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バックナンバー１５

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2004/9/30 第141号]━━
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　いよいよ今日から中間テスト。
　中間テストをなくした学校も多い中、北中では、たとえ一週間でも集中して
学習させようとテスト週間を設けています。成果が出ることを期待しています。

　パラリンピックが終了しました。昨年、北中へ講演に来ていただいた
河合純一さんも、最後に金メダルを獲得し、正直ほっとしました。
　結果より経過が大切、と言いますが、やはり勝負事は勝つ方がいいに決まって
います。彼には、金メダルが似合います。
　河合さんの講演の内容を思い出すために、メルマガのバックナンバーを探して
みました。第２３号〜第２４号にその内容、その前後にも河合さん関連が載って
います。みなさんも、ぜひお読みいただけたらと思います。
　
　そして、１０月２日１０時より、本校の創立２０周年記念式典と記念コンサート。
併せて、授業参観、午後からはリサイクル活動も行われます。
　記念コンサートでは、昨年、大口町で大好評を博した、アノインテッド・マス・
クワイアの歌声を聴きます。
　昨日の打合せでは、思い出の大口町、しかも２０周年記念ということで、１４０名
ほどの参加があると聞きました。うれしい限りです。そして、中学生にあの姿を
見せることができることが、何よりラッキーだと思っています。
　
　中学生。思春期まっただ中で、誰もが心の中に鬱積したものを抱えている時期です。
そのような時期に、純粋に、ただ一生懸命歌えばいい、声を出せばいいという
人たちと出会うことができることは、理屈抜きで伝わるものがあると思っています。
　司会は、リーダー河原さんのお兄さん、河原龍夫さん。軽妙なジョークが聞けるのも
楽しみです。
　そして、傑出したリーダー、河原美由紀さん。そのすばらしさは、メルマガの
８３，８４号で紹介しました。お読みいただけたら幸いです。

　２日の北中生の笑顔と声が、今から本当に楽しみです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2004/9/30 第142号]━━
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　毎回定期テストには、時事問題を５問出題しています。
　日ごろから社会の出来事を気にしてほしいことをねらっています。
　しかし、それ以上に、テスト前には各家庭で時事問題の予想が話し合われる
ことが多く、このこともねらいの一つにしています。社会に対する興味・関心とは、
家庭生活の中で養われ、発揮されるものだと思っているからです。
　今日出題した時事問題を紹介します。正解と正解率は次号にお知らせします。
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時事的な話題についてホクとチューの会話です。それぞれの質問に答えなさい。　
ホク　「上がったね。１バレル５０ドルの史上最高の高値だよ。なぜこんなに
上がったの？」
チュー「ナイジェリアやロシア、イラクの政情不安、メキシコのハリケーンに加えて、
中国の需要の急増が主な理由なんだ。」
ホク　「それではこれを問題にしよう。第１問。この値上がりしたものとは何でしょう。」
ホク　「上がったね。リーダーの株が。」
チュー「そうだね。社会権の一つ、労働基本権の行使が実を結んだね。」
ホク　「労働基本権って？」
チュー「憲法では、働く人たちが団結して行動できるように、団結権、団体交渉権、
団体行動権を保障しているんだ。今回は、団体行動を世論も支持したために、
経営者側が折れた形になったね。仙台では新規参入希望の企業が激しく争って
いるね。」
ホク　「それでは第２問。これって、何の業界？」
ホク　「上がったね、数多くの日の丸が。去年北部中で講演していただいた
河合純一さんも金メダルを取ったね。全部で１７個の金メダル。」
チュー「もともとはリハビリの延長として始まったのが、今では、立派な
競技スポーツとして確立したね。」
ホク　「それでは第３問。この大会の正式名称は、第十二回（　　　）夏季大会。
（　　）の言葉を書こう。」
ホク　「上がるのかな？内閣の支持率は。」
チュー「第二次改造内閣が発表されたね。郵政民営化推進を重視した、実務型の
顔ぶれと言えるだろうね。」
ホク　「今回の時事問題はどれも簡単だけど、これが書けなきゃ…という問題を
出そう。第４問。この改造内閣の主役、内閣総理大臣のフルネームを漢字で
正しく書いてみよう」
ホク　「そして、世界の主役は？」
チュー「何と言ってもアメリカの大統領だよ。世界の経済や安全保障のカギを
握っているからね。日本の総理は、選挙で選ばれた国会議員の中から、多数派の
党首が選ばれることが普通だけど、アメリカは直接国民の選挙で選ばれるんだ。」
ホク　「そして、今、選挙戦の真っ最中・・・」
チュー「そう、共和党候補の現・ブッシュ大統領が、民主党候補と激しく
争っているね。」
ホク　「それでは最後の問題。ブッシュと激しく争っている民主党候補は誰？」
チュー「ごくろうさま。チャイムが鳴るまで、何度も見直してね。
字はていねいに書いてね。」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2004/10/1 第143号]━━
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　中日が延長戦に入りました。次の攻撃までに、メルマガを打ってしまおう。

