(4)奉納

祭礼の昼のメインは御輿の練り混み

火が付けば揚げるしかない。今年は暑かった。

今年は女性も揚げました
ヨウカン
子供達はヨウカン(ミニミニ手筒)を揚げた。

  

姿勢は町内によって異なるが、上左の写真は腰高式。右は腰をしっかり落とす型。いずれししても筒の吹き出し口は肩の位置、地面に垂直。顔は正面。熱いときは筒の位置を微妙に上下させる、ベテランはまっすぐにせずにやや斜めに構えて熱さ逃れをする。(もっとも年のため自分ではまっすぐと思ってるかもしれないが。)また新人には目をつぶっても肩をつぼめてもいいが、顔だけは正面を向けていろ、と指導する。
最後は下に轟音とともに抜ける。左手をそっと持って抱えていると、反動で筒が一回転して上に跳ね上げる。2,3年前頃、隣の祇園祭りではこの時筒を持ってる右手を離すのがはやった。結局観客席の方へ飛んで危険なので自主消滅した。
また、筒に火を付ける時、吹き出し先に爆竹を置いて、噴出の火で爆裂させる町内もある。
タイトル「手筒花火」でリンクした上の大きな写真は並んで奉揚してるとこが写っています。横に噴いているのは、これからたてるところです。詰めた火薬と筒の大きさの関係で火を付けるタイミングを少々ずらしたため。当日此の時間、風はまだ少なかったので筒先からほぼまっすぐ吹き出てるが、後半の町内は途中から横に曲がるほど風が吹き荒れ、相当熱い思いをしたようだ。ちなみに花火の奉揚は台風が来るか、警報でも出ない限り全て雨天実行。また同町内の一番グループの筒がはぜたりすると、後続は中止にさせられる。いろいろ規制が厳しくなったが、安全に楽しく、いつまでも伝統が守れればと願っています。

 

祭りの最後は大席、役員は無事終了の安堵でグッタリ、皆今年の手筒の自慢、失敗に話が弾む。酒池肉林?!という席もあるらしいが、詳細不明。\(^o^)/ 

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