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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2004/8/22 第131号]━━
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 毎日あわただしく動いています。
東京から帰宅した翌日がフィールドワーク。
 フィールドワークとは、社会科教師で作っている会のメンバーが、
交代で各地域の社会科関連の施設を案内してくれるもので、今年は、
中島地区(稲沢・尾西など)の担当でした。三菱エレベーター、ユニー本社、
日光川流域下水処理場などを見学することができました。

 どの教科も同じですが、特に社会科教師は常に勉強をしていないと
やっていけません。社会科は、日々変化している社会のしくみを学習する教科
だからです。常に、最新の知識を吸収して行かなくてはなりません。
 しかも、本やWebで得た知識は、いわゆる“軽い情報”です。生徒に
伝える時にも迫力がない情報です。しかし、自分で直接見たこと、体験したことは
実感をもって伝えることができる“重い情報”です。その時は、生徒もしっかりと
聞いてくれます。フィールドワークは、社会科教師にとって、大切な
研修活動なのです。
というわけで、社会科教師は好奇心旺盛で、知りたがり屋、新しいもの好き
が多いようです。そんな社会科教師をやっていて、よかったと思っています。
 
 20日は学年登校日。
今年もオーストラリアへ出かけている海外派遣団とネットミーティングを
行いました。今年は、北中と大口中、セントポールズスクールの3点を結びました。
日常的な交流になるように、環境整備をしていきたいと考えています。
 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2004/8/22 第132号]━━
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 昨日はまたまたハードな1日でした。
 朝からおおぐちおやじの会のメンバーといっしょに駐車場のライン引き。
 おやじの会は、地域の教育力の向上のためにおやじも参画しようとして
つくられた団体で、日本各地で次々に誕生しています。 

 これまで、地域の教育力といっても、多くはPTA、しかもそのほとんどが
母親の活動でした。多くの父親が、自分の子の担任の名前すら知らないのは
よく聞く話です。
 しかし、今や、教育は学校だけでは抱えきれないほどの多くの問題が
あります。家庭と地域、学校が協力しなければやっていけない時代です。
 そこで、地域の教育力を高めるために、特に父親の出番をつくろうと
いうことでおやじの会がつくられているのです。

 おおぐちおやじの会は、現会長の田中さんの呼びかけにより、大口中・
大口北部中のPTA会長OBが5名ずつ集まり2年前に発足しました。
その後メンバーも増え、今では、独身男性、女性の会員もいます。
毎月1回の例会、年1回の主催行事(ダンス&ミュージックフェスティバル)の他、
いろいろな行事の支援をしています。 
 基本的には、地域の子どもに悪いことには「こらっ!」と言える昔ながらの
“おやじ”をめざしているのですが、その子との人間関係がなければ伝わらないのが
現実です。いろいろな行事の機会を通して、地域の子どもと人間関係を作っていこう
というのが活動の主旨なのです。

 今回は、イベントではなく、地道なレベルで学校を支援しようということで、
消えかけていた駐車場のラインを引き直そうということになったのです。
北部中・大口中・南小のライン引きが終わりました。
  学校の先生方に、地域には学校を応援してくれる人たちがいるというメッセージが
伝わることを願っています。

  同様に、その後ふれあい農園の畝つくりをしていただきました。大根を育て、
文化祭でおでんを作っていただく予定です。
 また、午後からは垣田地区のペットボトルロケット大会。垣田の地区でも、
地域で子どもを育てようという動きが活発に行われています。
 ロケットづくりには、北中生が活躍しました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2004/8/23 第133号]━━
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 超ハードな1日、8月21日の報告 その2です。
 この日は駐車場ライン引き、農園の準備、垣田の水ロケットと続き、いよいよ
メインが商工会ふれあい祭りでの招待演奏です。
 大口ウィンドアンサンブルのメンバーが、15時に大口中学校音楽室に
集合しました。実は、本番に何人出演できるのかは、演奏会当日になって
みないとわかりません。社会人はみなそれぞれ仕事を持っているので、
都合がつかない人もいるのです。
 夏休み中の中学生も同じ。家族旅行などと重なる場合もあります。
 幸い、音楽室には、北中吹奏楽部を中心として、大口中、布袋中の吹奏楽部、
そして社会人と57名が集まりました。パートのバランスもまずまずで、
演奏会には十分な編成です。パートの確認をしつつ練習を始めました。