　明日は、いよいよ２０周年記念式典。卒業式以上の準備をして明日を迎えます。
皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げます。

　さて、時事問題はいかがだったでしょうか。正解と生徒の正答率を紹介します。
　第１問は「原油（石油）」です。「１バレル５０ドル」や「イラクの政情不安」で
わかりますよね。
　あるクラスの正答率は７４％。誤答は、ガソリン（これはは惜しい！）。他に、
物価、小麦、株、ロシアの学校　と言うのもありました。
　誤答の原因は、時間がないためか、問題文を読んでいないことが挙げられます。
　
　第２問は「プロ野球」。誰でもわかりそうですが、正答率は４５％。誤答は、
ＩＴ業界、宅配便というのもありました。時間がなくて、最後の問題までできな
かった生徒もいたようです。

　第３問は「パラリンピック」。正答率は６８％。無回答以外の誤答は、パラリン、
パラセリンなど、惜しいものばかりでした。　

　第４問は、「小泉純一郎」。正答率は７７％。誤答は、小泉純一朗　が多数。
中には、郵政民営化　というのもありました。

　第５問は、「ケリー（上院議員）」。正答率は２７％。誤答は、プーチン、金正日、
浜田さん　と言うのもありました。

　時間がないための無回答が多く、正確な認識率はわからないのですが、
おそらく、多くの方が、「中学生って、意外と常識がないな・・・」と感じられた
ことでしょう。
　私自身、そう思います。
　ぜひ、親子の会話の中に、時事的な話題を加えていただきたいと思います。
　
  中日の攻撃が始まったので、ここで終わります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2004/10/5 第144号]━━
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　先週土曜日は、創立２０周年記念式典・コンサート、リサイクル活動が何とか
無事終了しました。ご協力ありがとうございました。
　最近は、中日ドラゴンズは優勝するし、イチローは新記録。メルマガのネタが
多すぎて追いつけません。まずは、ドラゴンズの優勝から・・・

　今年のドラゴンズの優勝は、教育に携わるものにとって大きな魅力を感じます。

　私は、星野監督が好きなのですが、彼は選手を大量解雇して、２４人の新戦力で
優勝しました。プロは実力の世界なので、解雇はやむを得ません。それでも、
短期間でチームをまとめ、優勝させてしまう力量はさすがです。
　一方、落合監督は、初めから「首切りはしない。補強もしない。現有戦力を鍛え、
各１０％底上げして、それで日本一を取る。」と断言しました。ＦＡや外国人に
頼ることなく、目の前の選手を育てることによるチーム作りは、確かに理想なの
ですが、ファンの一人として不安を覚えました。
　しかし、実際には、キャンプで徹底的に選手を鍛え、プレーの意味を教え、
それが結果的に優勝へとつながっていったのです。しかも、コーチにも
「手だけはあげるな」と、叱るのではなく、理屈で教えるように要求しました。

