□□□□□□□          □□□□□□□         2007年日帰り登山 □□□□□□□          □□□□□□□ from 豊橋市 写真入りの方は http://www.tcp-ip.or.jp/~skinpara/yama07/07yama000.htm 入力の面倒な方は Google等で「日帰り登山 豊橋」と入力して検索すると多分トップでヒットすると思います。 ========================================================================== 2007年1月3日(水) 明神山(直登尾根より) 1016m  単独 晴 風無 13〜15℃  ========================================================================== 正月晴れに釣られて明神に、直登尾根から登ってきた。 脊椎ヘルニア発生以来のリハビリ登山だ。 二ヶ月ぶりに来てみたら、取付口と南西尾根分岐、鉄塔前(西峰)にりっぱな看板が設置されていた。 ボランティアの人達が設置したようだ。 二時過ぎの山頂は例年になく静かで、これは山頂でビールなど飲む 連中が飲酒運転を気にして来なくなったためだろうか? そういう山頂で宴会もしくは独り乾杯をやる連中が来なくなったことは非常に良いことだ。 登りも下りもしっかり時間をかけて行動した。山頂では半年ぶりにN氏と行きあい談笑。 リハビリ登山としては上出来だった。 11:30 駐車場 11:40 13:42 西峰 11:43 13:58 山頂 14:14 15:48 下山 ========================================================================================= 2007年1月10日(水) 明神山(P445〜P706経由南西尾根完登) 1016m  単独 晴 風無 10℃  ========================================================================================= 快晴につられ1時間早く出発。 砥沢と栃ノ木沢との分岐から少し行った先から取付、P445を通りP706を経由して山頂を目指した。 林道からちょっとよじ登ると平坦な樹林帯に入り、直ぐ正面の斜面の直登になる。 道は腐ってるけど、旧テープもあり迷うとこはなく、結構汗を流しながら腰に気をつけながらよじ登っていく。 やがて岩尾根の登りに変わりこのコースのメインのP445に到着。 唯一の展望といえるP445は鳳来湖を見下ろすビューポイント。暫く岩尾根を登っていくと細い尾根に変わり再度ヤヤ広い樹林帯になる。 550m辺りから積雪が始まり、砥沢分岐からはしっかり積雪だ。人間の足跡はない。私が汚していった。 P706の手前に1箇所岩尾根がせり上がってるのでそこの通過に不安だったけど、取付だけ雪があり上部は陽が当たりすっかり 乾いていて安心して通過。再度積雪を踏んでいくとP706に到着。栃ノ木沢からのコースと合流したけど、こっちにも人間足跡はない。 再度雪面に跡をつけながら最低鞍部へと向かう。強い風が木々の間を吹抜け時々腰が痛んだ。 岩尾根をゆっくり慎重に登り通過し、直登尾根との分岐のある樹林帯の雪面を急登した。 直登尾根との分岐から人間の足跡が現れる。先行者の跡をいつものように登っていった。 この分岐までくると帰路の心配も無くなり腰への不安がやや消えた。 静かな陽溜まりの鉄塔前を通過しパウダー上の雪面を山頂に向かう。 鉄塔〜山頂はパウダー状態だった。主尾根上は風が通り抜け冷たく、隠れると陽気な山行だった。 展望は南ア主峰群だけ雲に隠れ残念だった。 山頂への登りでN氏とすれ違っただけの貸切だった。 10:27 「鳳嶋支115]鉄柱横 11:00 p445tuuka 11:40 砥沢からの分岐通過 11:57 p706 12:05  12:51 直登尾根分岐通過 13:12 鉄塔(西峰)通過 13:31 山頂 13:44 13:57 鉄塔 14:00 14:15 直登尾根分岐 15:10 栃木沢駐車場着 15:30 林道を歩き車に戻る 15:40 ========================================================================================= 2007年1月24日(水) 明神山(直登尾根から) 1016m  単独 曇晴 風無 4℃  ========================================================================================= 前回が5時間、その前が4時間。歩き続けることはできたけどまだまだ。 今回は何とか、2時間を切って登ることができた。 徐々に体力アップとそのスピードで登山行動時間の延長へとリハビリを続けていく。 直登尾根も何度か登ってると370mあたりの岩の上から、駐車場を見下ろす場所を見つけたり、 750mあたりからの急登が非常に快感だったり、と不自由になって新発見をした。 腰をかばって登ってるため、右足は伸びているけど、左の膝は曲ったままで足をのばしきる、ことが 出来ないことにも気付いた。 早く出たつもりが11時から登りだした。 岩尾根の登り途中から晴だし山頂からは富士山以外見渡すことができた。 積雪らしきものは山頂と鉄塔回りだけにしかなく、期待外れだった。 山頂は4℃、風が無いので寒さは感じず、久しぶりにゆっくりした。 往復とも誰にも会わず貸切だった。 2週間ぶりにきたら、取付点のザイルが鎖に変わっており、370m先のザイルは無くなっていた。 11:10 駐車場 13:08 山頂  13:40 14:54 駐車場 ========================================================================================= 2007年1月31日(水) 明神山(直登尾根から) 1016m  単独 晴 風無 4℃  ========================================================================================= 早く起きたつもりが最近は朝食事をとってるので、現地に着いたら決して早い時間ではなかった。 しかたないので直登尾根をリハビリ。 今回は前回より20分以上短縮できた。登山口は10℃。山頂は4℃でも前回と異なり風はないので 陽気な暖かさ。時々小蜂が季節外れに飛んでいた。 山頂で登山道を整備しているIさんグループに久しぶりに出会った。 あまり問い合せが多いので、北西尾根にも取付口の看板をつけた、そうだ。 私も来月からボチボチ砥沢の方へ入り込もうと、考えている。 10:43 駐車場出 12:23 山頂 12:54 14:14 駐車場着 ========================================================================================= 2007年2月7日(水) 明神山(砥沢から南西尾根の西側の小尾根から) 1016m  単独 晴 風無 4℃  ========================================================================================= 今回は久しぶりに砥沢から試登。南西尾根の西にある小尾根を登った。 砥沢方面4号橋から西尾根の方登っていくと直に沢方向に進む営林署コースがあるので、それを利用。 このコースは非常に手入れが良く南西尾根P706先の鞍部まで続いている、こっち方面で一番イイ道だ。 新しい桟道とロープ、危険個所にはフィックスロープ等整備されて非常に歩き安いけど、これは 登山者の為でなく営林署員の為のもの(?)。感謝して利用させてもらう。 西隣の馬の背沢の営林署コースは既に朽ちて廃道になった感じだけど、こっちは現在利用中の雰囲気だった。 沢詰から10分程沢を積めてみたけど脆く崩れやすく腰に負担がキツイので南西尾根鞍部へと向かう、 ちょっと急登し桟道を越えた先の曲がり角が小尾根の取付口だ。踏み跡が上方に伸びており一目でそれと判る。 少し登れば林道まで要所にテープもある。 直に急登が始まる。落ち葉で滑りやすくなっており、おまけに桟道側に滑り落ちたヤセ尾根を登って行くと、 630m辺りからまぶしい岩尾根上にでる。このコースの見晴し場所だ。南西尾根とP706を近場で景観できる。 再度樹林に入り上空が蒼く広がりだすとまもなくスズカタ林道に出る。約200m程の登りだった。 山頂方向ヤヤ左側に下ると岩棚があるので、そこを登り鉄塔からの主尾根を目指す。北西尾根の頭見たいな西尾根との分岐点に出る。 更に少々登り、林道から20分程で鉄塔に到着。そのまま山頂へ向かう。 正午丁度に到着。記帳を見ると先人がいたようだが、お昼時に誰も山頂にいないとは珍しいので日向ぼっこをしながら食事。 帰路は北西尾根を下る。 今回はスズカタ林道に直接下りず、巻道を利用。いつもながら北西尾根の頭からの急下降は短いけど登りには利用したくない。 北西馬の背岩を過ぎ、下りが始まって少し先の650mあたりまで携帯の電波が入る事に気付いた。 暖かかった割には昆虫にも出くわさず、もちろん人間にも出会わず貸切で5号橋林道へ下りた。 新しく取付に「馬の背口」看板が設置してあった。 少々痺れる腰をかばいながら車に戻り、帰路についた。 9:43 障子岩脈小屋前 10:43 沢詰まり 11:23 スズカタ林道に出る 11:48 西峰 12:00 山頂  12:30 13:15 スズカタ林道横切る 13:30 北西馬の背岩 14:09 川合林道5,6号橋下山 14:33 車に戻る ========================================================================================= 2007年2月21日(水) 明神山(栃の木沢口からP706経由の南西尾根) 1016m  単独 晴 風無 10℃  ========================================================================================= 栃の木沢口からP706経由で南西尾根を明神山へ。 この二週間の雨と高温度で550m辺りまでシダ類や低木が一気に群生しだした。 冬支度では暑い暑い。P706目指しての急登ではこの時期の山登りにしては汗が落ちる落ちる。 山頂は風が流れて涼しかった。 好天気に釣られたか山頂では珍しく3パーティと遭遇。 南ア方面の雪景色は絶景。これだけ暑くても小虫が発生してないので助かる。 鉄塔から下りだして直にN氏とすれ違う。今日はスタートが遅かったようだ。 帰路は直登を下り400M辺りでの堰堤横に出るコースを草刈りしながら下りた。 予想通り群生していたけど、沢からの30M位ののぼりが酷く群生していて手がつけれなかった。 古テープはいきてるし、(考えるかも知れないけど)迷うような場所ではないのでそのまま通過。 この時期は虫もいないし生物もいないしクモの巣さえもないので気楽に飛び込めたが、 イバラには今回もやられた。 今年は早々とメガネもやられた。 