 本番前の練習の指導、いわゆるリハーサルテクニックはけっこう難しいものです。
練習のやり過ぎで疲れさせてはいけません。しかし、このメンバーで合わせるのも
初めてなので、やはり通さないといけません。
 夏の祭りで聞き映えのする曲は、迫力がある、かなりハードな曲です。通す
だけでもかなりの疲労感が残ります。
 音色と、プレーヤーの顔色を見ながら、休みを取りつつ練習をすすめました。

  そして、役場前での本番。
 多くの聴衆に恵まれ、4曲とも流れのある良い演奏だったと思います。
祭りの彩りになったとすれば幸いです。
 
  さて、この大口ウィンドアンサンブル。実は活動を始めてまだ2年目です。
2年前に、大口町制40周年を記念して、吹奏楽団を結成しました。大口町には、
それまで吹奏楽団がなかったのです。
 記念演奏会の後いったん解散し、改めてメンバーを募集して始めたのが、
この大口ウィンドアンサンブルなのです。
                                          
 これまで、吹奏楽部で活躍した多くの中学生が、卒業後には満足できる活動場所が
ないために楽器をやめていきました。
 生涯学習の基本は、続けることです。そして、つながることです。
 この大口ウィンドアンサンブルが、大口町の音楽文化の向上に貢献できることを
願っています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2004/8/27 第134号]━━
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 今日は、社会科の夏季研修会。
 研究部長の私(土井)にとって、この夏、最も気が重い会でした。
 
 私たち尾張の教員は、尾張教育研究会という組織に所属し、その中のどこかの
部会に入っています。私はその社会部会に属しているわけです。
 尾張社会科研究会と三河社会科研究会が一緒になると、愛知社会科教育研究会
という組織になり、1年ごとに交互に研究大会を開催しています。
 今年は、尾張、しかも、わが丹葉地区が研究大会を担当します。その研究部長
として、一昨年から準備をしていました。
 ただし、仲間だけでやっていては所詮は井の中の蛙。そこで、外部のアドバイザー
を依頼するのです。私たちは、鳴門教育大学の小西正雄教授にお願いすることに
しました。私たちが研究したい内容と小西先生の理論が最も合っていたためです。
昨年の夏には、大口町に来ていただき後援していただきました。
 
 そして今日が今年の夏季研修会。(本番は10月20日です)
 今年は大口町健康文化センターと鳴門教育大学をネットで繋いで、大口町から
実践発表、鳴門から指導助言をいただくという形を取りました。もちろん、これは
今回が初めての経験です。担当者として、成功するかどうかは本当に不安でした。
なぜなら、そのシステムはオーストラリアとのネットミーティングで使ったもので、
直前にフリーズして混乱を起こしたからです。

 幸い、今日はうまくいき、新しい研修会の幕が開きました。
 もちろん、大学の先生に大口町まで来ていただく方が良いに決まっていますが、
そのために先生には丸一日時間を空けてもらわなければなりません。遠距離のため、
こらが支払う交通費だけでも高額です。
 それが、今日は、それぞれが居ながらにして、画像に加えて音声も明瞭な形で
指導を受けることができました。 
 
 道具とは、あることで便利にならなければいけません。
 今日は、ネットが、まさに便利な道具であることを実感しました。
 なにより、これからも継続的に、気軽に指導をいただく手段を獲得したことは、
丹葉地方の社会科教育にとって大きな一日になりました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2004/8/29 第135号]━━
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  中学校の部活動顧問はだれでも思っていることですが、夏休みというのは
部活動の大会が終わってから始まるものなのです。
  昨日で、やっと、やっと、夏休みに入れるという気分です。