　教育は、教え、育てることです。
　落合監督は、まさに教育でチームを作っていったのです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　開幕戦の川崎投手の先発にも驚かされました。しかし、これも落合監督の深い
考えの結果生まれたものでした。それが他の選手の心を動かし、結果的に大逆転
勝利に結びついたのです。選手の心理を読み、人を動かす術には驚かされます。
　さらに、星野監督と同様、選手の家族の誕生日に花を贈るなどの配慮を欠かし
ません。

　マスコミに受けようとせずに、ぶっきらぼうを装いながら、じつは繊細で優しく、
人を気遣う。　　
　　
　われわれ教師は、落合監督から学ぶべきことが数多くあるように思います。
　もう少し、落合監督を追っかけてみたいと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2004/10/6 第145号]━━
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　次はイチローです。
　イチローと言えば、次の話を思い出します。

　イチローが豊山中学野球部に所属していた頃、当時の野球部顧問（監督）は
橋本伊佐美先生（現豊山中学校教頭）でした。橋本先生はイチローの伝記にも
登場しています。
　この橋本先生は、一昨年、私と同じ派遣社会教育主事という仕事を
していました。私は大口町、彼は豊山町です。
　毎月、派遣社会教育主事の連絡会があり、その晩によくいっしょに飲みに
行きました。時々話題になったのが、やはりイチローの話です。
　橋本先生は、野球部に入ってきた頃のイチローについてこのように言いました。

　「全然目立たない、普通の子だった。」

　あの、世界のイチローが、目立たない普通の子・・・・
　私は、この言葉に、大きな希望をもちました。

　今、目の前には、多くの子どもたちがいます。いろいろな意味で、目立つ子
もいればそうでない子もいます。でも、あのイチローでも、野球部の中で
目立たない普通の子だったということは、目の前のだれもがイチローになれる
可能性を秘めているかもしれないのです。
　もちろん、みんながみんなイチローになれということではありません。
イチローのように、光り輝く何かをもってくれたらと思うのです。
　
　ただし、橋本先生は、このようにも言っていました。断片的ですが・・・

　陰でコツコツと努力する子だった。
　礼儀正しい子だった。
　なにくそっと、向かってくる子だった。

  今のイチローを見ていると、わかるような気がしませんか？

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2004/10/7 第146号]━━
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　３日の町民体育祭は、残念ながら雨のため途中で中止になってしまいました。
　私が指揮する大口ウィンドアンサンブル（半数以上は北中生）、北中の
有志も加わったさくら連の“よっちょれ”は幸い無事終えることができましたが、
やむを得ず中止になった競技に出場する予定だった方や関係者のみなさん、
本当に残念でした。

　私が初めて大口町民体育祭を見たのは３年前のことです。
　全町民の１割以上の人が一堂に会することそのものに意義を感じました。
さらに、特に地区対抗リレーでの盛り上がりにはたいへん驚きました。
　私が住む江南市も市民体育祭がありました。しかし、スポーツ少年団や体育協会
所属チームが参加する程度で、“市民体育祭”という名前とはかけ離れた状態で
あったため、数年前になくなりました。今では、各地域ごとにスポーツや
レクリエーションが企画されています。トータルとしての参加者が増えたのは
喜ばしいのですが、市民が集まる一体感は感じられません。
　その意味で、大口町民体育祭はうらやましくてなりません。
　もちろん、選手がなかなか集まらなかったり、無理して出場をお願いすることも
中にはあることでしょう。しかし、ぜひそれらの問題点を克服し、より充実した
ものにしていってほしいと思うのです。

　私たちは、地域への愛着や郷土愛という言葉を簡単に使います。でも、その意味を
具体的に説明することは難しいことです。
　私は、簡単に言えば、それは「集うこと」「繋がる・繋げること」だと思っています。
　人間、まずface to face、顔を合わせることが基本です。自分の時間を割いて、
地域で集まることが、郷土愛の第一歩。
　次に「繋がる・繋げること」。地域の人やモノ・コトと繋がること、または
自ら繋げることが、地域への愛着を強度にします。何かのサークルに入る、イベント
を支援するといったこともいいでしょう。ＩＴなどを利用して情報で繋がる
ことも一つの方法です。