10:15 栃の沢口 10:45 尾根上に出る 11:04 P706 11:10 11:42 直登尾根分岐 11:57 西峰 12:10 山頂 12:34 12:45 西峰 12:50 13:50 下山完了 ========================================================================================= 2007年2月28日(水) 明神山(砥沢から西尾根) 1016m  単独 晴 風時々強 10℃  ========================================================================================= 前回の西尾根も前日まで雨で足元が悪い状態だった。 今回も昨日から未明まで雨、朝は晴て上空は風が強そうだった。 誰もいない障子岩脈小屋前の空き地に車を止め準備を終え出発。 西尾根は小屋前から前方に鋭く伸びており、上方には林道が横切っている。 とにかく一気の急登だ。 前回同様川合4号橋から入り、直に沢伝いの営林署コースと分かれ尾根の登りにかかる。 分岐から直ぐに急登が始まる。 迷うことのない狭い岩尾根の登り。時々巨岩があり左右に巻ながら登っていく。 尾根を塞ぐ衝立岩が二箇所あり、最初のを左に次のを右に巻いて登ると西尾根の肩に飛び出て一時間位で ほぼ急登は完了してしまう。だらだらピークまで登ると足元に林道が見え、小屋の裏手に降り立つ。 林道から無理やり取付こうとしたけど、腰が痛むので林道をそのまま上って行き前回の小尾根への とこから取付いた。途中点検か中電の車が二台も登ってきた。 取付点にはいつの間にか岩にペンキで「明神山」と書かれてあった。 整備された道を登り北西尾根に出て西峰へ。そのまま山頂へ。 山頂直下でI氏とすれ違い西尾根の情報を教えていただいた。 静かな山頂で小憩した後、西尾根を下る。登ってきた尾根から地図通りに西尾根ヘと進む。 途中北西馬の背岩の展望のビューポイントもあった。また、群生もあるようでこのコースは 人を入れないようにわざと両取付の手入れしない、とのことだ。 教えてもらった場所に降り立ち、再度小尾根の取付まで戻り前回の尾根を下った。 あっけなく営林所コースに出合、後は沢に沿って下り下りた。早く砥沢に下り立つには便利なコースだ。 10:21 砥沢小屋前 10:29 西尾根取付 11:26 尾根の肩に出る 11:44 林道に出る 12:24 西峰 12:35 山頂 12:55 13:08 西峰 13:15 13:39 西尾根林道に出る 13:48 小尾根を下りだす 14:05 沢コース出合う 14:33 西尾根分岐 14:41 車に戻る ========================================================================================= 2007年3月7日(水) 明神山(直登尾根) 1016m  単独 晴 風時々強 0℃  ========================================================================================= やっと、1時間30分で山頂までたどり着けた。 山頂は零℃。冷込む。山頂ではマンサクが咲いていた。 山頂でI氏と出合い談笑。明神への他のいろいろなコースを紹介してもらった。 北西馬の背岩へも馬の背沢から直接登るコースや北側からの直接明神山頂に出るコースは私には荷が重そうだ。 10:20 栃の木沢出 10:44 堰堤コース分岐 11:29 南西尾根分岐 11:41 西峰 11:50 山頂 12:33 12:43 西峰 12:50 13:50 車に戻る 14:00 ========================================================================================= 2007年3月14日(水) 明神山 鳳来湖からP365〜P491〜P675で鬼岩乗越 単独 晴 風時々強 0℃                 帰路はP520からしゃくなげ尾根を下りしゃくなげコースへと降り立つ ========================================================================================= 前回I氏より教えてもらったコースを早速。来週は仕事なので虫のいない間にブッシュの多いコースはやって しまうに限る。支度をしてる時に、栃ノ木沢へ向かうN氏と出会う。 トンネル手前から釣り師達の踏み跡に入り、取付きやすそうな箇所から尾根に登りだす。 シダ類が多く顔の前で邪魔をする。 直ぐに尾根上に出るが、シダ類や枯れ枝の壁が続くので岩尾根に出るとホッとする。 トンネル上の岩盤あたりのヤセ尾根を過ぎ再度ブッシュブッシュのシダを乗越ながら進む。 ヤセ尾根なので尾根にそって群生をさけながら歩き安い箇所を捜しながら登って行くしかない。 ゆっくり確認しながら登ったためP369までで45分もかかってしまい予定外。 更にp490手前辺りまで尾根上を進む。高低差はないので急登は現れないが低木に頭を下げながらの尾根歩きが続いた。 P369からP520の分岐までも直線なら1.3km程なのに50分もかかってしまった。 このコースはほとんど歩かれていない感じだった。旧テープは二箇所位しか気付かなかった。 P450を過ぎた辺りから踏み跡が踏み跡らしくなりP520の石楠花尾根分岐からはハッキリした踏み跡になった。 ここからはI氏が手入れをしてるようだった。後で聞いたら数年前にI氏とN氏で手入れしたようだ。 快調に登って行きP675を過ぎちょっと多めに下り再度登り直して下ると見慣れた景色の鬼岩乗越に着いた。 昼を過ぎてしまったので軽く腹にいれ、帰路の所要時間が不明なので引返すことにした。 帰路はP520から石楠花尾根を下ってみた。手入れされた踏み跡をテープに従って下って行った。 始めてのコースなので長く感じたけど途中少休憩を入れても石楠花コース出合まで30分もなかった。 石楠花コースは広く整備された遊歩道なので非常に快適に飛ばした。 途中から岩尾根になり、風がこないと暖かな陽気だ。 正面に宇連ダムと鳳来湖、宇連山と東尾根を望みながら岩尾根を下って行き、岩盤から樹林に入ってホンの少し下ると あっけなく湖畔道路に下り立った。 道路を100m程歩いたとこで帰路のN氏の車と出合った。わざわざUターンして車まで送って戴き感謝。 終ってみれば鬼岩乗越から2時間チョイ。山頂から栃の木沢は1時間だから山歩きとしては堪能した。 まだ腰には負担になってるようだ。まだまだ回復には遠い。 10:13 トンネル出発 10:58 P369 11:48 石楠花尾根分岐P520 12:28 鬼岩乗越 12:37 13:10 石楠花尾根分岐P520 13:40 石楠花コース出合 14:38 湖畔道路に下りる 14:50 車に戻る 15:00 ======================================================================================================== 2007年3月28日(水) 明神山 1016m 乳岩口からオレンジ岩より南尾根経由山頂   単独 晴 風山頂だけ 16℃              帰路は栃の木沢から鬼岩乗越でしゃくなげ尾根を下りしゃくなげコースから乳岩口へ戻る ======================================================================================================== 乳岩口からオレンジ岩に向い、オレンジ岩左横から南尾根に出て、三ツ瀬コース5合目下に合流して山頂へ。 帰路は栃の木沢から鬼岩乗越ヘ回りP675からP520分岐で石楠花尾根を下り、石楠花コースを乳岩へ回ってきた。 今回は数箇所でクモの巣を発見。まだ細く弱々しい糸ではあったが薮コースはボチボチ辛くなりそうだ。 トカゲにも遭遇。まだ蜂には遭遇せず助かった。 非常に暑い一日で水は夏バージョンでもっと必要だった。 乳岩バンガロー跡前に御丁寧に小さなケルンが積んであり、横の木の枝に赤いテープが小さくまいてある。 そこから沢に沿って入っていくと、直ぐに道は整備され踏み固められて予想以上にハッキリした道が続く。 尾根を登るつもりだったけどそのままオレンジ岩へと向かう沢筋道をつめることにした。 沢分岐で対岸に渡り、小尾根を長いナメ滝に沿って登って行く。一箇所小沢を横切る。 昨夜の雨で岩が濡れており滑りやすくなっているので今日は水回りは全て要注意だった。 再度小沢を越え大きな岩盤が迫ってきたのでこれがオレンジ岩かと思って登って行くと、 「オレンジ岩まで10分」の小看板があった。再度、小尾根の急登を続けているともっと大きな岩壁が現れた。 こっちの方が幅もあり、高さもある。下部に沿って左方面を回って登って行くと、 岩盤が赤茶けた色に染まっている。これがオレンジ岩と呼ばれる理由かなと自分で納得する。 少し岩に沿って急登して南尾根に登り着いた。ここまで視界はない、風もない、今期最高の汗だった。 途中尾根コースを探しながら時間をロスしていたので、素直に登っていれば40分もかからずに南尾根に到着する。 そのまま南尾根を進みP766を目指して登りにかかる。今回も真直ぐに進んでしまって行き止まりの岩の上に出てしまった。 少し戻り左下部から前方に延びる尾根コースへの下り道を直ぐに見つけて進む。 今回はこの道をバンガローから伸びる尾根コースからの道と錯覚してしまった。岩の上に上ったら主尾根だということが解った。 尾根上を進みもう一つの小ピークを越え三ツ瀬からの主尾根を目指す。 途中笹が成長しだしてコースを塞いでる箇所が数箇所あった。距離にすれば5〜10mの事だから主尾根上を歩けば問題はない。 尾根上の登りから単調な急登に変わり腰の痛みに少々喘いでると開けた三ツ瀬からの登山道に出る。 黄色い境界棒が目印になっている。 ホンのちょっと登ると五号目の看板に出会い、南尾根との出合から10分もかからずに六合目の分岐に到着する、非常にあっけない。 ここからは一年ぶり以上の景色となった。 所何処にロープが設置されたり、新しい看板が表示されたりして登山者への安全対策がより強化整備された感じだった。 30分程で山頂へ到着。I氏と浜松の人と出合う。 トンネルからのコースは今は歩く人はいない、そうだ。でも歩いてしまった。次の週には友達も歩いたようだ。 山頂から下りだして直ぐ、N氏と出合う。 栃の木沢から鬼岩乗越に向い、前回の石楠花尾根分岐から石楠花コースヘと出合、乳岩へと回って下山した。 たった二週間前のことなのにP675への登り直しとその先から分岐までが長く感じた。 また、鬼岩乗越先のピークから伸びる栃の木沢方向の分岐も確認した。歩ける状態かどうかは解らない。 分岐からは一登りをいれてもあっけなく出合に到着する。 5時からの会合に間に合うよう乳岩への遊歩道を駆け下りた。 9:52 乳岩口駐車場出 10:59 オレンジ岩を過ぎ南尾根に出る 12:17 三瀬からの主尾根に出る 12:20 12:28 六合目 13:00 山頂 13:20 13:50 栃木沢鬼岩分岐 13:58 中道分岐 14:12 鬼岩乗越 14:15 14:50 シャクナゲ尾根分岐P520 14:53 15:08 シャクナゲコース出合 15:30 乳岩コース登山道と出会う 15:40 車に戻る ======================================================================================================== 2007年4月4日(水) 明神山 1016m 栃ノ木沢から直登尾根   単独 晴曇晴曇雪晴曇雨 4〜10℃             ======================================================================================================== 午前中は晴、午後雨の予報。