 昨日、羽島市文化センターで、東海吹奏楽コンクールを終えました。
 大口町からも、保護者の皆様や教育委員会、先生方など、多くの方にお越し
いただき、比較するのはおこがましいのですが、アテネの選手の気持ちが少しだけ
わかった気がします。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
 
 吹奏楽コンクールのしくみついて、ご質問をいただいていたので、この場を
借りてお答えします。
 コンクールは3つの部門があります。
 A編成 … 部員が2,3年生合わせて30人以上いる学校が出場します。
             10月の全国大会までつながっています。
いわゆる有名校はここに出場します。
 B編成 … 2,3年合わせても30人に満たない学校だけが集まって行います。
              今のところ、東海大会までしかありません。
  合同バンド … 人数が少なすぎて、2校以上集まらないとコンクールに出られない
学校のための部門です。合奏練習の難しさは、他の比較になりません。
              今のところ、東海大会までしかありません。

 少子化の折、どの部活動も部員集めには苦労しています。
 吹奏楽は、バランスのとれた編成のためには各学年25名ほしいのです。
前任校では、3学年で100名いた年もありました。(全校生徒の1/6、
女子に限ると1/3以上でした。)
 その頃は、当然、先ほど紹介した中のA編成の考え方しかありませんでした。
 しかし、今では、部活動に参加しない生徒も増え、部の数も縮小する時代です。
現に大口中吹奏楽部の3年生は、1人しかいません。それでは合奏活動は成立
しません。
 そのような中、一昨年度から30人以下のB編成と合同バンドの部が設けられた
のです。
 
 昨日は、今の力で最高の演奏ができたと思います。審査員から「模範的演奏」
という講評をいただきました。
 子どもたちにも最高の思い出になったことだと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2004/8/31 第136号]━━
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 何人の方から東海大会優秀賞受賞お祝いメールをいただきました。
ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
 また、生徒、特に今回で引退した3年生に伝えたいと思います。
  私自身、すばらしい生徒といっしょに楽しく音楽ができたことを感謝いたします。

 同時に、オリンピックも終了しました。空前のメダルラッシュで、
日本中が盛り上がりました。とても良かったと思います。
 この中で、一つ印象に残った出来事は・・・・

 何人かの人に聞かれたことなのですが、「なぜ、体操日本は団体で
金メダルなのに個人のメダルが少ないの?」
 たしかに、団体金メダルを取った日本チームは、個人では、
平行棒で冨田洋之選手が銀、鉄棒で米田功選手が銅、あん馬で 鹿島丈博選手が
銅メダルを獲得しただけでした。

 私は、これが日本人の良さだと思うのです。  

 あるけっこう有名な、いやだれでも知っている長距離ランナーに
直接聞いたことがあります。
「マラソンと駅伝とどっちが大変ですか?」
 何と答えたと思います?

  その人は言いました。
 「駅伝に決まっているじゃないですか。」
 私は聞き返しました。
 「なぜ?走る距離が違うじゃない?」

  「距離じゃないよ。マラソンはどうしても苦しければ棄権することができる。
でも、駅伝ではできないよ。駅伝で棄権する人の気持ちは、それは、それは、
言葉にできないほど苦しいよ。」
 表現は少し違いますが、意はこのような内容でした。

 私がファンのラドクリフ選手は、マラソンに続いて、1万mも棄権しました。
なぜファンになったかというと、オリンピック選考レースだった東京国際マラソンの
時のゲスト解説の言葉からです。優しく、あたたかく、深かったからです。
 でも、ラドクリフは駅伝で棄権はできたか・・・・