　大口町の人たちが、これまで以上に集い、繋がるまちづくりを期待しています。　

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2004/10/10 第147号]━━
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　アノインテッド・マス・クワイアについてまだ報告していませんでした。
　１０月２日、大口北部中学校創立２０周年記念コンサートに、何と
１４０名もが参集してくださいました。通常の学校のコンサートは
３０〜５０名と聞いていたので、大感激でした。東京、大阪、中には
高知からも駆けつけてくださいました。
　メンバーは、交通費は自己負担です。もともと、会費を払って
月２回練習している人たちです。大口まで、自分の時間とお金を使って
来てくださったのです。

　しかも、ハーさん（河原龍夫さん）http://www.zf-web.com/personality/kawahara.html　
まで、岐阜放送の番組収録までの短い時間に駆けつけてくださいました。
　異例とも言えるこの豪華なコンサートが実現したのも、昨年の大口町での
コンサートが大成功に終わったことのおかげであると思っています。
　おそらく、リーダーの河原美由紀さんやマネージャーの奥村さんの大口町に
対するイメージがよかったのではないかと思います。
　大口町のコンサートを実現してもらえた、当時の担当者の岩田君、そして
いっしょに歌った仲間達に感謝せずにはいられません。式典当日も、その仲間の
何人かが駆けつけて、一緒に歌ってくれました。ただ、感謝、感謝です。

　ある人が、「人間って、感謝の多い人ほど幸せなんだね」と言いました。
　全くその通りだと思います。アカデミー賞授賞式での受賞者の言葉は、
例外なく感謝の言葉です。
　今回のコンサートも、多くの人に感謝しないではいられません。

　吹奏楽部のメンバーに、コンサートの感想を聞きました。一番多かったのが、
　「息の吸い方がすごかった」
　さすがに息の吸い方に敏感な子どもたちの感想です。吹奏楽部でなかったら
おそらく誰も思わない感想でしょう。
　「本当に歌が好きな人たちだと思った」
　とてもうれしい感想でした。実は、ここを見てほしかったのです。
　生涯学習って、具現化すると、こんなことなんだろうとANOの人たちを見ると
思うのです。
  ある３人の保護者の方、そして教育実習に来ている中村先生が同じコメントを
残してくれました。
　「私もやってみたくなった。」
　そう、こう思える人は、まだまだ自分を伸ばせる人なのです。
  人間って、いいですね・・・・

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2004/10/16 第148号]━━
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　今日は、平成１６年度尾北支所中学校駅伝大会。いわゆる管内駅伝です。
　県営一宮陸上競技場は、秋晴れの下、多くの選手や学校関係者、保護者で
うまりました。
　まず、結果からお知らせしましょう。
　男子Ａチーム５位、Ｂチームが２２位、Ｃチームが３５位、
女子はＡチーム８位、Ｂチーム３２位（目算による非公式なものです）
　みんな、本当によくがんばったと思います。日ごろの練習の成果です。

　手元の資料に、ここ数年のタイムが載っていました。
男子（６区18.4�q）
　　　１２年　６２分５２秒
      １３年　出場せず
      １４年　６４分１５秒
      １５年　５９分２５秒
      そして今年は５６分４３秒（Ａチーム）
女子（５区12.4�q）
　　　１２年　５３分１０秒
　　　１３年　５２分２５秒
　　　１４年　５４分４８秒
　　　１５年　５２分１０秒　
      今年が　４９分２５秒（Ａチーム）
  この数字を見ていると、「練習は裏切らない」という全日本女子
ソフトボールの宇津木監督の言葉が思い出されます。
　今年は、毎日の定期的な練習はもちろん、それ以外でも自主的に
走る選手の姿を見かけました。試験週間にも、少し早めに登校し、
練習してから教室へ向かう生徒もいました。　
　順位という相対評価は、相手次第によって変動します。しかし、タイムという
絶対評価は、毎年同じコースであるため、明確な努力目標になり得ます。
順位もさることながら、タイムを大幅に短縮した今年の選手達のがんばりに
あらためて拍手を送りたいと思います。
　
　これは、勉強も同じ。順位という相対評価を気にするのではなく、まず自分が
理解しているかどうか、努力したかどうかという絶対評価を大切にして
もらいたいと思っています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2004/10/23 第149号]━━
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　嵐のような一週間でした。というより、本物の嵐に振り回された
一週間でした。詳細は後日ゆっくり述べるとして・・・