一気に駆け抜ける登山。 晴天、桜満開の入学式を横目にひた走る。 誰もいない駐車場で身支度、直ぐ出発。登り始めは晴、一汗かく。 所々陽当りのいい場所のアカヤシオが咲きだしてる。650m辺りの岩尾根を過ぎた辺りから曇りだす。 鉄塔を過ぎ、山頂へ登りから白いものが舞いだす。山頂では風がないけど雪乱舞。 サッサと鉄塔の西峰へ引返す。ここは風向きが違うので雲も晴れ陽溜まりで温かい、小憩。 少し休んでると鳳来湖の上に積乱雲が発達してきてるので下山開始。 最後の鎖場を下り、小屋前から林道に出ると同時に空が暗くなり、発進と同時に降りだした。 今日は一気に登り、一気に駆け下りる登山になってしまった。往復休憩入れて3時間。 下山も1時間を切ってしまった。当然貸切だ。 10:15 駐車場 10:37 堰堤分岐 11:28 南西尾根分岐 11:42 西峰 11:52 山頂  12:05 西峰 12:20 13:07 駐車場 ======================================================================================================== 2007年4月11日(水) 藤原岳 1120m    単独  晴 20℃             ======================================================================================================== 前日酒席ではあったが朝6時過ぎにスッキリ目覚めたので出発。 桑名からは朝の渋滞につかまったが9時チョイ過ぎに到着。直ぐ出発、今回は大貝戸の往復に決めて行動。 駐車場から登山口までの舗装道路の歩きが辛い。登山口に着くまでに軽く痺れだした。 小さい淡い花びらの敷かれた登山道を快適に登る。登ってる間は腰に痛みを感じなかったので休むこともなく登る。 尾根に出ると時々涼しい風が通り抜け気持ちがいい。水分補給をすることもなく登った。 八号目過ぎから黄色い花が点在しだす、9合目までに先行する6グループ20名程を追い抜き、小屋に一瞥しただけで さっさと山頂に向い、ノンストップ2時間と7分で到着。二時間を切ることが出来なかった、残念。 でも、登ってる間はそんなに苦にならないので助かる。 山頂は暖かく、簡易温度計は24℃を差していた。陽焼け止めを塗り、山頂は人が出入りするので治田峠方向の 隣の小ピークに行く。雪解け直後で人があまり通ってないのかブッシュが鬱陶しい尾根歩きだ。 小ピークの岩場で小憩。 それでも一時間近く遊んでしまった。こっちには誰も来ないので静かに休息できた。 山頂に戻ると登り着いた時に「山なんて一人でやるもんじゃないですよ」と男が女性陣に説いていた 中高年の男女のグループは既に去り、山頂も静かな陽溜まりになったいた。 下山を始めて直ぐ8合目までの下ってる間、腰がヤヤ痛んだ。一応花の写真を撮ったりして紛らせ、 7合目の樹林あたりで痛みは薄らぎ後は何時もの痺れ状態で下山完了。車までの舗装道路歩きも少々負担になった。 阿下喜温泉で何時もの通り汗を流し、刈谷で時間調整休憩をして帰宅。 9:35 登山口 10:20 五号目 11:28 藤原山荘 11:42 藤原岳 12:33 13:31 五号目 14:10 下山完了 14:28 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 4/23に唐突にメインシステム等の入っていた私としては一番大容量のHDが死んだ。 過去数年かけて秘かにダウンロードした数々のお宝が消えた。 そして、ネットに掲載していたホームページ用のフォルダーも同時に消えた。 4/27に復旧のため二番目に容量のあるHDにシステムをインストしたはいいけど、 旧システムに入れてあったMacintosh買って以来のegbridbeやatokの鍛え上げ、ため込んできた辞書が消えてることに気づいた。 これが今回の消失ファイルの中で一番ダメージがあった。 辞書のバックアップは3年前のがあったので、それで復旧。 ホームページ用は仕方ないので4/28からネットからファイルを順次ダウンして元ファイルを構築中です。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ======================================================================================================== 2007年5月2日(水) 岩岳山 13590m    単独  雨、曇、晴            キマタ山、入手山から岩岳山へ荷子屋峠下山 ======================================================================================================== 今年もヤシオで有名な岩岳山へ。1時間半寝坊したおかでげ天竜〜春野と雨の中を走ったが現地に着いたらやんでグッドタイミング。 荷子屋峠からの登りは甘く登山にならないので入手山方面から登る。 駐車場に着くと既にこの雨の中を登ったような車が止まっていた。身支度をし久しぶりの登山にかかる。 やや肌寒い林道を慎重に歩いていき、途中の林道分岐、丁度電波分岐で知合の電話を受け入手山方向へと入る。 服を濡らしながら尾根への取り付きを登り鉄塔を過ぎ樹林の平坦な尾根を行くと突然急登が始まる。 久しぶりの急登を小気味よく登って行く。途中雨上がりで滑りやすい斜面もあるが順調にキマタ山を越え、 正面の更に高い山並へと向かう。入手山手前あたりからアカヤシオがボチボチ現れる。 今回は入手山周辺は既に終わったのかこれからなのか?開花が少なく岩岳周辺の方が目立った。 正午前に山頂に到着。ここまで誰にも会わない静かな登高だったけど山頂には3組15名近くの団体が 食事をとっていた。雨の中を登ったようだ。 早々に山頂を後にして岩岳神社の方に向かう、こっちはあまり人が来ないので静か、しばらく休憩。 来週あたりからシロヤシオが開花するのでそうなると神社から竜馬が岳への尾根は満開の散策コースとなる。 下山は荷子屋峠へと下り林道を歩くコースを選んだ。これが多分最短時間、腰に負担があるかもしれないが夏へのリハビリとする。 一気に下山し小俣京丸で休憩、日焼け止めを塗ってすっかり晴れた林道歩きに備える。 黙々と林道を登り切り入手山との分岐林道に出会い一安堵。腰の痛みも気分的に和らぐ。 丁度1時間の歩きで車に戻り、いつものように春野町の福祉センターの風呂に入って帰路についた。(100円) 9:14 シンフォニー出発 10:50 キマタ山1208m 11:52 岩岳山 12:02 12:21 岩岳神社 12:34 12:55 荷子家峠 13:54 林道に下り立つ 13:38 小俣京丸 13:45 14:26 入手山への分岐林道 14:37 ゲート 14:45 シンフォニー戻る  15:00 撤収 ======================================================================================================== 2007年5月9日(水) 恵那山 2192m    単独  晴  20〜24℃                広河原から ======================================================================================================== 天気がいいので今期初の長野県へ。恵那山なら広河原からなら3時間あれば充分登れるのでゆっくり出発。 その分スタートが遅かったので登りの樹林帯がサウナ状態で久しぶりに汗をかいた。 1800m先から残雪が始まり予定通り樹林帯と県境尾根は積雪していた。 恵那山は最高点と山頂が違うのでとりあえず最高点まで行き、山頂に戻って休憩し、ゆっくり下山しました。 山頂広場にはいつのまにか展望台?が建てられていた。 8:40 駐車場出 9:07 広河原 10:07 1717m先の尾根で小憩 10:12 11:31 県境尾根に出る 11:36 山頂 11:51 最高点 11:55 12:09 山頂 12:30 13:26 1717m 13:29 13:59 広河原林道 14:02 14:25 車に戻る 14:34 ======================================================================================================== 2007年5月16日(水) 山伏 2013m〜大谷嶺2000m    単独 曇晴  10〜15℃             西日影沢〜山伏〜新窪乗越〜大谷嶺〜新窪乗越〜扇の要 ======================================================================================================== 久しぶりに安倍奥へ。 西日影沢分岐のテニスコート前(登山カード入れ前)に車を止めて林道を歩く。 20分ほどで登山口に到着、登山開始する。 昔の記憶を辿りながら快調に登る。大岩を過ぎ、最後の水場を過ぎると登山らしいに登りなる。 水場を過ぎ一登りでやっと尾根の上にたどり着き蓬峠となる。眼前で大谷崩れの工事音が響いてくる。 ここからやっと急登が始まる。陽を浴びながら今日唯一の汗を流しながら黙々と尾根を急登して行った。 1時間の喘ぎでやっと尾根上部にたどり着き前回は雪原だったややなだらかな登りを楽しむと牛首峠分岐に着く。 笹原を登って行くと突然正面に冠雪の南アが飛び込んできて山頂広場となった。 小憩後大谷嶺へと向かう。今日は山伏が目的ではないので早々に出発。 右手の道に入り視界のない樹林帯の整備された登山道のアップダウンを繰り返す。 大平沢の頭への登りで振り返ると山伏は雲の中に消えていた。午後からは曇となりそうだった。 少し行ったとこでカモシカに道を塞がれた。よっぽど近づかないと退いてくれない。人馴れしてるのか? 新窪乗越に着いたときにはすっかり曇になっていた。風も冷たくなった。 時間に余裕があるので予定通り大谷嶺へと向かう。 最初のピークを越え、やや下り鞍部から崩壊面に沿って登る。途中から山腹を巻くようにロープが貼ってある。 その後二つほどアップダウンを繰り返し山頂に到着。 予定通り30分程度の登りだけど急登をキツク感じるかも知れない。 山頂では大谷嶺の横に早川町が建てた行田山という立派な看板の行田の部分が削り落とされていて無残だった。 正式には1999.7mだが数年前のミレニアム時に2000m峰ということで人気となった山だ。 新窪乗越に戻り軽食を取り、足下に見える扇の要に向かって下山開始する。 上からだと林道の橋のように見える地点に向かってザレ場をジグザクに急下降する。 こっちから登るのは足下が崩れて登りにくそうだ。 やがて樹林帯に入り橋に見えた要に到着。