クライマー H12、7,12 bT4
自由研究
本校における総合的な学習の時間の、一つの目玉は、自由研究(個人研究)である。
総合的な学習の時間というのは、自ら問題を見つけ、そして解決する能力を身に付けることをねらいとする。同時に、問題を解決するための様々な技能、すなわち手紙で質問したり、コンピューターで調べたり、直接調査に出かけたりして情報収集する技能や、人とのコミュニケーションを図る技能も身に付けさせることもねらいである。
こうした総合的な学習の時間のねらいを考えたとき、個々の問題意識に応じて、一つの問題をとことん追究する自由研究(個人研究)は、非常に重要な学習活動となる。
そこで、本校では、4〜6年で自由研究を実施することになった。
さて、ではどのような研究をすればいいのか、どのように調べたらよいのか、どのようにまとめたらよいのか、はじめて行う4年生にはちょっと荷が重い感じがする。そのため、現在、教室で研究の計画づくりの最中である。
そして保護者のみなさんにお願いである。ぜひ、子どもたちの計画づくりにアドバイスをしてほしい。ユニークで、楽しくて、ダイナミックで、そして成し遂げた充実感の大きな自由研究にするための力添えをしてほしい。
実際に調査に出かけるとなると、どうしても4年生の子どもだけでは困難が生じる。大人の力が必要である。私もできる限りの協力はする。だが、全員に対応することはできない。今年の夏は、子どもたちのサポート隊として活躍して欲しい。
本年度より、夏休み中にコンピュータールームを開放する。もちろん自由研究に対応するためのである。子どもはもちろん、保護者の方も利用可能である。職員が必ず1名はいるので、初心者の方、コンピューターを触ったことがない方も大丈夫である。タダなのだから、この際インターネットの世界を体験してみよう。
子どもたちに黄色の総合学習用のファイルを渡してある。そこに、調べ方のマニュアルがはさんである。それも一つの参考にしていただければ幸いである。
出校日には、中間報告会を予定している。どこまで進んでいるのかを実物を示しながら報告してもらう予定だ。さらに、9月には、自由研究発表会を行う。学年合同である。
ただ昆虫採集をして箱に飾るだけ、きれいな貝殻を拾って箱に飾るだけ、夏休み中の天気を表にまとめるだけの自由研究はオサラバ。この夏、『知の冒険』に出かけよう。
※ 個人懇談の折、自由研究のサンプルを廊下に展示しておきます。参考にしてください。
水泳
○○君、○○さん、○○君、○○さん、○○君が25mを泳ぎ切りました。残り3名です。がんばりましょー。