方が崩落しており将来どうなるかな。 奈良田の温泉の元バス停があった付近の建物がなくなり整地されており寂しかった。 何ができるのか?このままなのか次回の楽しみにしよう。 早川町のヘルシー美里で(400円)風呂に入り、清水静岡バイバスが空いていたので始めて走った。焼津から東名に入り 牧ノ原で仮眠して帰宅した。      3:20-5:10 夜叉神峠仮眠 5:45-5:45 広河原着 6:17 広河原出 8:34 大樺沢二俣着 8:43   大樺沢二俣出発 10:22    御池小屋分岐通過 10:42    小太郎尾分岐通過 11:22-11:27肩の小屋 12:14 北岳山頂 12:25 北岳山頂出 12:42 八本歯への分岐通過. 13:14-13:20八本歯大樺沢分岐 14:19 大樺沢ニ俣着 14:25 大樺沢ニ俣出 15:50 御池尾根分岐通過 16:10 広河原山荘前通過 16:20   下山完了 16:30 広河原出(早川経由) 18:10    ヘルシー美里出 23:10 豊橋自宅 ============================================================================ 2002年 10月23日(水) 仏庫裡 1071.9m 単独 晴 微風  ============================================================================ 午後から、設楽に遊びに行く数年先にダムに沈む林道を中心に走り回った。 途中横着登山で林道を突き進んで仏庫裡に立ち寄ってきた。草木は林道に倒れ掛かって 車幅に当たるけど舗装されてるし、25000地図でいう黒細線の道路とは思えなかった。 林道から山頂まではほんの数十分。人工林の薄暗い整備された道を登って行けば直ぐに登頂できる。 ============================================================================ 2002年 10月30日(水) 富士山 3776m 単独 快晴 時々突風 時々温暖  ============================================================================ 富士山のHPはhttp://www.tcp-ip.or.jp/~skinpara/yama02/02yama13.htm 多分年内最後の3000峰行きをどこに行こうか迷ったが、既に北岳の広河原は通行止めになってるし、 先日初冠雪を記録した富士山にでも行ってみようかと決心。 何と言ってもこの山は登ってる間、登りに着こうと決心する間が鬱になる山だ。 山頂に立てば結構ハイになるし満足度も高いのだが、単独峰の欠点というか大地以外に見るもののない 退屈性と単調性が原因だろうけど。 東名集中工事で、少々遅れたけど富士川SAに着き仮眠。3時30分に起きていつものように 買い物をして4時43分富士宮新五合目駐車場に到着。途中こんな時間なのに下りてくる車が数台あり驚いた。 5時30分まで仮眠し支度をする。駐車場は私だけ。車から出て振り返ったら薄明の中に赤黒く貼り付けられた平面体が 富士山そのものと気付くと一瞬不気味さを感じた。 たった一人だけという心理と露出した岩石だけの生物の存在を感じさせない雰囲気がかもしだす寂静とした時間のせいかもしれない。 蒼天目指し単調な登りを繰り返し、八合目で大休憩をしこの辺りから積雪が始まる。 雪のつもりで足を出したら、氷状態なのでアイゼンを装着、良く効いて気持ちいいステップを刻む。 9.5合目からは横着してブル道を直接観測所目指して登った。 時々突風が細かい氷粒や小石を飛ばしてくるが、上手く身体には当たらなかった。 スタートが遅く分山頂にもやや遅く到着。寒いので早々に下山開始した。 帰路もブル道を利用し快調に下った。八合目でアイゼンを外し、新七合目で休憩し登りとは変わって 熱くなった陽射しを浴びながら、眼下に新六合のハイカーを見下ろしながら貸し切りで独り占め状態を楽しんだ。 15時50分下山完了。16時富士を去った。東名は相変わらずの渋滞。20時30分に豊橋到着。 これで来月からはしばらく地元の山を楽しむことにしようと思ってる。 10/29  22:08 豊橋自宅出発 22:36 豊川IC入る 10/30 0:36 富士川SA仮眠 3:30 富士川SA出 4:43 富士宮新五合目着 6:20 出発 7:40 新七合目通過 8:39 元七合目通過 9:28 八合目3250m休憩 9:45 八合目 出 アイゼン装着 10:44 九合万年雪山荘3460m通過 11:27 九合五勺小屋休憩 11:40 出 12:56 山頂 13:07 山頂出 13:38 九合五勺小屋通過 13:49 九合万年雪山荘通過 14:07 八合目アイゼン外す 14:41 元七合目小屋通過 15:02 新七合目小屋 休憩 15:13 出 15:42 新六合目小屋通過 15:50 駐車場 下山完了 16:02 富士山去る 17:07 富士IC入る 20:30 豊橋到着 ============================================================================ 2002年 11月13日(水) 寧比曽岳 1120.6m 単独 晴 曇 時々霰  ============================================================================ 先週調べておいたので、気楽に出発豊橋を出たときには好天だったけど 大多賀あたりで曇りだした。外気は冷たいが風がないので気にならない。 大多賀峠からしっかり整備された東海自然道を登らされた。 薄暗い人工林の中を山頂からの尾根上を一時間も登れば山頂に着く。 ここは分類上は足助になるので西三河の山になり、三河高原での最高峰になる。 山頂からは恵那山等が見えるはずなのだが生憎の曇そして細かい氷粒が降り注いでる状況なので視認できなかった。 12:20大多賀峠駐車場 12:30大多賀峠出発 13:30山頂 13:54山頂出 14:20下山完了 ================================================================ 2002年11月27日(水) 明神山 1016m 夫婦 曇 風強  ================================================================ 天気も良かったので嫁と明神山に行ってみた。スタートが遅れ正午に出発。珍しく乳岩口には3台も車が止ってた。 普通正午には山頂で休息を楽しむ時間というのに…。2時頃から時々ミゾレが降り、風は音も激しく強くとても冷たい。 早々下山、駐車場に着いたら薄暗かった。 ================================================================ 2002年12月11日(水) 明神山 1016m 単独 曇 風無  ================================================================ 本年最後の休日。最後を明神山に行った。冷え冷えしてるけど風はないので寒さを感じず。 鬼岩から白いもの目立ちだし、六合分岐から山頂尾根上は冠雪していた。昼から登るような物好きは私だけ。 今回は一人なので気軽に飛ばすことが出来た。2時15分山頂。風もなくひたすら静か。小鳥の鳴き声だけ。 下山途中、薄暗くはなったけどハイカラ岩で休息。 新しい靴下の履き心地と履き方を試し年内最後の登山は終了した。 ---------------------2002年度山歩き----------------------------- □□□□■□□□□□■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□■■□□□□□■□□□□□□□■■■■■■■■■■■■□□ □□■■□□□□□■■■■■■□□□□□□□□□□□□□■■□□ □■■□□■□□□■□□□□■□□□□□□□□□□□□■■□□□ □□■□■■□□■■■□□■■□□□□□□□□□□□■■□□□□ □□□■■□□■■□■■■■□□□□□□□□□□□■■□□□□□ □□■■□□□□□□□■■□□□□□□□□□□□■■□□□□□□ 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