大きな堰堤だった。 その下を通り崩壊沢を小さなケルンに導かれて再度樹林帯に入ると大谷嶺登山口の林道に出会う。 舗装された林道を黙々と急下降続け40分位で別荘地に到着、車へと戻った。 帰路の風呂は昔と同様黄金の湯500円で汗落としをした。 8:23 テニスコート前出 8:43 登山口 9:13 大岩 9:50 蓬峠 11:00 牛首峠分岐 11:09 山伏 11:17 12:03 大平沢の頭 12:17 新窪乗越 12:23 12:52 大谷嶺  13:03 13:24 新窪乗越 13:27 13:56 扇の要 14:07 大谷嶺登山口 14:55 車に戻る 15:05 撤収 ======================================================================================================== 2007年5月23日(水) 小秀山 1981.7m    単独 快晴  20〜28℃             乙女渓谷〜二の谷〜小秀山〜三の谷〜乙女渓谷 ======================================================================================================== 最近、二の谷の通行止めが解除されたような記事を見たので早速出かけてみた。 中津川へ向かう通勤車両の渋滞を横目に舞台峠を目指す。 5年前の記憶を頼りにひた走り8時30分頃到着。 駐車場には6台程の車が止まっており、早速管理棟の横から橋を渡って二の谷に入る。 木の色も真新しい階段状の遊歩道が沢に沿って川の上に造られれいた。 時々現れる滝を見物しながら鬱陶しい階段を黙々と登って行く。それでも徐々に勾配を増して行き 出来立てのホヤホヤの小屋を過ぎると少し登山道らしくなる。 再度木の遊歩道になり沢の音もひとしお大きくなると夫婦滝が飛沫を飛ばしながら現れる。 中々の迫力でこの滝を見るためにこの遊歩道を来る人も今後増えることだろう。 駐車場からここまでで約400m程高度を稼いだが、ここからは更なる急登が始まる。 滝の横を巻くように登って落ち口を渡る。そしてその上の孫滝に出て横の尾根の上にせり上がる。 これで水場とお別れであとはただひたすら高度をかせぐ急登が始まった。 巨岩の上に土砂が貯まってできたような尾根は歩くたびにクッションのようだ。 右手の稜線は頭上にあり、遠景の山並みもまだ目の上だ。 沢を詰めるコースの宿命とでもいうのか沢尻から主稜まではいつになってもキツイ。約600mの高度を短時間に詰める。 黙々と体力を温存しながら歩を進めるしかない。尾根を乗り越え巻き込み次の尾根に登っていくような急登が続く。 平らな急登でなく、腿全体を上げるような段差も増えてきた。 それでも時間が経てば右手の稜線も目線になってきたし、遠景は既に顔下に下がってきた。 基本通り歩みを止めずリズムを崩さず足を出し続ける、これが登山だ。 10時40分ごろ大きな1本を入れた。 再開して3分ほど登ったらカモシカ渡りという7m程の岩登りとその先に岩尾根が続いた。 鎖やロープはないけどホールドがしっかりした岩場なので問題はない。 整備された笹尾根や樹林の尾根の急登をもう少し続けると、やや滑らかな登りに変わり営林署の巡回用尾根と交わる。 その先で三の谷コースと(やっと)合流する。 正面にかぶと岩がやっと現れる。時間的に余裕が出来た。気楽な気分でかぶと岩に向かう。 正面の岩場コースを登って行き岩を曲がった途端、残雪の御嶽が突然現れやっと開かれた空間に飛びだしたことに気づいた。 かぶと岩で休みたかったけど帰路の楽しみにして取り敢えず山頂を目指した。 かぶと岩から少し下り登り直すと第一高原。阿寺山脈の説明看板がある。 ここから第一高原〜第三高原まで小さなアップダウンを繰り返す。 日影の樹林帯では腐った残雪が所々に残っていて泥だけになった。 最後の第三高原でやっと小秀山を見ることが出来た。 まだ最後の登りでなく小ピークが一つあった。 でも、遠くに見えるようでも10分ほどで小岩を乗り越え山頂広場に乗り出した。 正面に御嶽山全貌、後背に笠、遠景に白山が白く輝き足元には村並が見える。 かぶと岩から山頂の間で単独行の4人と出会い、もう誰も山頂にいないだろうと思ったら一組が大休憩していた。 私も小憩。下山時にかぶと岩でも休みたいので程々の休憩。 誰もいなくなった山頂で暫く休息し、1時前に出発。 30分程でかぶと岩に戻り再休憩。休みに丁度いい岩場だ。ここでメールを自宅に送った。 下山は三の谷コース。三の谷分岐から直ぐに九十九折りの道を繰り返す。 こっちから登ると急かも知れないけど曲がりくねって退屈なだけで地面は滑らで歩きやすそうなので 見た目よりもいいピッチで登りきることが出来そうだ。 やがて尾根上に沿った下りが続き、再度曲がりくねった下降が始まる。 段々沢の音が大きく聞こえ、対岸の景色も上の方に移動しやがて林道が見えてきて営林署小屋横に降り立った。 小屋から三の谷分岐まで途中一箇所の尾根上歩き以外、全部九十九折りのコースだった。 登りに利用すればただひたすら登るだけの非常に退屈なコースと言える。 林道を腰の不快感に文句を言いながら歩き続け、通行止めゲートを通過すると対岸に広場が見えてきて 今回の登山は完了。 行きに道の駅でチェックした舞台峠手前の風呂は第4水曜定休日で困ったけど、山頂にいたグループに聞いた 舞台峠先の神明山荘で汗を流した。500円。かえってこっちの方が良かったかもしれない。 帰路中津川へ向かう時、正面にドカンと聳える恵那山の雄姿には感動した。 中津川の山岳会等が恵那山に対する思いれが強い訳が判ったような気がした。 余談  「シンメイザンソウ」と聞いたので新明山荘と思い違いしていた。地図を見ると神明と言う地名だった。 8:38 乙女渓谷駐車場出 9:17 新築の小屋 9:43 夫婦滝 10:02 孫滝 10:37 一本休憩 10:42 10:50 カモシカの渡り 11:07 三の谷分岐 11:28 かぶと岩 11:34 第一高原 11:47 第二高原 12:01 第三高原 12:15 小秀山 12:45 12:53 第三高原 13:09 第二高原 1910m 13:21 第一高原 13:26 かぶと岩 13:42 13:55 二の谷分岐 15:03 三の谷登山口 15:09 15:28 林道ゲート 15:40 車に戻る 16:05 ======================================================================================================== 2007年6月13日(水) 南木曾岳 1677m    単独 晴  20℃            蘭から ======================================================================================================== 一昨日、山犬段でがけ崩れが起きたようだ。多分まだ通行止めだと思うので、他の場所を捜してみたら、 去年も困って摺古木山、兀岳へ出かけていた。 今回は、その西側の南木曾岳へやっと出かけた。 初めての山は勝手が判らないので、高速を使って8時少し前に現地駐車場に到着。 一台止まってるだけの静かな新緑に囲まれた小広場。 身支度をして歩き出すと直ぐに避難小屋とトイレともう一つの駐車場が現れた。 ここで再度準備を仕直して再出発。 直ぐに樹林帯の散策道に入り再度林道に出て、摺古木山の林道と同じような崩れやすい道を少し歩くと金時の産湯の池という 場所の横に登山口入口があった。 大きな看板がいくつもあり、この山の人気度が伺える。(山の割に事故率が高いのか?) 10分程登ると、下山道との分岐となる。素直に登りコースへと向かう。 侯の滝、金明水等数分間隔で登って行き、高野槙林あたりからやや急登になる。 この山は登山者が多いのか、やたら桟道やら梯子やらロープなどが目に余る登山道だ。 1200mあたりから一気に山頂近くまで400mの急登が一回あるだけの単調な登りだ。 相変わらず梯子が続く。途中の岩場では鎖場の横に巻き道の桟道が設置されてしまっていた。 鎖場の方には立ち入り禁止のテープがはってあった。 登山としては、桟道ではなく岩場の方を鎖を使わずに登らないと不満感が残る。 更に20分程登っていくと、斜度が落ちて山頂への緩い登りとなる。 木々の間から青空は見えているけど、陽を浴びることなく汗も中途半端に流しながら登りの満足度はヤヤ乏しいけど 山頂に到着。 噂通り、視界の無い小広場。大きな山頂石碑が建っており、山岳宗教の雰囲気っぽい。 小憩して小屋の方へと向かう。 大きな御嶽石碑の前の展望台からの西側は真っ白な雲で何も見えなかった。 笹尾根を進むと中アが現れ直ぐに小屋が見え、その先に小ピークが見えた。 小屋の中は整頓されており、トイレも完備。小屋前小ピークではドコモが通じるとの案内も張ってあった。 正面の中アを眺めながら小ピーク上で静かに大休憩。この山が人気なのは多分この場所のせいだ。 しばらく遊んだ後下山。 笹尾根を気持ち良く歩き、摩利支天にも寄ってみたけど視界は変わらず。 分岐に戻り下山コースへと入った。 直ぐに展望場所があり、立ち寄ってみると、足元に林道と登ってきた尾根が見えた。 短いけど結構一気に登っていた。 急な斜面を単調に下って登りコーストの分岐に出会う。登りと同じで桟道やら梯子やら鎖などが頻繁に設置してあった。 再度林道を歩いて駐車場に戻った。 再度林道を歩いて駐車場に戻ってみると朝とは異なり20台以上の車で埋まっていた。 登山中は誰にも会わなかったが、この山は登りと下りが分かれてるため、 人に会うこともなく煩わしさを感じることもなく自分だけの雰囲気で行動できるのが素晴らしい。 いつものように昼神で風呂に入り、久しぶりに鬼びらで蕎麦を食べて帰路に着いた。 8:22 駐車場出 8:40 林道上の登山口 8:54 下山路との分岐 9:09 金明水 9:19 高野槙林 9:36 鎖場通過 10:08 南木曾岳山頂 10:19 10:27 避難小屋と展望台 10:55 11:10 摩利支天分岐 11:48 登りとの分岐 11:52 12:02 林道登山口 12:17 車に戻る ======================================================================================================== 2007年6月20日(水) 明神山 1016m    単独 晴  25℃〜30℃            直登尾根から ======================================================================================================== 二ヶ月ぶりに行ってみて、驚いた。 (1)障子岩入り口の小屋が消えて整地されていた。 (2)鳳来湖トンネルコースに登山口の案内が設置され、下草が刈り取られてあった。 (3)南西尾根との分岐から山頂までの尾根上が緑がいっぱいで視界が狭くなっていた。 山頂で先客が一人いただけ、直ぐに私だけの静かな登山となった。 直登方面からは、私だけだった。 予想以上に暑い登山だった。 40年近く山をやっていて、自分の衝動性への関心点は、 (1)人のあまり知らない山を単独で登りたい。 (2)人の知ってる山は、人のあまり知られてない方法(登るコースや単独、日帰りなど)で登りたい。 って、とこにあるようだ。 (3)そして、悪いことに未だにピークハンターってことだな。 ======================================================================================================== 2007年7月18日(水) 明神山 1016m    単独 曇 20℃            直登尾根から ======================================================================================================== 台風後、中越地震、再度雨、雨模様だし林道も不安だし明神へ。 栃の木沢駐車場でN氏と珍しく出会う。 初めてN氏と話ながら登る。 約1月ぶりの登山のせいか、体は軽く足はリズミカル。絶好調の登り、尾根は風はなく蒸し蒸し状態。汗は流れ、落ちる。 途中N氏に付き合って20分ほど軽食タイムを取り、順調に正午前に到着。 山頂展望台上では、ここでも珍しくI氏グループが食事を取っており、山頂は常連の大休憩場となった。 それぞれが異なるコースから登って、時間的に全員が揃うのは初めてのことだ。 山頂は、ガスで周囲は何も見えず。40分程談笑して下山に。 鉄塔前で鹿に食われた新芽の群生を教えてもらい、鉄塔前から見晴らしがいいのも彼らが木々を伐採してくれてたようだ。 また、鳳来湖コースを整備したのは、彼らではないそうだ。(多分、散歩会ではなかろうかと) 北西尾根へ向かうグループと別れ、再度蒸した尾根の下りに入った。雨に濡れた岩や木の根は非常に滑りやすく慎重に下り 40程で下山完了。上着は汗でしっかり重くなった。 帰路、鍵掛山への道に入ったら、新道路の建設で道が消えてしまっていた。多分このコースはもう廃道だな。 10:00 出発 11:55 山頂、途中軽食タイム20分ほど 12:26 山頂出 12:51 鉄塔前出 13:37 下山完了 ======================================================================================================== 2007年8月1日(水) 鳳凰三山(薬師岳、観音岳、地蔵岳)    単独 晴             青木鉱泉から中道で登りドンドコ沢を下って鉱泉に ======================================================================================================== 韮崎からHPで落とした地図を見ながら橋を渡り神社の裏の採石場当たりから未舗装道路に入り込む、時々案内板が設置してあり 進みと舗装道路に変わった。ここからすぐかと思ったら山越えをするようで予定以上に時間がかかった。 でも帰路に須玉に向かう道路を利用したら未舗装がかなり長く続くのでこっちの山越えの方が夜間走行にはよかった。 舗装道路が再度未舗装道路に変わりゆっくり走っていくと川を渡り青木鉱泉の駐車場に到着。13時8分。 携帯ライトで鉱泉の方に行ってみたが静まり返ってるので駐車所に戻り仮眠の準備をし、横になったら直ぐに爆睡だった。 途中寒くて毛布を掛けて寝直した。 早朝起きたら携帯ライトがなくなっていた。どこかに落としたらしい。残念。 身支度を終え、青木鉱泉で駐車の件で管理人を探したけど、まだ早いせいか人の気配が無いのでそのまま出発。 登山カードは用意してきたのを投函。二年あまりで底を張り替えた登山靴の歩き具合はどうか?出発。 直ぐにドンドコ沢コースと薬師岳コース分岐に出る。ドンドコ沢コースはここから急登が始まっている。 体力があるうちに稜線に出たいので、一気に登る薬師岳コースへと進む。 対岸に渡り、林道を上って行く、30分程で中道入口に出る。高度差約1600m、薬師岳まで直登コースの開始だ。 作業小屋裏の薄くらい樹林帯を登って行く、歩きやすい登りが続く。6時を過ぎた頃から時々陽が差し込みだした。 一登りで上の林道みたいなとこに出る。車の切り返し用か丁度いい広場だ。ちょっと用事を済ます。 まだまだ標高は低く先は長い。段々斜度がきつくなってくる。視界は無い。あまり陽の当たらない斜面をひたすら詰めるだけ。 ボチボチ1本入れようかと急斜面を登っていると朝立ちした20名位の学生グループの休憩にぶつかった。 この団体と登りあうのは時間のロスになるので少し先に行って、軽く休憩。 汗は出るけど、乾いた風でヒンヤリして気持ち良く流れ落ちるほどではなかった。 御座石を過ぎた辺りで、後ろから団体が追いついてきそうなので、ヤヤリズムを崩した登りを30分程やってしまった。 おかげで二度目の休憩から山頂までの間で元に戻すに苦労した。 2000m前後から植生が変わり、やっと高山らしい雰囲気になってくる。しかし景観に変化は無く、地面を見ながらの急登が続く。 ただ、上を見ると青空が見えだす。二度目の休憩時に単独の日帰りの若者に抜かれた。 休憩から10分程登ると木々の間にやっと山頂の岩稜がチラッと見えた。 再度密生した掘割の登りに変わり急登していくとハイマツの先の岩場で突然掘割から白いザレ状の大地に変わり、 目の前に積み上げられたような岩石帯。後方を振り返ると富士山。 取り敢えず目の前の岩稜に登ってみると、先に山頂が見えた。 岩を降りて主尾根に向かう。久しぶりの北岳、久しぶりの間ノ岳の白根三山が待ち受ける。久しぶりに快感の山頂だ。 山頂で遊んで次の観音岳へと向かう。ここからは南ア北部山容を横に見ながらの主稜歩きだ。風が心地よい。 絶好の日焼け日和だ。花崗岩の白岩や白いザレ場が目に痛い。 観音岳は一等三角点が山頂にある小ピークだ。先人が一等地で休憩していたので先に向かう(北岳を正面に休息、展望できる岩場)。 主稜は地蔵岳の方から朝一のパーティが目立つようになる。また、北岳御池小屋が正面に見えるあたりだと携帯も可能なので 自宅にメールを送った。観音岳から下った岩石帯の鞍部が鳳凰小屋への分岐。再度赤抜沢頭への登りとなる。 足元の蟻の動きを追いながらユックリ登った先の赤抜沢頭は主稜と鳳凰小屋への分岐となってるため、予想以上の団体がいた。 主尾根先の高嶺でも人の動く姿が見えた。 地蔵岳基部から下山に入る。ザレ場の急斜面を下り樹林帯に入ると非常にあっけなく鳳凰小屋に着いてしまった。 水分を流し込んで更に下山開始。 小屋横から直ぐに御座石鉱泉コースとドンドコ沢コースに別れる。沢コースを下りだすと小さな沢が現れ段々音が大きくなる。 それにつれてまっすぐ下降してくのではなく、時々沢筋を巻くような登りも現れた。 35分ほど下って、五色の滝に出る。この辺りから時々ガスるようになった。水しぶきとガスで上方が見えなくなった。 更に20分程で白糸の滝に出る。この時間もまだまだ若者たちが登ってくる。 標高が思ったほど一気には減っていかない。まだまだ先が長いように感じた。 30分程下って鳳凰の滝。そしてベンチのある南精進の滝と続く。 ここからも一気に下ることなく山肌を巻くように登ったり下ったりを細かく繰り返しながら地味に高度を下げていった。 40分ほどで突然明るくなり堰堤のある河原に出会った。ここが川沿いコースと山沿いコースとの分岐だった。 少し河原で寝ころび涼む。 最後の下りは散策コース的な歩きで堰堤建設現場に出会い、川に沿って堰堤を越え最後に急斜面をジクザクに下り終えると 朝の薬師岳分岐に出会い、今回の登山は完了した。分岐に戻った瞬間に生ビールが頭に浮かんだ、咽がなった。 取り敢えず青木鉱泉で駐車代750円と風呂代1000円を払い、汗を流してくつろいだ。 4:50 駐車場出 5:00 青木鉱泉出 5:08 ドンドコ沢薬師岳分岐 5:37 中道登山道入り口 6:20 上の林道 7:54 最初の休憩 8:03 8:28 御座石 9:08 2600手前で休憩 9:13 9:20 主尾根の肩に出る。薬師が見えた。 9:35 森林限界、ザレ場に出る 9:44 薬師岳2780m 10:06 10:32 観音岳2840m 10:41 10:54 鳳凰小屋分岐の岩稜帯 11:34 赤抜沢頭、主尾根分岐 11:45 11:54 地蔵岳基部 12:18 12:38 鳳凰小屋 12:46 13:21 五色の滝 13:25 13:39 白糸の滝 13:45 14:14 鳳凰の滝 14:20 14:39 南精進の滝 14:48 15:28 川添、山沿い分岐 15:40 16:00 ドンドコ沢薬師岳分岐 16:02 青木鉱泉 16:55 撤収 ======================================================================================================== 2007年8月8日(水) 双六岳2860m    単独 曇           新穂高から ======================================================================================================== 何故か突然、鏡平へ行ってみたくなった。小屋の前に寝転がって槍穂高を見上げながら仮眠した30年程前が蘇ってきた。 連ちゃんになってしまったが、仕事を終え新穂高へ向かう、やや距離があるのが不満。 東海環状で中央道の渋滞情報があったので、そのまま閃光が待ち受ける美濃道へ向かう。 郡上八幡前後を大雨の中走り、高山市内、丹生川村などで小雨に栃尾を過ぎ新穂高へ入ったらやんでいた。 心配だった無料駐車場も9割位の入りで空きスペースが所々にあり一安心。一番奥に一台空いていたので助かった。 明日の準備をし、即爆睡。 3時半準備を始め4時出発。彼方此方で明かりがつき支度を始めてるようだ。 近道を通りバス停前から左俣に入る。今日も1700m程の高度差を詰めることになる。 まずは林道歩き。懐中電気の灯を頼りに進み、橋を渡り笠ケ岳入り口辺りでこれから登るワサビ平小屋泊まりの人たちに出会い始めた。 直ぐに小屋前を通り、やがて秩父沢出会いの橋。ここから小池新道になる。すっかり明るくなり上方にシシウドヶ原が見えている。 登山口に自転車が二台置いてあった。灯をしまい、登りにかかる。 河原歩きから始まるが、このコースは95%以上日影のない炎天下コース。 秩父沢の雪渓のある橋辺りが涼しく、帰路の休憩用に楽しみだ。天気は曇っている。風は時々涼しく快適に登って行く。 朝一の下山者が以外に多くこのコースの人気度が判る。キジ打ちもうっかりできない。 結局、シシウドヶ原まで一気に登り小憩。 ここから一登りで鏡平小屋に到着。小屋横の池の前で槍穂高をバッグに記念撮影の団体が順番待ちをしていた。 にぎやかな小屋は通過して弓折へと登り、途中の小ピーク(弓折中段)で小憩して稜線へと向かった。 向かう途中で振り返ると、鏡平小屋と池が足元に見え槍穂高も時々顔を見せていた。あいにくすっきりと全貌を見渡すことはできなかった。 ユックリと登って行き弓折乗越の分岐から稜線を双六小屋方面へと向かう。小ピークへ登って行き、下りを交えた小さな登りを繰り替えし 花見平という広範なお花畑を過ぎると、前方に双六小屋と主稜が見えてくる。 左手にはまだ双六岳を望むことができるが、ガスが早いスピードで上昇してるのでやや心配。 また、ここから小屋に向かって下ってるので帰りは疲れた状態で登り直しに挑戦ということになる。 朝の賑やかさ一段落といった雰囲気の双六小屋に到着、小憩。 ガスってきてるので双六岳への登りにかかる。ゆっくりハイマツ帯を一歩一歩ず進む。