 あの箱根で、(何年前でしょうか?)第4区で山梨学園の中村祐二が故障した
時に、上田監督が「もうやめろ!」というのを、ふらふらになりながら蛇行を
続けたのを思い出します。
 これが日本人だと思うのです。もちろん良い意味で・・・・

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2004/9/5 第137号]━━
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 2学期も無事スタートしました。
 昨日は、中京テレビWAKU・WAKUで北部中学校が登場しました。
ご覧いただけましたか?
 実は、私は見逃してしまいました。ビデオを借りてみようと思います。

 今日は、友人の出演している西春フィルハーモニーオーケストラ定期演奏会へ
行ってきました。アマチュアオケは運営や練習が難しいのですが、西春フィルは
町レベルで成功している全国でも珍しいオーケストラです。レベルもまあまあ。
中には70歳代の人もいます。見ていると、自分もまたやりたくなってきます。
今日は、たくさんのエネルギーをもらってきました。  
  日本アマチュアオーケストラ連盟には100あまりのアマチュアオケが加盟
していますが、大きな市がほとんどです。生涯学習のモデルの一つとして、
西春フィルのこれからの活躍を期待します。

 オリンピックで、数々のトップアスリートが話題になりましたが、
生涯学習の世界ではだれもがトップアスリートやトッププレーヤーになり得ます。
 マラソン金メダルの野口みずき選手は確かに立派です。でも、70歳代の今でも
毎日ジョギングを続けているおばあちゃんとどちらが立派でしょうか?

 そう、比較することそのものがナンセンス。オリンピックには順位がつきもの
ですが、生涯学習は他人と比較するものではないのです。
 その人の中で充実していれば、だれもが金メダルなのです。
 
  学校教育は、つい他人と比較してしまいます。学校教育に携わるものとして、
自戒しなければ行けないと思っています。もっとも、入試というしばりが
ある以上、相対評価から逃げ切ることはできないのですが、しかし、人生は
しょせんは生涯学習。長い目で見たとき、ジョギングのおばあちゃんのたとえで
はありませんが、人と比べるものではないのです。一人ひとりの中で光っていれば、
それが金メダルなのです。
 
  いよいよパラリンピックが始まります。
 昨年、北中で講演していただいた河合純一さんも出場します。
 こちらは、勝負!つい、金メダルを取ってほしいと思いますが、でも、
パラリンピック結果にかかわらず、彼の努力のすばらしさの評価が変わる
わけではありません。
 彼にとって、納得のいく大会であることを祈ります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2004/9/15 第138号]━━
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 毎日書きたいことが多すぎて、書き出すと次の出来事が起きる…という
毎日です。書きかけのメルマガがたまってしまいました。

 明日は体育大会。
 北中では、開会式から閉会式まで、1日中インターネットを使って
ライブ中継する予定です。
 午前が8:50〜11:40、午後が12:45〜15:15
 よかったら、時々のぞいてみてください。学校HPからすぐに
入れます。

 昨年の体育大会は、講堂耐震工事の影響で総合運動場で行いました。
競技をスタンドで見ることができ、大好評でした。今年もどうかという
意見もありましたが、総合運動場ではライブ中継ができません。
仕事などで見に来ることができない方にも、少しでも雰囲気を味わってもらうために
今年は本校運動場で実施します。できればご来場いただければ幸いです。