　まずもって、今日行われた西尾張中学校駅伝大会の報告をします。
男子が５５分４５秒で７位、女子が５０分２７秒で２７位という結果でした。
男子は管内大会より約１分タイムを縮め、逆に女子は１分遅れてしまいました。
　県大会は１０位までが出場できますので、男子は１１月２０日に半田で
行われる県大会へ出場します。

　西尾張には、中学校が公立だけで６４（丹葉１６，一宮１５，中島１２，
海部津島２１）あるのではないかと思います。（違っていたらごめんなさい。）
　その中で、大口北部中より小さな学校は、大和南中、千代田中、大里東中、
七宝北中、十四山中、飛島中、永和中、八開中の８つしかありません。すなわち、
大口北中は西尾張で５６番目に小さな中学校なのです。
  その５６番の学校が、しかも陸上部のない学校が、第７位に入ったのだから、
大健闘と言っていいでしょう。
　
　今年は、砲丸投げの廣瀬さん、吹奏楽部が東海大会まで進みました。ただ、
砲丸投げは個人種目であり、吹奏楽はある意味で特殊技能です。
　しかし、６人でたすきをつないで走る駅伝は、人間として最も基本的な
運動種目であり、この駅伝に入賞したということに大きな価値があると思っています。
  県大会での健闘を祈ります。　　

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2004/10/26 第150号]━━
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　１１月１２日（金）は文化祭です。
　今年の文化祭は、午前が地域の方を講師にお招きしての体験講座。
昨年と同じような形で行います。次をご覧ください。
 http://www.hokubu-j.oguchi.ed.jp/taikenkouza.htm　

　そして、午後がステージ発表。
　文化系クラブや有志合唱、ＰＴＡコーラス、各学年の総合的な学習の発表、
広島やオーストラリア派遣の報告、そして生徒会主催による有志の出し物です。
　有志の出し物は、出演申込書を提出し、オーディションを行って合格
したものが出場できることになっています。そのオーディションが昨日
行われました。
　ダンス、漫才、鳴子踊り、歌、鳴子踊り、劇の６団体が参加しました。

　内容はともかく、短期間に、よくこれだけ準備したと少なからず感動しました。
そして何より、参加してみようという気持ちがたいへんうれしく思いました。
  二つの鳴子踊りは、異学年が集まって演じました。男女、異学年が混じって
踊る姿は、明るく、健康的な雰囲気を醸し出していました。
　ダンスと劇はクラス全員による出し物です。クラス全員というのは、好きな者
だけで集まるものとは違った難しさがあります。創り上げていく過程では
いろいろな問題も出てくるかもしれませんが、そこをクリアすることで、より
まとまった集団になるのです。
　漫才や歌も、彼らの勇気に拍手を送りたいと思います。
　オーディションの結果はまだわかりませんが、文化祭当日には伸び伸びとした
生徒の姿が見られると思います。ご期待ください。

　ただし、私たちは、こうしたイベントに積極的に参加する生徒だけに
目を奪われるわけにはいきません。そうでない生徒が充実した学校生活を送って
いるのか、一人ひとり見ていかなくてはなりません。勉強、部活動、その他
何でもよいのです。ひとつ光るものを見つけてほしいというのが私たち教師の
願いなのです。