急斜面を登りきると岩場になり三俣小屋への分岐、 その直ぐ先で中道との分岐を過ぎ更に残雪等を越えて急登して行くとなだらかな幅広い山頂尾根にでる。 ガスると迷いそうな広さだけど、石積みに導かれて登って行く。ガスって視界が無くなったため山頂までを以外に長く感じてしまった。 尾根上には急登箇所はなく、山頂までゆったりと登って行く。視界のない山頂に到着、肌寒い。 晴れていれば正面に三俣蓮華が見えてるので、時間的、体力的には挑戦したいとこだが、ここで引き返すことにした。 ガスの中を下山開始、幅広い尾根から双六小屋方向に降りだすと、ガスが晴れて明るくなった。2700m以上の山頂尾根上だけがガスに包まれてるようだ。 小屋まで降りて水を補給し、本格的に下山にかかる。 P2600辺りまでゆっくり登り返し尾根上に乗り出す。再度ガスに包まれた。 隣の双六岳も後方の小屋も見えなくなった。 朝は華やかだったお花畑もガスの中に消え、人の姿もなくなり静かな稜線歩き。 弓折乗越で小憩。相変わらずガスの中。時々人とすれ違う。 鏡平小屋までおりテラスでまったり休憩をとった。正面の槍穂高はまるっきり見えない。その代わりあまり暑くなく汗もでない。 あきらめて下山開始、シシウドゲ原で再度休憩。足元に林道出会いが見えてる。段々暑くなってきた。 この時期このコースは小屋が三つもあるので、明るい間は常時人が登ってくる。 再度下山を始め、沢の音が聞こえだすとやがて雪渓下の秩父沢の仮設橋にでる。 汗を洗い流し、上方からの冷たい冷気に身体を休ませた。 ここからは、ひとっ歩きで河原に下り立ち、林道に出会う、朝の自転車はもう無くなっていた。 林道を下ってワサビ平小屋に戻り、またまた休憩し最後の林道歩き。 ヘルニア以来の最長登山時間も登りが楽だったせいか岩岳の帰路のような林道歩き独特の腰の痛みは無く助かった。 バス停に戻り下山届を出し車に戻り、深山荘で露天風呂に入って汗だけ流して帰路に着いた。 家についたのは23時過ぎ、新穂高は遠い。 今回の双六への登りは足の平行移動だけで登って行ける感覚の非常にベストな登山道だった。 そのせいか登山マラソン?で登ってる人もいた。往復4時間位だそうだ。 南アのような薄暗い原生林の登山道とは異なった、陽の当たる岩状の登山コースもたまにはいいかもしれない。 お盆前の平日なのに、人は非常に多く感じた。これでも最盛期に比べれば少ないのかも知れないが? 4:00 駐車場出発 5:30 ワザビ平小屋 5:53 秩父沢出会い 7:33 シシウドヶ原 7:41 8:20 鏡平小屋 8:46 弓折中段 8:52 9:20 弓折乗越(分岐) 9:35 花見平 10:26 双六小屋 10:34 11:53 双六岳  12:00 12:40 双六小屋 12:44 13:35 花見平 13:47 弓折乗越(分岐) 13:52 14:19 鏡平小屋 14:31 14:54 シシウドヶ原 14:57 15:33 秩父沢仮設橋 15:45 16:14 秩父沢出会い 16:22 16:40 ワサビ平小屋 16:48 17:50 下山完了  18:56 撤収 ======================================================================================================== 2007年8月22日(水) 明神山 1016m 栃ノ木沢から直登尾根   単独 晴曇 25〜28℃             ======================================================================================================== 昨晩宴会。長野地方は今日は雨予報。去年もこの時期は本宮山で汗ダクになりに行った。 予想以上に蒸し暑く、ペースが大狂い。700mの岩場で一気に500ml水分吸収。どんだけでも入っていきそうだった。 涼しい風が通り抜けだして身体が蘇った。このあとやっとリズムを取り戻した。 アルコールの入った後の、炎天下の急登は堪える、というか危ない。(やってみないと理解できない(^_^;)) こういう状態の時は、砥沢からケヤキ谷に入り南西尾根の鞍部に出て、鉄塔までつめるのが楽そうだったけど、 砥沢に着いたら常連の車が止まっており、出ようと思ったら、ドアやフロントに3箇所にスズメバチが張り付いてしまったので 取りやめ、栃の木沢へ向かい直した。 このコースは貸し切り、山頂も既に誰もいず、清涼感のある休息だった。 帰路、三河川合の踏み切りの手前で20名位のハイキングの団体を追い越したが、シャクナゲコースでも回っていたのだろうか? 梅の湯に入るときも、5名の程の登山のスタイルのグループが出ていった。この暑いときに年配者が何で汗を流しあってるのか(^_^;) 11:25 駐車場出 12:58 南西尾根分岐 13:15 西峰 13:30 山頂 13:43 13:53 西峰 14:43 駐車場 15:00 ======================================================================================================== 2007年9月5日(水) 明神山 1016m    単独 晴曇   栃木沢口やや下流しゃくなげの里から対岸に渡り鬼岩乗越南620m鞍部に出て、栃木沢を登り帰路は直登尾根 ======================================================================================================== 先週も宴会の後、三ツ瀬の登山口から北西尾根への探索をおこなった。カモシカ一頭遭遇。 台風接近中の今回は、雨かと思ったら晴れ間が見えるので、午前中勝負で明神へ。 栃木沢駐車場へ行くとき、岡崎市のシャクナゲの里を見たら管理人がいなかったので、急遽思いついてここから 鬼岩乗越から鳳来湖へ伸びる尾根の鞍部まで続く派生尾根をやってみたくなった。 かねてからチャンスがあれば登りたかった尾根だ。 橋を渡り、遊歩道を一気に登って行く。途中派生尾根があるけど足場が悪いので更に遊歩道を登り、 尾根の取付らしき場所から登りだす。 シダや絡み合った樹枝とクモの巣をかき分けて痩せ尾根の踏み跡らしきとこを登って行く。 直ぐに巨岩が尾根をふさぐので下部を踏み跡らしき後に従って巻きながら乗り越えていくと、 馬の背岩のような岩尾根を現れる。直ぐ近くに鳳来湖へ伸びる尾根が見える感じ。 ここから少し道らしくなり、クモの巣をかき分けながらだらだらと登って行く。 今日は無風。蒸し蒸しに蒸して体温がどんどん上昇していく。 やがて主尾根への登りが始まった。約200mを一気に登って行く。途中水分を補いながら急登する。 再度シダ類が群生し踏み跡が判然としなくなるが、まっすぐ急登。この尾根にはテープ類がない。 下部が立ち入り禁止となっているので、ルート案内するわけにはいかない、のか? 衣服が汗で重くなり、クモの巣で泥だらけになり、予想外の暑さは体力を酷使した。 時間にすれば、取りついてから1時間程度のことなのに、消耗しきってしまった。夏場にやるもんじゃない。 木々の間から太い赤テープが見えたら主尾根だった。 バリエーションルートではあるけど手入れされた道は歩き安い。痛感した。クモの巣だけはしかたないけど。 鬼岩乗越南の小ピークで小憩し鬼岩乗越へ向かい、ここで大休憩。 鬼岩乗越10m程南に栃木沢へというトンネルの横についていた案内板と同じ案内が新設置されていた。 これは冬場にやってみろ、ということと理解。 まだ時間はあるので栃木沢へ周り山頂鉄塔間の鞍部を経由して山頂へ向かうことにした。すっかり体力は戻った。 乗越からの巻き道は冬場は陽の当たる明るい道だったけど、夏場は草木に覆われて暗かった。 中道分岐手前でI氏のグループとすれ違った。おかげでこの先はクモの巣はなくなった。 栃木沢出合から鞍部まで約300m黙々と急登した。こういった急登は近場の山では明神だけだ。 山頂展望台上部で寝転がって大休憩。時々風がくる、上空は雲に覆われてる。展望はうっすらと。 食事を終えて下山。鉄塔をまわり南西尾根分岐を過ぎ再度クモの巣払いをしながら直登尾根を下る頃には時間の割に薄暗くなってしまった。 もう夏登山は終わってしまった。 700m岩場で水分を補給し、400m岩場で最後の水分補給と大休憩をして、行動時間の割に異常な体力消耗の末下山完了。 帰路途中から雨にぶつかった。 11:14 栃木沢駐車場 11:36 派生尾根取付 12:20 鬼岩乗越から鳳来湖への尾根の620m分岐 12:30 鬼岩乗越南小ピーク 12:38 鬼岩乗越  12:43 13:43 栃木沢上の中道分岐 13:53 山頂との鞍部 14:00 山頂  14:17 14:27 鉄塔 14:34 南西尾根分岐 15:30 下山完了 ======================================================================================================== 2007年9月26日(水) 霞沢岳 2645.6m    単独 快晴 10℃            上高地から徳本峠経由で往復 ======================================================================================================== この山は天気が悪いと行く価値がない(ピークハンターは別として)。何と言っても穂高、焼岳を正面から見渡すことが できる梓川対岸の山だ。欠点は徳本峠経由しか道がないことと最終バスとの時間競争になりそうなことだ。 去年も天気が悪かったので急遽西穂に行き先変更した山だ。 いつものようにバスセンターを降り明神へと向かう。季節がまだ早いせいか登山客が多い。 途中猿の団体と遭遇したけど皆、知らんふりしてさっさと進む。猿も同様だった。 すごい速足で追い抜いていく若者もいた。どこまで行くのだろうか? 明神館を過ぎ白沢出合に着く。ここで上着をしまい出発。ここからは多分静かな山行となりそうだった。 幅広い林道を行くとやがて徳本峠の古い看板があり、道幅が狭くなり少しは遊歩道らしくなる。 時々後方で穂高連峰が岩肌を表してくる。久しぶりにゾクゾクする風景だ。 最後の水場を過ぎ少し登ると徳本峠と霞沢岳への分岐になる。峠へは帰りに寄ることにしてそのまま山頂を目指す。 ここまで3時間かかってないので、15時までに峠へ戻れば最終バスに間に合う計算だ。 分岐から尾根に出て、やっと登山道になりスタジオ・ジャンクションという多分穂高が見れるだけの場所のようなので通過、 一登りでジャンクションピーク2428mに到着。 ここまでは登山らしい登山をしていない。いよいよここからK1まで約200m下って400m登り直す長丁場が始まる。 ダラダラとした下りが始まった。南アの深南部の山をやってるような樹林帯の中の尾根道の下りが続く。 頭の中ではダラダラ下り鞍部を少し平行移動してK1へ登るように錯覚していた。 長い下りの後湿地帯を通り更に下ると突然急登が始まりペースが壊れだした。 約50mの急登を登りきると更に20m〜30m位の上り下りを繰り返しガレたヤセ尾根に出る。 このあたりでやっと霞沢岳を見ることができた。 しかし、アップダウンで登るほうは急斜面だけど下るほうはゆったりしてるので 帰路の登り直しは、案外きつくなく急な分だけ戻るときは時間が短縮できそうだ、と実感していた。 また、今日は温度が低いので汗もあまりかかず、時々吹き抜ける風がとても気持ち良かった。 