 今年の最も大きな変更点は、学級ごとに応援合戦が加わったことです。 
 応援合戦は、3分ほどの持ち時間を使って応援のパフォーマンスを行うもので、
生徒が主体となって、というよりもほとんど生徒だけの力で創りあげて来ました。
その過程はもちろん平坦ではありません。男女で意見が対立したり、リーダーが
怒って泣き出したり…いろいろあったことでしょう。しかし、それらを乗り越えて
一つになった時に、学級は以前よりも確実に良くなっていくのです。
 学校行事にはいろいろありますが、本当に生徒が主体になって創育工夫できる
ことはそれほどないのが実情です。
 今回の応援合戦をきっかけに、これまで以上に生徒の自主性が育つことを
期待しています。
 ただ、あくまでも今年は1年目。イメージのない、準備時間のないところでの
パフォーマンスなのでレベルは決して高くはありませんが、そのあたりは
ご容赦ください。私は、元気に声が出せれば合格だと思っています。
おそらく3年目には、質の高い応援合戦になるだろうと思います。
 生徒の「熱さ」を感じ取っていただければ幸いです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2004/9/19 第139号]━━
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 先日の体育大会は、秋晴れの下、無事終えることができました。
多くの保護者や地域の方にご参観いただきありがとうございました。
体育大会の様子は学校HPにアップしましたのでご覧ください。
 生徒は、陸上種目や応援合戦、学年競遊と、熱心に取り組みました。
 その中で、特に印象に残った点についてコメントします。

 今年の目玉は、何と言っても応援合戦。学級の団結力が形となって表れます。
初めてということで、これまでのイメージがないので準備にはかなり苦労した
ようです。それは、前回のメルマガでも紹介しました。
 そして、本番では・・・
 
 学級対抗種目、特に応援合戦のような対抗心むき出しの競技は、どうしても
非難合戦になりがちです。あいてのちょっとしたミスを指摘し合うようなことは
よく見られることです。
 しかし、今回は違っていました。驚いたことに、他のクラスの応援をいっしょに
手拍子をしながら見ているではありませんか。他のクラスの応援に対して応援して
いるのです。
 「なんて心温かい集団なんだろう」
 私の素直な感想です。
 最後の学級対抗リレーではさすがに自分のクラスを応援しますが、ここでも他の
学年に対して熱心に声援を送る姿が見られました。
 
 保護者の参観が多かったのも今年の顕著な傾向です。特に午後はテントがいっぱい
でした。私見ですが、応援合戦の練習について、家で話題になったのではないで
しょうか。そのために「今年は行ってみようか。」と思われた方がいたのでは・・・
 我が家(土井家)も、M中に通う長男が学級の応援団長になり、家で他校の
ビデオを見ながら振り付けを考えていました。その姿を見れば、学校生活の充実
ぶりは感じ取ることができます。
 
 北中生は、また一歩成長しました。
 今後は、20周年記念式典、文化祭と続き、合唱コンクールで今年の幕を閉じます。
 生徒の力は、毎日の授業を含めた学校生活で地力をつけ、行事で飛躍的に
伸びるものです。今後も、応援をよろしくお願いします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2004/9/26第140号]━━
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 先日、丹葉地区の吹奏楽部合同バンド東組の練習会がありました。この
合同バンドは犬山・丹羽地区の中学校8校から選抜メンバーが集まりバンドを
構成するもので、12月に演奏を行います。
 昨年までもあったのですが、今年はひと味違いました。

 大口北部中学校からは、最多の8名が出場しますが、その多くがトップを吹くのです。
 トップとは、各パートの主席奏者という意味です。たとえばトランペットなら
通常、1st、2nd、3rdと3パートがあります。もちろんどのパートも大切ですが、
どうしてもトップ、すなわち1stは目立つソロなどが多く、上級者が吹くことが
多いのです。そのトップを、北中生が吹いているのです。
 どうやってパートを決めたかは分かりませんが、これまでなら遠慮して引いて
しまっていたところです。今年は、自信をもって立候補したか、また推薦されて
受けたのだと思われます。
 実際の練習でも、臆することなく、他校の生徒をリードしているようにも
見えました。 
 これには、東海大会出場が影響していることは容易に想像できます。

 これは大切なことだと思います。
 何でもいいのです。何かに打ち込み、それが何かの形で認められ、自信になり、
次に繋がる。人は、こうしたことの繰り返しで太く、大きくなっていくのだと
思います。
 北中生の一人ひとりが何かを見つけ、その何かに打ち込み、成果となって自信に
繋がればと思います。
 さあ、中間テスト。打ち込み度はいかに・・・