花畑のような陽の当たる急斜面を登り徐々に高度を上げていった。 再度高度を損した様な移動場所を通過するといよいよ200mの急登が始まった。 登るというより両手を使って引き上げていくような急登だった。 登ってる途中のハイマツ帯を曲がった途端、登山道上で単独行者が間食タイムをしており驚かされた。 こんな山に登るような物好きは平日にはいないと思っていたので、まさか人がいるとは思っていなかった。 写真目的の登山らしくバテタのでK1で引き返すという彼を後に先を急いだ。 急斜面過ぎて体重移動がうまくできずつい二本立ちでフラついてしまいがち。 掘割上の急斜面を枯れ枝やハイマツにつかまりながら身体を引き上げていった。 この場所だけ長く補助ロープが設置してある。登りには使わない。 それでも一喘ぎでK1に到着。今までの疲れを吹き飛ばす感動の展望だった。 これだから、山をやめれないのだ。 正面に穂高連峰、後ろに笠ケ岳、横に焼岳足元に赤い屋根の上高地。右手には常念、蝶ヶ岳から辿ってきた山並みが伸びている。 上高地が見えるので携帯もバリ3の通話状態。 1時までにはK1に戻ってこれそうなので山頂へと向かった。 K2を越え鞍部へ降りてる時、山頂から単独行者が降りてくるのが見えた。他にも物好きがいたらしい。 登りにかかりすれ違う時によく見たら、朝一でもうスピードで追い越していった若者だった。 急がないと最終バスに間に合いそうもないので、と相変わらず早足で下っていった。 私も人事ではないので山頂を目指す。K2、山頂への登りはさほど急でなく普通の稜線歩きといった感じか。 ハイマツ帯からヒョイとたどり着いた山頂は、何もない小広場。 よく見ると三角点と壊れた標識があった。標識には霞と標高部分が残っておりここが山頂だ。 ここからは焼岳と乗鞍の展望がいい。 山頂付近を一回りして景色を焼き付け、多分二度と来れそうもないので余韻の忘れ物がないか確認してK1へ戻る。 登頂した後は、感情的には興奮状態になって緊張感はなくなってるるようで、ダラダラ下山となりがちだ。 K2K1への登り直しはゆったりしていて気持ちのいい稜線歩きでK1へと戻った。再度K1で展望を楽しみながら小憩。 地上へ戻るため、最終バスに間に合うための登り直しにかかる。 直下の掘割の急斜面は補助ロープで一気に駆け抜けた。気のせいか予想以上に足が軽い。 帰路の登り直しは等高線が甘くなっており、登るときに感じたようにゆっくりと登り一気に下るを繰り返し ガレ場を過ぎ、湿原を過ぎ再度ゆっくりと登り直し、途中で間食していた単独者を追い越してジャンクションピークに戻った。 季節的に涼しくなっており夏ほど水分を必要としなくなっていたが小憩して徳本峠へと向かう。 下りだして直ぐ下の方の斜面に山頂直下ですれ違った若者が下っていくのが見えた。 多分彼も最終バスに充分間に合うと安心してどこかで大休憩でもしていたのだろう。 樹林の中を行くと人声が聞こえだし峠に出る。小さいけど歴史的な徳本峠小屋がある。 上高地登山はこの小屋抜きには語ることが出来ない。山屋なら一度は訪れておきたい小屋だと思う。 峠からは完全に登山惚け状態で下り、水場などで小憩するなど押さえたつもりでも一時間で明神へ着いてしまった。 まだ、徳沢方面に向かう登山客や明神周りの観光客とすれ違いながらバスセンターに戻った。 K1でもっと遊んでいても充分だったけど久しぶりに満足した登山だった。 準備不足で登山地図を1/10000で打ち出さなかったので、細かいアップダウンを見落としたことで、 アップダウンを繰り返すなら大無限に行けばよかったかな、と思ったが、大無限のアップダウンはより大きいので (体力が続くなら)来年の課題としたい(^_^;) 6:00 バスセンター 6:55 白沢出合(徳本峠入口) 8:19 最後の水場 8:39 峠、霞沢岳分岐 9:14 スタジオジャンクション 9:34 ジャンクションピーク2428m 11:31 K1 11:35 11:50 K2 12:06 霞沢岳2645.6m 12:15 12:40 K1  12:50 13:48 小池の湿原 14:29 ジャンクションピーク 14:32 14:44 スタジオジャンクション 14:57 尾根上の明神分岐 15:02 徳本峠   15:07 峠、霞沢岳分岐 16:07 白沢出合(徳本峠入口) 17:00 バスセンター  17:27 上高地去る ======================================================================================================== 2007年10月17日(水) 御嶽山 3067m    単独 快晴、晴、曇 10℃  中の湯から剣ケ峰〜二ノ池〜摩利支天+2959m〜五ノ池(飛騨頂上)〜継子岳2868.9m〜三ノ池〜中の湯 ======================================================================================================== 午前中晴れる予報なので、前回ガスだった御嶽を黒井沢口方面から登ってみることにした。 ここからだと、南北に縦走できそうな感じ。 深夜、新城から前に一台も車がない状態が岩村まで続き、再度19号まで快適に走る。恵那からの19号も高速並の流れで 御嶽分岐を通過し、真っ暗な広い中の湯六合目駐車場に到着、灯を消したら漆黒の闇だ。爆睡。 日の出と共に出発。木道が幅狭く高さも感じない感覚で敷き詰められて続く。七合目を過ぎても同じような登山道が続き 快調に八合目に到着、上着を脱ぐ。正面に山頂から継子岳までが碧空に輝く。 溶岩石の中を順調につめ、稜線上に出る。取り敢えず山頂を目指す。誰もいない静かな山頂に到着。 時々ジェット機の轟音のような音が聞こえるので祠の裏にまわってみたら、噴火口からの噴出音だった。 小憩して出発しようとしたら田ノ原からの登山者が登ってきた。 山頂を下りニノ池へと向かう。二ノ池は日本最高所2905mの高山湖、水深3.5m。 新館小屋の横を過ぎ賽の河原へと下っていき、再度登り直して白竜避難小屋前にでると、三ノ池が足元に現れた。 三ノ池は日本最高所の最深高山湖2720m,水深13.3mという。 まだ時間があるので摩利支天山へと向かう。直ぐに五ノ池小屋との分岐に出会う。摩利支天のペンキに従って進む。 賽の河原を西に延びるように続く岩尾根を進む。そのうち突然高度が下がりだすのでGPSを見たらとっくに摩利支天は過ぎたことになっている ので2959,2mの無名ピークで引き返す。この尾根はこのまま濁河川温泉の方へと続いている。ペンキがハッキリしてるので地元が バリエーションで楽しんでいるルートなのだろう。 再度戻って五ノ池へと下る。下ったところが飛騨側からの九合目。直ぐ後ろが飛騨山頂。小屋は閉鎖の準備中だった。 軽く食事をとって正面に見える継子岳へと向かう。30分もかからないような感じに見える。 尾根を緩く登って行くと、こんな場所にも「熊注意」の新しい看板が建っていた。 明るく日差しの強い山頂尾根は、樹林帯やクマザサ帯を行くときのように動物に対する緊張感はまるっきりもっていない。 美人はみんな心も奇麗と、勘違いするようなもので、毎回稜線に飛び出すと同時に無防備状態になってしまっている。 登山口ならまだしもこのような場所で言われても複雑な心境だ。 予想通り30分もかからずに継子岳山頂に到着、ガスはとうとう本山を隠しだした。午後からはガスに包まれそうだ。 ガレ上の山頂を後にし、三ノ池へと向かう。 三ノ池の前から山腹を巻いて八合目へと向かう。下りだすと直ぐにガスに包まれ視界はなくなった。 最初は巻くように続き、途中桟道で一気に高度を下げ、再度登り直しガスの中に主尾根が見えるようになる。 途中真っ赤なナナカマドの紅葉群を通ったり、崩れた沢筋を通過したり、変化があって楽しかった。 一時間くらいで八合目に到着、小憩。ロープエー利用の人たちがここまで来るようで小憩してる間に賑やかになってきた。 皆、ガスの山頂と八合目周囲の写真を撮るだけで三ノ池方面へちょっと足をのばそうとしない。ちょっと行くと良い紅葉があるのだけど。 小憩後七合目へと向かう。途中からガスもなくなり唯の曇模様になった。 七合目で再度休み、ゆっくりと最後の下山にかかった。 登りは鬱陶しい木道も下山時には高低差の無い登山道と同じなので、足の踏み位置を考えることなく歩くことができた。 そのおかげで登ってるときは斜度を感じなかったけど、下ってると以外に傾斜を感じた。山頂まで約1200mの割りには 楽な登りだった。 下山してみたら広い駐車場の私の横に二台止まっていた。豊橋と名古屋ナンバーだった。 名古屋ナンバーの人から見れば豊橋がつるんで来てるように見えたかも知れない。 どこで風呂に入るか迷ったが、降りたところにあった木曽温泉で入ることが出来た。(500円) 以外と温かった。 大谷嶺の時は、交際相手から子供への結婚申込日。今回は嫁の誕生日と、今年は家にいなくてはいけない日が登山予定日と重なった。 1:05 中の湯六合目駐車場 6:15 中の湯出発 7:00 七合目 7:50 八合目 7:58 9:00 石室 9:12 覚明堂 9:17 ニノ池三の池分岐 9:45 剣ケ峰 10:00 10:20 ニノ池小屋 10:40 賽の河原から白竜避難小屋 11:13 摩利支天を通り過ぎて2953m無名峰ピーク 11:28 摩利支天 11:45 五ノ池小屋 12:05 12:25 継子岳2865m 12:35 12:50 五ノ池 13:07 三ノ池 14:03 八合目 14:25 14:55 七合目 15:04 15:30 六合目  15:50 撤収 ======================================================================================================== 2007年10月24日(水) 明神山 1016m 栃ノ木沢から直登尾根   単独 晴 16〜20℃             ======================================================================================================== 雲の流れが一つはっきりしないので遠出を止めて、足腰慣らし。 山頂直下でI氏のグループと今回で30回目の登山の夫婦と出会っただけ、山頂は快適な温度、横になっって微睡む。 展望台足元を鳴らす小音でふと我に返り、下山にとりかかった。 尚、展望台上、中は鉄塔で囲まれてるせいか、磁石が正反対を指す。西峰の鉄塔の下も以前狂っていたことに気づいた。 展望台から外に出ると、正しい方向を指し示す。時計の方位磁石も同様だった。 ボイスレコーダーの代わりに携帯で録ってみた。音声はボイスレコーダーと遜色ない。未充電だったため夕方には電池が 減少していた。 帰路も登りと同様370m岩尾根から下は蒸して暑かった。 10:50 栃木沢口出 12:35 山頂  13:10 14:05 下山完了 ======================================================================================================== 2007年10月31日(水) 仙丈ヶ岳 3033.6m 北沢峠往復   単独 晴 10℃             ======================================================================================================== 昨晩遅く雨、太平洋岸が雨ということは、山は雪か。というので一年ぶりに仙丈へ出発。 駒ケ根から分抗峠への登り下り周辺には相変わらずかなりの鹿が出没した。ちと多すぎではないかと思う。 バスが遅いので爆睡。昨年より冷え込みは甘かった。 北沢峠から7時間の登山。今回は、戸台からの単独3名だけ。 五合目を過ぎた辺りから積雪が目立ち始める。薮沢小屋へのルートは分岐点が封鎖されていた。 森林限界からはすっかり新雪。陽をあびながら小仙丈へユックリ登り、久しぶりに北岳と御対面だ。 小憩後積雪の稜線上を好き勝手にコースを選びながら仙丈へと向かう。 静かで穏やかな山頂に到着、いい日に来たことを感謝。 足元の仙丈小屋から3人ほどの人が馬の背の方へ下っていく。冬に備え小屋関係者の撤去だろうか? バスも来週いっぱい、いよいよこのまま白く降り積もり冬山が始まってしまう。 食事を取り、水分補給し13時半頃下山開始、ユックリ降りれば最終バスに丁度いい具合に到着できそうだ。 所々で写真を録ったり新雪を汚しながら稜線を辿り小仙丈に到着、小憩後景色を見納めて下山。 五合目で時間調整小憩し、後はユックリ下りながら15時40分頃下山。 バス停も静かになっていた。 バスの中で少し仮眠し17時仙流荘前に到着、支度を終え風呂に入って帰路についた。 152号を平岡まで行き天竜を経由して大河内部落を通って新野峠から151号で帰宅。 9:03 北沢峠出 10:13 五合目大滝頭 11:10 小千丈岳  11:21 12:32 千丈ヶ岳 13:24 14:53 五合目 15:42 北沢峠 16:00 17:50 撤収 ======================================================================================================== 2007年11月7日(水) 前穂高岳 3090m      岳沢往復   単独 晴 10℃            ======================================================================================================== 去年ヘルニアをやってから約一年、復活したけどハードな長い急登は試してなかった。 仙丈ヶ岳は急登とは言い難いし、霞沢岳はアップダウンで体力は消費するけど急登は短いし、双六岳や小秀山は段差が少ないし、 鳳凰三山の薬師岳への中岳コースは急だったけどやや段差と距離が短く当時は腰への負担が多かったけど今では物足りない。 体力測定、腰への賦課を確認するため岳沢から前穂をやってみることに。 深夜、沢渡手前が通行止めだと知らずにつっこみ、白骨経由でいつもの沢渡大橋駐車場に着く。白骨まで初経験の乳白色の ガスでまるっきり前方が見えず低速運転で着いたため睡眠がやや減ってしまった。 あまり冷え込みのない早朝バスセンターに到着。もう紅葉も終わったせいか、山小屋も終わったせいかバスセンターに人がいない。 上高地で人に会わない、珍しい。 河童橋で数人のカメラマンに出会っただけで岳沢への登山道に入る。静かに登って行く。 岳沢出合辺りが崩れたようで巻道に変わっていた。好天に西穂一山が明るく光る。 石垣だけの岳沢小屋跡に到着。聖地されており数年先には開業するかも知れない。小屋がないせいか登山者は他にいない。 例年通り冬枯れして見晴らしはよく、順調に登って行く。カモシカの立場で尾根の上に乗り上がり、 後はひたすら詰めていく。 2600m辺りから積雪が目立ちだすが上り下りには問題なく登る。紀美子平で小憩。 山頂へは最初の上りを終え、前穂沢へのトラバースルートの取り付き辺りだけ膝まで埋まった。 その先のヘツリを越えたとこで積雪があまり多いので真っ直ぐ岩を上り直接尾根上に登り上ることにした。 乗り上げたところが山頂への陽の当たる最後の急登の取り付き場所となる。 例年通り中途半端な積雪で歩きにくい岩場コースだ。山頂が見えてるのでユックリ詰め到着。突然冷えだすので早々下山。 歩きにくかった斜面を再度腰へ負担をかけながら降り、先ほどの岩場を紀美子平して目指して直下山した。 普段なら、涸沢方面からも一人二人下山してくるものだが、今日は誰もいない。 穂高で人に出会わないのは初体験。(この日は最後まで登山者とは出会わなかった) 思ったより腰に負担もなく下山を開始、快適に下り予想より速いバスで上高地を後にした。 6:18 バスセンター出 8:34 岳沢小屋跡 8:40 11:04 紀美子平 11:11 12:34 山頂 12:41 13:18 紀美子平 14:04 岳沢小屋跡 16:00 林道 ======================================================================================================== 2007年11月21日(水) 明神山 1016m 栃ノ木沢から直登尾根   単独 晴 11℃             ======================================================================================================== 紅葉が中腹まで拡がっていた。 650mの岩場までは暑かったが、その後の沢風が冷たく山頂まで冷え冷えとした感じが続いた。 いつもながら、鉄塔前だけは陽気だ。 山頂には一グループがいたが直ぐに消え、後は静かな貸し切りの時間を過ごす。 10:55 栃木沢口出 12:34 山頂  13:15 14:15 下山完了 ======================================================================================================== 2007年12月12日(水) 明神山 1016m 栃ノ木沢から直登尾根   単独 晴 10℃〜16℃            ======================================================================================================== 登山口で中村氏と久しぶりに出会う。 予想外に天気が良い。汗が流れる。 700mの岩場で軽く食事を取り、山頂へ。山頂はヤヤ冷えるので西峰へ引き返し小憩。 下りの途中から曇りだした。 雨が少ないのでシャクナゲの生育が悪い。 前日降ってる割には沢に水量がない。 11:10 栃木沢口出 13:08 山頂 13:30 西峰出 14:30 下山完了 ======================================================================================================== 2007年12月19日(水) 明神山 1016m 単独 晴 5℃〜10℃ 無風        栃木沢東側の尾根を中道分岐、六合目分岐経由山頂へ帰路は直登 ======================================================================================================== いつも直登を登ってるとき、正面に延びる尾根が気になっていたので軽い気持ちで取りついてみる。 栃木沢から一般コースの橋を渡り、直ぐ尾根に登る道があるので進む。正面に看板が見えてるので尾根に出ると、 シャクナゲの里へ続いてるようだ。 そのまま尾根をシダをかき分けて登って行くと右手の方へ沢を越えて踏み跡が続いてるため、これは例の 鬼岩乗越へ行く道と確信、今回は尾根を登るため左手の斜面を無理やりよじ登った。 たどり着いた尾根上は枯れ木とシダと低木で身動きできない状態。10分ほど格闘したけどあきらめて戻りだしたら、 直ぐ右手に一般コースが通っていてガッカリ。素直に一般コースを登りだす。 横に南西尾根と鉄塔が見渡せる明るいカーブで右手から派生尾根がせりだしていて踏み跡らしきものが続いてるので ここを登りだす。 始めのうちは踏み跡らしかったけど、上部に行にしたがって低木が行く手をふさぎ出す。 避けながら急登してると正面に大岩が見えてきてその横の尾根上にたどり着いた。 尾根上には何時設置したか知らないが、鹿避けネットが張られていて、それに沿って枯れ木をかき分けて行くと 突然鬼岩乗越と栃木沢を結ぶ中道分岐に飛び出してしまった。非常にあっけなく完了だ。 物足りないので序でに中道の横から伸びる尾根を登ることにした。多分六合目分岐に続いてるはず。 このコースも歩かれてないようで荒れたまま、松と枯れ木と野生の強力なバラを縫いながら尾根上をつめた。 途中から剥げた旧いペンキも時々見つけた。段々正面に岩棚が近づきやがて見えなくなり再度視界のない低木漕ぎを 続けてると突然踏み跡が現れ、胸突き八丁上部へ出てしまった。 一般コースの整備された道はありがたいものだ。実感。一登りで六合目分岐通過、苦労した割には時間もかかってなく 登山的にもまだ中途半端なので山頂まで飛ばした。 山頂で軽く食事をし、西峰で再度小憩し直登尾根を駆け降りた。 10:40 栃木沢 11:48 中道分岐 12:15 胸突き八丁上部 12:20 六合目分岐 12:48 山頂 13:20 13:40 西峰 14:00 14:44 栃木沢 ======================================================================================================== 2007年12月26日(水) 明神山 1016m 単独 晴 10℃ 無風    栃木沢東側の尾根を越え沢沿いに鬼岩乗越経由、中道コースで山頂へ。帰路は直登 ======================================================================================================== 今年最後の山行。快晴、無風。汗ばむ。 栃木沢から前回の尾根を越えて沢を詰めて鬼岩乗越へのルート。 シダ類と枯れ木が多くて沢の分岐分岐で少し考えるけど問題なく鬼岩乗越へでた。 途中鬼石かな?直登から見えるりっぱな大岩の下を通る。真新しいハーケンがオーバーハングに伸びていた。 形も鬼岩乗越下のハイカラ岩とよく似ている。 後は中道分岐から久しぶりに中道を上って山頂に、帰路は直登で。 今回の山頂は南尾根を踏み切りから登ってきた人、深谷から夕立岩経由で来た人、 私より早く現地入りしたのに栃木沢を登って途中であきらめて登山口を探した結果 再度南西尾根をP705経由で登ってきたグループ等、今年最後は変わり者達が集まったかな? 10:45 栃木沢出 11:35 旧い看板、赤ペンキの大岩の下 11:46 ハイカラ岩の様な大岩の下 11:49 鬼岩乗越 12:04 中道分岐 12:07 12:47 栃木沢分岐 13:03 山頂 13:33 13:46 西峰出 14:00 14:50 下山完了 P.S. 昨年の脊椎ヘルニア発生で2月程静養し、今年の一月からゆっくりと再開した登山も 前穂、重太郎新道の急登を登ることが出来るまでに回復しつつある。 寝返りしたり身体をひねるとまだ痛むけど、速足で歩けるだけでも感激してる。 岩を登ったり沢を登ったりするには、踏ん張りが効かないため無理をせずに来年も登りたいと考えています。